気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

スクエア・エニックス

黄泉のツガイ3

 ico_grade6_3h

「俺は逃げも隠れもしない こそこそする理由がない

 東村だ影森だとごちゃごちゃ面倒くさい どっちだろうが俺の首を取りたい奴は取りに来い!」

「ただし全員返り討ちにした上で情報を搾り取らせてもらう……ってな!」

 

アサは影森に保護されていたけれど、去年刺客に捕まってしまって……。

その時に殺され、伝承にある力を得て復活したんだとか。

死んだと思ったら不可思議な空間に居て「ここは地獄?」って思わず零したアサに「なんで死んだら地獄直行と思っておる?」って冷静にツッコミ入れる解のツガイ、面白すぎるな……。

 

ユルも東村の方で襲撃うけて、父の教えを基に撃退してきたみたいですけど。

下界に逃げたアサはアサで大変な時間を過ごしていたんですね……。兄をハンターメンタルと称したアサですけど、彼女も自分の手を汚したことで覚悟が決まったようですから、似た者同士と言えるのでは。

 

実質敵地である影森の拠点に、東村関係者の田寺さんも乗り込んできて。

死ぬと力を得る双子の秘密について田寺が明かさなかった理由が、「1回なら死んでも大丈夫と思うのは危険だ」というもので、それは納得できましたね。

色々な思惑があって双子を狙ってくる勢力がいるようですけども。

ユルも言ってましたが左右様が早い段階で、双子が悪いのではなくてそれを狙った奴らが争いを起こすだけだ、と言ってくれたのはありがたいですね。

スタンスが定まってきた感じはしますが、まだ情報が足りてない状況ですから、この後どうなっていくのかを楽しみにしたい。



黄泉のツガイ2

ico_grade6_3h

「いつ何が起きても万全に戦えるように道具も万全にしておけって父様に教えられれた」

「わけのわからないいこの状況が怖いくないのか?」

「怖いも何も、村を襲われてからわけわかんない事しか起きてないだろ」

 

下界での保護者役である田寺たちを頼らず、単独(ツガイはいるけど)で故郷の村を襲撃した影森の関係者へ攻撃を仕掛けたユル。

妹からガチハンターメンタルと称されただけのことはある、というか。

とは言えユルも左右様も、隔離された村のことしか知らず。影森家側のツガイに、別空間に色々しまえる相手が居たり、特殊技能持ちが居たりで苦戦もしてましたが。

しっかりと一撃お見舞いした上で一人捕らえる辺り、強かです。

 

さてどうなるか、と思ったら影森家側に乗り込んでいくことになるんだから、展開割とサクサク進みますね。

影森家に保護されていたアサが、兄を慕っているけど距離感を測りかねているのいいですね。

……まぁ兄には甘いけど、それはそれとしてユルの故郷を襲撃したときみたいに容赦ない顔も持ってたりするんですけど。

 

素直に情報交換を行えるかと思ったら、影森の屋敷をツガイ使いが襲ってくる事件が起きて。

まぁ使い走りの相手が多くて、簡単に撃退はされていましたけど。

ユルの殺意を察知できる相手も紛れ込んでいたし、油断はならなそうですね……。アサが打ち明けてきた秘密と、ユルが経験してきたことなど、双子の運命は波乱万丈ですね……。ユルが下界に降りたことで、ますます激化していくんでしょうけど。

黄泉のツガイ1

ico_grade6_3h

「あのチビは俺の獲物だ 手を出すな」

 

山奥にある小さな村で、野鳥を狩りつつましく暮らしていたユル。

彼は双子の妹アサを大切に思っていたが、彼女は村の奥の牢で「おつとめ」を果たしている、という。

昔ながらの生活を送っている村だから、そういう因習もあるのかと思いきや……ユルの故郷は実は、結界によって隔離された特殊な村であった、と。

 

1話目から主人公の故郷の村を隠す結界が破られ、ヘリから急襲されて容赦なく人が死んでいく殺伐とした展開になるんだから驚きというか。

さらには普通の人には見えない異種「ツガイ」と呼ばれる存在の力を借りる人々までまざっていて、情報量が多い。

 

