気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

GCノベルズ

禁書庫の賢者様~司書見習いの天才少女は魔導文明の真髄に至る~1

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「世界中の魔法に携わる者なら誰もが夢に見る賢者だが……君にとってはそこまでの価値はなさそうだな?」

「はい。無駄にするのもなんなので検証はしてますが、わたしがなりたかったのは魔術師でした」

 

15歳になる時に正式職業判定の儀というものを受けることで、恩恵を授かる世界。

例えば魔法職業関連で言えば、一般職が魔術職で上級職が魔導師という風にランクもあるみたいです。

どういった形でその職業を与えられているのかは、神々の判断によるもので詳しい条件はほとんど分かっていないとか。

とは言え、正式な職業に就かなきゃ魔法が使えないのかと言うとそういう訳でもなくて。

魔術師・魔導師の例で言うと、職業を授かる前より魔法が使いやすくなるみたいですね。

 

主人公のエリシアは、ウェルシュ魔導王国にあるディール男爵家の令嬢。

幼少期から魔法にのめり込んで、11歳と言う若さで王宮勤めを認められた天才で……魔導王国が抱え込んでいる禁書庫への単独入館を許されていた。

禁書庫、ある時は普通に書庫だけどある時は雷鳴轟く砂漠になるとかいう、入る度に環境が異なる危険な場所で……そんな状況を生み出したのが、禁書庫に治められた数多の魔導書の力だっていうんだからとんでもない。

 

エリシアは正式な職業を得る前から働いていて、魔法狂いでもあったので禁書庫にこもるのを楽しんでいて。

魔法系の職業であれば変わらず禁書庫の司書として働けることになっていたので、上級職とか欲張らないから一般職の魔術師でいいなー、と適当に流すつもりだった。

 

……しかし、彼女が授かった職業は「賢者」。歴史上でもこれまで4度しか生まれたことが無い、魔法系職業の頂点ともいうべき職業であり……魔導王国の名を冠しながらも、一度も自国から生まれたことが無かったウェルシュ国の悲願とも呼べる存在だった。

まぁ、エリシア的には賢者と言う名誉に集ってくる面倒事が多くて、「正直いらないなぁ」って扱いになってましたが……。

面倒事が寄ってくるのはアレでも、苦手属性がなくなって出力が10倍にも届きそうという、職業の恩恵に関してはよろこんでいたのでどこまでも魔術バカというか、政治家より研究者よりなんでしょうねぇ、実践派のって頭につきますけど。

 

自国から賢者を出せなくても他国からの笑いものだし、いざ出たら賢者に見向きもされないっていうのも笑いの種でしょうから、エリシアに多少仕事をしてほしいという王子の思考も、正直分かりますが……あんま彼女に向いてないよ……。

ただ王子もちゃんと相手を分析して、「魔導書封印されてるっていう遺跡に行ってみない?」みたいな話の持っていきかたしてたのは上手かったですね。

とは言え、何度もやられてもたまらないので、エリシアの所属する宮廷魔導省の長官がちゃんと根回ししてくれたのはありがたい。

 

そして賢者の職業を得たエリシア、相変わらず禁書庫に潜り……そこで封印された少女と出会ったり。かつて栄えた魔導文明の時代においても使用例がほとんどない、三大極致と呼ばれる魔法に挑戦してみたり。

魔法関係に向き合う時、すっごく生き生きして楽しそうに活動しているのが良かったですねぇ。彼女のもたらす情報はいちいちがとんでもなくて周囲は今後も振り回されていきそうですが。頑張ってほしいものです。

ちび神獣たちのお世話係始めました 世界樹の森でもふもふスローライフ

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『いちいち説明するのも面倒だ。そのうち分かるだろう。自分で色々試してみろ。といかく、お前は子供たちの面倒を見てくれたらいい。後で崖の上にも連れて行ってやる』

 

