ico_grade6_3h

「もういいですよ。過ぎたことは忘れて、これからは協力しましょう。たくさんの人の力が集まれば、不可能なことも成し遂げられると思うんです」

 

ハルカの浄化によって消失した瘴気溜まり。

その中から現れた謎の石……それが還元石と呼ばれるものであり、生命を循環させている世界の根幹であること。しかし、その循環の過程で澱みが溜まってしまうため、対となる浄化石を近くに置くことで、澱みを取り除いていたこと。

その浄化石がなんらかの理由でなくなってしまったことで澱みがあふれ出したことで、瘴気溜まりが生まれているのではないか、ということまで突き止めたマルティナ。

 

そんな折に、ハーディ王国国王からの書簡を持った使者が到着。

「貴重な情報が眠る。世界から奪われた巨石をここに納める」と王家に伝承が遺されている、迷いの遺跡と呼ばれる存在があるという話。

探索隊を派遣したことはあるが、犠牲者が出たために立ち入り禁止となっているが……ここの探索が、浄化石についてより詳しく知る助けになるかもしれない。

しかし、これまでの探索で成果をあげられていないため……マルティナの助力を願いたい、というもので。

マルティナ一人を貸してくれってことではなく、ラクサリア王国との共同調査という形にして人員を受け入れ、他国からの資金援助等を受け入れた上で、結果を大陸会議に共有する。現状打てる手としては、最善に近いものを選んでて伊達に国王やってないな……というべきか。

 

そうやって足を運んでみたら、現地の調査隊が反発してきたりするトラブルもありましたが。

……ちょうど現地で広まっていた病気に関する知識をマルティナが提供したことで認められたのは、お見事。これまでも描かれていましたけど、記憶能力だけじゃなくて適切な場面で引き出せるのがマルティナの強みなんですよねぇ。

遺跡探索でも彼女の気付きや知識が活かされていましたからね。

でも、あの遺跡の構造はちょっと目から鱗だったというか。かなり頭のいい人の設計したものだったんだろうなぁ……という感じでしたね。

そこで貴重な知識と、過去の失敗からの教訓を得られたのは大きいか。