気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

オススメ・投票系

このライトノベルがすごい!2025

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協力者のくせして、発売から1週間経過してから記事を書くというね。

それで言うと「このラノ」本誌って書籍扱いなので、発売日前に店頭に並んでることとかもあったわけですが。それを見越してか今年は先んじて発表して、本誌発売は26日! みたいな動きがSNSであったのが新鮮でしたかね。

 

ちなみに私の投票作品はこんな感じでした。基本作品は新作優先することにして、キャラクター投票のところで既存シリーズとかに投票してるんですよねー。

男性1位、「凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ」の味山只人に入れましたし。意外と男性34位にいて、投票入ってそうなのなんか笑っちゃった。最新刊では絶賛耳やってるのに……。

 
1、 かくして少年は迷宮を駆ける 強欲の迷宮と借金まみれの新米冒険者

(総合68位)


2、君を「ナツキ」と呼ぶまでの物語

(文庫41位、総合62位。P149でコメント採用)


3、アルカディア サービス開始から三年、今更始める仮想世界攻略

(ランク外)


4、やがて黒幕へと至る最適解

(ランク外)


5、彼女は窓からやってくる。 異世界の終わりは、初恋の続き。

(文庫24位、総合新作16位、総合36位、P90でコメント採用)

 

 

上位作品ギリ半分読んでるかなぁ……(ただし1巻だけのものも含んだ場合)みたいな感じなので、もっと読みたいところ。

ロシデレとか1巻読んで楽しんで、買ってはいるけど積んでるので消化はしたいと常々思ってはいるんです……。

個人的には『【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信きり忘れに気づかず同業者をボコってしまう』が文庫ランキングの10位に入っていたのが、思った以上に好調で嬉しかったですね。

 

今年はこのラノ20周年ということで、作家さんのコメントやライトノベルの20年を振り返るコラムとかが掲載されていましたね。推し作家である古宮九時先生のコメントもあったので、ちょっと嬉しかった。

あとは巻末の直近の状況振り返りで、近年久しぶりに最終巻が出て完結したシリーズもあるよと触れられたりもしてましたね。『ウィザーズ・ブレイン』に『9S』は私も読んでいたシリーズだったので完結は本当にうれしかったです。

 

ここ最近あった協力者投票のページがなくなったのは残念ではありました。

……いやまぁ一応協力者ページの右上にあるQRコード読むと一覧で見られるんですけども。プロフィール掲載は参照しやすいようにするためか五十音順になっていますが、QRで見られるページは恐らく去年と同様の協力者の投票順になっているっぽくて、しょっぱなわたーさんでちょっと笑ってしまった。去年も1番。仕事が早い……。

ちなみに自分は大体真ん中よりちょっと早いくらいですかね。多分30番台位だと思います。

 


ライトノベルオールタイムベスト100、ピックアップしてみた

なんかラノベブロガー界隈で、各々のベスト100みたいなのを挙げているのが流行っていたので。
とりあえず1作者1作品ピックアップしていく感じで書きました。
私、世界観が創り込まれている作品だとか、他の作品とリンクする作品が好きなので、割と「作者推し」タイプで、偏りまくるので……。
どこかで詰まるかなーと思ってましたが、それなりに読んでたので割と出てきましたね。でも、なんか記憶から漏れてる作品とかありそうだなぁ……とは思いました。

ちなみに私が初めて読んだライトノベルは『キノの旅』でした。
元々読書は好きだったんですが、学生時代の友人に貸してもらってそこからどっぷり沼にハマっていった感じですねぇ。

敬称略でざっくりピックアップ。


1
、『スカーレット・ウィザード』(1999C★NOVELS、茅田砂胡)

2、『キノの旅』(2000、電撃文庫、時雨沢恵一)

3、『ディアスポラ』(2001、ウィングス文庫、前田栄)

4、『ウィザーズ・ブレイン』(2001、電撃文庫、三枝零一)

5、「戯言」シリーズ(2002、講談社ノベルス、西尾維新)

6、『悪魔のミカタ』(2002、電撃文庫、うえお久光)

7、『風の聖痕』(2002、富士見ファンタジア文庫、山門敬弘)

8、『ムシウタ』(2003、角川スニーカー文庫、岩井恭平)

9、『彩雲国物語』(2003、角川ビーンズ文庫、雪乃紗衣)