通勤電車で事故が起き……数百人出た死傷者のうちの一人である主人公のイツキ。

本来なら死したのちの魂が輪廻に戻るハズだったが……イツキの魂は、地球が人口増加した結果として引き寄せていた異世界由来のもので。

魂の管理室というその名の通り魂を輪廻の循環に戻す作業を行っている場所に住まう存在いわく、一気に魂が管理室に流れ込んで処理が停滞した中で、異世界由来だったイツキの魂が地球の輪廻の輪から零れてしまったとかなんとか。

説明の上で異世界の方の循環へ魂を戻す、という話になったんですか……そこでもトラブルが起きて。

 

本来なら生まれ直すはずだったのに、なぜかイツキは異世界で肉体を得た状態で覚醒。

……しかし巨大な森の中に放り込まれて、第二の人生が始まったけど、このままなら速攻で死ぬな……という絶望的な状況で。

そんな彼を拾ったのが、神獣と称される鳥フェニックスだった。

イツキは異世界からの出戻りかつ、魂だけの状態になったところから復活したからか、『魂のゆりかご』というスキルを持っているとかで。

それを見抜いたフェニックスに、自分の子を育てる保育士のような事を任されることに。

 

後に神獣が育つには色々と条件があるみたいで、せっかく子供が生まれても上手く育たなかったというのも良くあるとか。

それなのにイツキと触れ合っていると神獣の雛たちは、良い方向に成長していくのが判明して。最初はフェニックスの雛たちだけだったのが、どんどんと託される範囲が広がっていく、という話ですね。

あとがきで「たくさんのモフモフに囲まれ、ひたすらもふもふとのんびり過ごす話」というテーマで書きだしたそうで、それは一貫していると思いましたね。

ご主人様とゆく異世界サバイバル!9

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「お姫様は悪い奴らを国から追い出し、国に平和を齎して女王となりました。めでたしめでたし……で終わらないのが現実の厳しさってやつだな。本当に」

「現実は子供向けのお伽噺じゃないから」

「夢も希望もないですねぇ」

 

北方二国の侵攻を打ち砕き、交渉もまとめてきたコースケ。

成功なのは間違いないけれど「やりすぎた感が強くはあるな」なんて言葉がシルフィから出てくる通り、派手にやったのも間違いはなくて。

普段は慎重に行動しようとするのに、いざ実行する段階では躊躇しない思い切りの良さはコースケの美点ではありますけどね。

王国を運営するにおいては、ただ勝ち続けるだけでもいけなくて。足元を固めていく作業も必要で……悪役倒して全部解決! といかないのが現実の世知辛さ。

 

さて、順調に拡大中のコースケのハーレム。正妻がシルフィで、コースケは王配という立場を得ているわけですが。エルフと人間と言う種族の差はいかんともしがたく。

聖女エレンがシルフィ達に先駆けて妊娠が発覚することに。

グランデも肉食な部分はあるけれど、元々竜だったからかたまに抑えに回ってくれるらしくて、そこはちょっと意外なような。コースケ第一な彼女だから、言われてみれば納得できるような。

 

そんな折に聖王国から講和の使者が訪れることになって。

徹底抗戦して領地を切り取ったところで治めるのは難しいから、お互いに思う所はあれど講和は成立するだろう状況。

そうやって時間を稼ぎつつ、裏ではコースケの排除を試みたりもするだろう、と帝国の大使は指摘して。

コースケは聖王国との会談には参加せず、実質軟禁状態に置かれることに。シルフィ達とイチャイチャしたり、実はハーピィ達のところで生まれていた自分の子供と交流をしたり。空いた時間で色々と研究を始めたりと、相変わらず自由に過ごしていますが。

 

……こうやって色々試行錯誤出来る時のコースケの方が危ないんだよなぁ。何しでかすか分からないので。

魔法の知識をアイラやイフリータから教わって。彼女達があまり詳しくないアドル教の聖堂についての情報をエレンからもらって。そういう橋渡しができるのもお相手が多く、この世界の柵の薄いコースケならではですかね。

 

