気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

オススメ・投票系

涼暮皐先生をオススメする記事

虚無です(挨拶)。
という冗談はさておき。

ライトノベル作家、涼暮皐先生。
今年の夏コミで、サークル「ビッグ・ラグーン」から刊行された『失恋文庫 書き下ろし失恋小説アンソロジー』を主宰された方です。曰く「深淵で声かけたら、深淵にいた人が集まって来た」。

一部界隈では「失恋構文」で有名とかなんとか。
『失恋文庫』は作家陣の豪華さもあり、完売し即重版が決まり、最近その重版分の流通が始まったようです。当ブログでも感想を書いているので「コチラ」からどうぞ。
涼暮先生が『失恋文庫』に寄せた短編のタイトルが「虚無・A」というあたり、失恋力高かった。失恋力って何。



(追記)この記事を作成した後、電子版の配信もスタートしたようです。興味がある方はどうぞ。

逆境を描くのが得意と言いましょうか。主人公が良く危機に陥ります。
絶体絶命の状態であろうと、諦める事を知らない彼らの生き様が魅力的です。
あと、敵対組織のスケールがデカい。大体、主人公たちとは別の道を選んで世界救おうとしてる。
キャラそれぞれに誇りがあって、読んでいて楽しいです。

以下、商業作品の紹介。
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このライトノベルがすごい!2020 投票しました

今年のこのラノ投票が始まりましたよー。
2018年9月1日~2019年8月31日発売のものが対象。
https://questant.jp/q/konorano2020

「好きラノ」と違って、特段ブログで記事書く必要もないんですが。
オススメはまとめておきたいという事で。
結果自体は「文庫部門」、「単行本部門」でわけるそうですが、投票自体は統合して1人10シリーズまで投票できる形式になったそうです。集計大変そう……
10枠あっても、結構悩みました。一般参加組なんで、割と気楽に新作優先。
あ、番号は管理上つけてるだけで、ランキング投票時の順位とは異なります。

続きは下記。
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『Unnamed Memory』を推すだけの記事

暑い日が続き、もう8月も後半。すぐに9月に突入してしまいそうです。
9月と言えば――そう、『Unnamed Memory』3巻の発売月ですね。



既に書影が出回っていますが、見てくださいこの美しさ。
訓練されたUM読者は、公式から初めて表紙絵を出された時バタバタ死んだものです。
他人事みたいに言ってますが、こんな記事書いてる私も当然死んだ。

もし古宮九時先生も、『Unnamed Memory』も知らないで迷い込んだ人は、まずこのチャートでオススメ作品を探してほしい。
ちなみに当ブログの感想記事はコチラ(1巻感想2巻感想

チャートを見て来た、あるいはチャートは良いから続きを読みたいという方は下記。
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『好きラノ』投票2019年上期オススメ10作品!

『好きラノ』2019年上期エントリー用記事です。
投票用記事作成は久しぶり。……18年下期は、ドタバタしてて参加しそびれたんですよねぇ。
シリーズものは最新刊を掲載してます。

1、『Unnamed Memory』(紹介記事→1巻2巻
今期のオススメ筆頭は間違いなくコレです。
ちょっと前にオススメラノベをまとめた記事を作成したのですが、そこでも挙げました。
呪いを受けた王子オスカーが、最強と謳われた魔女ティナーシャの下を訪ねて。
解呪を依頼するところから始まる、濃厚なファンタジーです。
オスカーは呪いに負けないというティナーシャに求婚して、断られ続けたり。漫才みたいなやり取りをすることも多いですが。王族として、決断を迷わない覚悟もある魅力的なキャラです。


【19上ラノベ投票/9784049123807】

2、『ラストエンブリオ7』(紹介記事、7巻
太陽主権戦争、一回戦の終結。
ジェームズという胡散臭い黒幕が現れて、その内一発ぶち込んでほしい所。
そして提示されていた謎『大父神宣言』。謎解きを丁寧にしてくれたこともあって、あの宣言には鳥肌が立ちました。
箱庭世界で、霊格が削れるのに、多くの子をなした主神の真意を。どうか、読んでほしい。


