気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

オーバーラップ文庫

王女殿下はお怒りのようです3 暗躍せし影

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「……あなたを信じて、良かった……」

 

精霊王の2人はレティシエルに懐いていましたけど、他の精霊たちからするととんでもないことで、叱られている場面もありました。

魔術使いのレティシエルに対して敵意を向けて来てましたが、黒い霧への対処に協力したことで、一時保留にはなったのかな?

実家と縁を切って、自由を謳歌していたレティシエルの前に姉のサリーニャがやってきて。

直接乗り込んできたうえで探るような言動をしてきたり、まぁいい気はしませんよねぇ。その裏側で妹のクリスタをけしかけて、レティシエルの友人であるジークに接触し、彼を支援するからレティシエルを裏切れと唆しに動いているんだから、公爵家の人材は本当にもう期待できないな……。

ジークが、これまでの交流があるドロッセルの方を信じて、クリスタの誘いをはねのけてくれたのは正直痛快でしたね。

 

王国内部で大胆に活動していた人身売買を目論む集団に、友人が攫われて戦う羽目になったものの、彼女の知識にない力を振るってきたりしていたので、ただの人さらいとも思えないのが不穏。

それを退けた後、開催された学園祭で姉妹が絡んできた時もなんだかんだ撃退には成功していたので、ある程度の問題対処能力があって味方してくれる人もいる状況は助かりはしますが……。

人さらい側の協力者とサリーニャが接触していたりするあたり、目の前の問題には対処できても根治出来てない状況は不安でもありますな。いつか爆発しそう。

王女殿下はお怒りのようです2 精霊王の来訪

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「悪い人間の中にはね、倒さないといけない人と倒す価値もない人たちがいるの。あの人たちは後者、わざわざ倒す必要も無いわ」

 

異形の怪物を退けたレティシエル。

その裏に王太子がいたこともあって、彼女の両親たちは専属執事のルヴィクを問い詰めていましたが……。

国王は、王太子を甘やかしていた罪を自覚してるので、それを止めてくれたレティシエルに謝罪とお礼、そして婚約を破棄することを認めてくれたりと、レティシエルに寄った判断を下してくれたので良かったですけど。

 

まぁ、レティシエルが見せつけた魔導技術が国にとって必要だったから、協力を要請するために譲歩したという部分もあるみたいですが。

そのあたりの調整に気を配れる王なのはありがたい。……レティシエルの両親が公爵家当主夫妻のわりにはいろいろと拙いからなぁ……。

 

魔術研究のため学園にスペースを与えられたり、問題の多い公爵家を出て屋敷を与えられたり、少しずつレティシエルの活動範囲が変わっていったわけですが。

そんなある日、人の前から姿を消した精霊の存在をレティシエルは確認して。

初手戦闘になるトラブルはありましたが。その後仲良くなれていたのは良かった。

魔素を操る魔術使いは精霊たちから敵視されていて、場合によっては殺害も辞さないという状況なのは気がかりというか。1000年の断絶を感じる。

あとは、ドロッセルにとって姉に当たる人物が公爵家に帰還し、ドロッセルの妹から話を聞いて、何か企んでいそうな終わりしてるのも厄介ごとの気配感じますが、さて。

王女殿下はお怒りのようです1 転生王女と古の力

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「……なるほど、よくわかったわ。つまり私は今までに人生の貴重な時間をかなり無駄にしていたってことね」

「はぁ…………はい?」

「なんてもったいないことをしていたのかしら。これから食事は全部、部屋に運ばせて頂戴。食堂に行く時間があったら自分の好きなことをやる方がよっぽど有意義だわ」

 

WEBからの書籍化作品っぽいですけど、記事作成時点ではもう小説家になろうの原作は削除されてるみたいです。

戦乱の時代に辺境の国の王女ととして生まれたレティシエル。大陸全土が争いの炎で焼かれる中でも、辺境は多少は穏やかな時間を過ごせるときもあったようです。

けれど、隣国から攻め入られて国土を荒らされ国民も殺された。王国の至宝と言われた高度な魔術師であったレティシエルだけは確保しようという思惑はあったようですが……王族としての矜持を胸に、彼女は自ら命を絶った。

