気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

TOブックス

職業、仕立屋。淡々と、VRMMO実況。2

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――――プレイヤーの選択で、未来は変わる……。

 

うん。きまくら。って絶対、そういうゲーム。

 

イベントが進行しないバグギャラと思われていたシエルシャンタがシエルとシャンタという双子という事に気付いたビビア。

セミアクティブ状態っていう、他プレイヤーとの交流を制限し、気ままな生産ライフを満喫していたわけですけども。

シエシャンイベントで他プレイヤーとの交流が予期せず出来たり、スキル習得可能な特殊装備が生産出来たりしたことで、これまで店頭販売をNPCに絞っていたのをプレイヤーにも開放することにして。

 

ビビア、シエルとシャンタの双子イベント以外にも独自ルート踏んでて、「きまくら。」の設定の豊富さというのが伺える。

プレイヤーの行動次第で、NPCの出現頻度とか入れるエリアとかが変わる「革命イベント」が発生したりもするし。それだけ広大な設定がありそうですけど。

……デートイベントが廃課金者の殴り合いフィールドになってたり。その作り込まれた世界観を楽しもうとしても、PKアリアリの荒廃した環境も同時に適用されているのが悪影響及ぼしてるよなぁ……。発売三か月で取り入れたというメッスルールが本当にもう。

……なんだかんだ今もきまくら。プレイしてるユーザーはそれに適応した面々なので、より闇が深くなるんですが。

 

そしてビビアがフラグを踏んだことで革命イベントが発生。

そこでビビアがPKアリなきまくら。の闇を知ることになって……シエシャン廃人かつ、きまくら。廃人でもあるゾエベルが、うまくはぐらかしたことで、ゲーム引退も一瞬視野に入ったビビアが、変わらずゲームプレイを楽しめるように。

後にシエシャンのデートイベントで、彼女達の抱えていた事情を知ることになり……そこでも悩むことになってはいましたが。ゾエベルのアドバイスで奮起できたのは……まぁビビアのゲームライフ的には、良かったのでは……?

ゾエベルの暴走芸は、結構ヤバい領域に踏み込んでそうでしたけど……。

 

実妹からしてもツッコミどころが多く、それなのになんか最終的には上手くいく人生送ってきてるみたいで……なんだかんだビビアもきまくら。適正高いんじゃないかと思いますが。

高性能生産装備を作れるのもあって、生産関連で頑張っていく方が性分に合ってはいるんでしょうけどね。

あくまで怠惰な悪役貴族2

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「人生は一瞬だ。ボクは《怠惰》を護るために、自由に生きる。リンシャン、お前も好きにすればいい」

 

リューク、剣帝杯で決勝に進出しないために降参を選択した者の……その実力を認める者も当然現れて。それが面白くない実家のデスクストス公爵家の父や兄の派閥の人間が、リュークに与しようとした派閥の人間を暗殺したりとかしてる模様。

その上でリュークの頭を押さえつけようと工作しているみたいですけど……リュークに手を出すとそれ以上の力で殴り返されるから、馬鹿だなぁ……としか。

 

リュークの兄の婚約披露パーティーで計画が実行されることになって。

怠惰なリュークは面倒がってましたが、婚約者であるカリンがカリビアン家の一員としてリュークに参加してほしいと言って。身内を大事にしているから、カリンに恥をかかせないために参加を決めて。

大罪魔法《嫉妬》を振るうテスタ兄、自信の妬心に殺されそうだなぁ……という印象を受けました。

 

マイド大商店の娘アカリが、自身の夢の為と言う建前と秘めた恋心という本音を両方ぶちまけたことで、リュークは彼女を受け入れることにして。

その後、第一王女エリーナからも同じような提案を持ってこられましたが……アピールの仕方も悪く、こちらは受け入れられなかったわけです。

エリーナは、かつてリュークがダンを決闘で打ち破った時、魔術で助けられるよう備えも怠っていなかったのを見抜いていたり……王家の力が損なわれている中で出来る事を探そうとはしていたり、足掻いている子ではあるみたいですけど。専属メイドに「美しいのに、どこか残念なところがある(けどそれがいいところ)」みたいに思われてるのも無理はないというか。まだまだ軸が定まってない迷子なんだよなぁ。揺るがない足場を見つけた時は、強そうですけど。

