気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

TOブックス

本好きの下剋上 ふぁんぶっく8

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「ベルティルデはローゼマイン様のために訓練を受けた唯一の側近ですもの。おそらくローゼマイン様も残念に思っていますよ」

 

いつもの扉絵コレクションからスタート。ジュニア文庫版のも見られるのは個人的に嬉しいポイント。前も言った気がする。

裏表紙のミニキャライラストも可愛いですよねー。「神殿の巫女見習い4」でマインが杖構えている絵が特にカワイイ。

 

番外編コミック『マインの休む裏で』が描き下ろし収録。

鈴華先生の描いてるエピソードの描き下ろしですね。アーレンスバッハの領民を使った襲撃でマインが風の盾を使って倒れた後、彼女の危うさを実感してその能力から保護が必要だと話し合う保護者三人衆のお話。

 

波野涼さんの『ローゼマインとナイフ』も描きおろしされてましたね。

非力すぎるローゼマインの事を考えて、工夫してる神官長の苦悩が描かれていてクスッと笑える話でしたね。

勝木光さん『ディッターになった理由』も収録。

暴走した兄について聞かされたハンネローレ、大変そうだけど可愛い。大混乱でハテナの背景しょってるコマ、可愛くないですか。

 

そして書下ろしSSは『貴族の見習い仕事』。ベルティルデの視点で、側近たちとの交流を描きつつタイトル通り貴族がどういった環境で見習い修行をするのか、という話題について話していました。

騎士、側仕え、文官。それぞれの家の事情なんかで大分変ってくるところの設定がしっかりしててさすがだなぁって思いました。

あとマインが神殿で秘匿されたのちに長期の眠りについていたこともあって、「ベルティルデはローゼマイン様のために訓練を受けた唯一の側近」と表現されているのは盲点だったので言われてみれば感。

 

ドラマCD89のアフレコレポートなんかや、アレキサンドリアの領地地図に紋章と収録されていたのも良かった。

そしてQ&Aコーナーは今回も充実してました。混沌の女神に誰かの不幸を祈ると、祈りで加護を貰う関係上自分にも混沌が与えられるの、良くできてる。

他に気になった質問だと、過去の奉納舞がどんな扱いだったのかとか。図書館の礎ともいえる魔術具が枯渇した時に起きるコトだとか。

 

国境門が開かれる条件は、「救いを求める魔力持ちの場所からランダム」だがランツェナーヴェの危険性は神々にも伝わっているから、ランツェナーヴェに繋がることはない、と保証されたのはありがたい。

ランツェナーヴェが今後辿りそうなこと。魔石を求めて王族が狩られたら崩壊も早まるとか、選ばれそうなんだよなぁ……。

中央の戦い出発時点でローゼマインの持っているお守りの数、思っていたものの倍くらいあってちょっと笑っちゃった。

新しいゲーム始めました。~使命もないのに最強です?~7

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運営C「だって住人に配慮してるなんて、それだけ自分らがつくった世界がよくできてるってことじゃないッスか」

運営B「……本音は?」

運営C「ここまで突き抜けてるともういっそ応援したくなるッス!」

 

大会でバハムートの存在を示してしまったことで、カイル枢機卿から勧誘を受ける羽目になっていましたが。

そうでもしないと他の組織からの干渉もあるだろうし、名義貸しみたいなもので特に制限も受けないということでホムラはそれを了承。

クランメンバー以外の仲が良い一部のプレイヤーに、ホムラ=レンガードという情報を打ち明けていましたが、神々の装備による隠ぺいが強力で暫く信じてもらえなかったのはコントのようで面白かったけど、くどさもあった。

 

ホムラと接触したことで様々な真相に気付き、国元から逃げてきたガラハド達から助けを求められて、カルの秘密を知る住人が増えることになったり。

救助にかこつけて神器のパンツをガラハド達に押し付けてた強かさは愉快でしたね……案の定、挿絵つけられてましたが予想以上に酷い絵面になっててなお笑えた。

あれで神器で高性能じゃなかったら、誰も装備しなかっただろうに、神器なばっかりに……。

 

あとは好き勝手行動している中でまた新しい獣の情報をゲットしたどころか、最速で入手に到達してて、さすがホムラというか。今回はペテロも巻き込んでたし、最少人数クリアというか、狙っていないのに獣入手RTAみたいになってるの、ついてるとしか言えないというか。

巻末オマケにコミカライズ8話が載っていましたが、白が好んでいた磁器の店について探す話で、絵がついているとなお味わい深くなってて良かったですねー。

新しいゲーム始めました。~使命もないのに最強です?~6

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ホムラ:登録はレンガード。粗相をしてパーティー戦にソロ参加、五十二ブロックです。

シン:ぶっほ!

