気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

サプリメント

アリアンロッドRPG エリンディル・レジェンド・ガイド

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旧版アリアンロッドのサプリメント。
エリンディル大陸における伝承をまとめた1冊。実に72編も掲載されているとか。
伝承によって世界の背景というか設定とかが掘り下げられたうえ、ネタになりそうなデータがこれでもかと追加されて夢が広がりますね。
こういう伝説を見るとそれを用いたシナリオとか考えてみたくなります。

伝説データには色々と種類がありますね。
創世の神様たちの残した遺産を取り扱ったもの。
伝承にある動物の王たちに纏わるもの。
パーソナリティとして掲載されているような人物たちが過去に成し遂げた偉業の話と、それに基づいた、あるいは類似した状況を想定したデータなどなど。
呪われた騎士が魔族を倒して呪いを解いたってエピソードがあれば『アンチカース』っていう呪いを受けている状態を表すデータが付くわけですな。
実際にレジェンドデータ使っているリプレイもありましたし、クラン=ベルの風雲児とかどこかで聞いたことあるような人物の逸話も載っていたりと中々面白い。

個人的に気に入ったのは「審判者の失意」、「防人の"しるし"」、「武芸者の矜持」、「伝説の弓術」、「ロクペルの首級術」、「陰の森の"カルロッタ"」とそのあたりですかね。

まぁ、その伝説を実際に参考するもよし、噂だとするも良し、というのは、TRPGにおけるGMの采配の自由度に委ねられているわけですが。
そしてそんなGM用に、裏設定とでも言いますが、伝説の裏事情が明かされてもいるわけで、GMセクションを読むのも中々乙です。

あとは、リプレイのデータも掲載されていますね。キャラとかストーリーの紹介とかでPCが使える実データとして何かが乗っているわけではないですが。

巻末にはキャンペーンシナリオ『第3次ギルマン戦争』の1話と2話のシナリオ、そして3話のシナリオフックが掲載されています。
3話だけがフックなのは、2話の結末で導入とか展開が代わってくるからですね。
レジェンドデータも絡んでくるシナリオになっているので、中々いい感じでした。

アリアンロッドRPG エリンディル東方ガイド

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旧版アリアンロッドのサプリメント。
東方世界について描かれています。
 
カンナギ、チューシ、バートルという3つの新しいクラスが追加されています。
東方世界舞台にしたリプレイもありましたねー。
えーっと「リプレイ・ブレイド」でしたっけ。
アレはアレで面白かった。
チューシのデータが気になっていたので、実際に参照できたのは個人的に満足。

で、新クラスの解説と、スキルが掲載されていたり、東方世界における国家や文化などの設定が記されています。
エリンディルの西方とはまた違う武器とかアイテムとかもあるので、そういったデータとかもあるんですよね。東方世界の伝説データとかもあります。
ひねり出すのは大変そうですが、こういうデータ設定も楽しそうだなーと思います。
東方世界のパーソナリティ、モンスター、ネームドエネミーなど、一冊で東方世界が全てわかる、という感じのサプリ。

巻末には東方世界を舞台にしたシナリオ『明日を取り戻せ』と『魔族の潜む山』の二本が収録されています。

アリアンロッドRPG   エリンディル東方ガイド
菊池 たけし/F.E.A.R.
富士見書房
2011-02-19

アリアンロッドRPG アイテムガイド

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旧版アリアンロッドのアイテムをまとめたサプリメント。
とはいえ、アイテムだけってわけでもなくて、スキルのデータが追加されていたりと要素としてはたくさん。
追加でアイテムを出すことになった時用のアイテムチャートとか面白いものもありましたね。
設定してなかったからダイスで決めるね、というランダム性は面白いんじゃないかと。

サプリ系はなんか表紙にノエルいること多いように思いますが。
地味にエイプリルもいるんですよねー。

で、肝心がな面アイテムですが、これは結構見やすいし、いい感じですね。
種別:格闘とか、種別:長剣とかで分類されているので参照しやすいですし。
それぞれの種別において「長剣とは」「現実の長剣」「エリンディルにおける長剣」といった3項目に関しての短い解説文が掲載されていて、雑学っていう意味で読んでいて面白いですし。
まぁ、色々とアイテムあるんだなーと言う感じで、データ部分は割と読み流しています。
リプレイとかで見覚えがある武器だけ、軽くデータ見た感じですかねー。
雷鳴の弓とかそのあたり。

アリアンロッドRPG エネミーガイド

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タイトル通り、旧版アリアンロッドのエネミーガイド。
実に350体以上のエネミーが収録されいて全部イラスト付きとか……
想像するだに大変そうですね。
まぁ、新規収録のモンスターもいますが、これまでのサプリメントとかのモンスターをまとめた1冊なんで、全部1度に書いているわけじゃないから……それにしたって、なかなかアレというか。壮観ですが。

