気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

スクエア・エニックス

黄泉のツガイ11

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「大丈夫だ」

「今回はアサがいる」

 

西の村陣営に対して協力体制を取ることになったユル達と影森家。

そこで出来た縁を活かして、東村の「墓堀り」として死体処理を請け負っているハナにジンが個人的な依頼を持ち掛けてきて。

先日の騒動で死んでしまった庭師。ちゃんと葬式を挙げて弔ってはやれないし、影森の持つそういう土地は荒れた場所が多いから、とハナを頼ったみたいですが。

……そこから、ハナのツガイが鼻が利くという話が出て。ジンのツガイの中にアキオの一部が残っていたりしたことで、敵の拠点を探りだすことが出来たみたいです。

 

そしてしばらく監視を続け、出入りする人員をチェックした上で、準備して仕掛けたわけですが……。

監視用の人員が速攻でバレて切り捨てられてしまったり。

そこから攻撃を受けていると察知した西の村側がとった行動が予想外でしたねぇ。もう少し逃げ隠れするのかと思いましたが、逆に反攻してくるとは。

 

ツガイを生み出す手法を抱えている西の村陣営。

来歴を探れないし、能力も秘匿できるし……望んだ力を得ることも出来る。

御陵のツガイの能力、トンデモなかったですねぇ。双子のうち、アサは解の力に目覚めているし、影森陣営とタッグを組んだら頼もしいことこの上ないと思ったものですが。

このまま解決できてしまったら、ユルが封の力に目覚める切っ掛けがないですからね。

内実を知るアキオが裏切ったこともあるし、予想以上の痛手を負わされる結果になりましたねぇ……。

悪役令息、好きな人を金で買う

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「……君は順番を間違えている」

(略)

「目の前に最高の営業先がいるだろう?」

 

1話~第24話までを収録。

大手ホワイト会社の社長令息である主人公・金木令はある日、部下でもあり好意を持っていた犀良幸から「天涯孤独になり、借金を背負わされたので辞めます。体を売ってでも借金を返します」というとんでもない話を聞くことになって。

好きな相手がそんなことをするなんて許しがたく……タイトルにある通り、彼は彼女を金で買って契約恋人関係になり、肉体関係を持つことになったりしたわけです。

それが第1話でまとまってるので驚きのスピード感。

 

幸、「親族の遺した借金を返済する必要はない」と令から言われても「借りた者は返さないと」と大手ホワイト辞めて自分の身体売ってでもどうにかしようとしたくらい、思い切りが良すぎる上に天然の入った子ではあるんですが。

令の方もかなりポンコツ入っているというか。素直になれないし、社長令息という立場もあってプライベートの友人が皆無で、ズレまくってるんですよねぇ……。

 

2人とも微妙にズレてるところがあったりしますが、そこが不思議とかみ合ってて良い。……まぁ、令の方はこのまま結婚の方まで行きたい構えだけど、まだ幸の方にはそこまでの覚悟決まってなかったり、時に噛み合わない時もありますけど。別にお互い嫌い有ってるわけでもないので、そのうち収まるべきところに収まりそうな2人ではある。

 

年始に令の両親への挨拶とかも済ませてますしね。

寿司を食べたいからと職人を読んでしまうあたり、凄いなぁと言うか。常識の違いに宇宙猫状態になってたり、令の両親に構われて所在なさげに令の方に所在なくすり寄ってくる幸、かなり可愛かった。

悪役っぽいRPとして出力されていますけど、その裏には幸を大切にしたい気持ちがあるのは確かで、幸せになって欲しいものですけど。頑張れ、令……。

黄泉のツガイ10

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「いいかいユル あんたはもうここには戻ってきてはだめ」

 

長く因縁のある東村と影森。

しかし、西ノ村という共通の敵が出て来たことで、アスマが「共同戦線を張りませんか」と提案してくることに。

まぁ提案されたの先代と当代の田寺で、どっちも東村の意向に反した独自勢力みたいなものなので、厳密には東村と影森というか、双子を擁する陣営でのタッグマッチではあるんですけど。

 

