気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

カドカワBOOKS

黄金の経験値9 特定災害生物「魔王」大戦バッドエンド

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「……なるほど。先輩として、か」

「そうそう、ひとつよろしくおねしゃすよ、レア先輩」

「むふん」

 

第四回公式イベント「大陸大戦」。

運営と通じて大戦を激化させるために暗躍しているレア達マグナメルム一行。

プレイヤー達はイベント中のデスペナ緩和とかのボーナス目当てにダンジョンアタックしたり、自分が所属する陣営を護るためだとか、各々の理由によってイベントに向き合っていくわけです。

 

多くのプレイヤーは大戦の被害をどうにか抑えられないか、と足掻いているんですけどね。

しかしウェルス王国は、聖女ちゃん推しの一派が「神聖アマーリエ帝国」の樹立を宣言し、国民たちの信仰心を持っていかれたことで、システム上滅亡判定が下されることになったり。

ポートリ―はバンプたちMPCの襲撃でいくつも街が壊滅状態になったりしてるので、その足掻きは実を結んでいないんですけどね……。

なんなら終盤は、「戦争止めたい派」だった人達のなかでもシステムが滅亡判定を下したからもはやこれまで、とウェルス王家と神聖アマーリエ帝国の戦いに、アマーリエ帝国側の応援として介入したりしてますからね。

一つの行動が思わぬ方向に影響を与えたりするし、行動がブレたりするの人間だなぁ……というか。

 

黒幕RPを続けて、時にちょっと抜けてる部分もありつつNPCと思わせ続けているレア達は上手くやってるんだなぁと思いました。

あと、今回ボス枠として扱われた王様とかレア達とかが巨大化して戦う場面の絵が、(電子で読んでるので多分ですが)見開きでバーンと何回も出て来たのは、レア達の規模感の違いが伝わってきて面白かった。

泡沫に神は微睡む5 玄の微睡みに、少年は縁るを巡れ

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「気負う事はない。神代に楔を穿つものは、人の世に於ける自由を約されておる。其方は望むが侭、好きに振舞うが善い」

 

滑瓢を追って央都へと踏み入れた晶。

朱華を離れたことで加護が薄くなったことで、弱体化を避けられなかった状況ではありましたが、敵を追って踏み込んだ以上、戦闘もまた避けられない状況で。

……とはいえ、密かに計画が進んでいる間は、穏やかな日常を過ごしてもいたんですよね。

黒幕の存在を知ってるために、どうにも落ち着かず参考になりそうな資料を探したりとかもしてましたけど。

 

神無の御坐という、神々すらも尊重する晶の存在。

可能な限り秘匿しようとはしていましたけど、どうしたって神無の御坐には注目が集まるというか。神無の御坐という存在をあまり公に出来ないこともあって、つばぜり合いというか、腹の探り合いみたいな状況になったりするんですよねぇ。

北と南でバチバチやってるのは、晶の出身と現状からすると当然ですが。神無の御坐に気付いてちょっかい出してくる人もいるんですよねぇ。

女の戦いが勃発してたりして、どうなるやらって感じもありますが。他の家とのやりとりだけじゃなくて、珠門洲の方でも嗣穂が「自分は機会が無いと会えないのに咲は教導役としていつもそばにいられるから」と嫉妬からちょっと意地悪していたりするので、世に争いの種は尽きまじとはこういうことか……。

 

あとは央都の学院には、晶の弟にあたる雨月颯馬もいて……久我が晶とのつながりを薄々察したりもしていて、火種の上で足踏みしまくってる所だったわけですけど。

戦端が開かれた中で、咲は咲で与えられたパーリジャータと向き合うことになったり、ついに晶がくろさまと再会を果たすことになったり、と今後に影響がありそうな出来事も起きてましたね。戦いが終わったかと思ったら、もう一波乱起きそうな終わりになってましたねぇ。

勇者の孫の旅先チート~最強の船に乗って商売したら千の伝説が出来ました~2

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「逆です。さっきからワクワクが止まらないんですよ!」

 

異世界出身の祖父から特殊能力を継ぎ、固有ジョブ『船長』を活かして交易会社を立ち上げた主人公のレニー・カガミ。

魔の海峡という名前の通り、魔物に襲われまくる危険地帯も彼の呼び出す船とそれに備えられた魔導兵器があれば蹴散らすのはたやすい……けれど、普通は死を覚悟するような場所で。

沈没した資材を全て回収出来たら国すら買える、とまで言われているとか。ただ、魔物に絶えず襲われるからサルベージなんてしてられないって話ですね。

 