ペテロ:どうりで個人戦にいないw

 

レンガード名義で店舗を持つことになり、縁のあったスラム街の獣人の子たちを店番に雇うことになったりしてましたが、営業は順調で。

有用なアイテムを扱っていることもあって、日々好評を博していて、NPC達に取り入ろうとしたり、レンガードと接点を持とうとするキャラも多いみたいですが。

なんだかんだ関係者の好感度高いから、色々フォローしてくれて助かりますね。

 

中盤からは開催されることになった闘技大会について。

住人達も参加するタイプの大会でしたが、プレイヤーも各々奮闘するわけですけども。

ホムラが白のちょっかいによって、ソロ+召喚獣でパーティー戦に参加することになって……。

「神が封じた獣」系だったり神様系だったり、他のプレイヤーの先も先に進んでいるだけあって、圧倒していたの正直おもしろかったですね。

 

表に出てる情報だけで判断しようとしても、そりゃ見抜けませんわというか。掲示板の民たちが大混乱してるのも頷ける。

ホムラの友人たちも類友というか、暗殺者プレイしているペテロも運営の注目対象みたいですし、ホムラがいなくてもなんだかんだ悲鳴上げ続けることになったんじゃないかなぁと思う今日この頃。

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。7

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「信頼するのは当たり前です!」

(略)

「私を信じて力を貸してくれるんですよ? 信頼しないわけないですよね?」

 

ハタヒ村で行われる祭りに参加しようと、余裕を持ったスケジュールで現地入りしたアイビーとドルイド。

表紙イラストがイメージしやすいですけど、白い服を着て色を付ける粉を投げあう楽しそうな祭りのようです。

門も昔はちゃんと絵を描いていたけど、色粉を投げられて上書きされまくった結果、子供のラクガキみたいになってしまったとか。

 

以前関わった組織が、この村にも手を伸ばそうとしていたようで……。

功労者として名前の挙がっているアイビーとドルイドに、ギルドマスターや自警団団長が接触してくる一幕もありました。

トップがすぐ来るのではなく、以前ドルイドに助けられた経験と特殊な技能を持っている人物を先触れに出してくるあたり、有能ですねぇ。

これを見るとハタウ村のタブローたちはまだ未熟だったんだなぁ、って感じ。

 

フォロンダ領主が貴族の義務として祭りに顔を出していて、アイビー達に会いに来ていたのも縁を感じて良かったですね。

変わったスライムをテイムしているアイビーは、テイマーではあるけど立ち位置特殊ですよねぇ。でも、ソラ達との信頼関係はしっかり築けているのは良し。

40年の経験を持つベテランテイマーの先達との出会いもあって、その人からも認められてましたし。良かったですね。スライム達が遊んでる挿絵が可愛くて良かった。



最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。6

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「たぶん、何かあったら駆けつけて助けてくれるよ。これまでのアイビーの話を聞いていたらそう感じる」

 

怪しげな魔法陣からサーペントを救い、なんとかハタウ村に戻ってきたアイビーとドルイド。

自警団のタブローに相談しようと思っていたのに冒険者ギルドに来てしまったり、記憶に齟齬が生じていたのが恐ろしい。

それでも2人いたから、互いの認識の違いを埋めて相談できたのは良かったですけど。

ここでも秘匿情報に触れることになるんだから、アイビーは本当にもう。

 

……まぁテイムしてるソラ達が特殊過ぎてアイビー自身が秘匿すべき情報の塊だからなぁ。

今回ソルっていう黒いスライムが新しく仲間に加わりましたしね。同行はしてくれるし、名前も付けさせてくれるけどテイムの印はつけさせてくれない変わり者なんですが。

 

