気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

電撃コミック系列

境界線上のホライゾンⅤ

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「じゃ 行こうかみんな 頼りにしてるぜ?」
「Jud.」

アニメ版もあの厚い原作をうまく切り貼りして、凝縮していた面白さがありましたが。
漫画版は、アニメよりも余裕を持って進められる分、もうちょっと原作よりですね。
なかなか良質なコミカライズ。安定しています。

討論が終わってトーリが行動を起こし始めるところから、契約認可の場面まで。
それぞれが必死に、それぞれにできる事をやっていく。
モブであろうと、自分を偽ることをせず、進んでいく様は、一言格好いいなぁ、とそれだけ。

アニメでは切られていて残念に思っていた正純父たち暫定議会のメンバーの会話とかも入っていて満足です。
正純父の態度の理由。暫定議員に向いていないと判断した理由。
仕事に関してはかなり真面目で、有能な人材がそろっているんですよね、本当に。
ちょっと、職業的にも世を忍ぶ趣味を共有しているオタク集団ってだけで。
趣味に突っ走っている時はいい年したおっさんが集まって何しているんだと思うものですが

また番外編で巻末に短編が収録されてます。
『落雷場の処罰者達・後編』。
青雷亭のP01-sが来た時の注文の地雷感がたまらないね!
決して自分で体験したくないですけど。
「――ご注文を伺いましょう」。

この一言のセリフが、すごく怖い。というかメニューもなんか怖いですけどね、何が出てくるのか分からないっていう意味で。

境界線上のホライゾン (5) (電撃コミックス)
武中 英雄
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-08-27

トラキス 4

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「興奮してみなぎってきたぜ」

完結。
ラブコメとしてはまぁまぁ?
設定上キスをしていくことになるわけだし、イベントはこなしていたんじゃないだろうか。
個人的には、練り込まれた設定とかが好みなので、全体的に微妙な感じでしたが。
島とかデータとかファイとかモニュメントとか。
結局明かされることのなかった裏設定の方が気になって仕方がないんですけど。

最後、トラが苦戦してキスしまくって情報獲得+ファイ強化で勝利していますけど…
これ、つまりトラがモニュメントを忌避しないでちゃんとデータ集めてたら一人でも勝てたよ、って言うんじゃないだろうか。
あとは、ブラッド・ワイトの件でお姫様が謝りに来たりとかしてますが・・・
そういえば、データを求めて各国の思惑が蠢いていたりするんでしたっけ。
なんかあからさまに暗躍してますアピールしていた人とかもいたなぁ。
生徒会長だっけ、あの女キャラ。ロクに見せ場もなく終わっていきましたけど。

みなぎってきたという割に表情醒めているような。
・・・あちこちツッコミどころがあって楽しみ切れなかった感じはあります。
惰性とはいえ、コミック買い続けはしましたけどねー。
今後に期待・・・できるのかなぁ。

トラキス A School Odyssey (4) (電撃コミックス)
トマトマト
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-07-26

ソードアート・オンライン ガールズオプス 1

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「・・・私だって本当に一人を望んでいるなら止めないですよ でも……」
「一人を望む人があんな風に笑わないですよ」
(略)
「それなら」
「力になりたいって思うんです」


絵が猫猫猫さんだから、買おうとは思っていました。
スピンオフってこういうモノですよね!
いや、他作品でちょっとあれなのがあって…さておき。

本編だとどうしてもキリトとアスナの二人のコンビが鉄板すぎますし。
そうでなくても、キリト一強で新しいヒロインと交流していたりばっかりですからねー。
SAO生還者な二人とか、妹とかあまり出番がないキャラに焦点を当てたストーリー。
楽しくやっているようで何よりです。
キリトとかアスナとかがほぼ出てきてないのもいい感じかなー。
スピンオフのメインになっている三人に焦点がちゃんと当たっているし。

新生アインクラッドに登場した、SAO時代のクエスト。
それに挑むことになった三人と、クエストの途中でであった一人のプレイヤーとの交流がメイン。
癖があるクエストだなぁとは思いましたけど。
SAOにある妙なクエストとか気になりますね。他にどんなものがあったんだろうか。

