気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

MFコミック系列

八男って、それはないでしょう!6

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「どうか諦めないで」

 

冒険者としての初依頼で、逆さ縛り殺しという迷宮の最奥に送り込まれる罠を踏んでしまったヴェル達。

転移した場所は罠も敵も無かったので休憩を取ってから先に進んではいましたが……部屋を埋めんばかりの物量相手どるのは一筋縄ではいかなくて。

ただ数が多いだけじゃなくて、仲間がやられて恐怖するみたいな総崩れすら狙えない作り物の兵隊相手って言うのが面倒ポイント。

 

前線担当の3人をヴェル達もサポートしつつ、戦線維持のために仲間が戦ってる脇で睡眠をとったり、疲労を回復魔法で誤魔化したりするって言うブラックすぎる方針がブランタークさんから提示されてましたが。

それがなければ無理だったというか、そうやって奮闘してなおギリギリだったので、指導役として付いて来てくれてて本当に良かった。

さもなければどこかでミスって死んでたでしょうしね……。ヴェンデリン達の来世にご期待ください、完になっちゃうところであった。

 

中々趣味の悪い最終関門もありましたが、無事に乗り切って生還できたのはなにより。

苦労に見合っただけの成果もゲットできましたしね。これで、到達した先がもう発掘されきった遺跡とかだったら骨折り損のくたびれ儲けどこじゃないですし。

八男って、それはないでしょう!5

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「エリーゼは安心して見てるがいいさ 君はもう俺の婚約者なんだ

 それに手を出すバカは公爵だろうと蹴飛ばすぞと世間に示してやる」

 

導師との特訓に辟易しつつあるヴェルがルイーゼと愚痴を交わしてましたが、まぁ導師強いし参考にはなるけど中々真似しがたい部分のある御仁ですからね……。

愚痴をこぼしながらも逃げようとしない辺りは真面目。そんな2人の前に、不審な公爵が現れヴェルに決闘を申し込んでくるんですが……。

 

エリーゼに求婚しまくっていたけど、相手にされなかったからって理由を公言するし、決闘申し込みの決まりである手袋をぶつけられない身体能力で決闘する気なのはいっそ神経の太さを讃えても良い。

国としてもトラブルを起こしまくるけど、公爵という立場から中々手出しできない相手だったようで。保護者枠のブランタークなどが後押ししてくれる事になったのヴェルも乗り気じゃ無かった決闘をする羽目になって。

……まぁ、あまりにもあんまりなオチがつくので出落ち芸人としてならやっていけるかもしれませんね、としか言えない。

 

他には貴族として一度は必ず出ないといけない武芸大会に出る、という常識の為ヴェルも義務を果たす羽目になってましたが。

剣がへっぽこなのに加えて相手が悪くて一回戦敗退。観戦楽しんでたのでいいんじゃないですかね。

作中で2年半が過ぎ、15歳になったヴェル達は冒険者としてデビューできるようになったわけですが。新人ながらヴェルは龍殺しという実績があるため、速攻で依頼が持ち込まれて調査に行くことに。

それであんなもの引き当てる辺り、運がいいのか悪いのか。既に被害が出てたから、いずれお鉢が回ってきたとは思いますけどね。

八男って、それはないでしょう!4

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「最近 俺は偉い人に流されてるけど

俺はイーナとルイーゼとも結婚する」

「でもまだ 無理しなくていいから」

 

本洗礼を終えたあと、孫娘を紹介されたヴェル。

聖の治癒魔法が使える美少女エリーゼ。ヴェルも思わず目を奪われるほどでしたが……孫自慢に付き合って、前世の知識でヨイショして「俺も立候補してみようかなぁ」なんて言ったもんだから、話がまとまってしまった。

ヴェルは思いがけず貴族家当主になったのもありますが、脇が甘いよなぁ……まぁテレーゼを嫁に、という話は陛下にも話を通してあるからどのみち逃げられなかったとは思いますが。

 

そして婚約者の座を射止めた直後、王都案内の名目でデートに連れ出すんだからテレーゼも強い。

ブライヒレーダー辺境伯も寄親として関係を深めたいけど、正妻として相応しい女性が親族におらず……陪臣の娘であるイーナ達が妾になって頑張ってもらう事に期待したい、と言う話に。

2人も乗り気でしたが、ノリノリのルイーゼと照れてるイーナの差が性格でてましたねー。

 