10、『空ノ鐘の響く惑星で』(2003、電撃文庫、渡瀬草一郎)

 

11、『9S-ナインエス-』(2003、電撃文庫、葉山透)

12、『終わりのクロニクル』(2003、電撃文庫、川上稔)

13、『カオスレギオン』(2003、富士見ファンタジア文庫、冲方丁)

14、『マルタ・サギーは探偵ですか?』(2003、富士見ミステリー文庫、野梨原花南)

15、『吉永さんちのガーゴイル』(2004、ファミ通文庫、田口仙年堂)

16、『アスラクライン』(2005、電撃文庫、三雲岳斗)

17、『アリアンロッド・リプレイ・ルージュ』(2005、ドラゴンブックス、菊池たけし/F.E.A.R

18、『断章のグリム』(2006、電撃文庫、甲田学人)

19、「文学少女」シリーズ(2006、ファミ通文庫、野村深月)

20、『鋼殻のレギオス』(2006、富士見ファンタジア文庫、雨木シュウスケ)

 

21、『SHI-NO』(2006、富士見ミステリー文庫、上月雨音)

22、『本の姫は謳う』(2007C★NOVELS、多崎礼)

23、『ゾアハンター』(2007GA文庫、大迫純一)

24、『さよならピアノソナタ』(2007、電撃文庫、杉井光)

25、『バカとテストと召喚獣』(2007、ファミ通文庫、井上堅二)

26、『黄昏色の詠使い』(2007、富士見ファンタジア文庫、細音啓)

27、『火の国、風の国物語』(2007、富士見ファンタジア文庫、師走トオル)

28、『とある飛空士への追憶』(2008、ガガガ文庫、犬村小六)

29、『カンピオーネ!』(2008、スーパーダッシュ文庫、丈月城)

30、『彼女は戦争妖精』(2008、ファミ通文庫、嬉野秋彦)

 

31、『機巧少女は傷つかない』(2009MF文庫J、海冬レイジ)

32、『サクラダリセット』(2009、角川スニーカー文庫、河野裕)

33、『ソードアート・オンライン』(2009、電撃文庫、川原礫)

34、『101番目の百物語』(2010MF文庫J、サイトウケンジ)

35、『子ひつじは迷わない』(2010、角川スニーカー文庫、玩具堂)

36、「ココロコネクト」シリーズ(2010、ファミ通文庫、庵田定夏)

37、『東京レイヴンズ』(2010、富士見ファンタジア文庫、あざの耕平)

38、『魔弾の王と戦姫』(2011MF文庫J(絶版。電子限定の再構成版が刊行中)、川口士)

39、『ログ・ホライズン』(2011、エンターブレイン単行本、橙乃ままれ)

40、『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』(2011、ガガガ文庫、渡航)

 

41、『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』(2011、角川スニーカー文庫、竜ノ湖太郎)

42、『はたらく魔王さま!』(2011、電撃文庫、和ヶ原聡司)

43、「東雲侑子」シリーズ(2011、ファミ通文庫、森橋ビンゴ)

44、『ビブリア古書堂の事件手帖』(2011、メディアワークス文庫、三上延)

45、『ブレイブレイド』(2012C★NOVELS、あやめゆう)

46、『ノーゲーム・ノーライフ』(2012MF文庫J、榎宮祐)

47、『飛べない蝶と空の鯱』(2012、ガガガ文庫、手島史詞)

48、『マグダラで眠れ』(2012、電撃文庫、支倉凍砂)

49、『スカイ・ワールド』(2012、富士見ファンタジア文庫、瀬尾つかさ)

50、『ダブルクロスThe3rdEditionリプレイ・メビウス』(2013、ドラゴンブック、中村やにお/F.E.A.R

 

51、「青春ブタ野郎」シリーズ(2014、電撃文庫、鴨志田一)

52、『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』(2014、富士見ファンタジア文庫、羊太郎)

53、『りゅうおうのおしごと!』(2015GA文庫、白鳥士郎)

54、『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』(2015HJNOVELSCHIROLU

55、『精霊幻想記』(2015HJ文庫、北山結莉)

56、『その無限の先へ』(2015MFブックス(絶版、作者がクラファンで刊行中)、二ツ樹五輪)

