気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

その他

クプルムの花嫁7

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「なあ親父 俺は職人にはなれなかったけど 学んだことを後悔はしてないよ」

「選んだ道で苦労するのも こどもの権利だと思うよ」

 

45話~51話を収録。

職人である祖父の反対を受けつつも、富川の工房に押し入って銅器作りの勉強をしているあさひ。

彼女の父も、かつては職人になろうとしたものの挫折した過去があるみたいで……あさひが探していた道具を固定する上がり盤も持っていたとか。

……それで漬物つけているのはちょっと笑ってしまった。倉庫に置かれている父のコレクションに埋もれていたけど、他にも諸々各種工具が混じっていたみたいですし。

父のがらくたゾーンが景色になっててあさひの目に映っていなかったの、実際流し見してると記憶に残らない事あるよな……って妙にリアルで面白かった。

 

あさひ、あちこちで学んでいたことで色んな学びを得ていて……その結果である銅器を見た祖父が、完全反対ではなくなったのは良かったのではないでしょうか。

あさひと同年代の職人である雄介くん。彼は、銅器に熱意のあるタイプではないけど……その才能はかなりのものがあって。あさひも実力は認めるほど。

ただ自分の望んだ環境に居るのにあんなに冷めてる男に負けたくない、と奮起するあたりあさひもやっぱり職人というか。こだわりを持った子なんですよねぇ。

雄介君も、あさひが祖父から指導を受けてなかったことに気付いた際に「お前の事情も知らず無神経なこと言った」と謝れるあたり、良い子ですよね。あさひにライバル認定されてるというかお互いバチバチやりあう仲になりそうですけど。

 

いつも色んな仕事を持ってくる美登さん。

今回も新しいお話を持ってきてくれて……今回はしいながつけている「猫のブローチ」

の大量発注が入ったという話で。

そのパッケージをどうするか、という話。職人だけじゃなく包装にまつわる話も出てきて、色々と話が広がっていったの良かったですね。

そしてしいなが20歳の誕生日を迎えて多くの人に祝われて……彼女がお酒飲めるようになったの、なんか感慨深さがある。「お酒呑めるようになっちゃった」のコマが実に可愛くて7巻のラストを飾るエピソードとして相応しい味わいでしたね……。

 

 

11番目のねこはねね

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「人から見たら軽薄な夢かもしれないです だけど私にとっては」

「すべてを変えてくれた猫人だから」

「人生を賭けて会いに来たんです 何をしてでも!」

 

猫耳と尻尾を生やした猫人たちが暮らす猫人國にある雷雷茶楼という喫茶店。

いままで10人のねこが働いていたそこで、新しく働き始めた11番目の従業員が主人公のねねです。

小柄でかわいい彼女ですが……実は、彼女はねこではなくネズミだった。

かつては多様な種族が一緒に暮らしていたようですが、種族が違う事での諍いがどうしても避けられず……種族ごとに国を分け、さらには互いの国の行き来も禁じられたとかなんとか。

 

つまりねねは、密入国した上で自分の尻尾にねこに擬態するための付け尻尾をつけて、ねこを装って働いているわけです。

新入りにいじわるする先輩も居れば、優しく見守ってくれる先輩もいる。十人十色というか十猫十色というか。

ねねが密入国してまで猫人國にやってきたのは、かつて自分の人生を変えてくれた恩人であり憧れの人に会いたかったからとのことですが。

 

……ねねがネズミで密入国した罪人と言うことに気付きつつも、様子見をしてくれていた優しいリン姉がなにか心当たりありそう、というか。

実のところ彼女なのでは……? 疑惑がある。というかねねの探している人「悪の女幹部ライメイ」ってなに……? なにをどうすると往来が禁止された世界でネズミのねねがねこの「悪の女幹部」に助けられるんだ……?