ユルは特殊な生まれ故に狙われる存在だったようですけれど、利用するためか多くの情報から隔離されて育っていた。

彼に事情を説明する、という形で世界観説明がされていくのが良いですね。

狙われているから下界に逃げ延びたユルですが、これまで秘密にされていた背景から村の関係者を信じ切ることも出来ず。

彼が契約したツガイの2人も「追われるより追う方が性に合っている」とか言ってるし、分からないなりに動き始めるんだから行動力凄いですよね。

裏世界ピクニック1

ico_grade6_3h

「知ってる? 共犯者って

この世で最も親密な関係なんだって」

 

早川書房より刊行されている小説のコミカライズ。

廃墟探索が趣味で大学でも都市伝説を研究テーマにしてる少女、空魚。

彼女はある日、廃墟の中にまるで違う世界へとつながる扉を発見して……興奮して、探索に跳び込めてしまうあたり神経が太い。

でもそこで不可思議な現象と遭遇して動けなくなってるので、大分危うい子だとも思いましたが。

 

そこで空魚は、鳥子という女性と出会って……。

彼女もまた空魚が「裏側」と呼ぶ世界に、失踪した友人を探すために踏み込んでいた探索者だった。

たまたま道が交わっただけのはずだったが……後日また鳥子が空魚の前に現れて。

最初に出会ったときに2人は「くねくね」という都市伝説じみた存在と遭遇し、辛くも撃退に成功してたんですが。

その時に得た物品がいいお金になったから、また対峙しに行こうっていう行動力ありすぎる提案ですが、金欠気味な空魚は頷くんですよねぇ。

 

2度目のくねくね戦では、思惑通りの展開にはならず苦戦して。

空魚の目の色が変わるなどの肉体的な変化まで生じてしまうことになったりもしますが。

凸凹で噛み合ってるようでズレてる部分もあるコンビの歩みが癖になる作品ですね。

コミカライズされると、コミカルなシーンも良い味だしてるのでちょっと誤魔化されそうになる。
……普通に「裏側」の怪異と遭遇して犠牲者も出てるので、決してタイトルにあるようなピクニックみたいに、ほのぼのと楽しめるだけの世界ではないんですけど。
1巻最後でも新たな怪異に出くわしてますし。2人のやりとり好きなので、ぜひ長生きしてもらいたいものですが、うっかりすると即死みたいな現象が多すぎるので怖い。

神達に拾われた男1

ico_grade6_3

「君の人生じゃ 気の向くまま生きてみなさい」

 

ブラック企業に勤め、同僚との関係は良好ではあった主人公。

一方で父親や上司からはかなり厳しい暴力を振るわれたりもしていたようですが、それを乗り越えた体の頑丈さが自慢だった。

しかしある日ついに亡くなってしまい……異世界の神々によって、その魂を拾い上げられることに。

 

その神々は魔法の存在する世界から来ていたが、魔力の消費に供給が追い付かなくなってきているとかで。

地球には魔力は存在するけど使用されていないから、転生者を招くことでパイプをつなぎ魔力をもらうことにしているとか。

神々が用意した少年の肉体に転生するような形ですが、ある程度成長した姿のため街中で突如現れると目立つからスタート地点は森の中。

知識を補ってくれる説明書をつけてくれているし、そもそも転生前の時に主人公が望んだ方向のボーナスをくれたりと割と気前がいい。

 

与えられた説明書では、身分的に平民の孤児になるから身分差には寛容な国に送り込んでるし、最初は森だけど地図もあげるから安全な街に行ってね、と描かれていた。

一方で、魔力を送るパイプを作れればいいから、異世界で生きてくれれば問題ないので使命とかもないから、自由に生きてくれてよいと言ってくれてもいたんですよね。

だからと言ってそのまま3年間森の中に生活拠点を作って過ごすとは思わなかったでしょうけど。自由だなぁ……。

 

スライム研究に面白さを見出し、気ままに過ごしていたある日、初めての現地住人と遭遇。

貴族と護衛みたいでしたが、負傷した人も交じっていて。長らく人と話していなかったことで口ごもりつつではありながら、助けようと動けるあたりはお人よしです。

そんな彼だからこそ、助けられた側の人々からも好印象を抱かれて、外の世界へとつながるきっかけになったんでしょうけど。

乙女ゲーのモブですらないんだが 

ico_grade6_3h

「お嬢 せっかく可愛いんだから にこにこ笑ってた方がもっと可愛いぞってコト」

 