57、『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』(2015TOブックス、香月美夜)

58、『蜘蛛ですが、なにか?』(2015、カドカワBOOKS、馬場翁)

59、『RPFレッドドラゴン』(2015、星海社FICTIONS、三田誠)

60、『インフィニット・デンドログラム』(2016HJ文庫、海道左近)

 

61、『14歳とイラストレーター』(2016MF文庫J、むらさきゆきや)

62、『弱キャラ友崎くん』(2016、ガガガ文庫、屋久ユウキ)

63、『幼い女神はかく語りき』(2017、講談社ラノベ文庫、暇奈椿)

64、『86ーエイティシックスー』(2017、電撃文庫、安里アサト)

65、『数字で救う!弱小国家』(2017、電撃文庫、長田信織)

66、『放課後は、異世界喫茶でコーヒーを』(2017、富士見ファンタジア文庫、風見鶏)

67、『天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~』(2018GA文庫、鳥羽徹)

68、『七つの魔剣が支配する』(2018、電撃文庫、宇野朴人)

69、『エリスの聖杯』(2019GAノベル(絶版。DREノベルスから再刊行予定)、常磐くじら)

70、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(2019GA文庫、佐伯さん)

 

71、『失格から始める魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~』(2019GCノベルズ、樋辻臥命)

72、『化学で捗る魔術開発』(2019Mノベルス、瓜生久一)

73、『狼は眠らない』(2019、エンターブレイン単行本、支援BIS

74、『フシノカミ~辺境から始める文明再生記~』(2019、オーバーラップノベルス、雨川水海)

75、『UnnamedMemory』(2019、電撃の新文芸、古宮九時)

76、『リビルドワールド』(2019、電撃の新文芸、ナフセ)

77、『異修羅』(2019、電撃の新文芸、珪素)

78、『竜と祭礼』(2020GA文庫、筑紫一明)

79、『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』(2020MF文庫J、涼暮皐)

80、『Dジェネシス ダンジョンが出来て3年』(2020、エンターブレイン単行本、之貫紀)

 

81、『ホラー女優が天才子役に転生しました~今度こそハリウッドを目指します!~』(2020、ガガガ文庫、鉄箱)

82、『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(ムリじゃなかった!?)』(2020、ダッシュエックス文庫、みかみてれん)

83、『グリモアレファレンス』(2020、電撃文庫、佐伯傭介)

84、『転生王女と天才令嬢の魔法革命』(2020、富士見ファンタジア文庫、鴉ぴえろ)

85、『俺にはこの暗がりが心地よかった─絶望から始まる異世界生活、神の気まぐれで強制配信中─』(2021GAノベル、星崎崑)

86、『十年目、帰還を諦めた転移者はいまさら主人公になる』(2021MFブックス、氷純)

87、『忘却聖女』(2021SQEXノベル、守野伊音)

88、『サイレント・ウィッチ沈黙の魔女の隠しごと』(2021、カドカワBOOKS、依空まつり)

89、『春夏秋冬代行者』(2021、電撃文庫、暁佳奈)

90、『アルマーク』(2022MFブックス、やまだのぼる)

 

91、『アラサーがVtuberになった話。』(2022、エンターブレイン単行本、とくめい)

92、『現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!』(2022、オーバーラップ文庫、しば犬部隊)

93、『魔王と勇者の戦いの裏で~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~』(2022、オーバーラップ文庫、涼樹悠樹)

94、『物語の黒幕に転生して~進化する魔剣とゲーム知識ですべてをねじ伏せる~』(2022、電撃の新文芸、結城涼)

95、『あした、裸足で来い』(2022、電撃文庫、岬鷺宮)

96、『魔女と傭兵』(2023GCN文庫、超法規的かえる)

97、『不遇皇子は天才錬金術師~皇帝なんて柄じゃないので弟妹を可愛がりたい~』(2023TOブックス、うめー)

98、『黄金の経験値』(2023、カドカワBOOKS、原純)

99、『泡沫に神は微睡む』(2023、カドカワBOOKS、安田のら)

100、『彼女と彼の関係~平凡な早川さんと平凡な三浦くんの非凡な関係~』(2023、富士見L文庫、六つ花えいこ)

