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「いいわね。その怒りには共感できるわ」
その力を存分に発揮し、マーベリアの脅威となっていた虫を蹂躙したニア。
冬になると虫の脅威が抑えられることもあり、迎冬祭として年末にお祝いを行う風習があるとか。
虫の存在を公表したことで、リビセィル王子はかなり忙しくしているみたいですけど……ニアの日常は変わらず。
気の使い方を覚えたミトが鍛錬に参加したり。騎兵の価値が高すぎることに思う所のあるニアが、シィルレーン以外にも「機兵より強い人員」を要請しようと、鍛える相手を増やしてみたり。
機兵孤児と呼ばれる子供達向けへの支援を、個人で出来る範囲でしてみたり。
機兵の技術を応用した、魔力をあまり使わず乗れる機馬……車やバイクのようなものを開発しようとしたり。
なんだかんだ手広く、楽しくやってますよね。機馬は、病気で魔力関係がぶっ壊れたニアでも動かせる乗り物で、速度が出せる事もあってかなり気に入っていたみたいですし。
マーベリアでは低く見られている、機兵に載らない兵士、掃討科の生徒と交流を持つことになったりして。掃討科生徒の方が、戦いに対して覚悟決めてる部分があって、ニアが共感をしてたのは面白かった。
増長してデカい態度とるバカも多いですけど、最前線で戦っていたイルグ副隊長しかり、くさり切ってない人も残っているのは救いではあるか。
目下、強くなる目標がなくて修行嫌いなリノキスが修行にやる気を示さなかったり。
アカシが、まーた機馬で隣の屋敷の塀をぶっ壊したり。シィルレーンの身柄をニアが預かったことに対して不満を持つ生徒が、またしても絡んできたり。
……機馬の開発が順調に進んでいたかとおもったら、横槍を入れてくるバカが居たり。
実力を示したことでおおむね平穏な状況にはなったけど、問題の種が尽きる事がないのが厄介ですねぇ。一応、事後処理に入りつつはあるんですけども。