気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

その他

ロードマギアの弟子6

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「改めて言語化するならばそうだな――」

「僕は急ぐのを止めたんだ。」

「つまりのんびりやる事にした。急ぐと周囲と無駄に衝突して疲れるしそういうのは結局遠回りじゃないかね?」

 

44話~53話を収録。サブタイトルが「アストールの戦い312」で、大規模魔術戦の規模の大きさがうかがえるというか。

港湾倉庫の調査に赴いたルカ達の視点、クオンの弟子としてザザと対峙するガルの視点、領主と対峙する王子たちの視点、そしてカージャと対峙するクオンの視点と4か所で物語が進んでいくからこそですけどね。

魔術師と正面切って戦うクオンとガルの戦場が一番苛烈なのは間違いないんですけど、紫の蛇や領主の勢力を抑えるというのも重要ですからね。どの場面も良かった。

 

電子版で読んでるからか、一部カラーイラストになってる場面とかがあるんですが。

炎を使うザザと、それに対抗するために水の魔剣を振るっているガルの戦闘シーンは熱かったですねぇ。

使い魔ごしに結界術を使って援護してくれるソロスの存在もありがたかったですけど。

会議をなんどもすっぽかして九星としての存在を怪しまれているクオンとは逆に、長く魔術都市にこもっていたソロスは、ザザの判断基準を当初受け入れがたい素振りを見せていましたが。

少しずつ傭兵から変化していってるとは言え、まだまだ武人としての価値観があるガルはザザを理解して、戦いになるだろうと理解しているのが好きです。

限界までクオンから与えられた武器とか、自身の才覚で戦おうとしていたのも良いし……切り札を斬るタイミングを間違えなかったのも良い。

 

カージャはカージャで、人身売買とか犯罪組織とつるんでいたりとか、悪徳魔術師ですけどちゃんと腕を磨いているのも確かで。

術理が分からない格上であるクオン相手にも、しっかりと抗って、いくつかの術には対策を立てていたのはお見事。

ではありますけど……クオンがどの場面でも焦ってないからなぁ……。まぁ、クオンの魔術の腕前が見られたのは嬉しかったですね。

俺の死亡フラグが留まるところを知らない8

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「……貴様ごときの器ではそのあたりが限界だろう」

「自らの低能さを恨め」

 
5056話を収録。

騎士団とステラ族を敵対させようとする帝国側をあぶりだすため、敵の制服を着用して現場を荒らすことで敵の思惑を崩そうとしたハロルド。

ユノたちが動いてくれたおかげで、帝国側の人員をいくらか確保することには成功。

……しかし帝国側もやられてばかりではなく、増援まで寄越してきて。ユノの窮地にハロルドが駆けつける展開は熱い。

 

でも、変装して引っ掻き回してるのに「ハロルド様」とか名前言っちゃ駄目だと思う。……いやまぁ、その後増援できた帝国少将リッツェルトが高らかに名を名乗ってるからな。いや、君達そんな大っぴらに存在示しちゃ駄目じゃない?

今のハロルド単独では撃破出来ない強敵で、目撃者全員消すって言う方法を取れる実力者だからこその傲慢だとも言えますが。

危機に瀕したハロルドは自分の中に「原作ハロルド」の意識が残っている事を察知。負けず嫌いな彼を焚き付けて、その力を借りることでリッツェルト撃破に成功したのはお見事でした。

 

ゲーム本来よりは犠牲を減らせたとは思いますが、黒幕はサンプルの確保に成功しているし……その上で、ハロルドという存在を見つけて手を伸ばしてくるんだから面倒なことになりましたねぇ……。



俺の死亡フラグが留まるところを知らない7

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「貴様らの命この俺が使ってやる ありがたく思え」

 

4449話を収録。

スメラギ領に足を運び、当主のタスクに少しだけ情報を明かしたハロルド。ゲーム時代に存在を知った情報屋ギッフェルトを情報源にしたことで、それまでの実績もあってタスクは信じてくれて。可能な範囲で助力もしてくれることになったわけですが。