ユルを保護しつつ、東村陣営からも仕事貰ってる「墓堀り」ハナちゃんが上手い事世渡りしてましたけど……「前回の戦闘で負傷者多数だから、東村代表として交渉の席に就け」って無茶ぶりされてたのは笑った。……いやまぁ、東村サイドからしたら田寺を信用は出来んかぁ……。

先代田寺ことロウエイ、息子をほったらかしにしてたわけですしねぇ。ケンが再会した時に思った事ぶちまけてくれたのは良かった。

 

ロウエイがターバンで隠した顔が明らかになりましたが……歴戦の猛者らしいロウエイが「感知できない何か」の攻撃を受けて逃げるしかできなかった、とか。

西ノ村陣営ヤバい札もってるなぁ……というか。

現状、ユル達も影森も敵の情報を持っていないのに、西ノ村は影森にスパイ潜り込ませてたりしたわけだし、情報を持っている状態で仕掛けてこれるの厄介過ぎるなぁ。

 

こっちのジョーカー的な立ち位置だったロウエイも、サドマゾ相手に介入して助けてくれた時は格好良かったですけど。……登場してこないことで格を保ってた節があるのに、1人で行動しているときに負傷してしまってるのは厳しい。逃げおおせた時点で大したものではあるんですけど。

東村・影森陣営が確保してる札、もうユルの「封」の力しかなさそうですけど、それを目覚めさせるには彼が一度死を迎えないといけないわけで……あまりとりたい手段ではないですよねぇ。力を得て戻れず、そのまま死んでしまうケースもあるって話ですし。

 

西ノ村の情報を求めて、東村に戻ってオババに話を聞こうと思い立って実際に行動に移せるあたり、ユルは逞しいですよねぇ。

戦闘時も狩人メンタルですし。なんというか割り切りがハッキリしている。

とは言え何も思っていないわけではなくて、オババから話を聞いた後、村を出てから怒りの叫びをあげていたのは、年相応な顔が見えてちょっとホッとしましたね。

黄泉のツガイ9

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「俺はこっちから仕掛ける事はないけどさ こっちの縄張りに入ってきた奴には容赦しないって」

「うちの親父も同じタイプだよ 気ぃつけな」

「……なぜ東村はユル君をはじめ野生生物みたいな人ばかりなのですか…………」

 

3336話を収録。

東村の集会を襲撃に来た謎の勢力。

田寺がユルを連れて逃げていると思っているからか、一瞬「田寺が東村の連中始末するために手を組んだツガイ使いか」と思われていたのはちょっと笑いましたが。

そこからツガイで攻撃ガードして本人がノリノリで殴り合いに参加してくる大男が出て来て暴れまくったり……消息不明だった田寺父が現れたりと、かなり混沌とした状況になってましたねぇ。

 

先代田寺、山賊のアカウントにハッキング出来るように仕込みしていて、集会の情報を仕入れていたり。

その割に家族にはそんなことはしない、と息子が本当に東村を裏切ったのかどうか知らなかったり。ユルの両親を連れ出したけど、連絡を絶ってしまったから現状を知らなかったりなどなど。

情報を抱えていそうだった謎の人物だったんですけど、意外と知らないこと多かったな……という印象。

 

田寺も実は過去ツガイを連れていたが、傭兵時代に自分を守ったことでツガイが死んでしまって、それ以降新しいツガイと契約してないとか。

田寺家の面々、色々と語らなすぎるんだよなぁ……仕事人で信頼できる部分も多いんですけど。

ハナちゃんも東村の仕事を請け負って、死体処理を担当していただけあって、色々と覚悟決まってて割り切って動けるのは強いですよね。流れるように嘘をつけるし。手がかりを見つけたら、単独でも接触に行く度胸あるし。

 

峰山アンナ。敵方に雇われて死体処理をしている女子学生。

先日ドンパチやった刀使いイワンに雇われているけど、イワンもまた「雇われ」の立場でアンナは孫請けらしいですねぇ。

ツガイを活用する裏社会にも孫請けあるんだ……せちがらいね……。

敵側にツガイに寄生させて爆発させるうえ、寄生相手を介して会話を盗み聞きも出来るとか厄介な能力持ってる奴がいることを聞けたのはまだありがたかったか。

確かに、盗み聞きの機能もないと望まないタイミングで爆発させちゃうかもしれませんしね……。

 