種別ごとに分かれて掲載されていて、それぞれの種族の行動原理とか、背景とかも軽く書かれているので、わりと取っつきやすいというか、見やすいかなー。
実際にアリアンロッドやったことはほとんどないので、データとしてどれくらいのものかっていうのはよく判らないんですが。

あー、ネームドモンスターがバカみたいに強いのは分かる。
"白の"ケテルとか、これ勝ち目ないんじゃないか。いや、守護役の古代龍なんで、勝ってもらったら困るんですけど。
悪役だけじゃなくて、こういう状況によっては味方になってくれそうなキャラクターにまでデータを持たせてるっていうのも面白い。

アリアンロッドは2Eを一回やったことがあるくらいですかねー。
フィッシュアンドチップスは偉大。

アリアンロッドRPGエネミーガイド
菊池 たけし
富士見書房
2007-09

アリアンロッドRPG エルクレスト学園ガイド

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アリアンロッド・リプレイ・ハートフルの舞台になっている『エルクレスト学園』の生徒になれるサプリメント。
冒険者育成のための学校なので、そこに通う学生としての日々が楽しめる、というサプリメントですね。
まぁ、学生だけじゃなくて、先生やってもいいし、用務員やってもいいそうですけど。

この手のリプレイに直結というか、関連している部分が大きいサプリを読むと、ついついリプレイ読み返したくなりますねー。影響を受けやすい性格ですね、我ながら。

エルクレスト学園の興りから、MAP、講義ガイドまで。
細々と設定されてて、面白いですねー。参考になりそう。

学園を舞台にした、シナリオも収録『学園の怪談』と『湖に消えた指輪』。
で、実習用のダンジョンもあるので、そのダンジョンを舞台にした冒険用のレギュレーションと、ミッションのデータとかも掲載されています。
ランダムダンジョンとか面白そうですよねー。
というか、エルクレスト学園は、冒険者育成といっても環境が整いすぎていて怖い。
これで立地が国と国の間にあるとなれば、中立を謳っていても、それは騒乱の種にならないか心配されるというか、他の国の情勢に気を配らないといけないわけですよね。


アリアンロッド拡張データブック リインフォース

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旧版アリアンロッドのサプリメント。
高レベルキャラクター用のサプリ、ですね。
高レベルサンプルキャラとか、ドラグーンとテイマーのクラスが追加されたり、コンボスキルやら色々要素が追加。

コンボスキルは、サガ・ブレイクのPCたちが使っていたっけなぁ、とか思い出しました。
今度読み直そうかなー。

高レベル用のサプリという事で、掲載されているシナリオも骨があるといいますか。
巨大なダンジョンを攻略するシナリオがついていて、想定だとプレイ時間20時間越えるから、複数日程推奨してるのがあるんですよね。
日程調整とか考えるといったいどれだけクリアに時間かかるんだろうか。もっと前に知っていたら、こういうのもやりやすかったのかぁ、とか思ったりしますね。
ここまで要素詰め込んでいるとGMも管理大変そうですけど、ちょっとくらいはこういう1本ですごく長いシナリオもやってみたいものですね。

で、ダンジョンだけじゃなくて、一応上位クラス用の高レベルシナリオも掲載。
『邪神竜の復活』。タイトルからしてやばそうな匂いが。
で、シナリオ終わった後に、コラムで『永遠を生きる古代龍たち』っていうのが乗っていて、こういうのも面白いですねー。世界観が広がっていくというか、掘り下げられていくネタは大好物です。
"銀の"ケセドとかは、他のリプレイとか、サプリメント掲載のシナリオとかで名前知っていましたけど。割とたくさんいるんですね。世界の広さからすると、少ない部類になるのかな?

アリアンロッドRPG 上級ルールブック

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旧版アリアンロッドの上級ルールブック。
少し前にイエローサブマリンで、旧版のルルブとサプリ「●冊で~円」みたいなまとめ売りしてたので、それで購入。
ルルブ読むのとか好きなんですけど、旧版のルルブを買って、果たして実際に使うのかどうかというと微妙なところ。
いつか友人とやるにしても、2Eのデータでやるでしょうしねー。
まぁ、そうわかっていてもつい手を出してしまったわけなんですが。
世界観とかそういう設定を知れるのが面白くて好きなんですよー。

ガンスリンガー、ニンジャ、セージ、ダンサーの4クラスが追加。
10レベル以上のキャラが選択できる、上級クラス4クラス毎に2種で合計8職追加。
ワールドセクションでは、キャンペーンセッティングとして『覇王の空中庭園』という拠点となる場所のMAPとか設定とかが乗ってます。
あとはミッションデータとして、ランダムダンジョン形式の『覇王の空中庭園』で使用できるものが結構豊富に掲載。