【19上ラノベ投票/9784041076798】

3、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(紹介記事→1巻
小説家になろう発祥の恋愛小説。
ひたすらに甘くて、見ているだけでこっちも幸せになりますね。
周と真昼が、名前だけ知っている隣人から、少しずつ距離を近づけていく様子を描いてる良作。
1巻終了時点で既に甘いのに、何でまだ付き合ってないんだろう……


【19上ラノベ投票/9784815602482】

4、『
天才王子の赤字国家再生術4』(紹介記事→4巻
このシリーズはウェインが中々いい性格してて好きです。
タイトルの『天才王子』に恥じない策謀を見せてくれるんですが……
現実は度々彼の予想を飛び越えて。
そこで「どうしてこうなった」と愚痴をこぼしながらも、風呂敷を畳み切るんだから大したものです。
4巻では、ウェインの妹フラーニャが、かなりの大役を果たして、驚かされました。


【19上ラノベ投票/9784815602727】

5、『七つの魔剣が支配するⅢ』(紹介記事→3巻
1巻から卒業時の生存率は8割とは言われていましたが。
実際に魔に呑まれた先輩が出て。友人がそれに巻き込まれて。
じっとしていられず、行動を起こすオリバー達の若さと友情が確かに感じられていいです。
……今回魔に呑まれたオフィーリアにも、そうした時間があったことが描かれてるのが不穏ですけど。
いずれ破たんすると約束されたようで、恐ろしい。
3巻で1年編の終わりで区切りも良いので、今からでも読んでほしい。


【19上ラノベ投票/9784049125139】

6、『つるぎのかなた』(紹介記事→1巻
ライトノベルで剣道というのが異色ですが、スポーツものらしい熱量があって圧倒されます。
団体戦の都合上、登場人物が多いのが難ではありますが、それぞれにキャラが立っているので私は好きです。
カクヨムで『つるぎのこなた』として短編等連載してるので、1巻読了後にはそちらもオススメ。
来月発売の2巻も楽しみですねー。吹雪推しです。

つるぎのかなた (電撃文庫)
渋谷 瑞也
KADOKAWA
2019-02-09




【19上ラノベ投票/9784049123326】

7、『本好きの下剋上 第四部(7)』(紹介記事→4部7巻
本好きシリーズ最新刊。
ここからどんどんシリアス寄りの展開になっていくんですよねぇ。
最終的にマインが楽しそうな環境を獲得するんですが、そこまでの道が遠い。
書籍化の度に書き下ろしがあって、世界観が広がっていく所が気に入ってます。


【19上ラノベ投票/9784864728140】

8、『
滅びゆく世界と、間違えた彼女の救いかた』(紹介記事→コチラ
同時発売の『死にゆく騎士と、ただしい世界の壊しかた』の過去編。
命数世界シリーズのナンバリング0。
早々に明かされるんですが、幼馴染の少女と世界を救いにでた少年が、彼女を喪う話です。
発売前の告知から、彼女が亡くなることは明示されていて……分かっていたのに、その喪失が悲しい。
二人の過ごした時間を丁寧に描いてる良作ではあります。じっくりすり潰しに来てる感じですけど。
あぁ、それでも間違いなく面白かった。人の心はない。


【19上ラノベ投票/9784042560951】

9、『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?8』(紹介記事→8巻
クリスマス回。一応、作中世界のイベントとして設定はされてましたが。
帯で「メリクリ」って書いてるからな……贈り物をするイベントという事で。
例によって幼少期の思い出が少ないザガンは知らず。孤児たちに同情される魔王って……
まぁ今の彼は、贈り物をしようと奮起する嫁と娘がいるわけで。
騒動も軽く蹴散らしてパーティーを楽しめたようでほっとしました。





