「麻弓さんにこのこと言ったらあの手この手で泣かす」
「あの俺もう泣いてます」
彩花さんの弱点を知りました
俺の弱点が増えました。
夏。
河合荘の変な住人達は相変わらずの世界を広げています。
酒乱な麻弓の行動が、安定していて怖い。
無駄に上手に結婚式絡みの歌を歌うとか、自分で傷えぐるなよ……
話の腰を下に折るのが得意技。
しかし、律。
虫が出たからと言って本でつぶしたら、本に虫の体液がついて怖いことになるんじゃ。
中学時代、変人処理班と呼ばれたのも納得というか。
バイト先の変人集団に慣れて居心地よくなりかけている。
やっぱりなんか磁場を展開しているんだろう。
変人処理能力向上しているとか言われてますよ。
いや実際にあれだけの変人との付き合いがあると、否が応でも扱い方がこなれてくるでしょうけど。
S小学生の千夏ちゃん再来。
引っ掻き回すだけ引っ掻き回して去っていきました。
宇佐、出番ほとんどなかったのに、すごく哀れなことになってた。
彩花の友人が来訪して、珍しくいじられる側になってましたね。
常田も結構いい性格してる。
でも、なんだかんだで良い付き合いしてるんじゃないですかね。
『「合わない」のが問題じゃなくて その「合わない」が 許容できるか・・・近づきたいと思うかどうかだよ』
律が酔っぱらって、いろいろこぼした時に、麻弓の言ったこと。
ま、確かにその通りですよね。
自分も本好きで、友人にも読書家いますけど、読んでる本が被らないから、本の話題で盛り上がれない人とかいますし。
それでもからかうといい反応するし、真面目に向き合えば応えてくれるしで、いい友人だと思ってますが。
たまにからかいすぎて、手痛い反撃食らいますけど。
さておき、合う合わないじゃなくて、相手が好ましいかどうか、ってことですよね。
いいこと言ったかなーと思ったら、またひどいオチつけてましたけど。