 

メイド隊が結成されたり、色々とリュークの周囲が整えられるようになってきたある日、彼が受け入れる事を決めたアカリが何者かに攫われる事態が発生して。

リュークと言う存在によって、ゲーム本編では発生しなかったイベントが起きているのは、自分と言う存在によってあちこちに歪みが得た影響であることや、身内に手を出されたこともあって、リュークは徹底的に敵を叩くことに。

それが公爵家本家と繋がりのある家であろうと、容赦なく潰していったのはお見事。

二年に進級して、リュークと言う歪みに与えられた影響はかなりあちこちに及んでいそうでしたけど。今後どうなりますかね。

あくまで怠惰な悪役貴族1

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「ボクは知識を持つ者を尊敬する。魔法を追及する者を尊敬する。だけど、力だけのバカな者を嫌う。こいつのように野蛮人ならば、校内ランキング戦で二度と再起できないようにしてやるよ。待つのも飽きた。ボクに挑むものよ。明日があると思うな」

 

リューク・ヒュガロ・デスクストスという、恋愛戦略シミュレーションゲームで主人公たちに殺される運命にある悪役貴族に転生した主人公。

公爵家の次男として生まれたリュークでしたが……実家は国家転覆を計画しているような悪役貴族であり……ゲーム時代はキモデブガマガエルなんてあだ名がつくほど見た目も正確な醜悪な有様だったみたいですが。

リュークが記憶を取り戻したゲーム本編の十年前の段階では表紙に居るとおり、可愛らしい容姿をした少年なんですよね。

 

幼少期に母親を亡くしたことで愛情を受けられず。他の家族も彼を相手にしないどころか……父の息がかかった執事長が彼に毒を盛っていたことで、歪んでいったことが分かって。

前世知識を活かして、ゲーム時代の醜悪な自分にならないように美容に気を使ったり、魔法の特訓に打ち込んだりもして。

ただリュークの目的は実家の悪事に加担するのを辞めて断罪されるのを回避する事。後ろ暗い事しなければ、貴族として暮らせるだけの環境はあるから怠惰にそれを享受したいというもので。

怠惰に過ごすために、魔力を球状に固めた存在を動かすバルーンという魔法を編み出したり。「睡眠」と「怠惰」という2つの属性魔法にもリュークは目覚め、修行に打ち込んでいましたが。かなり凶悪な性能をしてましたね……。

 

父の息がかかった執事長が毒を盛ったことで、実家もまた敵であると判断したリューク。怠惰な彼は、実家の悪事を暴いたりするつもりは無かったみたいですが、怠惰な生活を守るためならば徹底抗戦も辞さない構え。

……まぁ、根は怠惰なのでゲームの流れに沿って、主人公陣営を鍛えることで目的達成しようとしてましたけど。

実家の悪名が轟いているせいで、敵対派閥に連なる名誉騎士だった亡き父に応えようと努力してるゲーム主人公に、入学直後から絡まれたりもして。

主人公、リュークにボコられたことで少し考えを改めた部分があって、そこは評価できましたね。

リュークが本編前に修行していたことで、あちこちのキャラが影響を受けていて……リュークの目的であるゲーム主人公に問題解決してもらう案、どこまで想定通りにいくかなぁ……割と早めに破綻しそうな気もする。

乙女ゲームヒロインの「引き立て役の妹」に転生したので立場を奪ってやることにした。

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「だから、ええと、そのぅ、もう少し『うまくやって』いきましょうよ。お互いに自分の我欲のために動いているんです。本音と建前をごっちゃにするからこんがらがる。僕たちは悪い人同士、もう少しわかりあえるはずなんです」