【19上ラノベ投票/9784798619064】

10、『86-エイティシックス-EP.6』(紹介記事→1巻
読み終えてるんですが、まだ感想書けてません……。その内書きます。
1巻を読んでその面白さに惹かれて、最新巻までまとめ買いしてしまうくらいの熱がある作品です。
迷いながらも、それぞれに答えを見つけて、少しずつ前に進もうとする少年少女の姿がとても眩しい。
……同時に、情報漏洩してると思しき闇もありますが。
大陸全土で存亡をかけた戦いを続けている物語でもあるので、人の業を毎度突き付けられて震える。




【19上ラノベ投票/9784049124613】

以上10作。
新刊あまり読めてないなぁ、って自分では思ってたんですが。
意外とオススメに挙げたいのがあって悩みました。
とりあえず枠が足りなくて1作家1作品に絞ってます。
そうじゃなければ、『ラストエンブリオ7』と同時発売の『ミリオン・クラウン4』とか。
死にゆく騎士と、ただしい世界の壊しかた』だって面白いですし。
三角の距離は限りないゼロ3』、『君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと』。
あの日、神様に願ったことは』なんかも対象でしたしね。

枠が余ったらネタで『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求』上げようかと思ってましたが、
足りないくらいだったので断念。
電撃の新刊が多いので、余裕があれば他レーベルもいくつか手に取っていきたいですねー。

ラノベ感想1000件突破記念 オススメ10選

ラノベ記事1000件突破記念のオススメ紹介。
1000件近づいた時期に5冊分まとめて紹介した記事があるので『コチラ』(紹介作品→『ブレイブレイド』、『Unnamed Memory』、『サクラダリセット』、『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』、『ワールドエネミー』)もどうぞ。

いや、元々はあれを記念記事にするつもりだったんですよ。
ただ好きな作品を推す文章書いていたら、早々に共有したくなって、勢いのまま投稿してしまっただけで。
おかげで一から作り直しになって少し悲鳴をあげてました。ご利用は計画的に!
掲載番号、作者名(敬称略)、タイトルの形で記載。タイトル部分に感想記事のリンク張ってあります。

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オススメラノベ5選

なんか突発的に書きたくなったのでオススメ5作。
ぼちぼちラノベ感想が1000件を突破しそうなので、その時にもまた書くかも。
番号、作者名(敬称略)、『タイトル』の形で記載。タイトル部分に感想記事のリンク張ってあります。

1、あやめゆう『ブレイブレイド
当ブログ初の感想記事がこの作品のハズ。
C★NOVELSですね。最近はもう茅田砂胡さんの作品か、戦記物しか出さなくなってしまいましたが。
数々の面白い作品も刊行していたんですよ。言うて私もあまり追いかけ切れてないですけどね。
そも、私がラノベブログ始めたのだって、この作品を誰かにオススメしたい、という気持ちがあったからなんです。
他の方の感想サイトを見て購入を決めた作品もあるので、そういう場の1つになりたいと思ったというのも要因ではありますが。
懐かしいなぁ。当時私が見ていたブログの多くはもう閉鎖してしまったり、更新を辞めてしまったりして自分の心を動かした言葉を読めなくなったのは悲しい。

えー、脇にそれまくりましたが。本編について。
「英雄」の息子であるジンは落ちこぼれ故に、蔑視されていた。
けれど彼は気にせず、自分に出来る事を学んでいたけれど、ある日研修で赴いた遺跡で不思議な少女と出会って。
そこから物語が加速するんですが……ジンは、決して正義の味方では在りません。
「俺を止めたきゃ殺すんだな!」とか言いますし。
我慢をやめて、好き勝手振る舞って、不利益を被る。それを、納得して行っている彼の思考回路というか哲学が好きなんです。
ちょっと前の作品なので、新刊書店にはないかと思いますが……電子書籍版はありますね。