で、100作ピックアップしてから『トリニティ・ブラッド』(2001、角川スニーカー文庫、吉田直)の存在を思い出したりするんですよね。やっぱり絶対ほかにも漏れあるって。私は私の記憶力を信じていない……。
まぁ、抜け漏れがあろうと、ピックアップした作品が私に刺さったのは間違いないので。はい。

2023上期オススメラノベ

タイトル通り、2023年上期に読んだオススメラノベ紹介記事です。

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好きラノ2022下期投票

いちせさん主催の、『好きラノ2022下期』に投票させていただきます。続きを読む

掲示板回のあるWEB小説をオススメする記事

WEB小説のVRゲーム系作品とかに時々ある「掲示板回」のある作品を紹介する作品です。
いや、個人的に好きなんですよね「掲示板回」。
主人公たちが独自ルートを突っ走っている中で、詳しく知らないキャラ達の視点で語りあったり、見当違いの考察したり、たまに真相に近い意見が出て来たり、わいわい盛り上がってる感じがあるのが楽しい。

ただ、主人公たちの活躍→掲示板回ってメインとサブの要素じゃないですか。
好みの掲示板回を書いてくれる作品があったとして、そればっかりあると本編進まないしなー、みたいな悩ましさがある。

閑話休題。
タイトル通り、掲示板回のあるWEB小説をオススメする記事です。
書籍化してる作品はそちらも含めてリンク張っておきますので、参考にしてください。続きを読む

設定開示が面白いラノベ

タイトル通り、設定開示が面白いオススメ作品を列挙する記事です。
そも設定開示とはなんぞや、ってのがあると思いますけど。世界観が作り込まれていて、それに触れるエピソードやら描写やらが好みに合致した作品、と言う事で10個ほど上げさせてもらいました。

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好きラノ2022上期投票用エントリ

タイトル通り、2022年好きラノ投票用の記事です。
ちょっとバタバタしてたのもあって、もう少し読みたかったなぁという気もする。2022下期は頑張りたいですね。

1、『魔王と勇者の戦いの裏で 1 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~』【22上ラノベ投票/9784824001276】
ゲーム世界のモブに転生してしまった主人公のヴェルナー。
復活した魔王によって世界が危機に陥るから、勇者が倒すという王道のファンタジー作品みたいですけど。ヴェルナーが居る王都が襲撃されて壊滅するようなイベントもゲーム内ではあって。
そこで死なないという目標のために奮闘していく物語です。勇者とは親友になってて、協力できる環境なのもいいですね。
「ゲームだとスタート地点近郊の武器屋は弱いものが多い」けどなぜか、みたいなのに作中で上手く理由を付けてたり、しっかり世界が作り込まれてます。そういう作品の情報説明回、好きなんですよねぇ。



2、『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』【22上ラノベ投票/9784041120347】
タイトル通りラブコメ。
転校続きだった主人公は、新天地で特に可愛い女子が2人いるクラスに所属する事になって。
クラス内で2番目に可愛いと噂の朝凪さんと、実は趣味が一緒だったことから少しずつ親しくなっていく感じですね。
最初は周囲に秘密にしていたけれど、うっかりミスで親にばれたり、交流を続ける中でクラスで1番可愛い天海さんとも接点が増えたりして、状況も関係も変わっていくのが青春してるなぁって感じでした。



3、『サークルで1番可愛い大学の後輩』【22上ラノベ投票/9784040745091】
大学の文化祭実行委員で知り合った先輩後輩のラブコメ。
サブタイトル通り、先輩男子の方は言い訳を用意しがちというか消極的なんですけど。
後輩女子の方が積極的にアピールしてきて可愛い。割と周囲にも筒抜けになりつつあると思うんですけども。早く付き合ってしまえばいいのに。
WEB未読の書籍化作品なんですが、続き読みに行こうかなーって思う位には可愛かった。



4、『高嶺さん、君のこと好きらしいよ』【22上ラノベ投票/9784094530766】
学校で何かと噂の美少女・高嶺サキと、鬼の風紀委員長として名の知れた間島ケンゴ君のラブコメ。
タイトル通りの噂を聞いた直後、当人に真実かどうか確認する間島君よ……。
その噂は本当に彼が気になってる高嶺さん自身が流したものだったようですが、直接問いただされてテンパって否定しちゃうし。
アピールしようと頑張るけど、どこかで失敗しちゃう高根さんが可愛い作品でした。