望む力が得られるかは運に寄るけど、処理した死体から新しいツガイを生み出す方法論を確立していることだとかが描かれて、読者目線で敵の厄介さがどんどん増していきますねぇ。

相手は影森の「閻魔帳」の存在とかも把握した上で、対策を練っているのにユル達双子に協力する東村・影森の各陣営はまだ敵の正体に迫れていないのが厳しいですねぇ。

それだけに最後の提案には期待したいところですが、どうなるのやら。

月刊少女野崎くん16

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「っていうかなんか女に厳しくねぇか」

「少女漫画の女の子は凄く頑張るんだよ」

「そしてその姿に男は惚れるんだ」

 

149158話を収録。

「慣れない恋に四苦八苦する男子高校生」という新連載の話題で「男主人公なら俺の方が上手く書けるのでは?」とか言う野崎君。……君、大分特殊事例すぎるし、独特の感性すぎるから無理だよ……その味わいがあるから人気漫画家やれてるんだろうけど、方向性が違うよ……。

 

150話は若松が友人に相談を受けているシーンを目撃して、後を付ける野崎と瀬尾の話で……ストーカーやめーい。今更か。

相談相手との半分こはしないのに、瀬尾相手には若松が自分から食べ物半分こしましょうと行くの、後のコマで最近食べ物で失敗してばっかだから美味しいもの食べて欲しいという純粋な好意と書かれてましたが、「特別なんですね」と言われてるのも間違いじゃなさそう。

 

演劇部はいつも通りワチャワチャやってるし、野崎と佐倉の交流も相変わらず噛み合ったりすれ違ったり、自由だなぁ……と思いました。

「溺愛」が分からないと言って試行錯誤してる過程があまりにも変なのに、出力された短編は面白いと評判なの逆にすごいよな……。

マリーゴーラウンド2

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「休日は平日余った仕事を片付けたり教育関連の本を読んだりしてます」

「休息素人じゃねーか」

 

1017話とオマケを収録。

婚活シェアハウスと言いつつ、各々に事情というか悪癖というかを抱えて集った、変人の巣窟みたいな状況になっていたわけですが。

社長、カップル厨というか……幼馴染兼秘書の青年から内心で「お見合い女」なんてツッコミ貰ってましたが。私財をはたいてシェアハウス買って、自分の生活が危うくなってるほどカップル観察に勤しんでるのは本物だぁ……って感想にはなりますね。

1週間で部屋を盛大に散らかせる能力の持ち主みたいなので、そうでなくても生活能力皆無っぽいですけど。自分の生活も大事にしてもらって……ついでに、周囲を焚き付けるだけじゃなくて足元も見てもらって……。

 

原中さん、妹大好きで妹とよくやれそう……どころか妹のタイプっぽい人を最初から捕まえてて、妹と元婚約者がよろしくやってるのむしろ歓迎するスタンスみたいで。

取られた側があっけらかんとしてるのに、相手側の方が胃を痛めてそうなのは……まぁ、結果的に元の関係は破綻したけど別に悪人じゃないんだよなぁ、というか。その胃痛の原因、君の姉なんだよな……というか。これもマッチポンプって言うのだろうか……。

馬崎が恋人役に扮して、妹と元婚約者と会う時に同行してましたが。仕事モードというか、スイッチ入ってしまえばちゃんと演技出来るあたりは俳優だなぁ……。

バックヤードジャンクユニバース

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「彼女が投獄!? いったいどうして……!?」

「倒錯罪」

 

色んな世界線の物語を詰め込んだ短編集。

例えば、長命種の女性に見込まれた短命種の青年の話。長命種の女性的には「悠久の時の暇つぶし」だったけど、男が老いて彼女を置いて逝きかけると泣き喚いて一人にするな、とか言うのコミカルで好き。