2、古宮九時『Unnamed Memory
オススメを語るとなったら、これは外せません。
小説家になろうで面白そうな作品を探している時に偶々見つけて、一気に引き込まれたのは覚えています。
『監獄学校にて門番を』を刊行されるという時にも喜んでた記憶があるので、少なくとも5年以上前から好きな作品です。
作者様サイトに掲載の短編ですとか、世界観を同じくする『-world memoriae-』シリーズ、別世界の『月の白さを知りてまどろむ』等々。
どの作品も面白くて、読んでいると思わず時間を忘れてしまう引力を感じています。

でも、どれか一作しか推せないとしたら、この作品を選びますね。
『-world memoriae-』の根幹であるからではなくて、この作品の軸をなす王と魔女が魅力的だから。
呪いを受けた王子オスカーと、最強と謳われる魔女ティナーシャ。
日常パートでは「結婚しよう」「しないよ!」ってやりとりをしていたり。
気まぐれにどこかに出かけようとするオスカーをティナーシャが窘めたり、軽快なやりとりが見られてそれも楽しいんですが。
二人が共に戦えば対処できない問題はほとんどないってくらい、能力が高いんですよね。
王として、或いは魔女として。力ある存在であることを自覚して、責任を果たそうとする姿勢が美しいと、そう思っています。

目出度く今年1月に創刊された電撃の新文芸より2巻まで刊行中なので是非。



3、河野裕『サクラダリセット
アニメ化もした作品で、BDBOXも買いました。
この作品自体も好きなんですが……作者さんの文体が好きなんですよね。
階段島シリーズや、北野坂探偵舎シリーズでもそうですが、キャラクターが澄んでいると言いますか。
それぞれに譲れない軸があって、ブレることがほとんど無いように思える。
そう見せる為に、言葉を費やしている。
実際、作品で起きている出来事の多くって、語弊があるかもしれませんが大きくないんですよね。規模が。

サクラダリセットの1巻なんて、『リセット』という強力な力を使ってやることが猫助けですからね。
いや、もちろんそれが悪いなんて言うつもりは全くないです。
キャラクターたちにとっては大きな出来事だったんでしょうし、実際どの巻も良いエピソードが描かれています。
異能力がある世界で、主人公のケイが持っている「記憶を失わない」能力は強くは、ないです。
基本自分にしか影響しないし、物覚えが良いだけですからね。
でも、これ以上なく堅固な能力でもあって。
彼が理想に向けて歩んでいく様子が、隣に春埼美空が居てくれることが。とても素敵な事だと思えるので、好きです。

挿絵がある角川スニーカー文庫版と、角川文庫版と2種出てます。
お好みでどうぞ。ただ、7巻後半のあるキャラの台詞が角川文庫版では変更になったりしてます。
細かく読み比べてはいませんが、あそこの変更は印象的だったので、触れておこうかと。



箱庭という修羅神仏の織りなす世界。
そこに招かれた3人が、彼らのコミュニティが、多くのゲームや戦いに参加していく作品。
問題児たちの自由気ままっぷりが、一番好きですねー。
特に十六夜が普段はふざけたりもしますが、決めるべき時に決めてくれるのが爽快です。

途中から第二部に入り『ラスト・エンブリオ』とタイトルを切り替えてますが。
そこまで行くと、周囲も優秀なキャラが増えて来たり、敵の規模が大きくなったり、十六夜自身に迷いが生じてたりと爽快さが薄れて来てるのはちょっとだけ惜しいと思ってます。
けど、それを差し引いても面白いんですよ!!
箱庭を荒らす魔王たちの譲れない信念というものが、それに負けじと戦う人々の勇気が、とても眩しい。
やはり特筆すべきは、最後の難関として立ちはだかった悪一文字の御方ですが。
どうか、十六夜が「悪一文字の真の意味」を問う、あの場面を見て欲しい。あそこは本当に鳥肌が立った。



