気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

MFコミック系列

魔術師クノンは見えている4

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「便利な力をもっと便利に使おうって話だと ハンクは魔力の操作も制御も上手い でも型にはまりすぎだと思う」

「魔術ってもっと自由でいいと思うんだ」

 

2025話を収録したコミカライズ第4巻。

聖女との実験で、霊草の生育実験を始めたクノン。

実に楽しそうに実験やっているので、ゼオンリーの教えとかもあって決闘もそこそこ出来るし、侍女の教えで表面上ナンパな奴に育ってますけど、根はどこまで行っても研究者気質というか、魔術師なんですよね……。

 

霊草には聖なる存在感があるよね、というクノンにハンクが「それは結界のだと思うが」とかリーヤが「そもそも見えないんじゃ」と、ツッコみにくいな……と思っているところに、聖女が踏み込んでいってるので何だかんだ面白い同期で良い関係ですよね、この4人。

ハンクがレイエスの「感情が乏しい」ってこういう事か……! ってなってる時めっちゃ冷や汗かいてるの、キャラが出てて面白かった。

 

元々特級志望じゃなかったリーヤと、助手歴が長かったハンクは、速攻で金策見つけたクノンと、クノンの助力で道筋が出来そうな聖女と比べて停滞していた。

そこでクノンのアドバイスを受けて、ちょっと違うことに挑戦することに。ちゃんとクノンが報酬出せるっていうのもあって、時間を割いて損が無いの良いですよね。……要求が高くてハンクは苦悩してましたが、クノンの提案で始めたベーコンづくりで道が開けているので、報酬以外にも得るモノ多かったみたいですし。

 

特級クラスのメンバーが所属する派閥。

新入生の生活が落ち着いてきたタイミングで、その勧誘が激化することになって。

才能を示したクノンは全ての派閥から目を付けられていて……。

同期の面々が一ヶ月でクノンの扱いにも慣れて来てるの良いですよね。ナンパな性格を察して、女子を勧誘に充ててる派閥の代表たちもまぁそりゃそうだ……というか、ねぇ。

そして女子に良い顔しちゃうクノンは、結果的に全部の誘いに肯くことになって。派閥を掛け持ち出来る価値を示せ、と言われて決闘に発展してましたが。

先輩たち相手でも初見なら勝ちを拾える、と大言を吐き実行しちゃうんだから見事ですよねぇ……。
ゼオンリー相手にも初手は勝ったみたいですから、クノンの慢心とも言いがたい。ただ、彼の世界はまだまだ狭いのも確かで、これから広がっていく可能性を秘めているっていうのが末恐ろしい。

出遅れテイマーのその日暮らし10

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「油断してた…相手はユート君よ まともな情報を持ってるわけないでしょ

 ボス戦と同じくらい気合入れなきゃダメよアリッサ…」

 

5055話を収録。

オークションに参加したユート。

自分の素性を隠せる設定もあったけど、そのあたりに気付いてなかった彼は素顔で参戦。それもあってまたいろいろ変わったことやってるなぁと注目集めることになっていましたけど。

主がオークションで何をゲットしてきたのか目をキラキラさせて見たがっているモンスターたちが可愛くて良い。

 

ペイントツール、基本はサクラ作成の家具の色付けにつかってましたが。

「時間経過」塗料を、同じくオークション産の茶釜に使ったら妖怪化するなんてイベント踏んでる当たり、相変わらずの白銀クオリティ。

そりゃアリッサさんも叫ぶよ。多分先に情報持ってきた人みたいに「20万の壺が200万に化けた」っていうから、アンティーク的な価値を付けるのが正規の用途だろうに。初手から特殊ルート踏むやつがあるか。ここに居たわ。

 

あとは火霊門の解放に合わせて、ユニーク個体の火霊をテイムして。

鍛冶にまで手を伸ばせるようになったのは、本当に幅が広いというか。ユート一派が手を出してない生産スキルってどれだけあるんでしょうね。
熟練度の問題こそあるでしょうけど、大抵のもの作れそう。



出遅れテイマーのその日暮らし9

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「みんな暇なのか…?」

「でた~~本気で言ってる? それ こんなイベント参加するしか選択肢はないでしょ!」

 

4449話を収録。

テイマーのアミミン達とボス戦に挑戦する中で、サクラが進化したことで獲得した「神通」スキルの効果が判明したり、「従魔の心」を素材に作れる「従魔の宝珠」というアイテムでホームで待機してるモンスターと戦闘中メンバーの入れ替えが可能という情報を貰ったり。

ユート、モンスターたちと交流して独自路線で楽しんでますけど、意外と一般的な情報に疎いですよね……。

 

彼自身はいつか「あんな感じのつよつよな攻略組」になり隊みたいですけど。ほのぼの癒されモンスターたちと生産スキル駆使して色々やってるから、彼の望み通りにはいかないんじゃないかなぁ……。

色々新イベント見つけたりしてて、流石白銀さんと注目を集めているので、ある意味最前線に居る気はしますけど。

 

