気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

サプリメント

ダブルクロスThe 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.2 ブランニューデイズ

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「なんて、ちょっと贅沢か」

 

1弾が好評だったため発売できることになった、SSS2弾。

奥付だと1弾が231月で、2弾が5月なので割と順調に予定通り刊行されたものかと思ってましたが。あとがきによれば、1弾発売時には本当に2弾の目途立っていなかったとかで、続刊でてホッとしましたねー。

あとレイアウトが変更になって、1Pにトレーラー、レギュレーション、ハンドアウトがまとめて収録されてるの見やすくて結構好き。

 

今回も基本ステージN市がメインとなるシナリオを4本収録。

桜咲く季節、死んだはずの人が蘇るという異変が起きたN市を駆ける「サクラ・デイドリーム」。

梅雨の中、N高旧校舎に閉じ込められることになる「ゴースト・イン・メイレイン」。

真夏日のはずなのにN市に冬が訪れ雪が降る怪現象に遭遇する「ウィンター・イン・オーガスト」。

秋のある日に、N市近郊にある館でFHと戦うことになる「ハウス・オブ・ザ・ビースト」。

 

1弾ではN市以外のシナリオもありましたが今回は、かなり軸がN市に寄ってきたのと、季節を感じる設定が盛り込まれていて、シナリオごとの味わいが変わっていたのが良かったですね。

単品で遊ぶもヨシ、季節を追うようにキャンペーンシナリオとして楽しむもヨシという構成のようですね。第3弾も出るならまた違った要素加えてくるんでしょうか。ちょっと楽しみ。

 

『ゴースト・イン・メイレイン』のプレイレポートで、「N高に旧校舎なんてあったのか」って疑問が提示されて、あったけどこれまで描写されてなかっただけ、とGMが回答した事例があったようですが。無から生えてきた旧校舎と考えると面白いな……。TRPGって自由だ。

あとはSSSタイトルとなっている「ブランニューデイズ」というタイトルのシナリオがないのも興味深かった。裏表紙の謳い文句にもあるのと、とある収録シナリオの見せ場シーンで出てくる台詞に入っていましたねー。あの描写も良かった。

F.E.A.R. ダブルクロス The 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.02 ブランニューデイズ
ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(Far East Amusement Research)
2023-04-30

ダブルクロスThe 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.1 インビジブル・ファクトリー

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「それじゃあ、また本番で会おうか」

 

基本ルルブ12、上級ルルブと『インフィニティコード』・『エフェクトアーカイブ』・『リンケージマインド』の使用を前提に、基本ステージである東京都近郊N市を主な舞台としたシナリオを4本収録している作品。

必要サプリは多いですけど、ルルブ12だけを使用して遊ぶ場合のカスタム方法についてのコラムも随所に載っているので、それらとこのスーパーシナリオサポートだけで遊ぶことも出来るようになっています。

 

せっかくならPCの持っている『Dロイス:賢者の石』を狙って、敵が作戦行動をしている~みたいな原型のシナリオを遊んで欲しいものですが。

……複数サプリ集めるの大変ですからね。ハードルが低いルートもあるのは大事だとも思います。シナリオにアレンジ入れて遊ぶのも楽しいですしね……。

 

収録シナリオは表題作でもあるN市で発生した狂暴化元凶の解決を図る『インビジブル・ファクトリー』、N市の全寮制高校・聖苑学園が舞台となる『フラワーガーデン』、首都圏の臨海地区にある施設を巡る事件に巻き込まれる『シャドウリベリオン』、洋上に作られたテーマパークが舞台の『ダイナソーハザード』の4つ。

『シャドウリベリオン』の軸となるNPCが結構好きですね。アーティストらしさがあって良かったというか。

テレーズ・ブルムが登場するシナリオもあったりして、いつか遊びたいなぁって気持ちになりましたね。最近ダブルクロスも出来てないしな……。

CALL of CTHULHU 新クトゥルフ神話TRPG

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「浮き上がりしものが沈むこともあらば、沈めるものが浮き上がることもあり……