 

次に彼女が目覚めた時、レティシエルは千年後の未来に転生していた。

公爵家の令嬢ドロッセルの体に、レティシエルの記憶だけがある状態で……彼女はこれまでのドロッセル自身の記憶もなく、千年後の常識も分かっていなかった。

ドロッセルは魔力が無い体質であり……レティシエルの常識でいえば、「魔術」に天性の才能がある最高の体だった。

しかし現代においては、個人の持つ魔力量とそれによって影響される「魔法」と呼ばれる技術の方が一般的で……ドロッセルは無能令嬢扱いされていた。

 

現代の魔法技術はレティシエル目線では粗が多く、間違いを指摘して教師たちの常識を破壊して。

自分の知りたいことを知るために図書館通いを続け、同じく落ちこぼれ扱いされている令嬢や、前世の夫に似ている少年と出会い、彼らと交流していく過程でレティシエルが現代に少しずつ適応していく話ですね。

 

婚約者の王太子も、ドロッセルの家族や使用人も、彼女の事を無能と見下して低く扱ってきますけど。

魔法陣の改良なので才覚を示した彼女のことを、学園長みたいに認めてくれる人もいるのは、まぁ良かったですかねぇ。レティシエルの行動によって、色々と揺さぶられていく世界がどうなっていくのか、今後が楽しみではある。



かみつら1 島の禁忌を犯して恋をする、俺と彼女達の話

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「全てを手に入れることは難しい。だからせめて、大切なモノだけは護り通す。お前にとって一番大切なモノは何なんだ?」

 

9回オーバーラップ文庫対象、銀賞受賞作品。

主人公の男子高校生・志郎は小説家の父に連れられて世界各地を転々とする青春を送っていた。

それは「苦楽を共にするのが家族」という父の方針だったことと、志郎が主人公体質とでもいうべきか様々な困難に遭遇するのを知っていたからだった。

 

獅子が千尋の谷に子供を突き落とすかのように、いろんな伝承のある土地に赴いて志郎を放り込んで、トラブルに遭遇したらそれをネタに小説を書く、という生活を送っているとか。

何も知らない方が自分の目と耳で良い経験が出来るから、と説明を省いたりする父親のキャラがハッキリ言って嫌いですね……。

志郎は、自分がいなくても父親一人でなんとかできてしまう超人であることを知っていていて、憧れている部分があるから無茶ぶりされてもなんだかんだ受け入れてますけど。

 

長い積み重ねがあればこそ、父も志郎なら死なないだろうという信頼もあるっぽくて、この親子は苦楽の「楽」を重視してるんだなぁ、というのも分からないではない。

ただ1巻読んだ段階だと、個人的には苦の部分の方が強く見えてしまってどうにもなぁ……。

 

親子関係に思うところありすぎて、長々書いてしまった。

本編は、世界各地を巡っていた志郎がついに日本に戻れることになったけれど、そこは「未婚の女性は仮面をつけて暮らし、伴侶以外に素顔を見せてはいけない」という因習の残る離島だった。
離島だろうと住所上は東京らしいよ、やったね志郎! 

事情を知らず離島に来た志郎は、ついて早々に当主の孫娘真璃の素顔を見てしまったり、別の直という少女の素顔も見てしまったりして、少女たちの気持ち因習に向き合っていくことになる話ですね。

要素は結構面白かったですね。最後のシーンを見ると志郎は志郎で、確かに彼の息子だなぁという納得もありましたし。ただ、志郎の父が苦手過ぎて引っかかる部分が残っただけで……。

ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント

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「いつか自分のやりたい事を見つけなさい。俺はそれを手伝ってやるからな」

「……うん!」

 