悪の女幹部を自称してるくらいだから、こう怪盗の仮面みたいな感じで顔を隠してるだけだと思うんですけど。尖ったマスクで目元隠して鞭を持ってると……なんというか、こう……女王様って呼びたくなる風格を感じるというか。

 

ねね、ネズミなのでどうしたってねこの風習には疎かったり。密入国が罪だと知りつつ結構してしまう行動力のある子でもあるので……常識に疎く行動力がある彼女を「奇行に走るところのある子」と認識してる先輩ねこが居たのは、正しい。

人探しと言うねねの目的はありますけど、手がかりがさっぱりない状況なので、お店でのお手伝いとか先輩ねことの交流がメインで、ほのぼのする展開が多かったですねぇ。かわいい。

Dジェネシス03 ダンジョンが出来てから3年

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「どうしてそのモンスターが落としそうだと我々が考えるオーブがちゃんとドロップするんでしょうね?」

(略)

「このゲームをデザインしたヤツは地球の文化を良く理解しています 非常に詳しいと言ってもいい」

 

15話~21話を収録。

オーブの取引で、アメリカ在籍の世界一とも言われる探索チームと対面することになったDパワーズ。

サイモン、高ランクに上り詰めているだけあって、色々と考えているんだよなぁと伝わってきますね。自分たちのチームを伸ばすために「物理耐性」のオーブを欲したのは本当。

ただ、「異世界言語」のオーブ取得をせっつかれている状況なのも確かで……オーブオークションなんて始める、「任意のオーブを取得できるかもしれない」相手との顔つなぎをしようとしたのも本当。一つの行動で複数の目的を果たしてるのは有能。

 

……一方、日本もまた「異世界言語」のオーブは欲しくて。

諸所の問題に付き合ってくれている受付嬢の鳴瀬さんから相談を持ち掛けられることに。

その依頼から、「ダンジョンを作った存在は、地球の文化に詳しい」という考察を進められるのは、研究者らしい性質といえるか。

三好の方も「収納庫」スキルを会得し、芳村の「保管庫」とは違う点の検証とかしてるの、実際使うにあたっては必要なんでしょうけど。同じ職場に居て、今同じパーティーでつるんでる似た者同士だなぁ……って感じ。

ただ、そうやって検証した結果をポロポロ零してしまってるのは迂闊! 「オーブ保存技術なんてないですよ」って言う建前だけは上手く隠してますけど、ハラハラしますねぇ。

 

第二回オーブオークション。そこで出品した、未発見スキル「超回復」を他国の大富豪が、既存の治療ではどうにもならなかった娘を直すために来日。

オークション終了日に合わせて来日して、即日オーブ引き渡しを求めるあたり行動力ありまくり。

横入りしようとした議員みたいに、介入しようとした他国のエージェントじみた存在もいたり。その後必要に駆られてダンジョン入りした際にも、付きまとわれたりして、注目度の高さが伺える。

芳村からアドバイスもらってスライムハンターやってた御劔さんがランキング986位になったりしますしね……。影響力強すぎ。

Dジェネシス02 ダンジョンが出来てから3年

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「これから俺がいう事はバカみたいな話に聞こえるかもしれないけど 試してみる?」

 

814話を収録。

スキルオーブオークションサイトとかいう、普通なら詐欺を疑うサイトが公開されて。

しかし本当だったらとんでもないものなこともあって、ダンジョン庁や警視庁のサイバー犯罪対策課は、問い合わせに忙殺されることに。

そして芳村は「Dパワーズ」関係者と知っている鳴瀬から接触を受ける事にもなって。

最初に考え付く「オーブ保存技術を発見したのか」という質問を直接ぶつけられることになってましたが……そりゃまあ、聞かれるでしょう。

 

スキルオーブオークションが嘘だったら、詐欺サイトが一つ解説されただけと言う話になる。

しかし「嘘じゃなかった場合」、それを実現させたDパワーズの価値は計り知れないことになる。

芳村たちはオークションの利益を元手に海外旅行に行こうか、とかのんきな一般市民じみた事を言ってるんですが。

WDAの関連組織が落札するだろうな、と予想してたのに自分たちに渡航制限まで課されると想定してなかったのは、考えが甘いというか。

……まぁ芳村ランク1位のスペックあるので、拘束しようとしても無理でしょうけど、そんなこと知らないでしょうし。知ったところで、制限はかかったでしょうけど。

 

芳村の甘いところ、講習を受ける時に近くに居たモデルの女性たちがダンジョン内でスライムに襲われていたのを目撃した後に、助言していたり根が小市民と言うか。甘いんですよねぇ……。

