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「やはりクスノキ殿は強いな。正直力の底が見えん。団員を住人相手にしても余裕があるさまは、とても同じ人間とは思えないくらいだ」
ケイイチロウが活動の拠点としている、城塞都市ロンネスク。
彼が現れて以降、『厄災』として恐れられている存在が復活する前兆と思しき魔物の活動の活発化などが見受けられ……領主である公爵は協会の支部長とも結託して、厄災への備えを進めている模様。
ケイイチロウの実力は、厄災への備えとして欠かせないと色々と便宜を図っているわけですが。
突如現れた『王門八極』と呼ばれる実力者に迫る存在を探るため、女王様が探りを入れてくることに。『王門八極』2人を派遣してくるあたり本気ですねぇ。
ケイイチロウを抱え込むために直前まで情報を秘匿していた叔父である公爵へ、釘を刺す意図もあったみたいですけど。
……だからって、やってきた『王門八極』の面々、ケイイチロウとネイミリアの魔術特訓を見て探りに来たり、実力を試す目的とは言え立場を明かさずにいきなり切りかかってきたりするので、もうちょっと常識的な奴はいなかったのか……? って気分にはなりましたね。
身分を明かしてからも、実力を探る目的も混ぜ込みつつ異変への調査協力をしてくるあたり、ケイイチロウが察した通り、腹芸も出来なくはないんでしょうけど。なんだかなぁ、感はある。
ただ、調査に踏み込んだ先で、精神攻撃を行ってくる悪神の眷属と対峙することになって……ケイイチロウがいなかったら、精神攻撃を喰らって同士討ちするなりして貴重な『王門八極』が欠ける可能性もあったので、同行させたのは結果的にグッジョブでしたけどね。
精神支配を打ち破るために、ケイイチロウは闇属性魔法を使って精神支配のコントロール権を奪うなんて真似をして。
「俺のモノだ」という上書きをしたら、それが尾を引いていたのは笑った。
騎士爵を授かることになっていたし、そこからもハーレム拡張しそうなお悩み相談とかにぶつかっていったのは、相変わらずだなといったところ。