![]()
「気負う事はない。神代に楔を穿つものは、人の世に於ける自由を約されておる。其方は望むが侭、好きに振舞うが善い」
滑瓢を追って央都へと踏み入れた晶。
朱華を離れたことで加護が薄くなったことで、弱体化を避けられなかった状況ではありましたが、敵を追って踏み込んだ以上、戦闘もまた避けられない状況で。
……とはいえ、密かに計画が進んでいる間は、穏やかな日常を過ごしてもいたんですよね。
黒幕の存在を知ってるために、どうにも落ち着かず参考になりそうな資料を探したりとかもしてましたけど。
神無の御坐という、神々すらも尊重する晶の存在。
可能な限り秘匿しようとはしていましたけど、どうしたって神無の御坐には注目が集まるというか。神無の御坐という存在をあまり公に出来ないこともあって、つばぜり合いというか、腹の探り合いみたいな状況になったりするんですよねぇ。
北と南でバチバチやってるのは、晶の出身と現状からすると当然ですが。神無の御坐に気付いてちょっかい出してくる人もいるんですよねぇ。
女の戦いが勃発してたりして、どうなるやらって感じもありますが。他の家とのやりとりだけじゃなくて、珠門洲の方でも嗣穂が「自分は機会が無いと会えないのに咲は教導役としていつもそばにいられるから」と嫉妬からちょっと意地悪していたりするので、世に争いの種は尽きまじとはこういうことか……。
あとは央都の学院には、晶の弟にあたる雨月颯馬もいて……久我が晶とのつながりを薄々察したりもしていて、火種の上で足踏みしまくってる所だったわけですけど。
戦端が開かれた中で、咲は咲で与えられたパーリジャータと向き合うことになったり、ついに晶がくろさまと再会を果たすことになったり、と今後に影響がありそうな出来事も起きてましたね。戦いが終わったかと思ったら、もう一波乱起きそうな終わりになってましたねぇ。