日々の生活に困窮してる人々への支援を冒険者ギルド伝いにやる施策の提案をしたり。

在野の有望な人材を登用する目的を抱えて、開拓村を作るという名目で各地を回ることにして。

母や姉を毒牙にかけていってるコースケに感謝しつつも複雑な気持ちを抱いているアクアウィルとも交流したり、相変わらず色々やってましたねぇ。……アクアウィルも、感謝の気持ちもあるわけですから、絆されれば割と一瞬な気はしますが。

魔力チートな魔女になりました3 創造魔法で気ままな異世界生活

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(――拝啓、名も知らぬセレネの産みの母へ。ちょっと教えすぎて、お宅の娘さん、強くなり過ぎました)

まぁ、力を持っても粗暴な行いはしないし、させていない。

あくまで自衛の範囲だ、と自分に言い聞かせている。

 

春先まで滞在したダンジョン都市から旅立ち、虚無の荒野を目指したチセとテト。

しかしその道中で何者かの襲撃を受けて死に瀕した女性を発見して……彼女から、辛くも難を逃れた赤子を託されることに。

当初は街でその子供……セレネを育てながら出来る仕事を探そうとしていた2人でしたが、対象の殺害を諦めていなかった暗殺者に狙われ、一般人を巻き込む恐れからチセたちは彼女達しか入れない虚無の荒野に逃げ込むことに。

 

チセが創造魔法を駆使して居住環境を整えて、そこでセレネを育てていくことに。

セレネがすくすく育っていく中で、チセもステータスを伸ばすのを続けていたところ、【不老】スキルを会得してしまって永遠の12歳になってしまったのは……なんというかご愁傷様という感じではありますが。

チセ達の教えを受けて、セレネのスペックも向上していましたが、閉じた世界に引きこもり続けるのも良くない、とある程度セレネが育ったところで人と交流するために外の世界へと踏み出して。

セレネの夢を守るために、魔女らしい三角帽を作ったり、箒や絨毯で空を飛べるような技術を編み出したり、なかなか親バカしてますねぇ……。

 

ガルド獣人国へと向かってしばらくしてから、ダンジョンが出現して。

厄介な環境を携えたダンジョンを、結局はチセとテトが2人で攻略したわけですが。地上に残って、チセ仕込みの回復魔法を使っていたセレネもまた注目を集めることになって。

ダンジョン制覇者として2人の名前が知らされたことで、セレネの実家も生存に気付いて動き始めることになったりするわけです。

赤ん坊のセレネと出会って、彼女が成長して、実家とのやり取りもして……最後には別れるまでを描いているのでなかなかの密度の1冊でしたね。

ご主人様とゆく異世界サバイバル!8

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「俺達はただ故郷と同胞を取り戻して幸福に生きていきたいだけだ。だからメリナード王国領を取り戻すために戦ったし、再び故郷を侵そうとする連中には容赦はしない。だが、俺達がされたことをやり返そうとは思っていない。これで答えになるか?」

 

王都を取り戻し、グランデとの縁などもあって他国との関係も良好な形で結べるところも出てきて。

コースケの能力で色々と研究が進んでいて、エアボードとかで技術的な底上げはされている状況ではあるものの……使える人材が足りない、という問題はここに至ってもついて回ってる模様。

 

エアボードで動ける範囲は広いし、ゴーレム通信機もあるから警戒網はこれまでの常識よりも少人数かつ広い範囲で敷くことが出来たりと、コースケのサポートで助けられてる部分もあります。

ブロッククッキーに飽きたという前線兵士からの要望を受けて、別の保存食の開発に着手したり、魔道具開発に勤しんで冷蔵庫を作ってみたりと相変わらず異世界知識が活かされて、国力増強に貢献してましたけど。

 

聖王国の差し向けて来た征伐軍を蹴散らしたものの、その方向ににらみを利かせるために銃士隊は大きく動かせない。

ヤることをヤり続けた結果、ハーピィ達の中に妊娠するものが出てきて偵察・爆撃部隊として動ける人員が減っている。

そんな中で、聖王国の属国と化している北方で不審な動きがみられ……コースケがその能力や王配としての立場もあって、代表として派遣されることに。

戦力不足はそこで響いてきて、精鋭五十人を派遣して残りは現地の志願兵を鍛える形で運用する形になっていました。

 