その「可能な範囲」がハロルドの予想を超えて、隠密部隊を派遣してくれるところまで行っていたのは、反省してばかりのハロルドではありますが……彼の行いが無駄ではなかったという現れでもあるので好きですね。

 

スメラギからの助力を得られたとはいえ……黒幕に傀儡にされている、軍事大臣ハリソンを介した正式な任務で派遣されている騎士団にこの遠征が罠であることを伝える事は出来ず。

流石に公的な組織を信じさせるためには物証が必要だし、根回しだって要るけどそこまで出来る時間はなかったからなぁ……。

コーディーがハロルドの行いに不審な部分を感じつつ、彼を信じたいと思ってくれるのが良いですよね。

ガイド役の天使を殴り倒したら、死霊魔術師になりました~激カワゴスロリ魔神様、サイコー!~1

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「私の名前は『バビロン』」

「メルティスなんて信仰したら 許さないわよ~♡」

「はーい♡」

 

コミカライズ作品。14話と書き下ろし小説を収録。

主人公の少女、竜胆天音は大の天使嫌い。可愛いものをもてはやす時の表現に「天使」が使われている事がその一因みたいですが。

その嫌いっぷりはかなりのもので……友人に誘われたVRMMOゲームで、キャラメイクのナビゲート用のキャラが天使だったことが我慢ならず、殴り飛ばしてしまうほどだった。

 

すわキャラメイクできずに詰みかと思ったら、天音の性癖ドストライクなゴスロリ美少女である魔神バビロンが介入してくることになって。

天使を率いる女神メルティスと敵対しているっぽいバビロンちゃんからオススメされた死霊術師に天音はつくわけです。

バビロンちゃんとお揃いの指輪に、キャラクターネームも本名から取ったとは言え、バビロンちゃんからリンネと名付けてもらってましたし。というか、「その職にしまーす!」って手をあげてるコマのリンネがなんかコミカルで好き。

 

貧弱すぎるステータスではありましたけど、速攻でバビロン信者になったリンネにはキャラメイクをやり直すなんて選択肢はなし。

プレイ直後で死霊術の対象にできる狼を倒し、使役できるようになったことや、ギルドに所属している友人と合流できたこともあって着々とゲームを進めていってますが……独自ルート突っ走ってるのが面白いですねぇ。

愛さないといわれましても 元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる6

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「ご挨拶でした」

「……なんて?」

「またね って」

 

2630話を収録。

文官たちが姿を消した騒動もあり調査のためにやってきたアビゲイルたち。

しかし、そこでカガミニセドリを使った殺害を企む使用人たちや、それに怒った竜の行動などさらなる問題が発生したために、十日ほどの滞在予定だったところを切り上げることに。

……アビゲイルの奔放さに騙されず、才能があるのを見抜いているあたり第四王子もちゃんと王族としての仕事はしてるんですよね。

 

立場に見合った成果を上げようとしてるのは評価できるけど、アビゲイル達に厄介事持ってくるのとイコールなのでどうしたって好感度は上がらない。

もうちょっと遠くに行ってもらっていいですか。ジェラルドの奮闘に期待。

いやでも、好感度上がらない相手だから厄ネタの宝庫のロングハーストを押し付けても心が痛まないという考え方も出来るか。

 

ジェラルドがすっぱいハズの実だけど、アビゲイルが持ってきたら甘くても良いかと受け止めていたり。

川に雷魔法ぶっ放して魚取ったりしてるのを、護衛が受け入れて「魚獲ってきます」と言っていたり。順調に染まってきてるな……。

愛さないといわれましても 元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる5

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「……なあアビゲイル 行いは自分に返るものだ」

「ここの奴らに教えてやろうな」

 

2125話を収録。

金瞳のアビゲイルへの接客を拒む、高級宿とは名ばかりの従業員にタバサやロドニーが起こっていましたが。

ある程度は予想してジェラルドもしっかりと私兵伴って、守る姿勢を取っているのが偉い。

……でもこんな苦労する羽目になったの王子のせいなんだよなぁ……。

まぁジェラルド達も、アビゲイルの過ごしていた地下室の悲惨さを見て、思わず涙を浮かべるほどで、彼らの想像すら超えてくる状況を見る事が出来たわけです。

 