今回はチェーンクエストでの「花見」イベントが開催されることになって。

NPCだけじゃなくて、プレイヤーも招待できるとなって、招待された人がゾクゾク集まってくるのもそれはそう……というほかない。

無職転生~異世界言ったら本気出す~4

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「目が覚めたとき 近くにいる男を頼りなさい

 そして 彼を助けるのです――……」

 

気が付いたら謎の空間にいたルーデウス。

前世のニート姿になって震えている彼の前に現れたのは、謎の人型。「ヒトガミ」と名乗るその存在は、ルーデウスに助言を与えてくるわけですが。顔にモザイクかかってて実に怪しいな……。

 

大規模な魔力災害に巻き込まれ、魔大陸にやってきてしまったことをヒトガミから知らされたルーデウス。

彼の前には恐怖の象徴スペルド族。

一瞬、恐怖でルーデウスも振るえてましたが、冷静に周囲を見たら自分もエリスも無事で、「助けてくれたのか」と考えられるのが偉い。

ヒトガミという存在のうさん臭さはルーデウスも感じていて、その思惑通りに行動するのは危険では、とは考えた。でも、ヒトガミとは逆にルイジェルド自身は信用できそうだ、というのが悩ましいところですよね……。

 

ロキシーの教えでもスペルド族には近づくな、と言われていましたけど。それでも自分を信じることにした彼の判断は良いですね……。

まぁ、エリスだけでも無事に送り届けなくては、という責任感とかもあってルーデウスも色々か囲んでしまってる状況ではあるんですけどね。

そんな状態でルイジェルドの過去を聞いて、その目標に協力を約束しちゃうあたり、人が好い。

無職転生~異世界言ったら本気出す~3

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「お前はすごい 尊敬できる大した師匠だ ルーデウス」

 

エリスが10歳の誕生日を迎えてパーティが開かれることに。

着飾ったエリスを見て、ちょっと見惚れてるというか言葉が出なくなっているルーデウス、年相応って感じがしましたねぇ。

領主が親戚だってことだったり、エリスの父フィリップが「政治に巻き込まれたくなければ、出来るだけグレイラット姓を名乗らないでおけ」的なこと言ってくるし、彼に見えてない部分も多々あるんですけど。

 

物覚えの良い体に生まれたことを活かすべく、いろんな言語を学ぼうとしていたり、ルーデウスもできる事はいろいろとやってるんですけどね。

それが政治方面ではなくて、個人の力を伸ばす方向に向いているだけで。

反発もありつつ受け入れてくれてる人もいて、ルーデウスの誕生日も祝ってくれたりして、良い時間を過ごしてますね。

……エリスとの関係も良好で、将来の話までも出てくるような状況で。そこで調子に乗ってしまうのが実にルーデウス……。

そうやって順調に進んでいたある日、事件が起きるわけです。巻頭・巻末のエピソードで緑髪で頭部に宝石のあるスペルド族の影が描かれているのが、実にスリリング。

無職転生~異世界言ったら本気出す~2

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「殺し合い自体が初めてですよ…」

「フム そうか… 奴らは死ぬ寸前まで諦めん 注意しろ」

 

故あってパウロと本気の戦闘をすることになったルーデウス。

初手いきなり切りかかられたのを魔術でなんとかかわし、魔術で隙を作って反撃しようと足掻いてみせた根性はナイス。

まぁ未熟さもあって、パウロに気絶させられることになったわけですけど。

 

なんでそんな行動をパウロがとったかと言えば、ルーデウスとシルフィが互いに依存し始めていて、良くない兆候だという話があって。

だから敢えてルーデウスに厳しく接し、彼を5年親戚の家に預けることを決めて。

かつての仲間であるギレーヌにルーデウスを託し……かれはフィットア領最大の都市である城塞都市ロアに派遣されることに。

礼儀がなっとらんと初手一喝されたりする事態にもなったりしてましたが。まぁ、ルーデウス、魔術に打ち込みすぎてたりして世界狭いからな……。

 

ちなみに予定された仕事は領主であるボレアス家の娘エリスの家庭教師。

エリスは問題児で、これまで気に入った家庭教師は2人だけというありさまだとか。ハッキリ「正直あまり期待してないけど、パウロの息子だからとりあえず試そう」とか言われてますし。

実際、初手でルーデウスも殴り飛ばされてますしね……狂犬扱いしてましたがむべなるかな。状況を改善しようと策を練り、途中トラブルがありながらも無事に信頼を勝ちとったのはお見事。



無職転生~異世界言ったら本気出す~1

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(この世界では本気だす!!!)