世界最強のエージェントとして活動していた主人公は、仲間に後を託して命を落とした。

そして気が付いたときには、魔法のある異世界に転生してシリウスという新たな名前を得た。

母は既に亡く、使用人たちには優しく見守ってくれているものの……父は彼の事をまったく顧みない下種だった。

まぁ干渉してこないおかげでシリウスは優しい世界で過ごせていたので、そこはありがたくもありますけど。

 

魔法の適性属性を持たないシリウスは、この世界では蔑みの対象になりかねないとのことでしたが。

前世知識を持つシリウスは何事も使いようと工夫して、身体能力強化や空中移動、遠距離攻撃など汎用性を持った技術へと発展させていったのがお見事というほかない。

 

自力で修行をする傍ら、あちこちに遠出してそこでも良い出会いをしているので、父には恵まれなかったけど、それ以外の人の縁という意味ではシリウスかなり運が良いですよね。

彼の事を気に入ったエルフの少女や、隠居していた武人、奴隷となっていた獣人の姉弟など。

獣人のエミリアとレウスはその経験から最初こそ心を閉ざしがちでしたけど、しっかりと心を溶かして信頼を勝ち取ったのはお見事。

魔王と勇者の戦いの裏で3~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~

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「恐怖を消すには勝利が一番いい。それが小さな勝利でもな」

 

無事に3巻が発売してくれてとても嬉しい、お気に入りシリーズ。

2巻で難民護送任務を無事に終えたヴェルナーは、家の騎士団を指揮して水道橋付近の巡邏警備などを行っていた。

そうした任務を果たしつつ、裏では暴走ののちに消息不明となったマンゴルトについて考察していたり、ヴェルナーは本当に真面目ですね……。

難民がやってきて食い扶持が増えた問題はあれど、なんとか対応できそうかと思っていたところに急報。

 

魔族の軍が活発に動き出し、都市に被害が出たために緊急出動令が出されることとなって……。

またしてもヴェルナーは実家の騎士団を率いて、現場に派遣されることになります。王国において三度しか出ていない「緊急出動令」が出されるほどの危機、と即座に察しがつくあたりは前世知識の底上げありますけど、普通に優秀ですよねぇ。

書籍版で何かと描写が増えているフュルスト家のタイロンなんかは、目先の問題しか見えておらず当主がため息つく場面もありましたし。

……そうやって文官系の家なのに優秀さを見せつけてくるから、反発する輩も出てきてしまうんでしょうけど。

 

かなり早い段階で戦闘地域に駆けつけたヴェルナーでしたけど、そこで勇者と旅をしている筈のフェリと遭遇。

ここにヴェルナーが来るのを読んでフェリをメッセンジャーに派遣したマゼルも偉いし、そこで得られた情報を重視して即座に動けたヴェルナーも見事だよなぁ、コレ。

マゼルが先んじて渦中に飛び込んだため、今しばらく時間はある。しかし、そうやってマゼルが目立ったことで彼の家族に累が及ぶかもしれない、と動けるのがすごい。

 

フェリもしっかりと情報持ち帰って、勇者の見せ場作ってますしね。勇者側とヴェルナー側と解決に動いた事態がどちらもギリギリだろうと間に合ったのは何よりでした。

あとマゼルの家族を保護した後の道程も加筆でボリュームアップされてたし、リリーとヴェルナーが一緒に居る挿絵があったりしたのはWEB読者としては結構嬉しかったですねぇ。無事でよかった。

 

……まぁ、またしても軍規違反で追及を受けることになったりしてましたが。

フュルスト家が恩もあるから、とヴェルナーが居ないツェアフェルト騎士団が使い潰されないようにしてくれてたり、これまでの行いが無駄になってないのが良かった。

ヴェルナーの行動によってゲーム正史よりも犠牲が減っていたり、直近の平原での戦では大勝してしまったこともあって、逆に被害を生じたりする問題もありましたが。そこまで責任はとれないしなぁ……。