まぁ最悪コースケ一人いれば蹴散らすことも可能ではありますが、彼は自重を知ってますからね……ある程度は現地の人々に頼り、任せようとするのは彼の美点だと思います。

銃にエンチャントを試みた時に介入してきた、コースケをこの世界に送り込んだ神様的なナニカはそれがちょっと面白くなさそうというか。見ててまだるっこしいからとっととやっちまえって要望を出してきたりする一幕もありましたけどね……。

 

北方国家、聖王国からの情報もあって多少は備えをしてましたが……コースケの齎す強化がそんな容易く対策できるはずもなく。

四百人の兵で二十倍の兵を蹴散らす、なんて戦果を挙げていたのはお見事。その後の交渉に際して、コースケの能力を存分に見せつける形で魔皇石爆弾を搭載したゴーレムや、巨大ゴーレムの運用で分かりやすい力を見せつけていたのも、交渉を優位に運べる良い手だったと思います。

根が一般市民なので、前王妃であるセラフィータなどから助言を得られていたのも大きいか。既にある程度ハーレムが充実しているのと、元の世界の価値観もあって踏み切れずにいたセラフィータとの関係も今回進展することになったりしてましたが。……まぁ、それも含めていつも通りではあったか。

ご主人様とゆく異世界サバイバル!7

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「結局、全部任せきりにするのも、全部俺一人でやるのも違うと思うんですよね。俺も解放軍の一員なわけですし」

「コースケ様は責任感が強いのですね。でも、貴方は一人の人間です。稀人であっても、神の使徒であっても、コースケ様はコースケ様。一人の人間なのです。神ならぬ人の身で背負えるものには限りがあります。あまり多く背負いすぎたりはしませんように」

 

7巻発売直後にセールやってたのもあって、興味を持って買ったんですが。

6巻は2021年発売で、7巻が2024年なので23年経ってるんですねぇ……だからか、イラストの雰囲気が少し変わった感じがしましたね。これはこれで好き。

聖王国の討伐軍を一蹴したシルフィ達。稀人コースケの能力を知らないイフリータからすると「朝出て行って夕方に帰ってきたら終わったと言われた」という、なんとも拍子抜けする展開ではあったようですけど。

 

敵に甚大な被害を与えたことから、いったんは大人しくなるだろう、という考えから内政の充実を図る方向に切り替わったわけですが。

解放軍側は負傷者も居ないから、聖王国との戦争に限っていえば戦後処理は楽な部類ではあるものの。20年の聖王国の支配によって揺らいでいる国内の平定が急務となって。

コースケの能力を存分に使って区画整理しているの、コミカルで好き。

何をしていようと問答無用で一回更地にしてから新居建築をするので、「クカクセーリが来たぞー」とか住人に言われてるの、笑っちゃった。

 

コースケの存在はこれまで以上に重要なものになっており……キュービに搔っ攫われた前科があるため、シロの外には極力出ないで、出るにしてもグランデやメルティといった戦力を連れ歩くようにと言われてましたが。

そんな折に、キュービを伴った他国の使節がやってくるんだから、ねぇ。まぁ相手にも神託という指針があったようですけれど、あれだけ威圧されてちょっと屈辱を味わう位で済ませてもらえたのは、大分温情あるのでは。

 

他にもドラゴニス山岳王国の使節も来てましたが、グランデとコースケの存在を貴んでくれたのは良かったですね。無理に2人を引き離したり、子どもとの政略結婚をガツガツしようって言う感じでもなく。

むしろ始祖と同じことをしてる尊い存在を害するなんてとんでもない、と厄介オタクみたいになってるの面白い。布教するために絵姿や、出会いの物語を広めることを主目的としてる当たりそれっぽいし。

ちょっと平穏な時間があった関係で、コースケとヒロインたちの関係で新たに進展していった部分も多いですけど。

ご主人様とゆく異世界サバイバル!6

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「さぁ、やるか」

この手で敵を撃つ覚悟はとっくに完了している。後はやるだけだ。

 