 

同名小説のコミカライズ。

クズニートだった主人公が事故にあい、異世界に転生。

成人した男としての意識があるので、性に目覚めてて母に可愛がられてる時とか胸の感触を楽しんでいたり、微妙に性根変わり切ってない感はありますが。

過去の記憶から外に出ることに恐怖を感じていたりもして、前世の記憶あるのも善し悪しか。

 

それでも前世のようになにもせず腐っていくような日々を送るつもりは無く、魔法がある異世界に生まれたのだから、と魔術の特訓にのめり込んで。

反省しているというのを、行動で示しているのは一応加点ポイントか。……制御できずに家の壁ぶっ壊したり、考え足りない部分あったりもしますが。

ロキシーという良い師匠に出会えたのもあって、外の世界に出られるようになったり、水聖級と呼ばれるだけの魔術を習得したりと成果もあげてるんですよねぇ。

 

シルフィという友人を得たり少しずつ進歩していますが……彼の卒業を見届けたロキシーが外で更に成長していると聞いて焦ることになったりして。焦って視野狭くなったりもしてるあたりは、まだ青い。

出遅れテイマーのその日暮らし8

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「も~~~~っ そんなヤバい情報 気軽に話さないで!!」

「リアルなら緊急搬送されてるって~! 心臓に悪いって~!」

 

水霊門を開放し、そこのダンジョンに入ったユート。

そこで狂った水霊と戦い……ユニーク個体のテイムに成功。

テイムしたルフレは醸造・調合・発酵・料理のスキル持ちで、オルトと同じく生産特化型の構成で。どんどん生産方面で出来ること増えてますねぇ。

 

水霊門を開放したことで、他のエリアも開放できるんじゃないかと目星をつけて。

実際それで土霊門の解放に成功してますしね。オルトの同胞が多く住まうエリアに行って、美しい鉱石の見られる街並みに、どや顔してるのが可愛かったです。

あとは畑に植えたオリーブトレント、本体は畑から動けないけど畑エリアだったら分身の木人形を動かせるのも良いですねー。木人形、思った以上に良く動いて可愛い。畑外のエリアには出られないみたいですけど。

 

そうやって新情報を携えて、アリッサさんに知らせた結果燃え尽きているの、ユート目線だと天丼芸で反応面白がってるの、笑えるな……。

他には、βテスターで攻略Wikiとかで情報発信とかもしている有名なテイマー、アミミンさんと出会ったりして、独自路線突っ走っててフレンドの数も多くはないけど、その分少数精鋭というか、変わった繋がり多いですよねユート。



出遅れテイマーのその日暮らし7

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「…カイエンおじいさん いろいろとお世話になりました」

「…こちらこそ 村を守ってくれてありがとうな」

 

3337話を収録。

レイドボスとの戦闘で死に戻りが増えてくる中、実は歴戦のNPC住人が応援に駆けつけてくれて。

プレイヤーも含めて全員で協力してイベントをクリアしていたのは、楽しそうで何よりでした。勝利の宴なんかも催されて、完全勝利なのでは。

 

前巻で描かれていた他サーバーだと、村襲撃されて壊滅状態になってるところもあったし。そうなるまでにNPCの好感度最低だろうから、勝利したところでそういう宴はなかったでしょうしね……。

一応戦闘でNPCのフォローがあったように、サーバーにファーマーが居なかった時は神聖樹の復活に村長が協力してくれるとかの補助イベントもあったようですけど、サーバーごとに結構な差が生じてそう。

 

イベント用特殊サーバーから帰還したかと思ったら、意気揚々と畑仕事に出向くオルトは可愛かったです。

テイムモンスター同士の相性などが良いと発生する配魂イベントで、ピクシーのファウが誕生。自分と繋がりがある卵だから、オルトが孵卵器にくっついてたり、そんなオルトをサクラが落ち着かせていたりするのも微笑ましい。

ユートがレベル20になって上位職業への転職できるようになったり、隠しエリアを発見して称号ゲットしたり、相変わらずゲーム楽しんでる風景見るとこっちも楽しいですね。



出遅れテイマーのその日暮らし6

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「やっぱ白銀さんすげーな」

「マジ白銀現象」

「さすシロ!」

「それ…褒めてるのか…?」

 

イベント中、いつも通りの生産プレイに勤しんでNPCやテイムモンスターとの交流を楽しんでいたユート。

村の少年と一緒に釣りを楽しんでいたところ、他のプレイヤーが黒い靄をまとった熊に襲われて死に戻りした、という話を聞いて。

 

イベントモンスターかと思いきや、実は村の守護者とされているガーディアンベアーで。

黒い靄を纏っているのは守護していた神聖樹に封じられた悪魔による謀略だった、というのが明らかになるわけです。

ユートがNPCの信頼関係を築いていたからこそ、そのあたりの情報が早く入手できたのは良かったですね。

他のサーバーではガーディアン倒しちゃって信用がた落ち、村も壊滅的な被害を受けてしまったりもするみたいですし。

 

もう一人のユニーク称号持ちである「紫髪の冒険者」ジークフリードなんかも居て。

あとはユートのテイムモンスターファンも多かったりしたので、プレイヤー間も良い関係を構築してイベントを楽しめていたのは良かったですね。

レイドボス戦闘、ユートは基本後方支援を担当していましたけど、転移で後方を狙われて戦わざるを得ない状況になって。……巨大悪魔にまるかじり、はなるほど最悪な死に戻り方だろうな……とは思いました。



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