 

姉のステラと妹のミモザは双子の姉妹。

双子で区別がつかないから髪型を変えてみたら? という提案にステラは「絶対に切りたくない」と泣きわめき、ミモザが頷くことしかできなかった。

お気に入りの服も姉に奪われ……周囲から「お姉ちゃんの真似をしてるの?」と認識されるようになって。快活な姉と、引っ込み思案な妹という構図に「頑張ればお姉ちゃんみたいになれる」と姉も周囲もミモザに言ってくるが……ミモザはそんな願いを持ったことはなかった。

あまりにも噛み合わないから、ミモザは虚しさに囚われてより無気力になっていった。

 

……そんなある日。彼女は、自分がタイトルにある通り「ゲーム世界で、主人公になる姉の引き立て役である」という記憶を取り戻して。

このまま進んだ場合自分に訪れる破滅とかを知ったことで、生まれつき傍にいる守護精霊のチロが悪感情の影響を受けて『狂化』という、暴力的な性質が表に出てしまうことになって。

記憶を取り戻したことで、状況を改善しようと当然するわけですけど。相棒の狂化でその第一歩からつまずくことになってたのは、申し訳ないけどちょっと笑ってしまった。

 

ミモザ、前世の知識を得たけど前世の名前とかそのあたりは朧気で……あくまで、この世界をゲームとしてプレイした時の記憶だけを得たような形で。

ミモザとしての生来の性格である度胸がない小心者ってところは変わってなくて。

自分達の破滅を回避するために、直接相手を排除するような強い手は使えず。相手に不幸が訪れるように祈るとかいう不確実な方法に縋ろうとしていたのは……狂化してなかくてもチロに噛みつきツッコミされてたんじゃなかろうか。

 

誰にも認めてもらえず、学校でもいじめられていたミモザ。彼女がゲーム内で一度だけ認められたのが、『精霊との親和性が高い』という精霊騎士に必要な部分で。

ミモザはそれを伸ばして精霊騎士としての強さを求めようと、必死になるわけです。

その過程でいじめっ子に報復して、学校に通わず課題のみ提出すればよいという状況まで確保したのはお見事。「助けてくれ」と声を上げて学校でいじめ被害を衆目にさらすことで、問題を大きくした結果、現状改善出来たのは良かったですね。

状況を把握できていなかった母ミレイが、ミモザの想像以上に怒り、ミモザに味方してくれたのも良かった。

 

そしてミモザは精霊騎士になるための特訓も秘密裏に初めて……そこで狂化したチロに気付きつつも見逃してくれて、その上色々と助力してくれる共犯者を得ることに。

いじめっこだったアベルの義兄であり、最恐の精霊騎士と言われるレオンハルト。

出会ってからも色々とありましたが弟子として受け入れてもらえたミモザは、王都と村を往復して過ごす生活を始めることに。

ミモザ自身はゲーム知識を活用した上で、未来に姉が得ることになる立場を奪ってやる復讐じみた行為だと悪ぶってますけど。

自分で道を切り開くために努力を続けたのは間違いないので、加害者側な姉といじめっこ君側の評価はどうしたって辛くなる。これで本当に主人公側なのかよ……。

成り行きで婚約を申し込んだ弱気貧乏令嬢ですが、何故か次期公爵様に溺愛されて囚われています

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「……自分に、自信が持てたらいいのに」

(略)

「俺、昔から人を見る目があるって言われてるんだ」

(略)

「俺が、君の自信になれないかな」

 

元は小説家になろう掲載の作品っぽいですね。今調べたら多分掲載引き上げられてそうでした。

主人公の少女アリス・コールマンはタイトルにもある通り、貧乏伯爵家の令嬢。娘から「裕福な侯爵家ゴールディング家に媚びへつらっている」と評される程度の家みたいですが。