5、『リビルドワールドⅥ下 望みの果て』【22上ラノベ投票/9784049139501】
一つの区切りとなる巻。読み終えた後サブタイトルの『望みの果て』に深く頷いてしまった。
これまでも書籍化にあたって新規エピソードとかの加筆もあり、WEBとは違った方向に進んでいた書籍版でしたが、ここではっきりと道を分かった感がある。
関係が少しずつ変わっていた中で、どういう決着を迎えると思っていたらアレをお出しされたので、もう「こうなるのか……」と嘆息しましたね……。お見事でした。



6、『魔術師クノンは見えている』【22上ラノベ投票/9784040744056】
WEB既読で好きな作品の書籍化。
生まれつき目が見えなかった少年クノン。
それ故に暗く沈んだ日々を過ごしていたわけですが……ある時、魔術の才能に目覚めて。
魔術によって外部に『眼』を作りだし視界を得る、という目標を得た事で彼の人生は変貌します。
専属侍女の薫陶もあって、ちょっと軽薄ななんちゃって紳士っぽくなってるのには笑ってしまいますが。沈んでるよりかは断然生き生きとしてる方がいいんですけど。



7、『サイレント・ウィッチⅢ』【22上ラノベ投票/9784040743752】
安定して面白いシリーズ。WEB完結してるし、コミカライズもいい感じだしで安心してみてられるのもいいですねー。8月予定の4巻も楽しみです。
3巻では書き下ろしのエピソードもあって、モニカの変化と言うか成長が描かれていたのが良かったです。チェス大会で旧友と出会った時にもちゃんと啖呵きれてましたし。
一方で暗殺者が差し向けられたり、護衛として潜り込んだことに関係するアレコレも進行していて、どうにも怪しい人ばっかりというか、気になる情報が多いですねぇ……って感じ。



8、『忘却聖女2』【22上ラノベ投票/9784757579194】
最近シリーズを読み始めたんですが、凄い良かったので……。
神によって聖女が選ばれるアデウス国。
十三代目の聖女となったマリヴェルは、スラム出身故にあなどられたりもしましたが、それでも彼女なりに聖女として立派に務めていました。
しかし、ある日突然人々の記憶から「彼女が聖女である」という記憶が失われ……神殿を追われた彼女は、改めて行わる事になった聖女選定の儀式に乗り込む事を決意します。
当代聖女への攻撃をしかけた敵を見極めるため。そして、自分の居場所を取り戻すため。時折漏れる、失われてしまった過去が本当に尊くて、今損なわれていることが悲しくなるんですよ……。



9、『Unnamed Memory-after the end-1』【22上ラノベ投票/9784049138702】
イチオシ作品、『Unnamed Memory』の続編! 
本編後の時間軸で、オスカーとティナーシャの2人が新たな問題を解決するために旅をする話です。
これまでの物語を読んでいた読者に、良く刺さるエピソードで構成されてて、痛いけどとても良かったですね……。
(刊行時には)WEBで読めたエピソードもあるんですが、書籍化にあたって加筆されて新規の情報が出て来たり、時系列分かりやすくなってたりして、既読勢としても満足の1冊。



10、『フシノカミ7』【22上ラノベ投票/9784824002136】
書籍版完結巻。集大成として相応しい、満足度の高い1冊でした。
6巻で大騒動が起きてそれは解決したけど、それに連鎖して発生した問題への対応……つまりは膨大な事後処理が必要になって。
これまでずっと暴走特急アッシュ君に付き合ってきた、推進室のメンバー達の成長を感じられたのが良かったですね。
アッシュと言う強すぎる灯火に照らされて進んでいた若者たちが、指示がなくても動き始めて小さくとも確かな明かりになっていたのが、本当に感慨深い。


「-world memoriae-」シリーズについて語る記事。

私が定期的に推し記事を書いたり、Twitter上で叫んでいるオススメ作品。
古宮九時先生の『Unnamed Memory』をはじめとする作品が属するシリーズです。
先日書いた「Unnamed Memoryを推すだけの記事」は感情優先で、結構順序バラバラだったので、少しまとめて書いていきたい(願望)。可能な範囲でネタバレは抑えている……はず。

1、どうしてそんなに推してるの?
2、『-world memoriae-』ってそもそもどんなシリーズ?
3、どんな作品が属しているの?

