気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ヤングキングOURS

蒼き鋼のアルペジオ18

 ico_grade6_3h

「うるさい! 大事だろ! これ!」

 

イオナたちがムツと戦っている一方、ついに学園祭が開幕。

第四施設を巡り霧同士での戦いも激化。

いやぁ、どっちも熱いですね。

 

ムツが何らかの手を使って位置を誤魔化している。その絡繰りを考え、行動を起こしたイオナ。

静相手に、「群像が居ない時に見せ場を作って申し訳ないな」と言ってる場面が笑えて好きです。うまいこと解れた状態で作戦開始で来てましたしねー。

群像の方にも動きがありそうですけど、まだまだ合流は先になりそうだからなぁ。イオナたちには頑張ってほしい所です。

 

霧同士の戦いとなった第四施設前の戦闘。

ナノマテリアルを活用しまくってる機動戦は中々楽しかったですね。

ハルナが先に、状況を活用出来る事に気付いて。それを聴いたキリシマの行動には笑った。そりゃあ、ハルナも足を止めるよ。

一手で敵味方を呆れさせたキリシマさん凄いわー。復活おめでとう。長かったね……



蒼き鋼のアルペジオ17

ico_grade6_3
「しかし仕方無いだろう」
「会いたいものは会いたいのだ」

 

思惑が重なり行われる学園祭。

学園で祭り一つ行うのすら国家事業。

停滞よりはずっとマシ、と長崎の代表は語っていましたが。

確かに、霧に海を封鎖された閉塞した状況の中で、祭りを行えるというのは大きな変化ですよね。

                                                                                            

霧側にも、釣りを趣味にする者がいたり……アカギは発電業にはまりそうになってるし。

どんどんメンタルモデルの個性が強くなっていってる感じ。

総旗艦は一体何を考えて、この状況を創り出しているのやら。

ついに第四施設の中が明らかになってましたが……むしろこれ謎が深まったというべきなんじゃ。

 

ゾルダンたちが潜り込んでるし。

一枚岩ではない霧の動きは読めそうになく。

……白鯨、401側も決して安泰ではない。

戦力的に万全じゃない状況で霧の戦艦に捕捉された401はこの後どうなるのやら。

相手側の動き次第な部分も大きいとは、思いますけどね。



僕らはみんな河合荘コレクションBOOK 入居の手引き

 ico_grade6_4

「あなたがどんな風に変わるのか 楽しみね」

 

ほぼ全てのカラーイラストが収録。

キャラの裏設定や、描き下ろし漫画も読めるとなれば買わない理由がない。

フルカラーイラストがこれだけ乗ってて1800円って言うのは結構お得なのでは。

 

コミックスのカバーイラスト解説、没ラフ公開で率がどんどん変化していってるのが分かってにやける。

意識し始めてる顔が6巻までしっくりこず没に回される仏像系ヒロインよ……

特典絵とかも収録されてて大変満足できました。律可愛いなー。

 

キャラ設定で宇佐と律がそれぞれの影響を受けて、趣味の幅が広がってるのがいい。

宇佐は読書量が増え自分でも気になった本を買うようになったし。

律はストーリーの評価が高いRPGをやって本以外で徹夜するなんて経験をして、時折ゲームにも手を出しているようですし。

あとは佐久間。「恋愛面ではまだ子どもで女子への関心が薄かったところに、河合荘で女性観を狂わされ、これをただすのに結構時間がかかった」というあたりお前……苦労してたんだな……



僕らはみんな河合荘11

ico_grade6_4

「いろいろ変わってくけど ずっと変わらない2人になりたいって思うんだ」

 

シリーズ完結巻。

扉絵のカップル二人を狙う女子二人がおっかない。

麻弓は水鉄砲とゴム鉄砲な感じですが、彩花の普通にモデルガンなのでは……

 

河合荘では、文章がうまく書けない、と。創作()しか出来てない、と。

だから出ていく予定で、次を探しているというシロ。

「俺はさぁ もう十分休んだ」という台詞が、染みるなぁ……。

更に麻弓に大ダメージが入ってましたが。いやはや全く素直じゃないというか、面倒くさいなぁ、この二人。

見守り続けていた住子さんの「理想(夢)を人に被せるのは良くない」という発言とか、しんみりする場面が多かった。

 

いつまでも続くような気がしてましたけど……

律が柔らかくなったみたいに、変わらないものなんてないんですよね。

……イチャイチャしやがって。もっとやれ。他の面々の冷やかし技術もどんどん向上していくけど。

番外編での二人も可愛かった。恥ずか死ぬ律……




僕らはみんな河合荘10

ico_grade6_3h

「俺の彼女がかわいくて辛い」

 