そんなゴールディング家の息子であるグレイとの婚約話が持ち込まれ、両親は喜んで飛びつこうとしたわけですが。

アリスからするとグレイは、幼なじみとして交流のある彼にずっといじめられ続けて、トラウマになるレベルの悪戯や暴言を浴びてきたことで、絶対に断りたかった。

 

そこで、実は付き合っている人が居ると嘘を言って時間を稼ぎ……縁談を断るために婚約してくれる相手を探そうとしたわけですが。

学校の校門でそこを通った方に順番に婚約を申し込んで、グレイ以外ならだれでもいいから婚約してもらおう、と思い詰めるほどにグレイとの婚約が嫌だったアリス。

しかし、初手で大当たりを引いたというか。筆頭公爵家の跡取りであるアーサー・グリンデルバルド家に声をかけたところ、了承してもらえることに。

 

実は、アリスと幼少期に出会い……救われた経験のあるアーサー。

故あって自分からは関わらない、という一線を引いていたみたいですが……アリスの方から飛び込んでくるなら、と溺愛しまくることに。

グレイの方も、アリスを歪な形ながら愛していて……両親に反対を受けつつも、婚約しようと、閉じ込めようと干渉しまくってたみたいですけど。やり方が悪いよやり方が。

アーサー側にも、彼に執着している令嬢がいてアリスにちょっかいを出してきたりとかもありましたが……アリスがアーサーと過去に会っていたことに気付いて、アーサーが真摯に向き合った結果、アリスが少し前向きになれたのは良かったですね。

貴族ではありますがあちこちに幼さもありつつ……まぁ、メイン2人が幸せそうなのはなによりですかね。



新しいゲーム始めました。~使命もないのに最強です?~10

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「新たに迷宮に道を起こしてある、ここまで来たからには進むがよい。近いうちに寄らせてもらうでな」

(略)

「たどり着き選ぶは、太古よりそなたらと決まっておる」

 

正式名称をパルミナダンジョン。

三区までは魔物が出ず奥に行くと優良な採掘ポイントがある代わりに、罠が大量に仕込まれていてプレイヤーからは「罠ダンジョン」と呼ばれているそうですが。

この度、四区に繋がる扉が発見され……しかし開くとモンスターが放出されると特大のトラップが仕込まれていて。

住人も利用する採掘場所だそうで、軋轢を生まないために利用にルールを設けよう、と考得られる最前線メンバーがいたのは良かったですねぇ。

 

炎王やロイ、ホムラ達のパーティーメンバーは善良な人が多い。……解放に関わったもう一方のパーティーであるアキラ達は自分たちだけ逃亡したので、なんだかなぁ……って部分もありますが。

分かりやすくゲーマーをやっているというか。アキラみたいなプレイヤーが多いんだとしたらそりゃ他のサーバーはギスギスしますわ……。

 

少し前、黒白の魔剣士という職業にホムラは転職したわけですが。

プリンを食べに来ていたヴェルナから勧められるままに選んだものの……やはり何か秘密のある職業のようで。

ヴェルスがホムラの前に少し硬い表情で現れて真意を問いただしに来る、とかかなりの厄ネタではー?

 

ホムラ、10巻で封印された獣であるクルルカンを撃破し従えることで、獣5匹つれているトンデモ状態になっているわけで。

他にも独自ルート爆走しているせいで、どこでなにがフラグに引っかかってイベント発生してるのか分からないんですよねぇ。フラグがフラグを読んでるし。

でもそこまで縛られず自由にホムラがゲーム楽しんでるのは良いですね。予期せぬイベント発生しまくって、毎度奔走してる運営さんはお疲れ様です。

新しいゲーム始めました。~使命もないのに最強です?~9

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「君は本当に自由だね」

(略)

「大事な人たちがいて、大事にしている上で君は自由だ。――羨ましいくらいに」

 