レニー、今自分が通っているところの危険性とか、存在するとわかっている宝よりも、海峡を抜けた先の「初めての外国」に対して心が浮き立っているのは彼らしい。

交易も大事だとはわかっているけれど、あくまで彼の目標は「世界を見る」ことだって、本人も言ってますしね。

彼の故郷の村が魔族の襲撃を受けて、祖父を筆頭に犠牲者が出たように。国すらも滅ぼされてしまう危険性がある世界で、これまでの船とは隔絶した速さで国家間を結ぶ交易船とかトンデモないですよねぇ……。レニーの能力に紐づいた船で良かった。

 

速度と武装による安全性もそうですが、風呂とかの設備も整っているので海がもう少し安全だったら遊覧船としても機能しただろうなぁ……レニーの冒険心が抑えられないからダメか。

ポセイドン騎士団から騎士が乗る海馬の調達へ協力を要請されたと思ったら、ロックナ王国滅亡の際に逃げ延びた島から出る術を失ったフェニックス騎士団を保護することになったりもして。

 

ロックナ王国の騎士団の生き残りが、同じく逃げ延びた王族の元に揃ったことで、同盟国として支援をしないといけない状況がより強くなって……しかし、国の戦力もギリギリだから、とレニーに拒否権のない協力命令を下すことに。

滅びた国への支援とか、リターンが期待できない投資だから出し渋るのも分からなくはないですが。レニーやロックナの女王陛下という、関係者からの評価下がりまくってるんだよなぁ……。

そして、レニーの能力を考えると彼と信頼関係築けないのは損だとおもいますがね……実際ロックナで大戦果挙げてて、王命伝えに来た人物が態度急変させることになってたりしてましたけど、手遅れ感がすごい。

おっさん異世界で最強になる~物理特化の覚醒者~2

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「はい。私はこちらのソウシさまにどこまでもついていくと決めました」

 

異世界に転移したソウシは、フレイニルとラーニという少女達とパーティーを組んで冒険者として活動を続けていた。

もともとフレイニルが良家の子女なのは察していながらも、踏み込まずにいたわけですが。

アンデッド討伐においてフレイニルが成果を上げたことで、パリウス子爵から呼び出されることになって。

 

子爵はフレイニルを様づけで呼び、貴族としての彼女の事情をある程度知っていて……だからこそ、パーティリーダーであるソウシにも話を聞かないとならない、と11で会話する時間を設けられたりもしましたが。

フレイニルの事情を鑑みて、神属性魔法のことについて口外しないと約束してくれたのはありがたかったですね。

 

そんな一幕がありつつ、ソウシがDランクに昇格を果たしたことで、入れるダンジョンが増えて。可能な限り強くなる方針のソウシ達は、ダンジョンに挑む冒険者らしい活動を満喫することに。

アイテムボックスのスキルを得たりして、順調に成長しているなぁ……というタイミングで、指名依頼を受けて。モンスターに遭遇しやすくなるラーニの『疫病神』スキルと、レアを引き当てるソウシの『幸運』が噛み合わさると、凄いことになりますね……。

そこで成果を上げたことで、エルフの里までの護衛依頼を受けることになって。そこでの活動を通じて新しいパーティーメンバーが加入することになって、それまでのメンバーとも仲良く出来てるのは何より。

他国の工作活動だとか、教会肝入りのパーティーと遭遇したり、強大な敵と戦うことになったりと、トラブルにも遭遇しまくってるのでハーレム状態羨ましいとかより、死線ん潜りまくってるから相応の報酬だよな……という納得が先に来る。

フェイスレス・ドロップアウト 無貌の引退傭兵はお嫁さんが欲しい

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「えーっとぉ……農場?」
(略)

「……前哨基地とか要塞の間違いじゃないのか」

「前哨基地や要塞がこんな貧弱なものであるわけがないだろう。ここは農場(予定)だ」

 

宇宙に人類が飛び出し、恒星系を繋ぐ技術も生み出され……規模が大きくなっても、結局人類は資源を巡り争っていた。
そんな世界で、物心ついた時から戦場に暮らしていた傭兵のグレン。

戦いの中で手足も吹っ飛び、顔も焼け落ちて機械の義肢をつけてでも戦い続け、不死者なんで異名までつけられたものの……ある日、限界が来て引退を決意。

「どこかの惑星で嫁さんをゲットして、優雅な農場生活を送るんだ!」と戦利品などを整理して資金を確保したものの、まともな惑星上で居住するための市民権を得られるほどでもない。