クトゥルフはいまだ生き続ける」

――H.P.ラヴクラフト

 

最新版となるCoC7版。

紙質が変わったのか6版と同じくらいの厚さなのに、比較的軽い感じがしました。

構成的にも個人的にはこちらの方が見やすくキャラ作成とかしやすそうかなぁ、とも思いましたねー。

 

旧版から神話生物の独立/奉仕という分類だったり上級/下級の区別だったりを廃止したり、戦闘以外ではあるもののプッシュロールといういわゆる「振り直し」のルールが出来たり、あちこち変更点はあるようです。

あとはサンプルキャラクターことハーヴェイ君の活躍を見ることになる、ロールプレイ例のページもかなり増えてた印象。ルールあちこち変わってるからこそ、具体例増やしたのかな。

 

あとは第7章で「チェイス」の詳細な設定がされていたのが新鮮ではありましたねー。

旧版も基本ルルブしかもってなかったので、もしかしたらサプリで追加されたデータが7版で纏められたのかもしれませんが。その辺り詳しくないんですよねぇ……。

 

ルルブ後半の章では魔道書、魔術、神話生物の情報がそれぞれ解説されてて、6版の時より見やすくまとめられていたように思います。

情報量が多いんですけど、まぁ一度に全部を理解しないといけないわけじゃないですからね。正気度なくなってしまう。

巻末のシナリオパートは未読。『古き木々のただ中で』と『紅文字』の2編が収録されているようです。



CALL of CTHULHU クトゥルフ神話TRPG

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ルルイエの館にて死せるクトゥルー夢見るままに待ちいたり

 

こちらは第6版、つまりは旧版の感想になるのでご注意。

友人たちとプレイする時は良くこっち使ってるんですが、感想記事書いてなかったので。

雰囲気のある重厚なつくりと言いますか、難解な1冊ではありますね。私にクトゥルフ知識がないのもありますが。

 

TRPGのルルブを読むつもりで開いたら最初に『クトゥル―の呼び声』っていう小説が載っているんですから驚きです。

主人公が亡くなった大叔父の遺産の整理をする中で邪教の記録を発見し、それについての調査をはじめ……深淵の一端を垣間見てしまう話。

ルルブ内のコラムでも何か所か、理解度を高める為にラヴクラフトの作品読んでるといいよ、みたいな事書いてますし。その理念に忠実な構成してるんですよね。

 

クトゥルフ神話というものはラヴクラフトに始まり、影響を受けた人々がドンドン広めていった共通認識と言うかテーマであって。

TRPG化するにあたって、いろんな要素を拾い上げたり、雰囲気にそぐわない設定は取り込まなかったりしてくみ上げたのがコチラのルールブックのようです。

 

TRPGを楽しむにあたって必要なデータ以外にもそもクトゥルフ神話とはなんぞやとか、ラヴクラフトの来歴とかも載っていますからね。クトゥルフ世界への入り口としては良いのかもしれない。

ワールドパートに関する記述の多いルールブック、という感じでしょうか。半分くらい参考セクションですし。

 

クトゥルフのクリーチャーや神々に関してもデータだけではなく、「こういう設定だから、こう動くよ」みたいな指針が載っているので、シナリオに膨らませられそうなネタが盛りだくさんで、読んでいると面白い1冊。

文量に圧倒されそうなので、今だったらプレイ動画とか見てから入るのもアリですし、肩ひじ張らずに手に取ってほしい……いやそもそも今入る人は7版買うか!