5、細音啓『ワールドエネミー
結構多作な作家さんですよね。『黄昏色の詠使い』とか『氷結鏡界のエデン』とか。
今刊行してる所では『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』ですとか。他にも多数。
特に最初の『黄昏色の詠使い』には思い入れもありますが……1つを選ぶなら、今は『ワールドエネミー』推しですかねー。
このシリーズは、ノベルゼロから2017年に1・2巻だして音沙汰ないのが残念ではありますが。
ライトノベルでも何でも数年ぶりに新刊が、というのも珍しくないので、希望を捨てずに待ちたい。

吸血鬼や屍鬼などが存在する世界で、中でも強大な12体。
アークエネミーと呼ばれる彼らと人類の戦いのお話です。
最強と謳われるノアは、実際に多くの敵を退けて来た実績の持ち主で。
「ゲームとかでよくある、スポットで参加する強力なユニットだけど、事情により途中で別れざるを得ないとかそういうお助けキャラな立ち位置に居るべきキャラクターだと思います。」
なんて、1巻の感想記事には書いていましたが。
準備をして戦いに臨み、それでも何かがずれていたら負けていた、というギリギリの緊張感がたまりませんね。



長文になってしまったので今回は以上。

好きなライトノベルを投票しよう!2018上期 投稿

ラノベ人気投票『好きラノ 2018上期』用のエントリー。
応募は今日まで! 記事書こうと思っていたのに、ドタバタしててさっぱり忘れてました。
10票まで投票できるので完全に好みに走ります。

1、『ラストエンブリオ5 集結の時、暴走再開!』




【18上期ラノベ投票/9784041055199】

2、『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?5』
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 5 (HJ文庫)
手島史詞
ホビージャパン
2018-03-30




【18上期ラノベ投票/9784798616780】

3、『本好きの下剋上 第四部Ⅲ』

【18上期ラノベ投票/9784864726863】

4、『精霊幻想記10』
精霊幻想記 10.輪廻の勿忘草 (HJ文庫)
北山結莉
ホビージャパン
2018-03-30




【18上期ラノベ投票/9784798616773】

5、『14歳とイラストレーター5』
14歳とイラストレーター5 (MF文庫J)
むらさき ゆきや
KADOKAWA
2018-05-25

【18上期ラノベ投票/9784040699233】

6、『女神の勇者を倒すゲスな方法4』

【18上期ラノベ投票/9784047349636】

7、『境界線上のホライゾンX(下)』




【18上期ラノベ投票/9784048936835】

8、『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』




【18上期ラノベ投票/9784048935852】

9、『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?(4)』

【18上期ラノベ投票/9784040699554】

10、『聖剣使いの禁呪詠唱(22)』
聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 22 (GA文庫)
あわむら 赤光
SBクリエイティブ
2018-06-14

【18上期ラノベ投票/9784797397055】

読んでるけど感想記事をまだ欠けていない『本好き~』とか『なぜ僕の~』、『ホライゾン』とかが混ざってるのは……
なんというかすいませんって感じですね。
最新刊の更新頻度についてはもう少し頑張りたい(願望)。

好きなライトノベルを投票しよう!! - 2015年上期

ブログ始めてしばらくたったので企画とかにもちょっと参加してみようかと。
好きなライトノベルを投票しよう!! - ラノベサイトが選ぶおすすめライトノベル」 のエントリーもかねておすすめ作品をつらつらと抜粋してみようかと。

2015年上期ということで、1月~6月発売のラノベでオススメ、というか気に入っている物を上げていきます。
順番は適当に上げていくので、最初に紹介したからといって1番好き、とかではないです。

1 『ヴァリアント・エクスペリメント』
【15上期ラノベ投票/9784125013404】


いや、もうこの作者さんの作品好きなので、迷わず投票しますよね。
どのシリーズでも主人公が曲者ぞろいで、どう行動するか読めず、それが楽しい。
これは現代社会に生きる、異能者たちの話です。
能力を隠してこっそりと生きてきた連中を集めて殺し合わせる、という何とも趣味の悪い実験の顛末を描いています。
1巻でまとめるにはキャラが多くてちょっと駆け足だったかとは思うんですが、主人公がすごく楽しそうに蹴散らしていってくれるので、痛快でした。