教典を携えて聖女エレンと会うべく、コースケはメリネスブルグに踏み込むことに。

グランデが同行しているのと、今回は内部にいるライムやエレンたちと協力できるので、まぁ前回みたいな事故は起きなくてホッとしましたが。

ライムと再会した時に歓極まった彼女に飛びつかれて、コースケが窒息しかけたり。敵のスパイに後を付けられて、コースケが人を撃つ羽目になったりする一幕こそありましたが。

 

グランデ、コースケに「普通にめっちゃ可愛いと思う」とストレートに言われて、照れて暴走しちゃうの可愛いね……。

メロメロチョロドラゴン。冷静になった時、隅っこで体育すわりしちゃうところも含めて、なるほど可愛い。

エレンと会った事で、敵が六万の大軍を動かしていることや、中央を離れたエレンを「魔女」としてつるし上げようとする動きまであるなんて情報が出てきたりもして。

 

けれど、コースケの能力とアイラのタッグによって生み出されたエアボードが量産されていたり、銃器も機関銃にアップグレードされたりして。

メリネスブルグの軍を蹴散らして、シルフィ達は城に乗り込み……その上で、封じられた王族を開放することに成功。

国王陛下はその封印の為に身命を賭した結果、死んでしまっていましたが。シルフィの母と姉たちが無事だったのはひとまず良かった。

20年の情報格差や稀人のコースケの存在があって、ちょっと判断基準がズレる場面もありましたが。それでも、一つの目標を果たせたのは良かったですねぇ。

敵の本命である六万の大軍も一蹴出来てましたし、敵側の聖騎士団の団長の描写とかが増えていて、聖騎士団は他の聖王国とは違うスタンスっぽいのを感じましたねぇ。



ご主人様とゆく異世界サバイバル!5

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「天才魔導士はいざという時の備えを怠らない」

 

グランデが竜娘と化したけれど、それはあくまでコースケの番となるためのもので。

彼女が竜の体を持っていた時からそうでしたけど、解放軍の戦力としてカウントするつもりがないコースケの姿勢は結構好きですよ。

それはさておき、聖王国とは膠着状態に陥っていて。敵の方が大国であるのは間違いないので、向こうが本腰を入れてくると面倒くさい。

そんな状況を打破するために、コースケは聖女の属する懐古派への援助も込みでオミット大荒野での教典探しを始めることに。

 

運営に必要だし、コースケと2人きりの時間を取っているんだから、とメルティとシルフィを前線に残して、しれっとついていくことを決めたアイラが強かで好き。

ハーピィ達やグランデ、冒険者として過去に縁のある鬼族のシュメル達も同行することになって。

アドル教の競技が改変されていた通り、エルフの長老たちの根切りは不十分で……かつての避難所だっただろう場所で、リッチと化した人物と対峙する羽目になったりしていたの、長老衆はよぉ……。

いや実際、最後操るための魔術が稀人のコースケに飛んできたから事なきを得ただけで、危うい場面ありましたし。WEB版よりもリッチ君奮闘してましたが、まぁそれでも備えが甘くて封じられることになっていたのは自業自得だよなぁというか。

 

別の遺跡から教えが変えられる前の教典を見つけることに成功してたのは、良かったですけど。

それ以外にも、グランデに頼らない高速移動手段を造ろうと考えて、アイラのサポートもあって割とすぐに形になっていたのはお見事。製作途中は失敗もして酔って吐いたりする場面もあったようですが。

 

目的を果たしてから帰還した後、聖女エレンと通話して。彼女は彼女でコースケと会えずに寂しさを抱えていたの、可愛くて良いですねぇ。

後は、グランデが人と交わるドラゴンとして人の傍にあることを聞きつけて、ドラゴンを信仰するリザードマンのお世話をされている場面もありましたね。

過去に竜と結ばれた人の末裔がいるドラゴニス山岳王国の人も交じっていて。グランデとその伴侶であるコースケに支援を惜しまない、という言葉まで出てきたので状況が動きそうな気配がしますな。