かつて自分に価値が無いからと放り投げた「不死を授ける魔導書」とか「若返りの秘薬」とかを探してでも彼と一緒に居ようとする情の深さ好き。

 

同族に「新しいの飼えば」とか言われてケンカしちゃうくらい大事にしてるのも良き。そしてケンカ相手も「あそこまで言うなら」と別の人間拾って保護して大事にしてるの、良いですよね。

喧嘩相手の方は女の子拾ってある程度育てた後に、彼女が見込んだ男の元へと送り出して……保護するために自分の身体の一部与えていたり。彼女の子孫との交流が続いて層だったりするのも良かったです。

 

あとは魔法少女に変身して戦い、平和を守ることになっている少年の話。TS魔法少女モノで、親友がその事情をしって応援してくれてるんですが……魔法少女状態だと親友に惚れてて、女の子としての心に引っ張られまくって「変身したくない」なんて思うようになったけど、結局は変身してまた心揺さぶられることになる……という繰り返し。毎度良い反応するから魔法少女にさせられた感があるな……。

異世界が勇者を招こうとしたら、なんか世界観が違う意思のある巨大ロボットが来てしまった話。某ロボットアニメのパロディらしいですが、ロボアニメは知らんのよなぁ……。でもノリは良くてしっかり勇者してて良き。

 

古代の伝承に曰く、エルフは長く美しい耳をもち悠久の時を生きるという。

……エルフを求めて伝承を辿り古代遺跡に辿り着いた青年は、「エルフ」というのは古代人が作り出したゴーレムであったことを知って。

彼の理想は存在しなかった。ならば自分で作ってやる、と決意してそれを成し遂げたのは凄すぎる。フェチは強し……強すぎて投獄されてたけど、あれは奥さんの方が正しいよ……。

 

その後の「わかってるガールズ」とか「戦闘支援AIGAL』」とか、作者さんがロボット系好きなんだなぁという話が多くて楽しい。

好き放題やってるので言えば「サッカーズデスゲーム」。好きな作家たちのスケジュールを把握し、推し作家全員の手が空く瞬間があったから、最高の1冊を作ってもらうために監禁した、と。そこに注力しすぎてて本のテーマを決めてなかったのは手抜かりが過ぎますが。作家陣、ぶつかりつつ認めるところは認めて仲を深めてるの良いですね。

そして当然ながら主催への当たりが強いのが笑えて好き。完成した作品が良すぎて「語ることは何もない」と言った主催に「礼を言え」「謝れ」「外に出せ」とテンポよくツッコミ作家さん達が良い。

 

「無表情な後輩ちゃん」とか「団長」は外見に反して……というギャップの在るキャラの見せ方が笑えて好き。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 after the rain1

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「まあ私からはとやかくは言わないよ 周が彼女と取り決めた約束なんだから」

「ただ 甘えっぱなしになるのはやめなさい」

 

本編コミカライズとは別の、原作小説5.5巻+特装版のSSをコミカライズしていくシリーズ。

元がSSなのもあって、1冊で1話~13話までを収録されてます。SSなのもあって、各話の時間軸もバラバラなんですけど、どのエピソードでも真昼が可愛くて良かったですね。

1話の「季節外れの」はホラー映画を2人で鑑賞して、怖がっている真昼が周の服をつまんでいるのが微笑ましい。隣で一緒にテレビを見るくらいには近いけど、まだ袖をつまむ位の距離感なのが良いですねぇ。

2話で周と父が通話して、しっかりと2人の関係を認めつつも釘を刺すべきところは刺してくるの良い親だなぁという感がある。

 

3話は、一度酷い有様になったものの真昼に手間を掛けさせた以上は、現状維持くらいはしないとと思える周が真面目です。この2人、ひとりにするとどんどん沈んでいきそうですけど、2人一緒に居ることで補い合ってるというか、上手くかみ合ってる感じなのが良いんですよね。

防寒具がない周の姿を見て真昼がマフラーを送ろうと考えて、首元じーっと見てる場面微笑ましくて良い。真正面から真昼の事褒めてきて、照れているの可愛いし。可愛いしか詰まってない。