現場でも上位のグリュンティング公爵やセイファート将爵が、ヴェルナーの味方側だったのは救いか。

期待の裏返しで難題ぶつけられたりもしましたが。うまくさばいたヴェルナーも、勇者としての活躍をしたマゼルも、格好良くて満足のいく1冊でした。4巻も出てほしいなぁ。

ありふれた職業で世界最強13

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「返してもらうぞ。その女は、血の一滴、髪一筋、魂の一片まで、全て俺のものだ」

 

最終決戦の終わりと、本編の区切りとなるエピソードまでを描く13巻。

実質完結巻、みたいな雰囲気はあります。もっともWEBではその後を描くアフターストーリーも充実していますし、あとがきでも触れられていたので、後日譚の刊行も期待したいところではあります。

 

12巻のエピローグでついに対峙したハジメと、ユエの身体を奪ったエヒト神。

神を自称しかつての解放者を蹴散らしただけのことはある、というべきか。ハジメが多くの対策をして攻撃をしてもそれを超え、逆にハジメを焦燥させる攻撃を放ってきたりするので油断なりません。

もっともハジメに言わせれば力は脅威でも、意思が伴ってないから怖くないとのことで。

実際「遊んでやる」って上から目線だった相手の予想を超えて、しっかりユエを奪還したのは格好良かった。

 

その後ユエと協力してトドメを刺したところまでは良かったですが、2人ともズタボロで。

窮地に駆けつけたのがウザい振る舞いのミレディだっていうんだから、空気があそこで一回壊れたよな……。まぁ、その後しっかり解放者のリーダーらしい姿も見せてくれたんですけどね。普段のウザさが嫌すぎるんだよな……。

 

ハジメ作成のアーティファクトブーストで、地上に残った側の人々も奮闘してくれたのは良かったですね。

流石に規模の大きい戦いだけあって、犠牲も出ましたが香織が残っていたこともあって生きながらえた人も多い模様。……でも壊滅的被害が出ていてもおかしくなかったと言いつつ3割損壊してたら実質壊滅なのでは……? とか野暮なことを思ったりもしましたが。

 

主人公のハジメがユエを取り戻し、ヒロインたちとの関係も良好で、そして念願の帰還の術も作り直し生還するんですから、ハッピーエンドと言っても良いでしょう。

問題山積ではあるでしょうけど、能力も経験も残るわけですしね。実際巻末に登場人物紹介として、それぞれの未来について情報が一部描かれてましたが、生じる問題のいくつかをハジメ作成のアーティファクトで乗り切ってるみたいですしね……。



ありふれた職業で世界最強12

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「お前等は進歩しない。生存のために、願いのために、“大切”のために、死に物狂いになれない。だから、最初からいってただろう?」

(略)

「この木偶共がってな」

 

最終決戦、前編。

神域に踏み込んだハジメ達を、使徒の群れがお出迎えしてくれたりしますが。

この決戦の為に、装備を整えてきたハジメを止められるほどの障害ではなく。60秒で蹴散らされていった姿には、哀れみ通り越して笑えて来ましたからね。

 

敵側に着いた恵里が、どうして光輝に執着しているのか。

彼女のバックボーンが明かされて……歪むのも止む無しって環境ではあったようです。

その執着であれだけの犠牲が出たのか、と思うと頭痛いですけど。彼女は悪役としてある意味一貫してるので、そこは嫌いじゃないです。

彼女が執着している光輝が、指針ブレブレの「なんちゃって勇者様」だからなぁ……。

ハジメ作成のアーティファクトの補助などはありましたが、恵里と彼女の術の影響を受けた光輝を相手に、雫・龍太郎・鈴という友人たちが止めるために動いて意地を通したのはお見事。

 

シアとティオを足止めするために、魔人の英雄フリードや使徒も登場して。

ハジメだけが神の下へ送られる展開は王道だけど、だからこそ熱い要素でもありましたね。

……まぁ今回は、シアとティオの活躍メインで、ハジメの奮闘については次の巻へと持ち越されたわけですけど。

満を持して対峙するハジメには思いっきり暴れてほしいものですね。



ありふれた職業で世界最強 小篇集

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「僕には、世界は救えなそうだよ」

(略)