アビゲイル本人がいくら気にしていないとはいえ、あんな場所に案内させるような真似はさせたくなかったものですが。

ジェラルドたちも思わず涙を浮かべるような惨状を知る事が出来て、実行した馬鹿どもに仕返しする機会が出来たのは、不幸中の幸いか。

こんな厄介事ばかりの土地、王家に管轄投げられたのもラッキーと言える。

 

王家の派遣した文官を魔物に襲わせて、王子の同行者もまた標的にした上で「我々には勝ちがありますよ!」と言える男爵、増長が過ぎるけど……まぁ、小物悪役としては一貫してる。

人と魔物にはそれぞれ住む世界があり、その領域を侵した存在が死ぬのは自然の摂理だけど、魔物を無理やり連れだして利用するのは違うと、森のボスである竜がやってくることがアビゲイルより告げられて。

賊がやられるのは構わないけど、人の区別つかなくて巻き込まれたりしないか? というジェラルドの発言にびっくりしてるアビゲイル、可愛いですね! 状況は笑ってられないですが。

愛さないといわれましても 元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる4

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「私も旦那様が好きです 同じですね」

 

1620話を収録。

アビゲイルが誕生日みんなにお祝いされて、お料理ちょっとずつでも全種類食べられているの良かったですね。

ドリューウェットの方々も温かく見守ってくれてますし。ステラ様もユスリナの効果で安定してるそうで。ステラ様も、アビゲイルと同様に政略結婚ではありますけど……夫婦間良好なのが良い。

 

王家の預かりとなったロングハースト領。

しかしそこに派遣された文官との連絡が途絶し……女好きと言われ、ジェラルドが警戒していた第四王子が「ノエル子爵夫人が、ロングハースト出身だよね」とアビゲイルの力を借りようとか、余計なことを言い始めて。

 

元が豊かな土地とは言え、スタンピード直後の領地を復興できると思っている方が甘いとジェラルドは家で愚痴っていましたが。

流石に第二王妃から招待状が届いては、城に赴かないわけにもいかず。そこで拒否権のないお願いを突きつけてくるのがなぁ。アビゲイルの扱いについて知った気になっているのもむかつく。ジェラルドが可能な範囲で庇護して、干渉を排除しようとしてくれてるのが救いですが。

向かう途中の宿で、支配人がアビゲイルの金瞳に気付いて……それを聞いた従業員たちの表情がもうね……。

愛さないといわれましても 元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる3

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「うちの小鳥が持ってきた贈り物は 贈られた者が受け取ればいい」

 

1115話を収録。

結婚式を無事に執り行ったアビゲイル。11話冒頭の、いろんなドレス来ているアビゲイル可愛かったですねぇ。どの服でも食べ物持ってて、それが全部違うのが実によくわかっている。

義母・義姉ともに満面の笑みになるのがよくわかる愛らしさでした。

婚家との関係は良好で、ジェラルドの上司から持ち掛けられた政略結婚で、その上司も出来る範囲で味方してくれることになって。

ロングハースト関係者が厄介者すぎますけど、そこから離れてアビゲイルが幸せに過ごしているのは喜ばしい。

 

それとは別にジェラルドもなんか、トラブルメイカー……ってわけじゃないけど、変なの引き寄せる才能ありますよね。

過去に拾って世話していた鳥が魔物だったりするし。ピヨちゃんと名付けられた鳥は、ジェラルドと別れてから、ボスになれるくらいに成長してとんでもないサイズになってましたが。

それでも変わらずに懐いていましたし。ピヨちゃんにも対抗するアビゲイルが愉快でしたね、あの場面。可愛いかよ。

 

他には、あんなに妻可愛さを前面に出しているのに、それでも「政略結婚なんてかわいそう」とアピールしてくる勘違い女がいたりするし。

ちょっとトラブルもありましたが。アビゲイルの特殊な感覚で、義姉ステラの妊娠が早くわかって、さらに魔力量の大きい子供だからステラが死ぬ可能性もあることに気付けたし。

