気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

その他リプレイ

天下繚乱ギャラクシー2 ~卍丸VS宇宙海賊クリスタル妖異~ Replay:天下繚乱RPG

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卍丸 (何気ない口調で)終わる必要なんか、ねぇだろ。

いなさ えっ?

卍丸 歩いて歩いて、どこまでもすすみゃいいだろ。先を見てぇから進むんだ。

 

好評だったらしく、続きが出たリプレイギャラクシー2巻。

前回と同じ構成で、リプレイ1本と巻末にデータが収録されています。

PLは同じだけれど、卍丸とムラマサがPCを継続して、他の2人は新キャラを持ってくることに。

蓮姫のPLが、現地妻(こら)ヒロインを持ってきて、自分のPCと対抗しようとしてたのは面白かった。

 

しかし、今回一番の目玉は小太刀右京さんでしょう。前回は柳生をやっていましたが……新規データを使いたいという目的もあって、まさかの横綱。

おまけに、かつて他のリプレイでGMがやろうとした、自作ハンドアウトを提示してくるというネタまであり。

 

オープニングのプロットや解説まで準備している新設設計で、それにGMが乗っかるもんだから、凄い愉快なリプレイになってましたね。そんなのありなんだ(普通は無しです)。

GMに「日本語を書けーっ!」って言われてるの、笑った。「あんたに言われたくないわぁぁっ!」って返してましたけど。

打てば響くこの信頼関係があればこそのネタだな……。しかも、新規データの「力人」使うのかと思われていましたが。それは1レベルで、玄武っていうクラス1を18まで上げててチーム全体フォローする強力な支援キャラになってて更に笑えた。



天下繚乱ギャラクシー ~見参、銀河卍丸~ Replay:天下繚乱RPG

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卍丸 ありゃあ、おもしれぇ芸だった。だから……今度は俺が見せてやンよ。恒星斬りを!

 

再読。江戸時代末期の化政時代を舞台とする、天下繚乱RPG

元のシステムの方は、ルルブも持ってないんですが。リプレイだけいくつか読んだことはありますが。

これは、その中でも変わり種というか。タイトルにギャラクシーと付いている通り、銀河ステージですね。

 

アフターイエヤス40000年、幕府の威光は宇宙にまで届き、士農工商のシステムによって銀河ごとに設置された藩が運営されています。

……何を言ってるか分からないと思いますが、こういう世界なんですって。

スペースオペラと時代劇をミックスして、舞台を宇宙にした勧善懲悪したり出来るので、意外と相性は良かった……のか?

 

ハンドアウト読み上げの時にもPLから「単語の端々は狂ってるけど、内容は真面目だ!(笑)」とか言われてましたが。

リプレイの最中でも「なにを言ってるんだお前は」という場面が多くて、腹筋に来る。

田中天GMのリプレイは相変わらずでいいですね……。実際に参加したら、机に突っ伏す自信がある。

 

PC1は、宇宙を放浪する無頼の剣士・銀河卍丸。

彼には、かつて友が居た。シリウス藩の当主となった、自分とは違う道を行く男。

2人の間には確かな友情があり……友が狂気に落ちたなんて噂もあって。

友の住む星に向かえば、そこは民草が虐げられる地獄が広がっていた、と。

 

迫害された娘。卍丸の相棒である、宇宙船の頭脳。アフターイエヤスに置いても続く、柳生の家系に連なる剣士。

そうしたPC達が集い、シリウス藩に迫る危機に対処するリプレイです。

敵役の八狼士とか、ギミック重視のキャラクターも居て、その辺りはちょっと他システムでシナリオ作る時に作ってみたいなぁとか思いながら読んでました。

巻末には、ギャラクシーステージ用のデータも収録されていて、どれだけネタに走れるかが詰まってて、面白かった。



ログ・ホライズンTRPGリプレイ 山羊スラ戦車と終わらない旅 下

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「居場所は……あるんだよ。あんたには見えてなかっただけ。見ようとしていなかっただけ……」