2 『その白さえ嘘だとしても』
【15上期ラノベ投票/9784101800349】
感想はコチラ


同じく、好きな作家さんの作品なので。
階段島シリーズの2巻。クリスマス前に探し物をする人々の話。
特殊な環境にある階段島では、宅配便が来なくなっただけで結構な問題になります。
ヒーロー志望の少年の行動が結構好きです。
作中でも言われていましたが、傷付いたとしても、行動した彼のことを笑うことができるはずがない。
同時に、彼がこの島にいるっていう事を考えると、胸が痛みますが。

3 『この恋と、その未来 一年目冬』
【15上期ラノベ投票/9784047305076】


一年目が終了。後書きによれば無事に2年目以降にも突入できそうだとか。
四朗と未来の関係は、歪で、打ち明けられない想いを抱えている四朗がその内つぶれてしまうんじゃ、と思っていたものですが。
前作のキャラも登場したりしたのはちょっとうれしかった。出会いを経て、四朗が決断を下して。
三好さんが良い子ですね。しかし、誰もが傷付くような気がして、先行きが不安で仕方ない。

4 『ラストエンブリオ 問題児の帰還』
【15上期ラノベ投票/9784041030615】

感想はこちら

『問題児』シリーズの、続編。
タイトルも変えて、新キャラ投入の、第2部ですよ。
2部開始早々、出題編と解答編の上下構成になっていたのには泣いた。
早く2巻出ませんかねぇ……箱庭世界も大分変化しているようで、いろいろ気になるところ多いんですが。

5 『世界の終わりの世界録4 異端の覇王』
【15上期ラノベ投票/9784040676913】

感想はこちら

偽英雄と呼ばれたレンが、それでも心折れずに戦っている姿はいいですね。
周囲には隔絶した実力の持ち主ばかりですが、それでも曲がらずにまっすぐ歩いている。
だからこそ、多くの人に認められていっているんじゃないかと。

6 『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』
【15上期ラノベ投票/9784048651356】
青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない (電撃文庫)
鴨志田一
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-05-09

感想はこちら

シリーズが好きなので、最新刊に投票。
咲太の人付き合いは狭く深くって感じですよね。
過去のアレコレもあって、距離取る外野はそのままにしていますが、近づいてきた相手を邪険にすることはない。
主人公のキャラがぶれないので、割と読みやすいですねー。
終わりが気になる展開で、でも次のタイトルなんか妹メインっぽいんですけど、さてどうなるやら。

7 『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンⅦ』
【15上期ラノベ投票/9784048693363】
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (7) (電撃文庫)
宇野朴人
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-03-10

感想はこちら

ライトノベルの戦記物としては結構思い切った展開にしたと思います。
読み終えた時に受けた衝撃は、大きかった。
かなり追い詰められている現状で、イクタは再起できるんですかね……
秋が待ち遠しい。

8 『吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる4』
【15上期ラノベ投票/9784047303836】


吸血鬼×演劇の最新作。
雫にも何がしかの救いがあってほしいと思っているんですが、どうなりますかねぇ。
メイン二人が微妙にすれ違っていましたが、最後に距離が縮まって。
でもそうしたらそうしたで、また違う問題浮上するので落ち着くまでには時間かかりそうですなー。

9 『異世界食堂1』
【15上期ラノベ投票/9784074113293】
異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)
犬塚 惇平
主婦の友社
2015-02-28

感想はこちら

小説家になろう連載の作品。
毎週土曜、異世界につながる不思議な洋食屋の話。
異世界に繋がって多種多様な種族や、違う国家からの客が来訪して。
そこで得たものを活用したり、と向こう側の話もちらほら描かれていますが。
彼ら、彼女らが、おいしそうに食事してるのは、何となく和みます。