人間に知られていなかった、魔力量の多い子対策につかえるユスリナの存在を伝える事が出来たので、差し引きプラスということにしましょう。

愛さないといわれましても 元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる2

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「私は旦那様の妻なので お仕事をお手伝いするのです」

 

6話~10話を収録。

ジェラルドの生家であるドリューウェットの収穫祭に参加したアビゲイルたち。

しかし、そこにロングハーストにおけるアビゲイルの義姉が、燃やすと魔物を寄せる花を持って祭りの場に紛れ込んでいて。

ジェラルド達が現場にでる中で、領主夫人として自分は現場に残りつつ義娘たちを逃がそうとする奥様、好きだなぁ。

貴族夫人をしている、というか。一般的な貴族の基準においては、アビゲイルに教育をしようと最初にあんなお茶会の場を設けようとするのも分かる。

周囲に期待する分、しっかりと自分も責務を果たしているのが伝わってきて良き。

 

義姉ナディアは問題なくとらえられましたが、風にあおられて花が燃えそうになり……アビゲイルが魔王時代のやり方で魔法を使い、鎮火。

元々虚弱なのと、人とは違うやり方で魔法を使ったからか鼻血を出す羽目になってましたけど。

ジェラルドが妻の可愛さに叱責もそこそこに「俺を助けるためにしてくれたことだし」とイチャイチャし始めてるの笑った。タバサ、もっと言ってやってくださいよ。

 

初手こそアレでしたけど、ジェラルドの家族の方々もアビゲイルの微笑ましさに魅了されて、可愛がってくれてるの良いですよねぇ。

結婚してから少し時間が経っているけれど、結婚式をやるべきだと言ってくれたのは良い仕事でした。

義娘の可愛いところみたかったのもいくらかありそうですけど……アビゲイルの生家であるロングハーストの関係者が、収穫祭で騒動を起こそうとしたのもあるから、ここで婚家に歓迎されていると示すべきだって言うのも間違いないですしね。

ジェラルドの変わりように家族や、上官が驚いているの何度見ても笑える。「見ていて面白すぎるから構わんよ」って言いたくなる気持ちも分かる。

愛さないといわれましても 元魔王の伯爵令嬢は生真面目軍人に餌付けをされて幸せになる1

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「君の天恵に感謝を」

 

15話を収録。

コミカライズなんですが、キャラが生き生きしてて良いですね。

前世が魔王であり、人とは違う視点を持った令嬢のアビゲイル。故郷では金瞳を疎まれて、酷い扱いを受けてきて……悪女なんて噂も流れて、ジェラルドと政略結婚したわけですけど最初から「君を愛することはない」を言われてしまう始末。

 

噂を鵜呑みにしていたジェラルドでしたが……使用人には出来た人材が多くて。

しっかりとジェラルドに「噂に踊らされるな」と指摘してくれるの良かったですね。

まぁ、小鳥にも劣る量の朝食しか食べられず、それですら重くてぶっ倒れて。診察させてみたら栄養失調なんて言われる令嬢が、悪女なんて無理があるよな……。

ソーセージまるごといっぽん食べて良いと言われて目を輝かせてるコマ、可愛くて好きです。

 

そして失態を認めて、反省できるのがジェラルドの良いところ。

アビゲイルの持つ、悪女なんて噂を吹き飛ばす天性の明るさというか、純朴さというか。見ていて笑いが零れるような、そんな温かい部分をしっかりと見て夫婦になっていくのが良いですよね。

……突飛な行動もとるので、それ笑いを誘うことも多々ありますけどね。サーモンジャー気に躊躇なく噛みついて、義母と義姉を驚かせた流れが好き。ツボに入ってセンスで顔隠してるステラさん好き。

 

魔王としての経験から、人より察知できるものが多く、魔物にも詳しい。そしてその対処方法も的確と、世間一般とは違う形ですけどしっかり夫を支えている良い妻だと思いますよアビゲイル。

魔物とかの知識が特殊過ぎて、表に出せないだけで……。まぁ生家のロングハーストでは腫れ物扱いでしたけど、ジェラルドのところでは本当に大切にされているからこそ、その貴重さを知られないようにするための措置なので全然違いますけどね。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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