『寂しい。寂しい。あなたを絶対に許さない』
2月。バレンタインの季節、という事で。
真紀は馨にあげる分や、義理で配っている分など色々作ってました。
馨は、漫画家になっていたかつての部下二人のアシスタントをやったり、日々充実しているようでした。
スイの仕事に真紀がついて行った部分の話が今回一番印象に残ってますね。
囚われた人魚とそれを買った主人の交流の話。
そしてそこからミカが気付いた、真紀との別れの可能性。あやかしの人間の寿命の差。その辺りはどうしようもない問題で、だからこそ割り切るのも難しいですよねぇ。
晴明がまた不穏な予言をしてきました。
馨の嘘が明らかになるにはまだ時間がかかるが、そのトリガーとなる出会いが待っている、と。「大切なものを失いたくなければ、かつての絆を手繰り寄せるといい」、とか。
あの人も何してるのかよくわかりませんな。式神をあちこちに動かして、何かをしてる風ではありますが。
更には、浅草の結界に綻びがあるとか、妖怪を攫って行く事件が増えているとか怪しい気配も強く。
スイに危険が迫る状況となり……あーあ、って感じですが。いや、シリアスな状況ではありますけど。身内に手を出されて真紀が黙っているはずもないし。
誘拐犯どもにはぜひ痛い目を見てもらいたいところです。最後、気になる出会いもありましたし、馨の嘘が暴かれる日も近づいてるのかなぁ。