前回、マスダさんがセッティングして、おじいちゃんに諭されて前向きになろうとしてました。
まぁ、あの残念社長さんの言動が残念方向に行ってしまったので、マスダさんは今回も不調からのスタート。
流れるようにAKの超えなきゃならないハードルが上がっていって笑えた。
そして、そんな状態だって言うのに、残念方向に行っているというか。
最後の最後で見せ場があったのは良かったですけどねぇ。
山羊スライムとはいったいなんだったのか……

そしてついに登場した、山羊スライム戦車。
……ロデリックよ、ロデ研のメンバーよ。
どうしてそれを造ろうと思った! しかも価格締めて、482万Gとか、原作2巻でシロエが必死になって集めた額じゃないですか。
何故それをポンとつぎ込んでしまったのか……
いや、シロエが奮闘した当時とは状況が変わって、多少融通聞くようになったのかもしれませんが。
こんなのを見てたら、ホネスティのアインスも原作の方で、貧富の差が~とか言い出すわなぁ……
あとまたしれっと原作キャラの設定書かれてましたね。
今回は黒剣のアイザックの設定でした。円卓のギルマスの設定をこんな所で吐き出してていいんだろうか。

ウルフが今回も格好良かった。
ストーカー設定は相変わらず光ってましたが、戦闘時も大活躍でしたね。
なぜあんなによけられるのか。
セイネたんは……彼女は彼女で人付き合い的な意味で残念ですけど、友人作ったりと、前に進んでますよね。
ウルフとの関係もアレはアレで進んだといえるのだろうか。
本人たちがアレで満足してそうだからいいのか。というかセイネたん絡みのウルフは本当レベル高すぎて怖い。



ログ・ホライズンTRPGリプレイ 山羊スラ戦車と終わらない旅 上

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GM 「(略)負けるから弱い、これは当たり前の話ですね。でもあなたたちはどうですか? 生きていますよね? それはなぜか? 〈冒険者〉に負けていないからです!」
一同 お、おう?
GM 「はい、今いいところに気が付きましたね。負けてない、つまりあなたたちは無敵のオークです!」
(略)
マスダさん 「ちょ、ちょっと待ってー!? ちょっと何を言ったらいいか分からない(笑)」

ログ・ホライズンのリプレイ。
この上下巻で、完結になるみたいです。
一応上巻で起きた事件は、上巻の間で完結してますがね。
こっちで張られた伏線が下巻で回収されるという意味で、上下構成になってるようですし。
というか、タイトルで山羊スラ戦車とあるのに、上巻で出てこないのは詐欺だと思います……

今回の敵は、噂。
いつしかアキバに、「にゃんこ亭」が悪の組織だという噂が広まっていて。
それに対抗するために、好感度を上げるために行動を起こすことになる、という話。
ザフン、割とユニークで愉快な敵だった。
手を出されると面倒極まりないですが。

セイネがギルドのメンバー以外に友人を造ったり。
マスダさんが、ちょっと落ち込んでいて、おじいちゃんにとどめ刺されたり。
ウルフは……いつも通りイケメンのくせに、セイネ絡みの時だけストーカーの顔が出てくるからもう相変わらずだなぁ、と。
なんだかんだで、日々楽しそうですけどね、「にゃんこ亭」の面々。

脚注がしれっとクラスティの来歴を明かしていてなんか笑えた。
え、まって原作者。あれ、公式のマジネタなのか。こんなところで開示するネタなのだろうか。
今回の噂を解決するためのギミックは、中々面白かった。
解決に乗り出すと、状況が悪化するとか酷い(褒めてる)。


記事タイトルダブルクロス The 3rd Edition リプレイ+データ 東京アルティメット

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鈴吹:何故みんなで幸福になる事を考えず、不幸を広げることを考えるのか(笑)。
レイジ:くっ、よくよく考えたらそうだったよ!