そういう所、付け込まれそうと思いつつも嫌いじゃないんですけど。

フシノカミ9

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「あたし頼りになってる?」

「それはもう」

「一番?」

「ぶっちぎりですね」

 

3943話が収録。

不死鳥の羽がモチーフとして採用された、腱動力式飛行機いいですよねぇ。

他のメンバーが、不死鳥の逸話が一度滅びた技術である飛行機を復活させる試みに相応しいと思うのは良くわかります。

……一方で、その話題を提供したアッシュ君は本当に雑談のつもりだったから、決定した報告を受けた時ちょっと冷や汗的なの書いてて呆れてるというか、予想外だなぁって反応してるのが実にアッシュ君過ぎて好き。

君からすれば落書きでも、周囲の人にとっては相応しい宝物だったんだよ。

 

アッシュ君が銀功を授与される式典の場で、その飛行機模型のお披露目をすることになって……。

ヘルメスが飛行機を掲げて投げるシーン、敢えてだと思うんですけど背景とか書き込みがなくて、背景がほぼ白で足元の地面の影だけ少しある見上げる構図みたいになってるのが実に良い。

そこから飛行機が飛んでいく軌跡が見えるようで……ヘルメスの夢は、確かに一歩踏み出したんだな、というのが衝撃を受けた他の人々の驚く顔や輝く目からも伝わってきます。

これ「飛行機」というものが飛び立っていく比喩と、ヘルメスの世界が広がっていく比喩が2重に込められてると熱いなーと、思います。

理解者を得られず一人でくすぶっていて、アッシュと言う自分よりデカい夢を持ってる人に背中を押されつつも、祝いの席で「いいんすかね、こんな席使っちゃって」とか言っちゃうまだまだ自信が足りないヘルメス君。

創り上げたものに自負はありつつも、不安がないはずもなく……視野が狭まっていたところに、成功した風景を見て視野が広がった構図だったら良いなぁ……って思いました。

 

ヘルメスも今は一枚の羽根でしかない飛行機を、本物に近付けるためにどうすればいいのか、と積極的になってましたし。

……飛行機関連の会議にヘルメスとレイナを差し出して、アッシュはマイカと一緒にレンガ造りに勤しみだしてるのが、アッシュ君らしくて笑える。

飛行機模型という成果を見せつけたことで、アッシュの新しい挑戦に工房の職人とかも興味津々で。クイドさんも顔が広くなって、あちこちに話を通してくれたのはありがたい。

そうやって新しい技術の挑戦に人手を集める事が出来たのは、アッシュ君の実績なんですが……。

彼まだ軍子会の一員にすぎないはずなんですけどね。これは寮監も領主も衝撃でポッキリいっちゃうわ……。

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。5

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「何かなくてもいつでも好きなだけ来るといい あの家もロゼに好きになってほしい」

 

ロゼがハリージュの屋敷に居を移す21話~を収録したコミック5巻。

惚れ薬を依頼されたことで、すれ違いもありつつもハリージュと思いを通じ併せて。

法に縛られない魔女である彼女は、これまで庵に居を構え続けていたわけですけど。荒くれ者が踏み込んできたこともあって、生活の拠点をハリージュの屋敷に移しつつ、日中庵で魔女としての仕事をするという生活スタイルに切り替えることに。

 

これまで貴族の依頼を受けて来たものの、庵に来訪させていたので貴族の屋敷と言うものを見たことが無かったロゼ。

ハリージュの屋敷を見て衝撃を受けていたのがちょっと面白かったですね。

ロゼの来訪に合わせて新しい使用人を雇うことになっていて、ロゼがその使用人に間違えられるトラブルがあったりしましたが……。

厳しくも侮辱はしない祖母を思い出す使用人ターラを見たことで「いい屋敷だ」と感じられたのは良かったですね。

 

新しく雇われた使用人モナは、ロゼ用の侍女として雇われたといいますが。

ロゼが使用人を必要とするタイプではなかったことと……魔女と言う名に怯えてしまうことで、どうにも距離がありましたが。それでも嫌がらせをするようなことはせず、仕事をしているあたりは真面目ですね。

そして魔女に憧れる少女ルゥルゥも登場しましたが……いや、表情が生き生きしてて可愛いかったですね。

片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~2

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「スレナ! ボルタを頼む こいつは俺が引き付ける」

「!? しかし…」

「頼む」

 