「きっと僕にできるのは、せいぜい家に帰ることくらいじゃないかな。もし大切な人が居たら、その人と一緒に。家に帰るためなら頑張れそうだよ」

 

本編10巻の後に発売された1巻~5巻の時期に出た特典SSをまとめた短編集。書下ろし中編の「幻の冒険と奇蹟の邂逅」も収録。

一応この中編も「オーバーラップ6周年フェア」の特典「原因不明の白昼夢」を元ネタにしてるらしいですけど、3千字のSS4万字まで膨れたらほぼ書き下ろしだよ……。

 

特典SSということもあってお手軽に楽しめるエピソードが多かったですねー。

ハジメと親しくなりたいがあまり、ハジメの父の会社が販売してるゲームを買いに行った香織と雫の話とか。……年齢制限版を買おうとするのは、気が逸りすぎだよ……。雫の言う通り、話題の取っ掛かりにするにはチャレンジャーすぎる。

息子が行方不明になったことで心配するハジメ両親のエピソードもあったりするので、話によっては温度差があります。

 

一方でロマン追及してロケットパンチとかドリルとか作るハジメを、冷ややかに見るユエとか。ユエとハジメがイチャイチャしてるエピソードとかもあってハチャメチャですがそれもこの作品らしい味わいではありますね。

道中で実際にあっただろうなぁと思える「寄り道編」が1章で、パロディものの「魔法学園編」「童話編」が2章・3章を飾ります。

教師Verユエのカラーイラストがしっかり用意されてる当たり、分かってて良い。

 

書下ろしの「幻の冒険と奇蹟の邂逅」はあらすじで割と触れられてるんですよねー。

海底遺跡を攻略し、迫るミュウとの別れに悩み、思い出作りをしたら不思議な空間に迷い込んで……。

ミュウが解放者たちと邂逅して、ミレディにパパ情報の「世界一うざい人!」と言ってたあたりは笑ってしまった。

そのあと被害者の会のハジメたちまで遭遇して、初手攻撃してる当たり相当頭に来てたんだな……って。

ありふれた職業で世界最強11

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「同じことだ。相手が神だろうと、その軍勢だろうとな。俺は今、生きている。奴は俺を殺し損ねたんだ。それも、自分の情報をたっぷりと与えてな」

 

魔人の大迷宮踏破者、フリード。

大迷宮踏破できるくらいの実力がありつつ、解放者の真実を知りながらも神の洗脳に負けた哀れな男。

彼は絶対に神山の試練越えられないし、樹海にも手を伸ばしてたけど迷宮2つしか攻略できてないから、色々と残念ですよね……。

ハジメに通じないリリアーナ王女とかクラスメイトっていう人質を使って脅しに来る辺り、敵の解像度が低い。まぁミュウ達まで抑えられていたこともあって、ハジメ達は敵の招待を受けることになるのですが。

 

魔王の正体が明らかになりました。ノイントと同型機の神の使徒が大量に派遣されていたように、神とズブズブ……どころか、むしろ端末のような存在だったらしく。

ユエが慕っていた叔父の肉体を使って彼女を動揺させた上で、奪いに来る辺りは性格が悪い。長年戦乱を助長して遊んでいただけのことはある。

「特別」なユエが敵の手に落ちて、絶望したハジメが拒絶の概念魔法を発動するに至ったあたり、本当に特別だったんだと改めて実感しました。

 

そして暴走仕掛けていた彼を、仲間たちが止めてくれたのも良かったですねぇ。

一回落ち着いてからは、かつて奈落を制覇したときのように絶望的だろうと抗う姿勢を見せて、打てる手をバンバン打ってくので面白かった。

あとがきで「最終決戦前のプロローグ」と書かれるのも納得のエピソードでした。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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