お付き合い(仮)を始めた二人。

いやぁ、長かった……意識してる律が可愛い。

宇佐がテンションおかしくなってるのは、アレですが。

ちょっと痛い目みろと言いたいような、これまで根気良く付き合い続けてきた成果だから享受してもいいかなぁ、とか色々入り混じった気分になった。

まぁ、麻弓が散々いじってくれてたから、いいかな。

 

そして、ここにきてシロについての驚愕の事実が発覚。

いや、確かにあのプレイを楽しんでるだけの生活環境で、どこから河合荘の家賃とか用意してるのか疑問ではあったけど。

衝撃の事実に大ダメージを受けている律が、可哀想だけどかわいかった。なぜそこをカラーにした。いいぞもっとやれ。

 

麻弓さんは麻弓さんで、別のベクトルでシロについて衝撃を受けてましたね……

大分慣れてきていた学生二人に、面倒くさいと思わせる引き出しをまだ持っていたとか、凄い。

彩花が「はずかしくて直視できない」というのも納得の様相ですが。うん、すごいわ……真似できない。




蒼き鋼のアルペジオ16

ico_grade6_3

「あなたに指輪の報せを授けに来たわ」

「深き海の 蒼き水底から…」

 

帯で堂々と宣言されてますが、ついにアドミラリティ・コードが登場。

堂々と姿を見せるとは思いませんでしたが。

イオナたちがメンタルモデルを持ってるのだから、アドミラリティ・コード自身が身体を持って動き回ってても何の不思議もないのか。

予想してなかったので、ちょっとびっくりしました。

 

魔女と呼ばれたこともあると語る彼女は、霧の艦隊に確保され、治療を受けていたものの未だ目覚めていなかった群像を快復させて。

色々と思わせぶりな、気になる情報だけを残して彼女は去っていきましたが。

「全てが晒される時」「全てが試される」。もうすぐそこにまで迫っているというその時、一体何が起こるんでしょうねぇ。

 

群像以外のメンバーも色々と動きを取っています。

メンタルモデルと交流し、電力・食料の供給を受けるようになった日本政府。

2501と合流したレキシントンも気になるところですし、振動弾頭を抱える白鯨も中々厳しい状況ではあるようです。

そんな中で、総旗艦からの想い出機雷攻撃を食らっているキリシマ、ハルナ、タカオ達3人のやり取りは癒しになってましたねぇ。

判らない事だらけでも、前へ進もうとする気力を誰もが持っている感じがしていいです。



蒼き鋼のアルペジオ15 

ico_grade6_3

「オレには君が必要だ それだけだ」

「必要なんだ それでは不服かい?」

 

キリシマとハルナが総旗艦の配下と接触。

総旗艦の思惑により、401クルーたちの過去の断片を見せられていましたが。

いおりの過去とかかなり中途半端なところで、あそこからどう展開したのかすごく気になります。

 

いおりは割と良い所のお嬢様だったようですけれど。

霧との戦後世代と、戦争を経験した世代ではかなり感覚に差があるようでしたねー。

限られた資源をやりくりし、知識を途絶えさせぬように腐心する大人世代。

その状況を察し、閉塞感を感じている若者たち。

「誰も! 私達には夢も希望も…見せてはくれなかった!」といういおりの叫びは、結構重要なポイントなのでは。

 

ハルナとキリシマが体験した過去の映像は、コピーガードがかけられていたようで、霧の得意技情報共有が出来ず。

体験したことを口で説明して理解してもらおうとする、という人間と同じ方法を経験する事に。

メンタルモデルたちが成長していく様は中々微笑ましいですが……総旗艦が何を思って行動しているのかは未だによく判りませんなぁ。

 

ムサシ達、レキシントンにU2501、コンゴウも動き出しているようですし……

これまで以上に混沌としてきそうな感じもありますが、この中で401と群像はどう動いていくのか。

……そもそもいつ合流できるのか、というあたりから不安ですが。次回予告で第四施設の謎が明らかに――? とアオリがついてましたが、どーなるやら。

 



僕らはみんな河合荘9

ico_grade6_3

「…私も」

「めっちゃうれしー の」

 

麻弓さんが相変わらず絶好調ではありましたが……

宇佐たちの青春模様に一番ダメージ受けて、今回はまたテンションの振れ幅大きかったですね……

 