夜道で魔法で作られた炎の人形に襲われたベリル。

いくら切っても意味がない敵ではあれど……フィッセルから「魔法を遠くに飛ばすのは効率が悪い」という話を聞いていたので、一旦距離を取ることで術者を引きずりだすとか即座に切り替えて行動できる辺り、ベリル戦闘方面の判断かなり鋭いと思うんですけども。

2巻後半で登場するエピソードで、過去に迷宮攻略に挑んだとき一人で入ったとはいえ、魔物を倒せずに入口近くで敗走したとか言ってるの、どういう事なんでしょうね。

まだ実力が低い若かりし頃に入ってトラウマになっているのか……そうと知らずに超高難易度のダンジョンに入り込んだのだろうか。

 

炎の人形でベリルを襲い、フィッセルを攫ったと焚き付け、ベリル相手に楽しく魔術を打ち込みまくっていた女性……。

実は、魔術師団の長だったというルーシーの攻撃を捌き、接近した瞬間に隠し玉の気配を感じ取って回避行動をとったりとか、やっぱりベリルの戦闘勘凄いですよね……。

ルーシーが「力を持つ者は相応しい生き方をするべきじゃ」と、「何も為せなかったことに囚われている」ベリルの在り方を気に食わないと思っているようで。

ベリル本人とその実力は認めているけど、その生き様に思う所があるっていうのはまぁ分かる。

過去に何某かのトラウマが植え付けられてそうではある。アリューシアを筆頭に弟子たちが放っておかないでしょうし、今回ルーシーにも目を付けられたので、追々その実力が広く認められていくことで、ベリルの在り方も良い方向に変わってくれるといいんですが。



片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~1

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「ベリル殿には感服しました…!!」

「ヘンブリッツ君?」

「疑った自分が恥ずかしい…っ!!」

 

片田舎の村で剣術道場を営むベリル・ガーデナント。

彼の弟子は道場を離れ外の世界に羽ばたいていき……大陸に名をとどろかせる英雄となった。それゆえにレべリス王国には「片田舎の剣聖」がいる、なんて噂があるみたいですけども。

ベリル自身の認識はあくまで「田舎の道場主」であって、実力に対して自信がさっぱりなさすぎるのは気になるところ。

 

ある日、騎士団長にまで上り詰めた少女アリューシアが道場に顔見せにやってきて……ベリルを「特別指南役として推薦し承認されました」と国王の御璽付の命令書まで添えて外堀埋めてやってきたの、師の性格をよくわかってるな……と言う感じはありますね。

田舎から王国首都までやってきて……人が多い分、ベリルと縁のある人物も多くて。

20年ほど前に3年ほど教え、養子に出した少女スレナとも再会したりして。アリューシアといいスレナといい、ベリルに対して恩義を感じていて、親愛だったり……あるいはもっと深い情を持っているようですけど、その割に再会までに時間掛かってますね。

 

各々に立場ってものが出来て、ベリルが田舎にいるからって言う時間・地理的な問題があるんでしょうし……。

アリューシアは、今回みたいに指南役として引っ張ってくる好機をつかむために奔走していたからなんでしょうけど。

 

弟子たちと散策していた時に立ち寄った鍛冶屋で、刃が付けられていない仕上げ前のなまくらで試し切りの巻き藁綺麗に切ってたり。

腕前を信じていない副団長から吹っ掛けられた決闘を、危なげなくさばいて見せたり。

剣聖って噂が立つのも納得の凄まじい腕だなぁ……と思いました。

自信が無いから普段の印象はさえないオッサンですけど、剣を持った時にスイッチが入ると頼もしい武人になる見せ方が上手いなぁと思いました。

 

弟子のひとりだったフィッセルは魔法の道に進み、魔法師団に所属していた。

教わった剣術も活かし、突きを飛ばしたり特殊効果を発揮させる「剣魔法」の遣い手となっていたと描かれるシーンもコマ割り良かったですね。

現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!5

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「必ず助けろよ しくじったら お前を許さない」

 