 

基本プレイヤー参加なので、巻末に4本収録されているシナリオセクションは未読。「悪霊の家」、「屋根裏部屋の怪物」、「ストラフトン山の火」、「死者のストンプ」。名前は聞いたことあるかな……いつかやりたい気持ちはある。

クトゥルフ神話 TRPG (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
リン ウィリス
KADOKAWA/エンターブレイン
2004-09-10

ダブルクロスThe 3rd Edition クロウリングケイオス ネームレスシティ

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そう、世界は滅ぶ

「だが今日ではない! 断じて今日ではない!」

 

ダブルクロス+クトゥルフステージである「クロウリングケイオス」の追加サプリ。

ステージ用のDロイスだったり、エンブレムデータなどが収録されています。アイテム/ユニークアイテムとか基本ステージで使える汎用データもありましたね。

モルフェウスの「贋作王の秘本」とかは、別途経験点必要だとはいえなんか悪い事できそう。他のサプリもちょっと読み返そうかな。

 

このステージにおいてUGNの本部が置かれた「無名都市」関連の設定開示もありましたが。UGNも中々に闇が深いな……いやまぁ邪神の影響が蔓延る世界だから、どこもかしこも似たようなものなんでしょうけど!

リンケージマインド追加のDロイス「遺産継承者」が使えない代わりに、ステージ専用Dロイスとして「呪物汚染者」が掲載されていたのも良かった。「遺産継承者」好きなんですよねー。

……いやまぁ邪神世界で呪物に手を出すの、怖くて仕方ないですけども。

 

IFのステージということもあって、パーソナリティにも差異が出てるのが面白かったですね。

基本ステージではFH側の“カーネイジ”がUGN側になっていたり。逆に薬王寺結希の眼から光が消えることになっていたりしますし。

神城グループのトップが北条建彦だったのはびっくり。無印ダブルクロスこと1版のキャラじゃん。2版では既に3版と同様の神城皐月嬢になっていたので、知ってる人少ないだろうキャラですね……。

ランカスターグループのトップも別のキャラになってたし、見落としてるだけでこういう「気付くと面白い要素」他にもあるんだろうなぁ。IFの世界を描くサプリならではで、差異を探すの結構好きです。

ダブルクロスThe 3rd Edition クロウリングケイオス

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「私は不滅だ。いや……死ねないと言うべきだな……」

 

ダブルクロスにクトゥルフを混ぜちゃいました! というIFの世界を描いた追加ステージデータ集です。

このステージでは、全てのオーヴァードは邪神の因子を持った存在であり、いずれ発狂する運命にある。

UGNは設立され初期は政府とも協力関係を築いていたようですが……ある日、UGN幹部に邪神の化身が入り込んでいたことが明らかになり、蜜月も終了。

 

テロ組織として地下に潜伏するほかなくなったUGNでしたが、それでも生き残った人々は足掻き続けているようです。

邪神に対抗するためにUGNは(ほとんどが邪神由来ながら)超技術を発展させ、それを担保にした取引によって、組織を存続している状況。

オーヴァードである以上ジャーム化から逃れる事は出来ない上、邪神に関わる事で発狂の確立が上がっていくとなれば、距離を置きたくなるのも分からないではない。

 

実際、ある程度であれば対処できる戦力を各国の軍と警察は整えているようですし。オーヴァードでしか踏み込めないエリアも存在するので、PC達が全く何も出来ないなんてことは当然ないんですが。

 

このステージでは、PCの能力がどの邪神由来か決めるチャートがあったりするんですが、そこで同じ邪神でも同じ形で能力が出なくても良い、そんな権能まであったのかと恐れおののくのみだ的なコラムが書かれていたのが地味にツボというか。

そこ以外でも邪神のことなんてほとんど分からないから、伝聞調の部分があったり、意図的にぼかしている部分があったりで、ホラー感の演出だなぁと思いながら読むなどしました。

クトゥルフもホラーもあまり知識がある方ではないんですが、なかなか工夫のし甲斐がありそうなステージだと思いました。

モノトーンミュージアムRPGリプレイ&データブック アル・リヴェルソ

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リョクレン:「――今、死にますか? 後で死にますか?」

ルーク:「後で……死なせて下さい」

 

