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「なあ親父 俺は職人にはなれなかったけど 学んだことを後悔はしてないよ」
「選んだ道で苦労するのも こどもの権利だと思うよ」
45話~51話を収録。
職人である祖父の反対を受けつつも、富川の工房に押し入って銅器作りの勉強をしているあさひ。
彼女の父も、かつては職人になろうとしたものの挫折した過去があるみたいで……あさひが探していた道具を固定する上がり盤も持っていたとか。
……それで漬物つけているのはちょっと笑ってしまった。倉庫に置かれている父のコレクションに埋もれていたけど、他にも諸々各種工具が混じっていたみたいですし。
父のがらくたゾーンが景色になっててあさひの目に映っていなかったの、実際流し見してると記憶に残らない事あるよな……って妙にリアルで面白かった。
あさひ、あちこちで学んでいたことで色んな学びを得ていて……その結果である銅器を見た祖父が、完全反対ではなくなったのは良かったのではないでしょうか。
あさひと同年代の職人である雄介くん。彼は、銅器に熱意のあるタイプではないけど……その才能はかなりのものがあって。あさひも実力は認めるほど。
ただ自分の望んだ環境に居るのにあんなに冷めてる男に負けたくない、と奮起するあたりあさひもやっぱり職人というか。こだわりを持った子なんですよねぇ。
雄介君も、あさひが祖父から指導を受けてなかったことに気付いた際に「お前の事情も知らず無神経なこと言った」と謝れるあたり、良い子ですよね。あさひにライバル認定されてるというかお互いバチバチやりあう仲になりそうですけど。
いつも色んな仕事を持ってくる美登さん。
今回も新しいお話を持ってきてくれて……今回はしいながつけている「猫のブローチ」
の大量発注が入ったという話で。
そのパッケージをどうするか、という話。職人だけじゃなく包装にまつわる話も出てきて、色々と話が広がっていったの良かったですね。
そしてしいなが20歳の誕生日を迎えて多くの人に祝われて……彼女がお酒飲めるようになったの、なんか感慨深さがある。「お酒呑めるようになっちゃった」のコマが実に可愛くて7巻のラストを飾るエピソードとして相応しい味わいでしたね……。