 

グレン、なんというかツッコミどころが多すぎるんですよね。

嫁さんが欲しいという願いの為に、自分の局部だけは守り抜いたのは凄い。ただ今更コロニーで平和に暮らしているような女性が傭兵あがりを相手にしてくれるわけもない、という判断は出来る。そして、戦場暮らしが長すぎて今更オゾン臭のしない場所で生きていられるはずがないという分析もしてる。

そもそもグレンの用意出来た資金では、一般惑星の居住権までは届かず、植民コロニーがせいぜいだって話で……。

 

最終的にグレンは、三つの銀河帝国に囲まれていて、どこかの国が他国に攻め込む際に重要な拠点になりうるために、危ういバランスの中で共同統治されている惑星に降り立って、自分の望む拠点を作ることにしたわけです。

医療設備や各種機材も大量に用意したことで、降り立った直後に拠点を見た行商人から「要塞では?」とか言われるような環境を作ってるの笑った。

もっと言えば、グレンの目的通り女性に乱暴してる荒くれ者を対峙した結果、同棲生活がスタートして。独自の文化が展開されている惑星にグレンは困惑してましたけど……現地キャラもグレンの戦場メンタルに驚いてるのでトントンかな! ほんまか?



魔術師クノンは見えている8

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「でも造魔学は医学の側面もある。

学んだことは無駄にならないから、心行くまで学んでおきなさい。

私のように後悔しないためにもね」

 

世間では禁忌とされている、命を作る学問・造魔学。

魔術を素材を駆使して人間の部位を作るというもので、極めれば命の想像も可能なようですが。

人工の血液や骨格、皮膚や筋繊維とかを作る学問でもあるので、医学とか人体とかについても知識が必要になるそうで。魔術で目を作る事が目標のクノンの糧になっているのは良いですね。

入れ込みすぎるとロジーみたいに倫理観が損なわれていくので、禁忌扱いも間違ってはないみたいですけど。

 

造魔の知識を得たクノンが、基礎的な技術を組み合わせて魔道具作ってるのはお見事でしたけど。

それによってロジーの方も刺激を受けて、トンデモ製作物創り出しそうだからちょっとだけでも角の立たないようにしたいとカイユから相談されていたのは笑った。

なんか結果的にロジーと開発品バトルすることになっていたのも面白かった。ロジーは短期間でさすがの完成度のもの持ってきてましたし。

クノンも、造魔学で学んだ技術を生かして生活に役立つもの作ってるのが良き。

 

教皇アーチルドが、色々と言い訳を整えてディラシックまでやってきてましたが。ちゃんとトップとしての仕事をしつつ娘を安じる父親としての時間も大事にしてるのが面白かった。そして教皇だからこそ知っている、クラヴィス先生の来歴とかも出て来てましたが。

国を相手取れる魔女グレイ・ルーヴァの弟子なだけはあるというか。トンデモ情報の宝庫だな、ここは……。

 

裏でそんな情報開示がありつつ、クノンは自分から声をかけて遠征に赴くことに。

行き先は、諸々あってミリカが先に開拓を始めている、クノンに与えられる予定の土地なわけですが……ミリカはミリカで頑張りすぎというか、想定外の助力によって予想以上に発展してたのは、まぁ良し! ここで手間取って政敵に付け込まれる弱みになるよりは良いとしましょう。


左遷錬金術師の辺境暮らし 元エリートは二度目の人生も失敗したので辺境でのんびりとやり直すことにしました

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「他人を思いやる、か……どうやるんだ」

「あなたは悲しきモンスターですか……」

(略)

「知らないものは仕方ないだろ。俺の二度の人生には、まったく必要のないものだったんだよ」

 

主人公のジークは転生者。サブタイトルにもある通り、元々エリートではあったみたいです。2度目の人生でもその才覚を存分に発揮。

国一番の学院で、過去最高に優秀な生徒が揃ったと呼ばれる世代のライバルを寄せ付けず、三年間首席を独走。錬金術師としても、他の生徒が10級の試験に挑むかどうかという時期に5級の試験に最速で合格したりしていたようです。

 

……しかし彼は、コミュニケーション能力が決定的に欠けていた。

在学中も他人と交流はしないし、卒業パーティーも時間の無駄と切り捨てた。

それだけではなく、自分よりも能力低い相手にきつく当たることも多々あって……

端的に言えば彼には味方と呼べる存在がほとんど作れなかった。

前世も、出世争いに負けたライバルに恨まれて刺されたらしいですし。2周目も、政治的権力を持つ家の子息をこき下ろした結果、仕事を奪われ他のチームへの合流も拒否されて、左遷されることに。