あとは11話の「お古はいいもの」で真昼が周のパーカーを着ているのが特に可愛かったですね。「着てなんか収穫あったか」で「周くんは大きいな」とサイズ感を実演するために腕広げているの可愛かった。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件4

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「普通に可愛かったけどな」

 

14話~17話が収録された第4巻。

真昼が寝落ちしてしまって、女子の部屋に勝手に入るわけにもいかないと泊めることにした周。女の子にベッドを譲って、自分は別室のソファで寝ているのが偉い。

……まぁ目が覚めたところで、「起こして家に帰すべきだった」と自身の動揺を自覚していましたが。

寝顔、本当に天使様って感じで可愛らしくて良いですよね。無防備すぎて思わずほっぺに手を出してしまう周に気持ちも良くわかる。

その後照れたりして布団にくるまってる姿とかも本当に可愛いですよね。

 

真昼と一緒にお雑煮とおせちをつついている場面、ほのぼのしますねぇ。

……手の込みようが凄いなぁ、と思ったりもしましたが。人ごみの多いところに行くと美人な真昼は人目を集めてしまうから、好きじゃないということで。

初詣に行くつもりは無かったみたいですが……4日に周の両親が来訪することになって。

「息子がお世話になっているから」と挨拶したいという父がしっかりしてるの、良いですよね……。真面目だ。

 

両親の前で「嫌というか……だめなところです」とか言ってもじもじしてる真昼が可愛い。

周の母が着物持ってきて、息子もしっかりとした格好をさせて初詣に行ってるの仲良しで良かったですねぇ。

親の前で褒めるのは簡単に言ったけど、しっかり2人のところで褒め合ってるの良いですよねぇ。まだ付き合ってないというのが信じがたい距離感。

……やっぱりどうしたって一目を集めて、「真昼が見知らぬ男性と歩いていた」なんて噂が休み明けの学校で広がっていたわけですが。

その後も変わらず交流してるのが良い。千歳から周に電話かかってきて「真昼が隣にいる?」って、2人の関係受け入れてるし。その後周が真昼に千歳注意事項について説明してましたけど、しれっと真昼が美人で可愛いと周が認めてると言われて赤面してる真昼が可愛かった。



黄泉のツガイ8

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「困った時はお互い様ですよ」

「あの宇宙…黒服のツガイさんも言ってました」

「「ツガイさも日とも一人では生きていけない」って」

 

ツガイという伝承寄りの存在を知っている、現代の異能使いの集まりである影森家。

そんな家でも、不審死が出たら家に警察が入るから秘密裏に死体は処理しないとと言っていたり。

弾痕なんて一般の医者に掛かったら根掘り葉掘り聞かれる奴……とアサが心配したり。

そもそも隔離された村で育ったユルみたいに、戸籍も怪しい子がいたりとかなどなど。現代社会だなぁ、って問題点にチラホラ触れられているのがなんか好きです。

影森ゴンゾウ氏、めっちゃ強い人ではあるのが前回描かれていましたし、今回も当主として決断を下せる人だと描かれていましたけれど、完璧じゃないのは良い塩梅だと思います。

 

影森陣営もアキオという裏切り者を出してしまったし、そこから得られた情報も限られている。

東村はアサを含む影森家や、イワンが乗り込んだことで多くの死者を出してしまっている。

どっちも双子の完全な味方ってわけでもないですけど、バックアップなり情報源なりになる伝手でもあるわけで。そこが弱体化するって言うのは、正直嬉しくはない状況ですよね。

イワンがつるんでいる、滅んだはずの「西ノ村」陣営と思しき連中が暗躍していてるみたいですし。

……イワンのツガイから双子の親の血の気配を左右様が感じ取ったりしていましたし、両親と普通に暮らすという双子の願いにとって一番の障害となるのが、今のところ西ノ村陣営にはなりそうです。

 

ただ、6巻まで来ましたが未だにユルは「封」の力に目覚めていませんし、もう一つ二つ波乱が起きてもおかしくはないよなぁ、と思っています。

双子が力に目覚めた後に動き出す陣営とかが居てもおかしくないんじゃないでしょうか。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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