10 『はたらく魔王さま! 13』
【15上期ラノベ投票/9784048652056】
はたらく魔王さま! (13) (電撃文庫)
和ヶ原聡司
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-06-10

感想はこちら
 
このシリーズも結構長くなってきましたねぇ。
天使が少し近づいてきたような。勇者との溝も少し埋まるといいんですが。
ちーちゃんが、誰にとっても大事なキャラクターになっている中で、未だに答えを出せていない魔王。
その辺に触れられていましたし、そろそろ結論を出してもらいたいものですが。 


以上! 10作品でしたー。
本当は他にも気になっている作品とかもあったんですが。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11』とか。
アニメ化している『オーバーロード 9 破群の魔法詠唱者』とか。
読破は、しているんですよ。
ただ今回は感想書いてある作品から選出させてもらいました。 
こういう企画用に記事書くのは初でしたが、振り返って見ると半年って意外とありますね。『アルデラミン』とかは内容濃かった分、未だに記憶に残っていて、3月の刊行だったのかーとか、ちょっとびっくりしました。

最近はまってる漫画について(ワールドトリガー雑感)

ジャンプのワールドトリガーっていう漫画が個人的には一押し。
電子版で買っていたんですが、カバー裏にネタがあることを知ってつい書籍版も買っているあたり、ここ最近ないはまり方をしている感じ。
ミニキャラと各キャラクターの解説が入っているんですが、真面目なものではなくて割とネタ。開発の鬼怒田さんとか、いろいろ酷い(いい意味で)。地味に笑えるのもあるので、これから買う人には紙媒体の方を勧めます。

異世界への門が開いた街が舞台で、その侵略者と戦う組織がメイン。
メインの一人は、能力が低く才能もなく、努力と工夫で戦っていくタイプ。
もう一人は、実戦経験豊富で巧みな戦闘を繰り広げるタイプ。
組織内でちょっと派閥争いがあろうと有事の際は協力する大人がいるところ。
1巻から描かれていた事件が、連載中に起きている大きな事件につながるように描かれているのがなかなかいい感じですね。

各巻ごとの感想はすでに書いているのでそちらで。
ちょっと読み直していたんですが・・・気になるのはやはり時系列ですかねー。
4年半前の一次侵攻の際にボーダーが表部隊に登場して、5年前に最上は黒トリガーとなっていた。
・・・だったら、最上の弟子だったっていう迅は少なくとも14歳の時には「旧ボーダー」として活動していたわけです。
しかしその「迅より先輩」な小南は5年前の時点で12歳。先輩とはっきり言うからには1~2年程度はずれているんじゃないかなぁと思うんですが。
小学生すらも引っ張り出してメンバーにしている「旧ボーダー」って一体何なんだ・・・
1話でボーダーについて描かれている部分、真ん中にいるのが小南なのかなぁ、とか思います。

5年前に死んだ相手のことを知っていなかった、っていうのが空閑父のポイントかなーと。
4年前、空閑が11の時になくなり、6歳の時には「3つの教え」を伝えている。
教えを伝えたあたりでは既に近界を渡り歩いていたんじゃないのかなぁ、となんとなく思うんですけど。
遠征20~30回分の資料を一人で集めるとか、どんだけ猛者だったのかと。
最大の軍事国家で試作されていた「ラービット」の存在を知っていたり、そもそも「レプリカ」という変わった存在を引き連れているところも謎ですが。
あー読み返したら、キアンとアフトクラトルには7年以上前に滞在していたといっているので、時間軸が中々愉快なことになっていないか。

近界について知識をもって、対策を練っていないと、第一次侵攻のときに三門市は壊滅し、あるいは周辺にまで被害が及んでいたかもしれない。
・・・しかし、底知れないのは「旧ボーダー」がいつ近界のことを知って準備を行っていたのか
空閑父の行動を考えるのに、最低でも10年くらいは前から準備が進められていたんだと思いますが。
司令の 目的と絡めて、この辺の事情もそのうち明かされていくんですかねぇ。
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

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