クエスト中にであったクロというプレイヤー。
シリカやリズたちと同じく、SAO生還者であり、大切な人を亡くしていた。
心が壊れてしまう前に、出会えてよかった、という感じでしょうかね。
クロを交えた4人の交流がスピンオフの中心になっていくんでしょうか。
結構楽しみな作品になりそう。


やさしいセカイのつくりかた5

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「今の自分には何が正しいのか判断が出来ません 何を選んだとしても後悔したでしょうし きっと今も後悔しています」
「ふむ 実に学生らしい悩みだな」
(略)
「では そうだな 少し教育者として説いてやるとしようか」
「まだお前が盤上に残る気があるのなら 私についてくるがいい!!」


葵の秘密を知ったハルカが受け入れてくれて、交友関係という意味では一安心。
ただ、恋愛模様だったり、朝永の立ち位置だったりの問題は生きているわけで。

一方で、冬子の抱えていた厄介な問題。
それをしった小野寺先生が先生らしいことをしていたというか。
しっかりと行動を起こしてくれて、解決のとっかかりを見つけられてよかったですね、という感じ。
これで冷め切った家庭だったら冬子は壊れていくばかりだったでしょうし、そういった意味では、なんとかギリギリ踏みとどまれる程度の幸せは残っていたという事で。

進級して、下級生に囲まれている先生方を見て嫉妬したり。
彼女たちが青春しているなぁ、という感じです。

レオンの奥さんに発破かけられたこともあり、戻る決断を下した朝永。
引っ張っていってから、ちゃんと諭してくれるというかあけすけに対応していましたが、朝永を買って評価しているんですよね。なかなかいい人です。一日で部屋をあれだけ荒らせるのはどうなんだろうとか思いましたが。
結局のところ、朝永は教師ではなく研究者であったというわけですよね。
修学旅行とかのイベントも挟んで、最後にはハルカが行動を起こしていました。

予定で言えば、あと1巻で終わる予定だそうです。どんな終わりになるのかが楽しみです。
雑誌の方で読んでいるんで・・・今回25話までなんで、今月掲載の分がそのまま続きですね。
休みなしで掲載すれば、だから後4か月で終了ってことになるんですかねー。
残り4話でどんな結末になるのかが気になります。
個人的には葵になにがしかの救いが欲しいなぁ、と思うんですが。
ハルカに受け入れてもらったりはしましたが、1巻からずっと悩み続けているように思うので。

やさしいセカイのつくりかた (5) (電撃コミックス)
竹葉久美子
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-06-27

エアリセ1~4

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「なあ、わかっているんだろ? いくら我慢してもそれはお前の勝ちにならない」
「負けたくないんだろ?」
(略)
考えて見れば当然の話 要するに 勝てば負けないのだ


ノーゲーム・ノーライフの作者さんの漫画家としての作品ですねー。
『クロックワーク』の共著者だろう「相方の椿」さんと同人で作った先品をリメイクしたものだそうですよ。

洗練されていないというか、うまく世界観がつかめない部分がある。
エアリセという都市伝説。
病まず、飢えず、老いず、死なず、ただ人に幸せを与えて消えていくという妖精。
ま、都市伝説なんで嘘も真実もごちゃまぜになっているわけですが。
そんな、都市伝説のエアリセの少女と出会った少年の話。

エアリセの少女メインで進むのかと思いきや、2巻は少年サイドのストーリー。
いちごさんが最強すぎて。
いや、一般人ですけど、なんか勝てそうにない空気がさすが。

「今からシンジちゃんは酷い目に会いますがそれは次のうちどれでしょうか」
「ひ ひぃぃ いちごお姉様ッ」
「1、洗いざらいを吐いて死ぬ 2、洗いざらいを吐かずに死ぬ 3、このまま死ぬ」
「さぁどれ?」
「で できますれば生存ルートを残して頂きたくぅう――ッ」 

うん、怖いね。
その前に荒事担当だろう男集団を蹴散らしてきてるからね。
 
3巻では、そこまでに存在と能力だけがちまちま出てきていた「猫のエアリセ」のエピソードが描かれてます。
なるほど、大変だったんですね、というと一気に安っぽくなってしまいますが。
王道の展開だなぁ、と思いましたよ。 
狐のエアリセの目的がよくわからんなぁ、といいますか。