プレイヤーガイドとゲームマスターガイドには、結構基本となる心構えとかが書いてあるのでその辺は参考になるかもなー。
ルルブやらリプレイやらは結構持っているんですが実プレイ数はわりと少ないもので。

アリアンロッドRPG上級ルールブック
菊池 たけし
ゲーム・フィールド
2005-03

ダブルクロスThe 3rd Editionリンケージマインド

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ダブルクロス3rd Editionの新サプリ。
ロイス関係を調整するサプリで「ルール&データブック」になってますね。
エフェクトを調整する「エフェクト・アーカイブ」の後に出ているので、それに準拠した形てDロイスなどを調整しているようです。
それだけじゃなくて、固定ロイスに属性という新要素が付くなど、夢が広がりますねー。

ダブルクロスは、自分が初めてプレイしたTRPGなんで思い入れがあります。
最近はちょっと時間が取れていないですけど、高校時代の友人たちとちらほらオンセしたりもしてますし。

自分の作成したキャラクターのDロイスが効果代わっていなかったり、使い勝手よくなったりしていて、結構ありがたいです。
まぁ、問題は俺一人だけ持っていてもオンセだとサプリ適用しにくいってところですかねぇ。
話のタネにはなるんで、しばらくは待つつもりでいますけれど。

今回は、巻頭のコミックがなかったのが少し残念。
割とあれいつも楽しみにしてたんですけど。


ダブルクロス2nd Edition アウトランド

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ダブルクロス The 2nd Editionの追加ステージ集。

東欧の小国クロドヴァを巡る内乱とそこで起こる争いを扱うステージ、「陽炎の戦場」。
第二次世界大戦前夜、オーヴァードの猛威振るうナチスに対抗するステージ「ウィアードエイジ」。
近未来の宇宙コロニー、閉ざされた空間を襲うイーターと対峙するステージ「The Two Faces of Tomorrow」。

この3つのステージは、シナリオが1本とシナリオフックが掲載されています。

FHが家電屋を、UGNがメイド喫茶を経営する混沌とした街を舞台とする「アキハバラ」。
ワーディングが使えず、UGNが覆面ヒーローじみた活動を強いられる 「マスクドヒーローズ」。
UGNが敗北し、FHが支配する世の中になった「エンドライン」。
動物たちの楽園、野性と脅威があふれる混沌の園「カオスガーデン」。

後半の4つはシナリオは無しで、シナリオフックが多めに掲載されています。

いくつかは3rdにコンバートされてますが、されていないものもあるので、設定的には面白かった。
陽炎の戦場とかは章の頭にステージ紹介のコミック掲載されていて、雰囲気掴みやすいですし。
ダブルクロスは基本ステージしかやったことないんで、こういう他のステージも遊んでみたいもんですねぇ。


アリアンロッド・サガ シナリオ集 ベルリールの竜輝石

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タイトル通り、アリアンロッド・サガのシナリオ集。
大国の王の王たる証、王威の竜輝石。
その石の一つを持っていた「ベルリール王国」はしかし、ある日突然崩壊した。
偶然難を逃れた、ベルリール王家の王族アンスラは、祖国復興を誓い、竜輝石を求める。
なぜベルリールは崩壊したのか。歴史の裏側に隠された真実が明らかになる・・・

と、そういうキャンペーンシナリオ。
「生贄の館」、「レムナント」、「竜輝石が眠るダンジョン」、「再興への道」という4つのシナリオが収録されています。

あとは、それぞれの話の間に入るシナリオのネタとして、
「英雄の血統」、「悲劇再び」、「刺客現る」、「門出の洗礼」の4つのシナリオフックが掲載されていますね。

アリアンロッド・サガシリーズは呼んでいたんですよね。
ただ、本編でまったく触れられていないのに突然アンスラとベルリールの竜輝石が出てきたときには驚いた。
思わず「なんか読み落としがあったか」と読み直したり、まだ手を出していたなかったサガ・シリーズを買い求めたりしたものです。

いくらかリプレイを呼んだ今では、読者のために「リプレイでは描かれない歴史」というか、取り扱わない部分が出てくるのは当然なんですよね。商業作品なんですから。
そのことに思い至らなかった自分って・・・。

さておき。
キャンペーンシナリオってのも面白そうなんで、やってみたいですねー。
いや、高校時代の知り合いとやっていないわけじゃないんですが、どうにも予定合わせが難航してるもので。
作品自体はネタを楽しく読みました。
ただ、実際自分で遊んでも見たいなぁ、とか思うわけですよね。


 
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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