21話~24話を収録した第5巻。

スラム街の少年リダの命が失われようとしているとき、ナルヒト達に気配すら感じ取らせずに背後に立っていた少女。天使協会首席聖女のスヴィ。

リダの命を助けられる能力を持つスヴィは、主教から「竜殺しを監視して、上手い事やれ」と言われていたので、良い場面だと踏み込んできたみたいですけど。

 

時間がないと言われて、すべての条件を飲むから助けてくれと言えるナルヒト、実に男前。

……まぁ同時にしくじったら殺すと言わんばかりの殺気を向けてるんですけど。気配察知できず、直前でネズミがヘビみたらビビるとか言ってるのに脅迫に躊躇ないあたりも実にナルヒトなんですけど……。

そしてスヴィからのポイント高いのがお金大好き主教様と、冒険ジャンキーのナルヒトで、サンプルケースがあまりに少ないんですけど。覚悟の決まっている、軸のある人物が好きなんですかねぇ。言葉に嘘がないかどうか、とか。

 

ただ主教様もなかなか癖が強い人物ですからね。それを参考にしたスヴィから「今年の冬までに白金貨50枚」とか言う、現地住人ラザールから無茶と言われる条件を付けられてしまったわけです。

それでも条件飲むのに躊躇ないあたり、ナルヒト好きだなぁ……。

……スヴィ、独特の目線で世界を見て行動してるので、その結果をぶつけられた主教様ぶっ倒れるのも止む無し。合掌。

 

ナルヒトはスラムの孤児達を雇うことを決めて。スヴィと交わした契約もあって、早急にお金が必要。

そのため冒険者になって稼ごうと思ったところ、『塔』で出会ったウェンフィルバーナと遭遇。しかし、彼女の方はナルヒトの事を覚えておらず、さらにその名前を指摘したことで一気に敵対状態になってしまったわけですが……。

さらにナルヒトに会いに来た友人ドラ子まで現れて、一触即発の状況になってましたが。

ただやられるばかりじゃなくて準備しているのがナルヒトだよなぁ……。強い女性陣の会話、実に気になる情報ばっかりなんですけど、過去に何があったのやら。

結界師の一輪華1

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「子の頑張りが分からぬ親など捨て置きなさいませ」

「親に媚びる必要はないのですよ華様」

 

1話~6話を収録したコミック第1巻。

11ページ目から「俺の嫁になれ」で、冷や汗ダラダラになってる華が登場してちょっと笑っちゃった。

 

五つの柱石によって守られている日本。その柱石を守る術者の家系が五家と崇められている家であり……主人公の華は、五家の一つである一ノ宮に通じる分家である一瀬家の令嬢だった。

しかし双子の姉妹である華と葉月には才能の差がありすぎ……両親は才能のひかる葉月だけを可愛がり、華の方は「出涸らし」と蔑視した。

彼女の頑張りを認めてくれる使用人の紗江さんが居てくれたのは良かったですけど。

 

両親に媚びる必要はない、と言ってもらったことで「もっと自由でいたい」と強く思うようになって。

自分の創った蝶の式神であるあずはだけを理解者として、双子の葉月とも距離が出来た状態で育ち……15歳になった時に突如として、膨大な力に目覚めることに。

ただ、これまでの両親の行いが消えてなくなるわけではない、と秘匿を続ける事を誓って。

 

とは言え、力を完全に使わないと言ったわけでもなくて。

他の人にバレないように力を秘匿しつつ、人型の式神をつくったりしているし。実力を誇示しようとはしないけど、妖魔を見つけたら討伐もする。

彼女の目的である、一般には「落ちこぼれ」とみられつつも自由に生きるスタンスで日々を過ごしていたわけですが。

術者の学校なため妖魔討伐の授業なんかもあって。予想外のトラブルが起きた時に、平穏な生活を捨てることになろうとも、守るために力を使おうとしたの偉かったですね。

 

その時は一ノ宮の当主に就任した朔が居合わせたことで、事なきを得ましたが。

ある日妖魔を討伐する際に、目隠しの結界を貼り忘れてしまったことで、朔に秘めた実力がバレてしまって……。

当主交代した朔は、柱石の守護の為に力のある花嫁を迎える必要があり、その相手として華を見出したわけです。

朔が早急に伴侶を求めていた事情もあって、華に契約結婚を求めて……出された条件が魅力的だったので肯いた華は、自由に生きてますねぇ……。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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