 

馬鹿は死ななきゃ治らない、とは言いますがジークは死んでも治らなかったタイプの馬鹿なんですよねぇ……。

いやまぁ、自信に満ち溢れた性格と言動の人物で、その行動に見合った才能も確かにあるみたいですけど。敵作り過ぎたのが良くない。

本部長が彼の師匠であり母のような存在でもあって。実際のところ、手を尽くせばジークを留め置く事は可能だったみたいですけど。

ジークへの妨害工作を跳ね返すだけの労力と比べれば、彼を留め置くメリットは重くなかった、とのこと。一応、裏の思惑として「あちこちに喧嘩売り過ぎたから、一回反省してこい」と環境をガラッと変えようとしたというのもあるみたいでしたけどね。

 

そしてジークは挫折して……使い魔の猫、ヘレンに窘められて少し自分を見直すことに。

会話中に厳しい言葉が出そうになって、使い魔とコソコソ会議を始める不審者になったりする場面も見受けられますが、割と改善頑張っているとは思います。

どうしてそれを早い段階にできなかったんだ……という気持ちはありますが。一回死んだ上で、もう一度失敗する位じゃないと彼の性根は叩き直せなかったってことなんでしょう。

そこでジークとは真逆の善性に溢れた新人錬金術師のエーリカや、レオノーラ。同窓であり、ジークに対して呆れつつも交流を続けてくれたアデーレとかの交流を通じてほんのちょっと真人間にはなってきたかな、という感じですね。

廃れかけの支部の評判改善にも(アドバイスもらいながら)務めてますし、頑張ってもらいたいところ。



目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい16

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「偽善で何か悪いことがあるか? 俺は俺の心の安寧のためにお前を助けようと思ってるだけだ。世のため人のためじゃない、他でもない俺だけのためにな。それを誰かに批判される筋合いはないね。お前自身にもな」

 

セレナと一線を越えたことで、彼女の親族に挨拶にいくため帝都を訪れることになったヒロ達。

まぁそれ以外にも、仮にも帝国貴族が連邦に寝返ろうとする反逆行為があり……貴族を切り捨てたり、そのまま連邦との戦闘に流れ込んだ結果、連邦の秘匿していた少女を保護することになったりしたので、色々と事情が重なった結果ではありますけど。

 

ヒロイン達の間で協定が結ばれていて、セレナとの関係が変わったことについてクリスに一報が入って……即座に駆けつけたのは愛ですねぇ……。

直球で好意を伝え続けている子ですからね……「私も同じ薬を打ったらいいですか」とまで言うくらい覚悟も決まってるし、ヒロも覚悟を決めてもろて……。

ヒロを巡ってバチバチやってるの、見てる分には面白いのはまぁそうなんですけど。エルマとか酒の肴にしてますし。

でも、セレナと交流してる時にクリスが乗り込んできたって話を聞いた皇女殿下まで乗り込んできて、ノリノリで茶化してくるのはなんだかなぁ。ヒロ達が直近で遭遇した苦労、皇帝の勅令を受けた結果起きてるんですが。

……いやまぁ、茶化しをいれつつもちゃんと宥めたりもしてるし、貴族の流儀に疎いヒロに序列を定めておくことの必要性を説いてくれたし。保護した連邦の名無しの少女と対話しネーヴェという名前を送ったりと、ちゃんと仕事もしてはいるんですけど。

 

そのネーヴェ、連邦で生体パーツのように扱われていた機密を知る存在で……ヒロが保護して、帝国の技術で快復する道筋が経ったわけですけど。

まさか帝都でまで派手に狙われるとは、というか。相変わらずヒロの悪運吸い寄せ力は凄いですねぇ……。ヒロに守られた事でネーヴェがちょっと強火の想いを抱くことになってるし、そのうち刺されるぞ。普通に近接戦闘できるから刺すの難しいけど。

サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごとⅪ

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「自分の力を信じないで、他人の力に頼った奴に……負ける気はないのですよ!」

 

ネイガル監獄の脱獄囚、モニカが前回ダリルを捕まえていましたが、各地で捜査は進み着実に捕まっていったようです。

それでもなお逃げ続けているものが2人いて……そのうちの一人が、ルイスと因縁のある「風の手の魔術師」アドルフ・ファロンであった、と。

 