モノトーンミュージアムRPG、第四弾となるサプリメント。

収録されているリプレイ「終局の月に獣は吼え」は、PC1のロストが確定した、悲劇を楽しむためのシナリオとなっています。

参加者もPCに入れ込んで涙する場面も多々あったようですし。結末を知っているからこそ、見られる尊さが感じられて読者的にも大変満足です。

 

今回のリプレイのように、上手く扱えば悲劇もまた楽しいものですが……展開によってはストレスになりかねないものです。

なので、今回は章間のコラムや後半に掲載のマスタリングガイドで「しんどい演目」をやる時の注意事項が書かれております。

 

事前に告知・相談をすること。自分が苦手な展開が続いた場合の対処法などなど。

これはモノトーンに限らずTRPGやる上では、結構参考になる話ではありました。究極、全員が楽しむために思いやりを忘れずにいよう、みたいな大前提ではありますが。

何が楽しいか。逆に何が辛いかってのは個人差があるので、改めて意識するべきだよなぁ、と思いました。

 

データ部分はモノトーン経験が無いので流し読みですが、効果の一文目、フレーバーテキストが読んでいて楽しい。

ワールドセクションは、フィオリトゥーラで追加された桜花の国周りがやっぱり深掘りが出来そうで好きと言うか。熊笹の国と鳴梨の国の話とか、時代の流れを感じられるエピソードが好き。他にも数多あるし、造れるとなると心躍るな。

……モノトーン、やったことないんですけどね!!


ソード・ワールド2.5ショートストーリーズ 冒険者ギルドへようこそ!

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「我が名はサラーナ! 騎士ならざれど、誇りにかけて逃げも隠れもしません!」

 

ウルシラ地方にある、冒険者ギルド〈勇気の集い〉に所属する冒険者たちのエピソードを収録したショートストーリーズ。

ドラゴンブックから出ているソード・ワールドものですが、リプレイではないので注意。

ショートストーリーズとしては、第一弾の方が好きでしたけど、第二弾は第二弾の良さがあって楽しかったです。

 

9つの物語と、冒険者ギルド支部についての解説が収録されています。

執筆者(敬称略)は、北沢慶(2作品)、清松みゆき、ベーテ・有理・黒崎、秋田みやび(2作品)、川人忠明、河端ジュン一、田中公侍。

秋田みやび先生の2作が対になっている構成で中々好きでした。1つの物語が、別の話と繋がって違う面が見える演出が良いですよね。

 

魔神に対抗するための騎士団に所属していた少女サラーナ。

従騎士であった彼女は、蛮族の集団を見つけ討伐を小隊長に申し出たものの、管轄が違うと断られ……更には、適合試験で不合格を通り越して失格となり、住居としていた宿舎も追われる事に。

変な陳情をして疎まれたとかではなく、素質が皆無と判定されて、普通にクビになってるのが悲しみを誘いますね……

元騎士であった少女が、退職金を手に冒険者ギルドへ依頼を持ち込む短編から、作品が始まります。

 

サラーナ、表紙にも一番大きく映っている金髪の少女ですね。だから、という訳でもないでしょうが、サラーナが登場するエピソードが多いです。

他のキャラとの顔合わせや交流、一緒に依頼を受けて、少しずつ成長していく様子が筆致を変えて描かれます。

怪しい依頼人の裏を探る『人と狐のゲーム』、ねばりつく悪魔という陰口紛いに呼ばれる青年の遭遇した事件を描く『臆病者のマーチ』辺りが印象的でしたね。

 

それぞれの短編の後には、作品に関連した解説が入ってます。「騎獣と冒険者」ですとか、「アイテムの装備」ですとか。結構参考になる記述もあって、いい塩梅です。

巻末の解説によれば、多くの応援によって第二弾が実現したとのことで。リプレイも好きですが、ショートストーリーズで見え方広がるのが好きなので、第三弾にも期待したい。


銀剣のステラナイツ 霧と桜のマルジナリア

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誓約を果たす時が来た

お前たちに、戦い続ける覚悟はあるか?