の3部構成でお送りします。続きは下記。

◇最新アップデート
25/03/20
アニメ2期関連情報を更新続きを読む

好きラノ投票

好きラノ投票します!
積読消化とか、BOOK☆WALKER読み放題に浮気しまくってて、投票範囲の新作あまり読めてなかったのでもうちょっと頑張っていきたいところ。

1、お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(5) 佐伯さん 【21下ラノベ投票/9784815611699】
つい最近アニメ化も発表された人気作。
天使様こと真昼が、周の前だと本当に可愛くて見守りたくなります。



2、今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。(4) 四度目の流れ星の日が来るからね 涼暮皐 【21下ラノベ投票/9784046808455】
シリーズ完結巻。売り上げ的にかなり厳しい部分があったようですが、出してくれて本当に良かった。
作者さんには感謝。3巻の引きがとても凄まじかったんですが、4巻ではシリーズの伏線をどんどん回収して、畳んでくれたんですよ。



3、<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 17.白猫クレイドル 海道左近 【21下ラノベ投票/9784798626376】
書籍書き下ろしのイベント回! デンドロってこんな、ゲームらしいイベントちゃんとやるんですね……。一応管理AIたち的には、超級誕生の為の刺激を与えるって意味があって、ぶれてないみたいですけど。



4、神は遊戯に飢えている。(3) 細音啓 【21下ラノベ投票/9784046807007】
表紙の無敗ちゃんが面白くて好き。



5、七つの魔剣が支配するVIII 宇野朴人 【21下ラノベ投票/9784049139341】
リヴァ―モアの執念を見たというか。彼もまた魔道を往く者だなぁという感じが好きです。
思った以上に狂ってなかったというか、目的のために手段を選ばな過ぎただけというか。意外に好感度が上がった。



6、君のせいで今日も死ねない。 飴月 【21下ラノベ投票/9784040742168】
ヒロイン可愛い。感想書けてないから書かないとな……。



7、フシノカミ(5) ~辺境から始める文明再生記~ 雨川水海 【21下ラノベ投票/9784865549591】
マイカちゃん頑張る! ……いや、冗談抜きでそんな感じなんですよね。
幼少期に芽生えた恋心をしっかりと育てあげた少女が、とてもとても強くて素敵。



8、Babel IV 言葉を乱せし旅の終わり 古宮九時 【21下ラノベ投票/9784049138276】
シリーズ完結巻。
短いタイトルに、深い意味があったと明かされる展開が本当に好きなので、1~4巻まで通しで読んで欲しいですね!
異世界に迷い込んでしまった女子大生が示した、人としての矜持をご覧あれ。



9、サイレント・ウィッチII 沈黙の魔女の隠しごと 依空まつり 【21下ラノベ投票/9784040742243】
モニカ奮闘中。いやぁ、ルイスさんの結界の本領を見た感が凄かったし、モニカもまた七賢人としての力が確かにあるんだな、と改めて実感しましたね。



10、俺にはこの暗がりが心地よかった ―絶望から始まる異世界生活、神の気まぐれで強制配信中― 星崎崑 【21下ラノベ投票/9784815610333】
主人公のヒカルが、それだけの理由があるとはいえ暗闇に沈んでいくんですよね……こっちにも刺さる刺さる。もっと幸せになってほしいものですが、さて。

このラノ2022投票しました。

昨年に引き続き、このラノ協力者として参加させていただきました。
今年は幅広く投票しようと思ったので、作品に投票したタイトルからはキャラクターに入れない縛りで、新作・既刊問わず選出しました。

【作品】
1、『BabelⅣ 言葉を乱せし旅の終わり』
シリーズ完結巻! これを逃すと投票できない、という気持ちが無いとは言いませんが……この巻で明らかになる秘密が本当に初見時に衝撃を受けたので、どうしても投票したかった。
異世界に迷い込んだ女子大生の雫。幸いにして言葉は通じたために、生活は出来ていましたが。多くの困難に遭遇し、それでも人としての矜持を示した彼女の在り方が、本当に素敵です。
公式の宣伝PVでも使われている「異世界で言葉が通じるのって、不思議だと思わない?」という言葉の回答を、どうか見て欲しい。