ご主人様とゆく異世界サバイバル!4

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「もう勝手にいなくなっちゃダメ」

「うん、気をつける」

 

敵に攫われた先で、メルフィと合流できたコースケ。

しかし帰還する道中で聖王国側の兵隊と鉢合わせてしまって……危険な山越えルートを通ることに。

魔人種であるメルティはスペック高いし、コースケも武装が整ってればワイバーンでも蹴散らせるくらいの戦力ではあるんですよねぇ。

そんな2人の前に、グランドドラゴンという魔法も使える知性を持ったドラゴンが現れて。

 

稀人であるコースケは異世界の言語を理解する能力もあって、ドラゴンと意思疎通できることが発覚。

そこから考量して、グランデという雌竜の力を借りてついにシルフィたちと合流を果たすことに成功。グランデとの交流を進める中で、彼女の血液を少し分けてもらい、自分の為に角を折って見せたメルティの為の再生薬を造ったりもして。

……表紙や口絵で明らかなんですが、グランデは彼女を尊重してくれるコースケの事を少しずつ慕うようになっていって……。

 

亜人と違って流石に巨大な竜の体であるグランデとコースケでは、叶わぬ想いかと思いきや。かつて竜の中に、同じように人に恋して人に変じたという伝説があって。

長老たちがそれを実行した結果、人に変じることが出来たことで関係が進展したのは……まぁ良かったんじゃないですかね。

シルフィたちとの久しぶりの交流を果たしたり、自分のクラフト能力を伸ばすために工夫したりしてましたが。

ランダム付与とは言えエンチャントまで使えるようになって、コースケの底上げ能力が凄いなぁ……。



ご主人様とゆく異世界サバイバル!3

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「他力本願なのね?」

「自分一人で何もかも上手くやれるとは思っていないだけだ」

 

メリナード王国に入り、砦を二つ陥落させたコースケ達。

あくまで亜人排斥を訴える聖王国とアドル教がシルフィたちの敵であって、聖王国統治下の新メリナード王国民は弾圧したくない。とは言え旧来のメリナード王国民の感情も思うと、まったくのおとがめなしという訳にもいかない。

色々と悩みを抱えている状況で、奪取した砦の一つに義勇兵がやってきて交通の要衝まで押さえることには踏み切ったわけですが。

 

内政官であるメルティは手を広げすぎると、その後の統治が心配だと言っていましたが。

要衝を押さえられる重要性を取った形。

作戦に移ったシルフィたちと、コースケとアイラは別行動になって。コースケはその間馬車をアップグレードしたり、ミスリルを用いた伐採斧やクワを作って開拓要因となったりしていましたが。

そんなある時、キュービが接触してきて……実は他国のスパイであった彼に、コースケはさらわれてしまうことに。

 

そして彼が連れていかれた先は、メリナード王国の首都メリネスブルグであった、と。

キュービはコースケのインベントリから危険物を言葉巧みに取り出させて、危険性を削ろうとしてましたが。それを受けた敵視犀が凡愚で忠告をろくに聞かず牢屋に放り込み……簡単に脱獄されていたのには笑っちゃいました。

 

脱出した先でコースケは、下水道に棲んでいたスライム娘たちと対峙することになって。旧メリナード王族に忠誠を誓っているため、敵対者には容赦ない存在でもあったわけですが。

亜人を忌避せず、スライム娘であろうと受け入れるコースケは彼等と親睦を深めることに成功して、不足していた資材を得て動き始めることが出来て。

 

シルフィたちの同行が心配だからと外に踏み出して……流れで真実を見定める目を持つアドル教の聖女を助けることに。

彼女の目にはコースケが、凄い光輝いて見えるそうで稀人だというのが早い段階でバレたりしてましたが。アドル教もまた一枚岩じゃないとわかったのは良かったというべきか。

コースケの所在をなんとか調べ上げて、メルティが自身の角を斬ってまで乗り込んできたのは、思いの強さ……というか重さを感じましたが。

アドル教の主流派の態度を見ると、まぁメルフィ達の心配も納得できるものではありますな。

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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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