東京を舞台にしたリプレイの第二弾。
といっても、レイジと真宵以外はPC交替してのリプレイとなってますが。
前回、騒動の種となった5つのレネゲイドクリスタルは亡くなったはずなのに。
結局オーヴァードに安寧はないってことですかねー。

今回も投稿PCをあちこちで起用してのリプレイとなっています。
主人公のような設定背負ったやつとか、筋肉ムキムキとか、おでんとかいろいろ出てきましたね。
個人的に一番笑えたのは、あの爆発する彼なんですけど。
アレはありなのか……しかもちゃんとデータ的な裏付けしてるあたり芸が細かい。
丹藤GMの出目がすごく、良心的であちこち吹いた。
あと、東京都在住の田中天さんはいったい何をしているんですか。

今回は、タイトル通りアルティメット――「究極のジャーム」が登場して東京で騒動を起こすという内容。
実に「7人の最強ジャーム」が現れて、誰が真の最強かを争おうって言うんだから迷惑な話です。
もっと人のいない静かな場所で、そいつらだけで勝手に暴れてくれないものですかね。
社長は相変わらず人外キャラプレイするのが大好きですね……
前半は、正直最強のジャームが一人先行して喧嘩売ってくるだけなので、あまり盛り上がらなかった感じ。
投稿PCが面白いぐらい蹴散らされていて、そこは楽しかったんですけど。
王道過ぎて、ちょっと物足りない。

後半は、Rハンドアウトも盛り込んでたので、探り合いとかもあって楽しかったです。
最強ジャームが6人も残っていて、倒したやつもいますが、一部は読者の皆様用にと避けられたので登場せず。
データ集としては正しいけれど、微妙にもやもやする。


ドラゴンレイド戦竜伝Ⅱ

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「――それに、俺はもう共に生きるべき相手を決めている。悪いが、おまえに従うことはできねーよ」


皇帝竜アーレスグリュッド。
帝国の威信の象徴であり、皇帝の相棒。
その暗殺を依頼されたガルスでしたが、リズという怪しげな存在がいる時点で、この結果は予想で来てましたよね。
おいしそうな素材を用意しておいて、あっさりと死なせるとか、北沢さんは手を抜かないなぁ。
ま、長い歴史の中で死んでいたのが隠蔽されていたというだけで。

皇帝崩御によって、帝国という場所で多くの話が進みだしたというだけでもあるんですよね。
竜殺しと新たな相棒。そのコンビを慕う王族に、実力ある貴族。
コントベルリ伯爵が思ていた以上にいい性格していて、「戦争」の時とかはかなり痛快でした。
フォールンドラゴンを操る司祭たちと、蛮族たちの王についた人物までも行動を起こして。

ガルスたちの物語を十全に描き切った、良質のストーリーであったと思います。
元婚約者とか、かつて放浪していた時の仲間なんかも出てきて。
データも掲載されている分、厚さの割にストーリーは少な目となっているんですが、それを感じさせないほどの密度。
これだけ派手に帝国滅茶苦茶にしていいのかなぁ。まぁ、引っ掻き回されて混沌としているほうがPCで遊ぶ余地が残っている、という事かもしれませんが。


アルシャードセイヴァーRPGコミック マイ・リトル・ウィッシュ 上/下

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「それに何もできないってあきらめて後悔したばっかりなんだ だから」
「絶対諦めないよ」

分類に困ったからちょっと適当に入れてたり。
TRPGアルシャードのコミックです。 
猫猫猫さんのコミックですよー。絵が好きなので迷わず購入。

親を亡くし、親戚に引き取られた者の、弟とは引き離されてしまった兄の話。
どうしても会いたいというのなら『一億円稼いで来い』と。
理不尽な命令を下されたものの、必要ならそうするだけだ、と覚悟を決めて。

自分でも、奇跡なんて起こらないと無理っぽいけどね、なんてことは理解しているけれど。
たった一人の弟だからも二度と会えないなんてそんなのはない、と。
しかし、クエスターとして覚醒し、少し現実味を帯びて。
浮かれているあたりは年相応のようですが。もうちょっと戦闘中は危機感盛ったほうが良いよ……