職場の人が「痛いって言うのは 同じ土俵に上がったつもりで年齢という断層がはいっている事実に気付かないこと」とか口にして、ダメージを受けたり。

その後、決定的な場面に居合わせてダメージ受けた上浄化されかけたり。その後誕生日を迎えて、「代」が変わって修羅と化したり。

……顔芸レパートリー豊富っすね、麻弓さん……

 

見ていてもどかしいにもほどがある二人でしたが。

律が意識するようになってきましたし、動きましたねぇ。ここに至るまで9巻か……長かったなぁ。

「実は俺達とんでもない罪を……」と言って宇佐が麻弓さんの言いつけで買い物に出かける場面。「私達でしょ?」と迷わずついていった場面が個人的には一押し。



蒼き鋼のアルペジオ14

ico_grade6_3h

「君はこれから オレの艦だ」

「あなたを迎えに来た」

「深き海の… 蒼き水底から……」

 

イオナと群像が出会い、交流してきたものがちゃんと息づいているのがいいですねぇ。

コンゴウの特攻で重傷を負い、霧の基地ハシラジマへ連れて行かれた群像。

艦長不在になってもイオナたちは、事前の取り決め通り行動を進めていって。

人類に自信を持たせるために、浸食魚雷の資料は霧の艦である401ではなく人類の手で運ばれるべきだ、と。

その為にイオナたちは色々と準備を進めていますが……

他のメンタルモデルたちもその間何もしない筈がなく、どんどん状況を動かしていきます。

 

第四施設の謎を探ろうとする側と、探らせまいとする側が学園を中心に蠢いていますが。

402のメンタルモデルと出会ってからの北良寛がかなりいいキャラになってますねぇ。中々の顔芸というか。

霧にいい感じに振り回されているというか、ちゃんとコミュニケーションが取れている。

まぁ、ここに至るまでに流された血や失われた命の事を想うと心中は穏やかではない……が、それを飲み込んで進むのが政治家だ、と。

確固たる信念を持ってますよね、この人。だからこそ人々に慕われ、その情報を得た402に接触されたわけですが。

 

マヤの監視をするため、タカオにも新たに建造された艦(身体)が与えられてました。

捕虜故に機能に制限はかかっているようですが。

牽制でちょっとちょっかい出したりしてましたが、マヤ側のメンバーも自由だな。甲板で人生ゲームって……

ただ、敵艦が感知された後の行動は素早かったですね。……サイボーグが幼児ぶん投げてましたが、それは良いのか……?

 

メンタルモデル達の第四施設を巡る攻防の中で、学園祭を実施するという突飛な案が出てきて、実行されそうになってますが。

何を思いつくか本当に予想が出来ませんね、彼女らは……。

禁漁指示が出てふてくされていたズイカクが、漁解禁されて嬉々として準備していた場面が可愛くて好きです。



僕らはみんな河合荘8

ico_grade6_3

「……もしかして これ ちょっと」

「お おかし… い?」

「ちょっとじゃないし!!!」
 

シロが抽選で特賞の沖縄旅行を当てて。

住子さんに献上してました。「シロに南の島なんて生意気」「たまらないよね」といういつも通りなやりとりの果てでしたが。

で、旅行をプレゼントした分手当をもらったシロは、代わりにレンタカーの割引券をもらい。河合荘の面子で海に行くことに。

 

えーっと、いろんな意味でチャレンジャーだな……宇佐は、律と交流できてて心の栄養補ってましたが。

車の運転手が麻弓で。

過去に「車二台廃車にして、親に車はやめてくれ」と言われた経歴を持つ驚異の経歴を明らかにしてましたが。……無事に辿り着けて良かった、ホント。

そして、海についたらついたで大人女子二人組が、コンビ組んでナンパされに行ってるし。

宇佐評の「利害一致するとホントロクでもないなぁ」が端的に彩花たちの状況を表現してる。

 

彩花の友人、ツネコが登場。

実家に連れ戻されることになりましたが……親が扱い心得ていてさすがというか。

故郷で行われるイベントに、麻弓が参加することになって、本当にカオス……

ツネコの先輩が良い人でしたねぇ。上手くとりなしてた。

 

そして相変わらず律が可愛かった。

8巻かけてじわじわと距離を詰めてきて、ようやくここまで来たか、という感じ。

けれど宇佐も失言多いし、律は意地張っちゃうしで……またしばらく硬直状態に陥りそうな不安もあるんですが。どうなるやら。

 
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