一応4巻で完結しています。
ただ最後はちょっと巻いていたのかなーみたいな感じが。
始祖三姉妹とか十六夜の目的が結局何だったのか、判然としない部分があるのですが。

エアリセ (1) (DENGEKI COMICS (C147-1))
榎宮 祐
メディアワークス
2006-05-27
エアリセ 2 (電撃コミックス)
榎宮 祐
メディアワークス
2007-01-27




 
エアリセ 3 (電撃コミックス)
榎宮 祐
メディアワークス
2007-08-27
エアリセ 4 (電撃コミックス)
榎宮 祐
アスキー・メディアワークス
2008-05-27


NOT LIVES 5

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「たまたま運がよかっただけなんだ・・・」
「そんなんじゃだめなんだ そんなんじゃゲームクリアに手が届くはずもない」
「ちくしょう・・・ ゲームで負けることがこんなに悔しいなんて・・・」


雑誌購入しているので、内容既読ではあるんですよね。
ブログ開始時期から感想書いていない部分ですけど。

今回は、ブラック・トレードという裏で暗躍している組織。
そこに属するトッププレイヤーの一人「MAZE」と主人公たちが戦うところが描かれています。
高位のプレイヤーだけあって、かなりの実力があります。
その上組織から負けてはならないという指令を受けていて、ホームエリアでしか戦わないという戦略の持ち主。
実際スキルを使って回復したりと、苦戦を強いられてます。

ただ、それでやられっぱなしとならないからこそ主人公たちなわけで。
天候すらも利用して、攻撃するというのは驚いた。
あのゲーム空間、天候は再現可能なんですね。変なところだけリアルというか。
敵もさるものというか、それアリかよみたいな方法で攻撃をしかけてきて、主人公たちを打倒するわけですが。
不測の事態が発生し、どうにか切り抜けました。
ま、謎が深まっただけともいえるんですがね。
このゲームの最期にはいったい何があるのか。皇帝紳士たちは何をたくらんでいるのか。
気になることばかりが増えていきます。
 
NOT LIVES -ノットライヴス- 05 (電撃コミックス)
烏丸渡
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-04-26
 

monochrome myst 3

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「手を離してしまうの?」
「あなたからあの娘に手を差し伸べたのに あなたから手を離してしまうの?」


最終巻。
絵が好みで手にしたシリーズでしたが、そこそこ楽しめましたかねー。
欲を言えばもう少し続けて、神父さんとか脇のキャラクターを活躍させてほしかったとかありますが。
あとは、最終巻なのにアンジェリカとシルフレイヴの辛みが少なくて物足りないとかありますけど。
面白かったですよ。

人には見えないものが見える少女アンジェリカ。
オカルト小説家である、シルフレイヴ。
『闇の住人』たちの暗躍に、二人はばらばらに引き離されてしまいます。
まぁ、シルフレイヴは一人で引きずり込まれた、っていうのが正しいような気も。

諭されて、戻ってきたシルフレイヴ。
そこからは展開早かったなーという印象。
神父さんにも言われていますが、ずいぶんと人間離れした芸当を身に着けていますね。
あのまま闇にひかれていかないといいですけど。
アンジェリカの手を取った彼なら、大丈夫か。

最初にも書きましたが、もうちょっと読んでいたかった気もしますね。
そこだけがちょっと惜しい。

Monochrome Myst (3) (電撃コミックス)
椎名優
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-03-27



ib インスタントバレット 2 優しくなりたい、優しくない人々

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「変わりたい そう思うだけで変われたのなら どれだけ幸せだったろう」

他のib達も行動を起こしだします。
それぞれに辛い過去があったり、逆に守るものがないからこそ、その力を得ていたり。
癖がありますが、それぞれに魅力がありますね。
壊れていて、おかしいんだけど、どこかいとおしい感じがします。

セラとクロは実は同じ学校だった。
クロは前回の事件の真相を知らないわけですが、セラは知っています。
手間が省けた、とか言ってますしね。
今回は他のibたちの行動に焦点が当たっていて、セラの動きが少なめですが、それが逆に怖い。
何しでかすか読めないからなぁ。
しかも、セラ、巻末でキャラ紹介出ていますが。
『破壊』のインスタントバレットって。お、お似合いですよ……。

諸木亮太と、藤波木陰という新しいキャラが登場します。
魔女姿の彼女の名前はまだ出ていないですかね。
それぞれのib。
木陰とクロがそれぞれのやり方で世界を壊すんだ、と一触即発。
魔女が案外まともだっていうのがアレですな。