扶桑に向かう道中、帝国の関係者に襲われかけたホムラ達。

カルやガラハドを召喚して対応を丸投げしてましたが……同行者であり扶桑の中でも立場のある右近たちの追及は避けられず。

彼女達は自らを囮にして帝国相手に釣りをしていたようで、ホムラがそれを横からかっさらった形になってしまったとかで、文句言いたくなるのも無理はない。

ただ、結果的にはホムラから得られた情報の方が、ただ騎士を捕まえるよりは大きかったと認めてお礼を言える天音は良い子ですね。

 

そして案の定というか、いつも通りというか。

扶桑に初めて到達したプレイヤーになったことで、ワールドアナウンスを響かせるホムラ。

解放された「カードゲーム」機能に必要なアイテム、迷宮の60階層以降で稀におちるそうで……絶対今来る場所じゃなさすぎるな、扶桑。

一般に攻略パーティーとみられている【烈火】が三十四層に居る事を思うと、一般プレイヤーからすると遠すぎる……。

 

結界すり抜け称号もあり、新天地を楽しみたい相変わらずのホムラのゲーマー気質もあり。

危ないから出歩かないようにと言われた夜に外に出て、名の知れた鬼たちと遭遇。彼等を召喚できる権利を得たりしてるの、さすがすぎる。

亡き友人の故郷が扶桑であるためについてきた刀鍛冶ルバのイベントから派生して、名前だけは時折出ていた斑鳩と剣で戦う羽目になったりもしてましたが。

レベル格差がありつつも勝利を収められるのがさすが。

 

そうこうしていると、一緒に扶桑に戻ってきた右近が、役割として獣を封じる結界の要になろうとしているなんて話も聞こえてきて。

必要なアイテムとかのフラグすっ飛ばして封じられた獣である九尾に会いに行っちゃうあたりがホムラすぎるな……。

討伐ではなく対話を選べたあたりが傾国称号持ちのホムラだったからこそ出来たことで、そこは良かったですけど。帰還してから真っ先にしたことが警戒心MAXになってしまった黒のご機嫌取りなのも、ホムラクオリティ……ホムラ株乱高下しすぎ。

 



新しいゲーム始めました。~使命もないのに最強です?~8

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運営C「しょうがないッスよ。あのプレイヤーはもうNPCってことで、ノーカンに」

運営A「するな! するのは調整だ!」

運営C「無茶言わないでほしいッス。これ以上いじったら、普通のプレイヤーが神々に会えなくなるッス」

 

獣「アリス」を2人という最小人数で攻略し、自分が得た2分の1アリスにリデルと名付けたホムラ。

とうさまと呼んで慕ってるリデル、可愛いですよね。ホムラからストップ入ってマスター呼びになっちゃいましたけど。

情報提供を受けたのもあって、ギルドマスターに結果報告しにいってましたが……話を聞いてからリデル連れて帰ってくるまでの時間が早すぎて驚いてましたね。無理もありませんが。

 

ホムラ他にも神々の影響強く受けてる『箱庭』に「庭」って名前つけて、そこから作られるアイテムが「庭の卵」、「庭の牛乳」とかいう牧歌的な名前になってるのには笑った。

神々からもらった動物から算出されてる、とんでもクオリティのアイテムのはずなのにね……。

相変わらず自由にゲームを楽しんでるなぁ、と言うのが伝わってくる状況でした。

自由すぎてフラグもぶっちぎっていってるので、慣れてきてる雑貨屋の人々は置いておくにしても、周囲の住人たちや……巻末で描かれてましたけど運営の悲鳴はやみそうにありませんね。

なんか【傾国】とかいう【称号】得てたりするし。封印する術も後に獲得してましたけど、厄介そうなネタ抱えた状態で扶桑っていう新天地に行こうとしてるの笑える。

……いやまぁレンガード、NPC説が出てくる位には特殊なルート突っ走ってて当人の自覚の程度に差こそあれ、なんでも爆弾だからいつだろうと関係ないか……。逆にレベルやスキルが育っていない「今」こそ行動するべきなのかもしれない。時間が経てばたつほど変なスキルとか称号とかアイテムとか増えていくでしょうし。


捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです

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「それに、メルフィーナ様もご自分は気にしないのに、私には水仕事をさせませんよね。それは、私が「侍女」であることを慮ってくれたからというのは分かっています。それなのにメルフィーナ様ご自身はここで公爵夫人ぶっても仕方がないとおっしゃいますし……。私は、それが、羨ましかったんです」

「ええと、羨ましがるようなことないわよ? むしろ貴族夫人としては夫にどこでも好きにやれと言われるのは、まあまあ侮辱にあたるというか」

 

主人公のメルフィーナ・フォン・クロフォードは受難の人生を送ってきた。

奔放な母親が産み月だというのに外に出て……そこで産気づいて出産。DNA検査などない作中世界では、子供の入れ替えなどを警戒して信用できる複数の人間の目のある、保護された場所で生むのが鉄則であったが、それが守られなかった。

そのためメルフィ―ナには父である侯爵から「本当に自分の子供か」という疑惑を持つことになってしまった。

 

さらに、隔世遺伝かメルフィーナは両親とも違う髪と瞳の色を持って生まれており……血統に疑義のある娘を母親すら疎んだ。

その後に生まれた弟は両親に似ており、両親の興味は弟にのみ注がれた。それでもメルフィ―なは折れずに高位貴族の令嬢として相応しくあろうと努力しましたが……結局は認められることもなく。

政略結婚の駒として南方にある実家から、風土・風習も違う北方のオルドランド家に嫁に出されることに。

生家では愛情を貰えなかったが、嫁ぎ先でならあるいは……と思ったものの、夫となったアレクシスは初夜を共にせず「君を愛することはない」と言い放つ始末。

 

そこでメルフィーナは相手に希望を抱くのを辞め……自分の道を自分で切り開こうと、アレクシス相手に交渉して、僻地故に扱いかねていた領地を譲ってもらうことに。

その領地に向かう際に、メルフィーナは自分が転生者であることや、この世界が異世界から訪れた聖女を巡って巻き起こるイベントを描く乙女ゲームの世界であることに気が付いて。

メルフィーナはゲーム主人公をいじめる悪役令嬢ポジションで会ったことも思い出したわけですが、そんなルートは辿らないと原作知識や前世知識を活用してさびれた領地を発展させていくことに。

色々と常識外れの行動をとることで、周囲を驚かせまくってますが……発展に繋がってるのは良かったですね。ゲームイベントも迫っていて、順風満帆とはいきませんでしたが。

 

聖女の力を見せつけるイベントとして発生する飢饉。

それはゲーム開始の2年ほど前の現時点から兆しがあった……どころか、大陸全土で芋があっという間に枯死してしまうとかいうヤバさで。

それでいて聖女降臨2年後とか……イベント発生早すぎて、メルフィーナが対策をしてなかったらどれだけ多くの人が死んだやら。

書類上の夫である公爵アレクシスが、メルフィーナの領地が豊作であることに気付き、領主として交渉をしなくてはならないとなっていましたが。

 

……側近から「奥様から恨まれている可能性ありますよね」といわれて「そうなのか……?」とか言っちゃうの、政略結婚とは言え相手を軽視し過ぎててなんだかなぁ。

汚職や犯罪は緩めば広がってしまうから苛烈に対応していたり、実りが薄い北方の領地を治めるストレスと向き合っていたり、必要であれば城塞都市の門を閉ざすことも視野に入れるが、その前の手段として公爵家の備蓄庫を開けることもちゃんと考えているあたり、政治と統治はそこそこ出来るんでしょうけど、書類だけで人を見てると言うか、心を慮るの駄目すぎるな……という感想しかない。