記憶の欠落を確かめるために、知っている人の名前を振り返って。

ギルドのサービスである「ふぁっくす」を使って、メッセージを送ることに。文面考えるときに無意識でつぶやいてるの可愛い。

そしてそんな可愛いアイビーの同行者ドルイドに対して、知人がみんなどんな奴なのか気にして質問してきてるの笑う。

 

冬も終わり、魔石の代金ももらってアイビー達は旅を再開することになって。

これまでの旅を経て、色々と諦めていた部分のあったアイビーが自分で可愛い服を選んだのも良かったですよねー。挿絵ついてて微笑ましかった。

新しいゲーム始めました。~使命もないのに最強です?~5

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「ホムラはまず、普通を知った方がいいと思うぞ」

 

ガラハド達に乞われて一緒に迷宮に挑んでいるホムラ。

バハムートがシステム的にもペットとして認められて、ホムラに懐いているっぽかったの良かったですね。

まさか封じられた獣だなんて思わなくて軽口を叩いたガラハドに対抗して、本気出してボスを一蹴した後、自慢げにふんぞり返ってるの想像すると可愛いな。

……ホムラにも言われている通り、負傷している体で無茶するのは良くないですけどね。

 

帝国出身だと明かしたガラハド達は、自分たちの国に「白き獣ハスファーン」の脅威が迫っていると語っていましたが。

すいませんバハムートだけじゃなくて、その白き獣もホムラのところにいるんですよ……。

4巻の運営達が「話振られたらバレバレ」と語っていた通り、誤情報バレするの早かったな。RTAレベルなのでは。

 

ガラハド達が求めるドロップアイテムが出ないよう工作してる輩までいたし、問題は根深そうですけど。

運営の想定すら超えてイベント進行している感があるから、なんとかなりそうではある。

 

騎獣欲しいなぁって足を運んだら金竜と仲良くなるし。以前縁があった、負傷しつつも確かな実力を持つ人物を護衛に雇おうとしたら、トンデモ過去を抱えていたことが発覚するし。

イベント吸い込む掃除機でも持ってるのかってくらい、驚きの吸引力。

ホムラが突き抜けすぎてていっそ応援したくなってる運営いるのが笑える。



新しいゲーム始めました。~使命もないのに最強です?~4

 

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「うっかり開きました」

「なんでじゃ……」

 

スラム区域を整備して、プレイヤーが店舗を持てるようになったVRMMO「異世界」。

以前、獣人の孤児を押し付けたエカテリーナが、その仕組みが作られることと子供の教育が進んだことを合わせて、ホムラにスタッフとして雇うように持ち掛けてきて。

押し切られる形にはなっていましたけど、いざ店舗経営の準備を始めたらそれはそれで楽しんでるのが、実にホムラらしいなぁって思いました。

 

いつもの仲間と遊んだり、新たなNPCとの交流が発生したり。

実に自由にゲームを満喫していましたが……NPCAIの自由度が高すぎる、というか。神々に振舞った手料理の評判を聞いて、別の神が会いに来たのには笑っちゃいましたね。

異世界の神々に会うたびに祝福だったり寵愛だったりもらってるし。

ネタバレ食らうと報酬が下位互換に置き換えられる設定のゲームで、さらにホムラがこれまで大暴れしたことで運営も色々対策を取っているのにコレだからもう止まらないんじゃないかな……。

 

今回なんか「異世界」の八柱の神々がそろって、試練を課されるまでになっていたし。八神がそれぞれに封じている獣の封印が解けかけている、という重大イベントの内2つを開放して従えることになってるのもとんでもないですが。

 

巻末の掲示板回では、レンガードとして売り出した「帰還石」の存在で、他のプレイヤー達も試行錯誤して……全く別のイベント発掘したりしてるし。

運営目線は今回も悲鳴あがっていたし、ホムラの影響力も凄まじいですね。笑う。



最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。5

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「アイビーは可愛いね。これから悪い男には気を付けるんだよ」

 

冬を超える拠点として目途をつけていたハタウ村に無事たどり着いたアイビーとドルイド。

2日歩きどおしだったため、宿について丸2日寝入ったそうで。なかなか挑戦的なスケジュールで動いてるなこの2人……。

 