乙女ゲーム世界に転生した主人公。

とは言え妹に手伝わされてちょっと触れただけのゲームだったため、彼はしばらくの間ゲーム世界に転生していたことに気付かないんですけど。

彼の転生先はゲームにモブとしてすら登場しなかった、あるルートでライバルキャラとして登場する令嬢の家で働く庭師の息子、という端役も良いところなんですが。

 

ゲーム世界だっていう先入観がないからこそ、打算がなくて素直なんですよね。

……使えている家のお嬢様相手に「外見は可愛いのに性格はブス」とかストレートに言っちゃうし。

まぁ初対面の時に、父の威厳を盾に「メイドをクビにして!」とか嘆願するお嬢様はこのままだったら、いわゆる悪役令嬢じみた性格になってたかもしれませんし、イザークの指摘によって良い方向に成長していくことになるんですが。

 

お嬢もイザークの指摘を受けて、自分を顧みられるくらいにはいい子なんですが。

仕事に忙しい父の気を引きたくて過激な言動をしていた部分もあったみたいで。

……お嬢のパッパ、かなり家族愛強いから正面からぶつかれば良いってイザークがアドバイスして、実践できるあたりお嬢素直で可愛い。

その後もイザークに懐いて日々の報告に来たり、アドバイスを受けて家族との接し方を変えて、微笑ましさが増してくのが良いですね。

 

ちなみにこの世界魔法があるものの、イザークの父は庭の管理は魔法に頼るようなことはせず、技術で継いでいかなければならないと考えているとかで。寡黙な職人って感じで割と好きです。

あとはカバー裏に制作秘話的な4コマが載ってましたが、イザークは簡単にデレないキャラだから赤面させないとかの修正入るってきいて、彼らしいなぁと思いました。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2

ico_grade6_4h
「真昼」
「名前くらい誰だって呼んでくれるだろ」

「……それもそうですね」
「……周くん」


BOOKWALKERで電子版を購入してるんですが、カバー裏に書かれているイラストが収録されてるのは嬉しいですね。

真昼が可愛い……。あと、電子版でカバー裏の収録あるタイトルはちらほらあるんですけど、袖――カバー折り返しの著者コメントとかまで収録してるのは珍しい気がします。

構成担当の優木すずさんのコメントがとても笑えました。

 

これまでの交流から周がある程度信用を勝ち取れたのか、食費折半でなら出来立ての手料理を食べさせてくれることになって。

ありがたい提案にまず「それでいいのか?」的に真昼の意見を聞いてくれるのは偉い。

周の部屋でエプロンつけて料理してる真昼の様子がとてもかわいくて良かった。

ゴム加えて髪整えてる絵は小説1巻の挿絵にもありましたけど、漫画だとより鮮明に描かれるわけで。調理器具泣いてるコマとか、潔い周に嘆息するところとか、周が奥さんもった気分って照れてるところとか。

全体的に微笑ましい空気を感じ取れて可愛い。無言ジト目で「変なこと考えてません」ってなってるところとかもよかった。

 

おいしそうにご飯を食べてる周が良いし、彼の言葉を聞いて笑う真昼が可愛い。

巻末の書下ろしSSが「二人の関係性」で真昼から見た周の印象についての補完ができるので、それも併せてみるとニコニコできますね。

「頑張らないといけませんので」の時とか、時折真昼が影を見せる時もあるのですけど。

周がそれに気付きつつ無理に踏み込まないのも良い。

 

そうやって気遣いができるからこそ、周の近くにいるときに真昼は自然な笑みを零してくれるんだろうなぁって思えるのが良い。

ひょんなことから預かることになった合鍵を、初回とか特に大事そうに抱えたり。返す時ちゃんとハンカチで包んでいたり。いざ使用するときに躊躇いを経てから「えいっ」ってやる真昼が可愛くて、良いコミカライズを堪能させてもらいました。