下巻では、鬼の王が現れ、イチローは負傷。
桜花は、そもそも囮になるつもりで来てましたが、まさか釣れるとは。
組織的な抗争へと発展しそうになって。
準備が着々と進んでいく中で、金太郎は弟が引き取られた本宅の地下牢に捕まって。
五百住咲耶も登場して、総力戦の様相を呈してきましたね。
短くまとめるために、大分巻いたようにも見えますけど。

うーん、面白いは面白いけど、ちょっと物足りなかった感じも。
まぁ、五百住イチローや桜花といったリプレイに登場したキャラクターが出てきてて、個人的には十分楽しんだんですけどね。







ログ・ホライズンTRPGリプレイ ごちそうキッチンと病の典災

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GM じゃあナギは、「ギルドってなぁに?」と聞いてきます。
(中略)
AK 「そうじゃの。一言で言ってしまえば、まぁ、家族みたいになるんじゃよ」
GM じゃあ、そこでパァッと明るくなって、「ギルド、もらえるの? 誰にもらえるの?」と聞いて来ます。
AK 「家族は貰うものじゃなく、自分たちで作っていくものじゃよ。ギルドもそういうもんじゃ」


このセリフだけ抜き出すと、AKがなんか格好良く見えますが、このジジイ割とろくでもないです。
メンバーの承諾なしに勝手な契約書に判を押したり。いや、相手円卓の人間で信用できる筋ではあるけど。
アキバの全ての住人が買ってもなおあまるような量の山羊スライムの人形を作ってしまって案の定不良在庫にしているわ。
いや、締めるところは締めてくれるんですけど普段がテキトーだからなぁ……
ウルフもセイネに対してストーカーだし。ただ、社長は商売とかに意識向いてるのに対して、ウルフはセイネ以外には普通だから、割と普通にイケメンっていう。これでストーカーでなければ完璧だったのに。

リプレイのキャラもアニメにちらほら出てますねー。
まぁ、セリフあるキャラっていうか、背景に登場している「知っている人からすると楽しいネタ」っていうアレですけど。
ただ意外だったのは、山羊スライムにイラストが付いて、アニメに登場してこようとは。
リプレイ読んでいない人からするとあの辺りのネタはちょっとわかりにくいんじゃないのかなぁ。

タイトルにある「ごちそうキッチン」なエピソードと「病の典災」な話。
前半は、日常を描いたエピソードですね。
アキバにきてからナギは日々充実した日々を送っているようで、あちこちに友人を作っているとか。
ちょっとした伝手もあって、家を入手できる運びになった一行。
トキナギの影響もあって、ナギはなんかおいしい食べ物を食べた夢を見たそうで。
どうせならそれを再現しようといろいろやっていますが、原作主人公のくせにシロエの評価がなんかすごいことに……

そして後半のエピソード。
特殊なバッドステータス、疫毒がじわじわと広がってきたアキバ。
円卓会議も対策を練って行動を起こしていますが、それは冒険者すら蝕むバッドステータスで。
同じく病気を発症したナギを救うため。トキナギから対抗策を授けられたこともあり、一同は問題の渦中へと踏み込んでいきます。
その先に、病の現況、典災と出会うわけですけど。
やっぱり、謎めいた存在であるっていうことしかわかりませんね。本編の方でも伏線しか出てきていないような状態ですし、リプレイで解決されてもそれはそれで困りますけど。
いい加減、典災とか航海種とかの解説はいらないものかなぁ。


アリアンロッド2E・エスピオナージ・リプレイ+データ ハードラック・ミッション

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イレーネ:少しは疑ってはいますよ? でも、フレッチャーさんよりはトワイニングの方が信用ならないと思っています。
フレッチャー:ヒゲだから?
イレーネ:ヒゲが信用できないのではなくて、あいつが信用できないヒゲなのです。


第一話「間違われた男」
第二話「国王陛下のフレッチャー」
『エスピオナージ』追加データ

以上三部構成。
アリアンロッドでスパイもの、という一風変わったリプレイです。
サプリメントで追加された「クラスロール」を活用したものですね。
メインクラスのバリエーションを増やすデータ。クラスロールを採用することで、集団先頭に強いとか、暗殺に向いているとか、個性付けが出来るんですねー。
『スキルガイド』に収録されているデータを活用