冒険者アル3 あいつの魔法はおかしい

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「ついに出発ですね。アル様、この三日間、私はずっとわくわくしていました」

 

キノコ祭りの日に合わせて、秘密裏に年を離れることにしたアルとパトリシア達。

パトリシアは存在を秘匿するためにしばらく領主館に引きこもっていたこともあり、久しぶりに外を歩ける上に慕っているアルも隣にいるため、楽しそうでしたけど。

かなり早い段階で追手がかかったの、敵側も本気ですねぇ……。

寄ろうと思っていた村が監視されている可能性が高くなり、古代遺跡の噂があったので探してそこで止まることにして。

ついでに探索して魔法で保護されていた剣と、呪文の書を発見できたのは儲けましたね。

 

テンペスト王国の王族であるパトリシアを連れて、テンペストのアシスタント・ゴーレムだったマラキに会いに行って。

テンペストの研究塔を目指すことに。マラキの把握していた座標に塔が存在しなかったのには焦りましたが……位置こそ変動していたものの、設備が健在だったのは助かりましたね。

防衛用ゴーレム用のパーツとか資材とか枯渇していて、危うい状況ではあったようですけど。新しい所有者としてパトリシアが認識されたことや、保管されていた転移の魔道具を使ってレビ商会の人々にあるが気軽に会いに行けるようになって、資材の補充とかも目途がつきそうなのは良かった。

 

逃避行の間に、パトリシアがレスター伯爵第二夫人のアグネスから贈られた、恐らく盗聴機能かなにかがる魔道具を逆に利用して、パトリシアの死を偽装することには成功。

信頼できる人だけがパトリシアの生存を知ってるという状況の中で、パトリシア達を研究塔という安全な場所において、アルは外の世界で情報収集だったり、ナレシュに会いに行ってその仕事を手伝ったりとかしているわけですが。

 

混乱の最中ではあったみたいですが、パトリシアの婚約者は生存しているっぽいし。

タバサ男爵夫人と言うパトリシアの母親に仕え、パトリシアの教育係も務めていたそうですが。パトリシアが13歳とかで、タバサ男爵夫人が20代後半って……思ったより若いな? タバサ男爵夫人の身の回りの世話しているのが10歳の少女ドリスだったので、この世界では珍しくないのか? 母のような人、と思われていたっぽいですけど、ワンチャン姉……っていうには幼少期の10歳差は大きいか? とちょっと本筋じゃないところに引っかかったりしましたが。

 

アル、現代の魔法使いたちが気付いていなかった、魔法にはアレンジできる部分があるのを発見し、自分なりに工夫して使ってる上手い魔法使いで。魔導師団の隊長を務めた経験があるゾラ卿からも、呪文拾得の早さと威力にはお墨付きを貰えていたのはお見事でしたね。

魔導師団としての経験のあるゾラ卿は護衛の時は、探知・発見系統の呪文を切らすと死に繋がりかねないと常時発動を心掛けているみたいですが。冒険者であるアルは、必要なタイミングに切り替えて使っていて、そのあたりに意識の違いがあるという指摘もしてくれて。認めるところは認め、危ういところもあると指摘してくれたのは良かったですね。

 

パトリシアとの関係がある以上、アルも政治的な問題から逃れられないでしょうに、ナレシュの難しい立ち回りとかを見ても、どうにもまだ他人事感があるというか。受け止め方に距離があるのが、若干今後に響きそうかもなぁとは思ったり。

パトリシアの婚約者が活きているとかの諸問題もありますし。敵の魔法使いヴェールが、蛮族にアシスタント・デバイスを与えて支援していた疑惑まであり、妹を蛮族に奪われたアルからすると許せるはずもない悪行で。パトリシアの敵がアルの敵でもあり、そういう意味では心配ないですけど。そういった問題を超えていく中で、アルの意識問題も変化しってほしいものではありますが、さて。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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