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「俺は俺が選んだ連中と欲望のままにすすむ それを邪魔する奴が」
「またこうして湧いてくんなら」
「何度だってぶっ殺す」
30~34話、描き下ろし漫画「それぞれの“戦い”」、書き下ろし小説「《ストルの正義》」を収録。
大物狩りに成功したナルヒトとラザール。しかしそれを横取りしようとする馬鹿探索者が絡んできて……。
獲物の横取りは死罪相当の厳罰だし……先に絡んできた相手を許す理由はない、と殺しにかかるあたり荒事に慣れてますねぇ。
ある意味問題なく対処できそうではありましたが……その現場に、教会の第一騎士ストラが降ってきて。
宗教家らしい博愛の心で止めに入ったとかならまだ良かったんですけど、自身の信じる正義しか認めないタイプの狂信者なんだよんぁ……。
ナルヒトから「関わっちゃいけないタイプ」って評価されてるの、相当ですよ。
なんなら30話のタイトル「バカが空から降ってきた」ですからね……。
正義の『秘蹟』を宿していて、問いかけに偽りを述べた相手を裁く。
あくまで「問いに対する答えの審議を判別する」能力であって、一度はナルヒトの機転……というか、ぶっ飛んだ認識による答えで難を逃れたんですが。
別の教会騎士……死者の魂が見えたり気配を探れる存在とも遭遇してしまったことで、戦闘に発展したあたりついてない。いやまぁ、死の気配を辿れる存在が居るとなれば、時間の問題ではあったでしょうけど。
「正義の秘蹟」そのものに意識がありそうというか、それを宿しているストルという少女自身の内面は、正義の自動的かつ狂信的な裁きに思う所がありそうでしたけど。
表向き出力されているのは正義補正が入った狂気になってるあたり、この世界恐ろしいな……という感想が出てきましたが。
そんな恐ろしい世界の秘蹟に対抗しうる存在を宿してるナルヒトもまた、恐ろしい存在なんだよな……。