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「……レゴールが平和で何よりだよ」
「左様でございますな」
六歳の頃に買ったバスタードソードを、二十九歳になった今も持ち続けてるモングレル、物持ちが良い……。彼がこの世界で初めて手に入れた武器であり、家族の関わっている数少ない思い出の品でもあるからっていうのがプロローグでサラッと描かれているのが好きですね。
モングレル、ハーフだったり転生者としての知識があったりすることで、力量はあるのに昇進しない「ベテランブロンズ」として、一定の信頼を得ているわけですけど。
もっと上のランクでもいけるという実力への評価もありつつ、真似しちゃいけない悪い例でもあるんですよね……。
基本ソロで活動していて盾も持たず、半端な長さのバスタードソード一本で戦っている変人扱いもされているの、反論の余地はない。いや、モングレル自身は反論して「俺だってちゃんと盾持ってるぜ!」と言って案の定変な盾持ってくるの、趣味に生きすぎている。
レゴール周辺の魔物、シルバークラスからすると歯ごたえが無いみたいですが。
ケイオス卿絡みの発明があるため勢いがある町として認識はされていて……。モングレルとも知己であり、王都に拠点を移したパーティー「若木の杖」がもっとレゴールが伸びるだろうと拠点を戻す判断をしたりもして。
いざとなったら王都に戻ってもやっていけるから、という保険がありつつこの都市移動が大変そうな世界でなんども拠点移すのは、団長のサリーも言ってるとおりちょっとした博打ではありそう。
ケイオス卿=モングレルを知っていると、モングレルが腰を据えているし開発続けていくだろうから、サリーの判断間違ってないと言えそうですが。
……いやでも、サリーが戻ってきてから市場に出た開発品アダルトグッズなんだよな。
ケイオス卿としての発表ではなく、モングレル個人として卸してるから「スケベ伝道師」という新たなクリエイターとして捜索される羽目になってるのを知ったら、ちょっと判断間違ってたというかも。
モングレルですら予想以上に早く売れてしまって、万が一繋がりが発覚するとケイオス卿のブランドに傷がつくからと製作辞めるほどでしたからね……。