ルイスにとって心配材料ではあるものの……脱獄囚が大半捕まったことで、厳重に守られていた監獄の結界が破壊されたことが議題にあがることになって。

結界の専門家であるルイスは、国内の重要施設の結界の見直しに従事することに。そのため、アドルフが逃げ続けている中で、家族の元を離れる必要が生じたわけですけど。

かつて誤ったものの、そこから魔法兵団で勤め上げてきたオーエンが留守を任されているの、良いですよね……。

ちゃんと積み上げ続けていたオーエンと、他責を続けていたアドルフとで対比があって良かったです。

 

無詠唱魔術の使い手として知れ渡っている沈黙の魔女のモニカですが……計算に長けた彼女は、多くの魔術式を生み出して「教本に乗ってる基礎魔術の三割に影響を与えている」とか「彼女の研究成果によって何度も教本が書き換えられて、教員泣かせだ」とか言われている周囲のリアクションがあったのはちょっと面白かった。

そういった学術的な才能もあるけど、これまであまり表舞台には出てこなかったモニカ。それは無詠唱魔術を身に付けたほどの人見知りなモニカらしいですが。

「黒い聖杯」を披露したことで、それの正しい使い方を伝えることも兼ねて外に出るようになっているとか。成長を感じる……。

 

砲弾の魔術師の弟子が持って来た、講演会における術式解説の仕事を引き受けたのですが。

そうやって外に出始めていた彼女がそれを受け入れることに。クレスバーン魔法大学で行われるもので。

ハイオーン侯爵領にあることでシリルが登場したり、交友関係のある茨の魔女ラウルも登場したりして。……先代の茨の魔女メリッサも登場してましたが……そりゃ史上最短でクビになった七賢人になるよ……という嫌な納得がある。七賢人こんなのばっかりか。

 

封じられた魔道具を目的にアドルフが大学にやってきて、ルイスを狙った戦いにモニカも巻き込まれることになっているのは笑った。

ルイス、なんだかんだもモニカを認めているんですよね……。無詠唱魔術でどんな状況にも即時対応できるし、速度も命中率も巧み。しかし、身体能力と反射神経はとんでもなく低い。残しておくと嫌だけど、倒しやすいから狙われるって言うのは良くわかりますねぇ。

アドルフ、敵としては格の低い部分はありますけど、あちこちに噛みついていたから因縁のある人が多く、だからこそそれらが跳ね返ってやられることになったのは因果応報ですよね……。

黄金の経験値8 特定災害生物「魔王」大戦アウトブレイク

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「なにか、勘違いしているようだけど」

(略)

「大陸を滅ぼすだけなら、別に混沌とかは必要ない。わたしひとりで十分だ」

 

楽しく暗躍しているレア達「マグナメルム」一派。

大陸を混沌に導いた結果、第四回イベント「大陸大戦」においては運営の協力者として参戦することに。ま、もとより黒幕ムーブをやっていたので、今までとやってることはあんま変わらないですけどね。

 

今回の協力に関する報酬として、運営から「マグナメルム」という名称使用権を貰えたのが一番うれしいポイントなのでは。

あとはブランが暴れまわる中で必要な魂を集めて、「真祖吸血鬼」に至ってマグナメルムの戦力がまだ一段と底上げされることにもなってましたね……。

災厄級そろい踏みなマグナメルムの策略に踊らされるプレイヤー諸君は本当にご愁傷様です……。

 

一般プレイヤー達もイベント期間の経験値アップ&デスペナ変更のボーナスを楽しもうとはしていますが。

大陸全土を巻き込む戦争で、協力する勢力を個々で決めて貢献するために行動する仕組み。ただし、その勢力についてシステム的に保証されるようなものもないから、秘密にして動くプレイヤー……つまりは、スパイ活動を働く輩も出るだろう事が推測されていて。

交流用の専用SNSも設置されていたものの、活動は今までよりも穏やかだった。

……まぁ、それは、大陸大戦の火種となった出来事に関わったメンバーが多くいるクラン「シュピーゲルフェルテ」がクランで設置したSNSで意見交換をしてて、公式の方に顔を出していなかったから、って言う理由もありますけど。

 

レア達みたいに災厄級に至っているプレイヤーこそいませんが、独自路線を突っ走ってる人々ってのは各地に居るんですよね。

ウェルスにレアが派遣した聖女アマーリエが人気を集めまくっていて……教会や国でそのものではなく、彼女自身を信奉しているようなプレイヤーも増えているし。

この世界で生きているNPC達も、自分たちなりに犠牲を減らそうと足掻きはするんですよねぇ。いろんな思惑が渦巻いていて楽しい。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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