 

ステラナイツの追加ルールブック。

相変わらず読みやすい文章で説明してくれている、と言いますか。

本当に制作陣がこの作品を愛して楽しんでいるのが伝わってくる文章だなぁ、と思ってます。

非公認サプリの「紫弾のオルトリヴ―ト」の修正版になるのかと思いきや、もっと貪欲に、「この作品ではこんな世界も楽しめるんです!!」という情熱をぶつけられた感じ。

 

より使いやすくなった、シースがブリンガーに使用する「ゼロセブンスキル」や、遠距離攻撃が可能になる「ロングレンジ判定」。

「さくら」・「あじさい」・「つばき」・「アイリス」・「シロツメクサ」・「アザミ」。「淡赤」・「淡緑」・「琥珀」。6つの花と3つの色の追加。

「淡赤」のスキル「突き進め恋心」が全身全霊のアタッカーという設定にマッチした、超攻撃的な効果で笑ってしまった。何回殴る気だ……

 

特に、ロングレンジ判定は楽しそうですねー。

元々、シースが変じた武器を使っているから、遠距離攻撃が出来ないという設定で。ルールが煩雑になるって面もあったようですが。

今回の追加ルールを適用する事で「謎のエネルギー」や「光弾」、「音波」といった不思議パワーで攻撃できるぜ! という清々しさが良い。

「ただし! 全員が同意した場合のみですよ!!」と強調されていますが、特殊な裁定も可という事で、妄想がはかどる。

 

ワールドセッティングは4つも収録されています。

一つ。基本ルルブ掲載の、全て敷地内で完結した全寮制の学校「シトラ女学院」を掘り下げるもの。

二つ。アーセルトレイ第216層、他の階層には行けず、来られない場所。閉ざされ、滅亡した世界を巡る人を模した人形たちの旅を描く「リコレクト・ドール」。

三つ。同じくアーセルトレイ第4096層。記す事で自分を残すしかない世界、今回追加された「レターセッション」を使用する「手紙よ、この想いを届けてくれ」。

 

四つ。未だアーセルトレイならざる場所。近い将来の崩壊が予見される場所で、世界を終わらせようとする人々と戦う表題作「霧と桜のマルジナリア」。

ここは誓約生徒会も積極的に人員を派遣している世界という事で、これまた色々と設定が考えられそう。

『銀剣のステラナイツ』にハマった人は手に取って損はない追加ルールブックになってると思います。

銀剣のステラナイツ 霧と桜のマルジナリア
瀧里フユ/どらこにあん
KADOKAWA
2019-10-19

ログ・ホライズンTRPG拡張ルールブック キミだけの世界を創れ!

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「この剣と盾に誓って、みんなを守ってみせる!」

 

なろう書籍化作品『ログ・ホライズン』のTRPG、その拡張ですね。

11巻と同時発売で、そちらと一緒に買ってはいたんですが……例によって積読の山に埋もれてました。

しかし、その後のWEBストックがあるのに本編の続きでないのと、WEBの更新も滞りがちなのは残念ですね。

 

さておき、システムですが。

より高レベルのキャラが作成できるようになって、強化された特技や追加の高レベルアイテムとかのデータが豊富。

騎乗ルールや、レイドルールなんかも増えて、ますますログ・ホライズンの世界を表現しやすくなったのではないでしょうか。

 

ワールドガイドやGM、ディベロッパーの項目あたりは読んでいて楽しかったです。

プレイした事がないのでデータ面での評価はし辛いんですよねぇ。

シナリオのネタになるような情報だとか、実際に運用する段階での注意点とか。

TRPGに共通する事だと思いますが、「楽しむ」事が第一ですからね。

時にはルールを無視する、という手法もある。けれど、多用しすぎては良くない。

「他者を不快にするため」ルールを使用するべきではない、とか。

最近またTRPG熱が再燃してるので、この辺りは自戒としておかないといけないよなぁ、という感じで読んでました。




プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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