錬金蓄音機で情報を聞いて聞き終わった後、自動的に消滅するとかお約束守っていて笑えます。
まぁ、「錬金っていえば何でもOKだと思うなよ!?(笑)」とか突っ込まれてますが。
リプレイのタイトルもそうですが、あちこちにスパイもの作品のネタが入っていたりオマージュされていたりと、参考になりそうな部分もいくつか。

舞台はエルーラン王国。
PCたちは、その国に仕えるエリートスパイだったり、ヴァンスター帝国やパリス同盟からやって来たスパイだったりします。
残りの一人は、名高いスパイと同名の冒険作家で1話のタイトル通り「間違われて」事件に巻き込まれていくんですが。

パーティー全員シーフだから、カバーリングもプロテクションも無し。
だが、その代りにインタラプトが最低4回。
スキルで回復させればさらに飛んでくるという怖ろしさ。
攻撃当たると弱いですが、回避力あるからなぁ、シーフ。中々楽しめました。


ログ・ホライズンTRPGリプレイ 宵闇の姫と冒険者

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AK 「はぁ? 煩悩にとらわれとるじゃと? そんなヤツはワシらの中には……」
ウルフ (AKをさえぎって)「そこを退いてもらおうか!」(一同爆笑)
AK 「いたよ……すぐそばに!」(笑)


プレイヤーに、『B.A.D』・『アリストクライシ』の綾里けいし。『覇剣の皇姫のアルティーナ』のむらさきゆきや。
『マージナルオペレーション』の芝村裕吏。『オーバーロード』の丸山くがね。
この4人を迎え、原作者、橙乃ままれがGMを務める豪華なリプレイ。
・・・・・・ルールブックより先行してリプレイだけ出るのはどうかと思いますが。
いや、ある程度は作者HPで先行公開されてたりするので、そっちで参照できる部分もありますけど。
でもやっぱりルールブックが欲しいよなぁ、と思うところです。 

内容は、普通に面白かったですよ。
原作の雰囲気を壊さずにうまくデータ化されていると思いました。
そもそも原作の『ログ・ホライズン』からしてゲーム世界風の異世界に来てしまったプレイヤーの物語ですからね。
本文や注でも触れられてますがメタ×メタ×メタ。
「ゲームキャラクター」の「プレイヤー」の「プレイヤー」というややこしい構造になってます。
でも、こういう構造だから原作でいうとアカツキみたいに女だけど男で登録していたーとかそういうネタができるわけですね。
ネカマとネナベしかいないパーティーをいじるシナリオとかを一瞬思いついたけど、実行する当てがなかった。
アキバが落ち着くまで外観再決定ポーション使えませんけど。

かなり重要なキャラクターがNPCで出てきたことにはちょっとびっくりしましたが。
さすがにオール作家。
創作に携わる人々のロールプレイは堂に入ったものですしたね。
戦闘時の作戦も本気なのがうかがえて、そこそこ楽しめました。 

第一話「絶海の孤島! 冒険者大地にたつ」
第二話「密林逃避行、冒険者よ大地を駆けろ!」

の二話収録。
パーティーは〈盗剣士〉で、ぼっちなセイネ。
〈武士〉でセイネのストーカー。セイネが絡まなければ至極まともな狼マスクの、ウルフ。
〈召喚術士〉で、なんと御年78歳。グッズを取り扱う会社社長である、ヘッジホッグ・AK。
〈神祇官〉で、服装のセンスは悪いが、結構パーティーの良心でもあるマスダさん。

戦闘の時とか、それぞれの職業で全く別モノだっていうのがよくわかりますね。
データがなくても、原作を知っていればなんとなくわかる部分もあります。
いや、どうせならルルブ手元に欲しかったですけどね。
楽しかったので、ぜひ続刊が出てほしいものですが、どーなりますかね。

ログ・ホライズンTRPG リプレイ 宵闇の姫と冒険者
橙乃ままれ
KADOKAWA/エンターブレイン
2014-03-31
 
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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