不徳のギルド

ico_grade6_3

「ごめんなさい でもキクル君

 何だかんだ言っても皆の事が心配なのね」

 

危険区域での魔物討伐が認められているガードという職業に就いている狩人のキクル。

しかし、幼少期から訓練ばかりの日々だったし、仕事を始めてからもソロで実戦を繰り返すばかり。

そんな枯れた青春を過ごしている内に級友が結婚を知らせてきたりするもんだから、青春を取り戻したいと引退を願うようになるわけですが。

 

それを聞いた受付嬢から、「出会いのなさが原因かしら」と新人の少女を立て続けに紹介されることになります。

「後輩が育てば、あとくされなく辞められるか」という不純な動機で新人指導を始めたキクルでしたが……。

なぜか少女達と行動を開始して以降、魔物たちの異常行動……ガードを殺しに来るのではなく、傍から見てエロい行為のように見える状況を何度も見る羽目に。

 

そのエロ行為にばかり気をとられずに「何か理由があるのではないか」と考察するのは偉い。

魔物の捕食行為は魔力を得るためのものだから、上質な魔力を得るためだったら活かして捕えるような行動をとるのではないか、という案が出てきましたし。

まぁ真面目な部分を織り込みつつも、魔物にエロい行動されてるシーンが目玉の作品ではあるのでしょう。……ヒロインズ、大体ガード向いてないと思うよ……。


ワンルーム、日当たり普通、天使つき。

ico_grade6_3

「……本当に行く所がないなら うちにいれば」

 

一人暮らしをしている男子高校生、徳光森太郎。

風邪を出して体調を崩していた彼が、朝目が覚めるとベランダで眠る少女を発見して。

彼女は神様の言いつけによって地上に降りてきた天使だった。

神様曰く「最近の天使は人間と関わる機会がないから、代表として人間の事を勉強してこい」とのことでしたが。

 

あまりにも純粋培養すぎて、ナンパとか詐欺とかに引っかかりそうでハラハラするわー。

最初に保護したのが森太郎君で本当によかった……。

天使の仕事もオートメーションが進んでて、暇な時間が多いからピクニックや御昼寝して過ごしてるとかだから、優雅だなぁとは思ったりもしますが。

常識はさっぱりないけど家事能力はあって弁当の差し入れとかくれるので、森太郎君の生活環境が改善していったのは良い事ですよ。えぇ。

 

とわちゃんが羽出して飛んでる姿、わりと目撃されてますけど。

衝撃的すぎてほとんど「幻覚」で済ませてくれてるのが優しい世界だなぁ。

そして天使とあったから、ってわけではないでしょうけど。森太郎君はバイト先でまた特殊な来歴の少女と出会ったりして、日常がとても賑やかになりそうですねぇ、という感じ。

月刊少女野崎くん14

 ico_grade6_3

「若松!! 尾瀬が…っ 尾瀬が尽くす男だったんだけど!?」
どうして!?

「作者も知らなかったんですか!?」
どうして!!?

 

堀先輩が背景担当だったと言う事に気付いた御子柴。

鹿島に隠し事をすることになるので、大分情緒が乱れてましたが……堀先輩の方は黙ってればバレないだろう、とのんきな構え。

作画の関係で止まり込んで、男三人の朝食が同じになったのを鹿島が聞いたりしてるので、その内ばれそうな気もするし、聞いたうえで「その食い合わせ流行ってんの?」と言ってしまう彼女ならバレない気もする。

 

14巻まで来るとあちこち煮詰まってくるというか、キャラの濃さが濃縮されて行って読むのに時間かかりますね。用法容量を守ってお読みください。

というのは冗談にしても、ローレライバレしたあとの若松と瀬尾のエピソードだったり、都先生のことを誤解している遼介くんだったり、あちこちで真実が明らかになったことで関係の変化も現れているのは、長く続いた作品ならではって感じがしますねぇ。

 

133話の扉絵が「みんなで りょうすけくんの げんじょうをかくにんしよう!」になってて語彙力……! ってなったりしたけど、分かりやすさは抜群なので私の負けです(なんの勝負だ)。

呟き企画で慣れないスマホを使いつつ、遼介くんを遠慮なくネタにしていく野崎君の神経の太さよ……。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