諸木の魔法がうらやましいですね。
世捨て人が隠居人。うん、いつかそういう気ままな暮らしをしてみたい。
でも、弱いっていうことを知っていながらも、立ち向かった時の姿は格好良かったですね。

しかし2巻のカバー裏の文章がちょっと予想外のキャラだったといいますか。
いきなり彼女の内心を語らせますか。
本編の最期で、驚きの登場をしていましたけど。
おまけにセラが「先輩」とつけて呼ぶとか厄介な予感しかしない。


ib インスタントバレット 1 世界の終わりとボーイ・ミーツ・ガール

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「だからさ! 明確な敵がいるってのはすごい幸運なんだよ!」
「あんな漫画みたいにわかりやすい悪の怪物なんて 奇跡としか言いようがないでしょう?」
「私は」
「ようやくこの世界に復讐できるの 楽しくないはずがない」

絵柄にひかれて購入したんですが大当たり。
かなり気に入りました。

間もなく壊れる世界。
その中で、魔法使いを自称する少女と出会った少年の物語。
最初はクロが幻見えるとか痛い子なのかと思っていたんですが。
セラと出会ったあたりからどんどん引き込まれていって、最後にどんでん返しのネタを持ってくる。
いや、よかった。続きに期待できますねー。

「いっそ世界など壊れてしまえばいい」

そんな思いを抱いているクロ。
「私たちは運命に選ばれたんだよ!!」

と嬉々と騒ぐセラ。

クリスマスイブの夜に出会った二人は、広場に遭ったツリーをなぎ倒した化け物を追いかける。
セラは何やら爆弾を作る能力を持っているようで、それを持ってヒーローじみた行動をとる。
……異能モノのボーイ・ミーツ・ガールで平凡な少年が引っ張って行かれるとかそういう展開にもできそうですけど。
クロの抱えていた真相。

「世界を壊す20の弾丸」。
インスタントバレットと呼ぶ、異能の少年少女が全部で20人という見立てを魔女姿の少女がしていますが。
力に気付いているのは半分もいないかな、とも言っています。
さて、全員出てくるのかな。結構いい感じなので、続いて行ってほしいと思いますけど。
「デタラメで馬鹿げた魔法の力」と称されていましたが。
まさしくそんな感じで。
誰もかれもがどこか歪んでいて、だからこそ、あんな能力が発現したみたいですが。

巻末に1Pのキャラ説明もありますね。
クロの能力。『創造』のインスタントバレット。
発現度とかも出ていて、まだ先がありそうですけど、さてどうなるかな。

カバー裏の文字列がまたすごいというか。
セラのまがった方向にまっすぐな様子がよくわかります。
インスタントバレットってこんなんばっかりか……そうなんだろうなぁ。

 

はたらく魔王さま! 5

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「しかしベル お前どうやってこれだけの魔力を・・・」
「・・・今日新宿駅を利用している人々には すまないと思っている」
「「「・・・え」」」


サリエルを叩きのめしたと思ったら、漆バカが悪徳業者に引っかかる所まで。
漆原はもうちょっと、まじめに生きないか。ダメか。プロのニートだし。

サリエルは、オレンジの隈取りが本当に哀愁を誘うというか、哀れ度を上げている。
うん、千穂ちゃんさらったりいろいろ悪いことしてますけど、原作だとどんどん落ちぶれていっているからなー。
ここが最盛期と思えば、うん、それでも笑えるな。

天界っていうのもまた、厄介な連中ですよね、しかし。
勝手な連中と言い換えてもいいかもしれない。
エンテ・イスラが魔王に侵略されても放っておいたくせに。
自分たちの都合でしか動かず、勇者に迫るっていうんだから。

魔王が鈴乃の正体に気が付いた理由っていうのがまた。
まぁ、真理ですよね。
しかし魔王がバイトしている時点であれですけど、聖職者に説教する魔王っていうのも前代未聞なんじゃ。
勝手な理屈の押し付けじゃなくて、正論を述べて嫌がらせとするとか、うん、いい性格してる。

ウルシバカはろくなことしませんねー。
ニート極めすぎててたまに格好良く見えたりしますけど。
残念なことには変わりないんですよね……


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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