そうやって苦労して訪問し、冬の間を過ごそうとした村でもまた厄介ごとに遭遇することになるんだから、アイビーの旅は大変です。

マジックアイテムを売っている店のローズさんは、こっちをからかってくる困った部分はあれど善良な人でしたが。

 

その息子で自警団のトップを務めているタブローは、色々な事情が重なっていたとは言え視野が大分狭くなっていたし。

冒険者ギルドのトップもそっち側だったのは頭がいたいですけど。未熟故の暴走ということで、まぁうん……もう少し頑張りましょう、感。

ローズに雷落とされたり、ちゃんと資料にあたって功労者一覧にアイビーの名前を見つけて、非を認めた後は頭下げてくれてましたし、最低限のラインは護ってましたがね……。

 

そうした火種を抱えつつ冬に備えることになって。アイビー達は、魔石を提供したりコメ料理を人に教えたりして、出来る範囲で貢献していたのが偉い。

不甲斐ない姿を見せたギルマスに、これまで多くのトラブルに遭遇してきたアイビーが見てきたことに基づいた助言を与えていたのも、彼女の旅が無駄ではなかったとわかる感じがして良かったですね。

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。4

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「わたしが大切だと思っている人が、うわさなど信じずに私自身を見てくれる。それで十分なので、噂なんて気になりませんし、どうでもいいです」

 

冒険者のドルイドを仲間に加え、行動を共にすることになったアイビー。

愚かな子供が付きまとっているなんて噂が流れている、と他所の街から来たばかりのドルイドの師匠から伝えられたりもしてましたが。

噂は噂だ、と無視できるのは強いですねーアイビー。

 

師匠さんから伝えられた、文献に残された過去の事件についての情報を聞いてアイビーが気付いたことが、事件の本質だったのは良い着眼点でしたね。

調査方針が明確になりましたし、ソラのポーションに続いてフレムも魔石を作れるようになって。それらもまた良いサポートになってましたし。

……なりすぎている、と言う説もあるにはありますが。スライム達の能力が便利だからこそ、それに頼り過ぎないアイビーが好きです。乱用してお金稼ぎしようとかしませんからね、彼女。

 

街には入れないアダンダラのシエルも、その戦闘能力を活かして手伝ってくれてましたし。アイビーのためってだけじゃなく、自分が暴れたいっていう欲求もいくらかはあったんでしょうけど。

でも、アイビー達が好きなのも本当なわけで。どうしてもいつも外に置いていくことになっていましたが、変化の魔石を得てスライムに変身できるようになったのは良かったですねー。表紙イラストにも載ってて分かりやすいし、可愛くて良い。

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。3

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「誰か知りませんが、心配してくださりありがとうございます、ですが見知らぬ人の意見を聞くほど愚かではありませんのでご心配なく」

 

アダンダラにシエルと名付け、街にこそ入れないものの一緒に旅をすることになったアイビー。

ソラとシエルのサポートを受けて、順調に旅をしていますねぇ。野宿できそうな洞窟見つけてくれたりしてるし、頼もしいわぁ。

アイビーが小柄なのもあって途中シエルの背中に乗せてもらったりしてるし。絵面想像すると微笑ましいですねぇ。……乗ってるの、危険なハズの魔獣アダンダラなので、作中のキャラが目撃したら和むどころじゃないでしょうけど。

 

新たな街の近くまでたどり着いたと思ったら、魔物に襲撃された痕跡を発見。

多くの人が亡くなっていたけれど、腕を失いつつもまだ息がある人物がいて……ソラの力で助けることに。

その青年ドルイドも、問題ありのスキルを抱えていた人物で、兄達との仲が悪いことが分かって。

兄達がアイビーに「ドルイドには問題がある」とか吹き込もうとしてましたけど、アイビーは「自分で判断しますから」と言い返してるのが強かったですねぇ。

ドルイドとの縁が出来たことで、ギルドマスター相手に話を通せる状況が作れていましたし、なかなか得難い縁でしたよねぇ。
アイビーは行く先行く先でトラブルに出くわしてますが、同時に良縁にも出会ってるので差し引きは……とりあえずはプラス、か?

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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