2、『春夏秋冬代行者』
上下巻同時発売の作品ですが、このラノはシリーズ単位の投票なので迷わず済むのは助かりますね。
四季の代行者として選ばれた現人神たちの物語。代行者と従者の関係が、春夏秋冬それぞれで異なり、でもどの主従もお互いを大切に思っている関係が尊くて素敵です。
より効率的に運用するべく四季庁って機関も設けられているようですが……組織の常と言うか、買収されてるような輩も潜り込んでいる辺り度し難い部分もありますが。汚い部分もあるから綺麗な描写が光るのも分かるから難しい。刊行直後に話題になったのも良くわかる。



3、『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』
人見知りで人前で上手くしゃべれないから、って理由で人類発の「無詠唱魔法」を編み出してしまった天才少女モニカ。普段は小動物のようですけど、好きなことには饒舌になったり、魔法行使する時はその実力を見せつけてくれるギャップが魅力的。



4、『川上稔 短編集 パワーワードの尊い話が、ハッピーエンドで五本入り(1)』
電子限定の『電撃文庫BornDigital』で刊行された、川上稔先生の短編集。ラブコメ1~2巻が先に刊行されたんですが、個人的には尊い話1巻収録の「ひめたるもの」の王様と書記官の関係がとても素敵でオススメ。



5、『グリモアレファレンス』
地下に広大な迷宮が広がる宇伊豆学園。その存在を知った主人公が、未知を求めて迷宮に挑む探索委員を描いていますが、主人公の能力が探索特化型と言うのが新鮮に映りました。
より先を目指すチームが多い中で、マッピングと救助を行う彼のチームは特殊な存在で、諍いに通じたりもしますが。2巻とか男同士の結託があったり、愉快なエピソードも挟まっていて、楽しい作品ですね。



【女性キャラ】
1、瀬名紫陽花
『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』3巻でメインヒロインとなった少女。1巻の時から可愛かったですけど、れな子が天使と称する彼女もまた一人の高校生の少女であって、等身大のお姉ちゃんな部分だとか。ままならない想いとかを抱えているのが描かれて、魅力が増してました。




2、生原小織
『今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。』3巻で抱えていた秘密が明らかになった少女。
1巻の時から、彼女の持っている独特の雰囲気が好きだったんですが、3巻では新しい顔を見せてくれてましたね。発売予定が出た4巻にも出番あるらしいので、楽しみです。



3、マイカ
『フシノカミ』にて、夢を追いかける主人公に惹かれ、彼を幸せにしようと努力の出来る格好良くも可愛い少女。自分の初恋を大事にして、諦めなかった彼女が好きです。
今年の2月くらいにコミカライズが始まって、本編1巻あたりのエピソードが描かれているんですが幼少期から可愛いんですよね……。



【男性キャラ】
1、通り禍のクゼ
『異修羅』4巻で描かれた、暗殺者である彼がなぜ公の場で行われる六合上覧に参加したのか、という真意がとても重くて、それを実行できてしまうのが悲しくもある。飄々としたキャラが、こういう決意をする描写好きなんですよね。



2、フェイ
『神は遊戯に飢えている。』シリーズの主人公。神々を相手どって行うゲームで、前人未到の九勝・十勝を目指していて、目標のために全力な彼の在り方は見ていて心地よいです。3巻で見せたクレバーな判断も好き。



3、鳴沢八尋
『虚ろなるレガリア』の主人公。魍獣と呼ばれる怪物が跋扈するようになった東京で戦ってきた不死者の少年。まだまだ未熟なところがありますが、伸びしろが多いって事ですし今後に期待。



【イラストレーター】
1、はねこと
『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』3~5巻、『ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい』2~3巻が対象……なんですが後者は未読。なので、『お隣の天使様』好きなので選出。
ヒロインの真昼の服装や髪形のバリエーションが豊富で、イラストごとの魅力がある作品。



2、chibi
『Unnamed Memory』6巻が対象。
4巻以降「Act.2」となり印象の変わったオスカー・ティナーシャをしっかり描いてくれたり、幼いルクレツィアなどファンが喜ぶイラストを描いてくださっていた。



3、Riv
『精霊幻想記』17~19巻が今季の対象巻。
女の子がみんな魅力的で、17巻特装版の表紙に描かれたデフォルメキャラも可愛かったです。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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