政略混じりの婚約でしたけど、美少女との婚約だからデートを満喫してるし、ヴェルも割と流されるままに生きてる感が。

一応彼なりに考えて高額な贈り物をすることで、教会へアピールしたりもしてますけど。

そして、ヴェル達は王都に残り冒険者修行をすることをブライヒレーダー辺境伯から認められて。各々の才能を伸ばすって意味では最高の選択ですけどね。
王都に屋敷を構えるエピソードも入ってましたが、リネンハイムなるほど胡散くさい……。

八男って、それはないでしょう!3

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「威力でいえばすでにアルフレッドを超えていよう」

「今後も慢心せず修行に励むのである」

「はい…!」

 

アンデッドの竜を討伐したことで城に招かれたヴェル。

八男ではあったけれど流石に貴族家としての誇りがあったのか、謁見時の宣誓のやり方はヴェルも知っていた模様。

……母に教わったって言ってるし、兄の結婚式に対しての振る舞いとかを見るに、本当に誇りがあるのかどうかは……難しい所ですけど。

 

功績を讃えて独立して別の家を建てることを許されたヴェルですが。

地位を得たことで父や兄よりも身分が高くなってしまって、ちょっと頭を抱えることに。

従士も必要だから、パーティーメンバー3人を迎え入れたりもしてましたね。家臣としての売り込みが増えそうだから、先んじて備えておくって面もあるみたいですけど。

 

兄の結婚式を乗り越えたと思ったら、貴族家当主として未成年ながら従軍する事になって。

ヴェルの師匠の親友でもある筆頭魔導師アームストロングが登場しましたが……魔導師と言いつつ物理アタッカーみたいな肉体してて凄い。

またしても竜退治することになってましたが、3人で相対できたのとアームストロングの活躍もあって無事に成功。その後も協力する事になって、ちょっと荒んでたヴェルが日常を満喫しようと思ったら教会から本洗礼の誘いが来て……。柵が多いですなぁ、貴族社会。

八男って、それはないでしょう!2

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「死ぬなよ」

「この年では死ねませんよ ――では!」

 

師匠の遺産として屋敷を継承することになったヴェル。

魔法と魔道具によって管理されており、主が居なかった状態が長かったけれど綺麗な状態が保持されていて。ヴェルの実家と比べるのが申し訳なくなる位の豪邸と言ってよい。

仲間を招待して軽いパーティーをしたり、休日にルイーゼとデートしたり。日常を満喫していたわけですが。

 

王都に居る兄が結婚する、という手紙が来て。

友人と一緒に向かう事になったわけですが、修行を付けてくれていたブランタークも保護者の名目でついてくることに。

辺境伯の代理として王都に行く用事があったとか、色々思惑があったようですけど。飛行船で王都に向かったところでトラブルに遭遇して。

ヴェルは才能はあれどまだ未熟ですし、熟練の魔術師である彼が同行してくれていたのは救いでしたね。



 

八男って、それはないでしょう!1

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「うん 私が保証しよう」

「慢心せず鍛錬し続ければ 君は 私を超える魔法使いになれるはずだ」

 

なろう書籍化作品のコミカライズ。

ど田舎の貧乏貴族の八男ヴェンデリンに転生してしまった主人公が、故郷を飛び出して独立するために冒険者を目指す。

というのが作品の序盤の出来事なんですが、原作だと領地に居た頃のエピソードも結構描いてるんですよね。

 

でも、コミカライズはテンポ重視というか、もう1話の時点で故郷を飛び出て冒険者学校に入学してるんですよね。

エルヴィンとコンビを組んで生活費を稼ぐために狩り場に赴いて。その成果で勝負をした後、ピンチになってたクラスメイト女子2人を助けて。

今後一緒に行動する事が増える女子の出番を早くしてるし、その後一緒に食事をする席でヴェルの師匠について聞く、と情報の出し方も調整されているしで、これはコミカライズに当たっていい塩梅に纏められてる感じがします。コミカライズ、ヒドイのはヒドイから……。

 

閑話休題。

 

ヴェルの魔法を見て、パーティーメンバーとしても婚姻の相手としても魅力的な相手だというのをイーナとルイーゼが話してるシーンとか結構好きです。

ダメなら向こうが破棄して来るでしょーて、パーティーの申請出しちゃうポジティブルイーゼが愉快なので。

寄親から園遊会に招待され、必要な衣装類を揃えて臨時の出費があり……4話タイトルが「アルバイト」になってたのには笑った。

8人必要だったので、クラスメイトの他のパーティーと合同で行ってましたが、これはオリジナルエピソードかな。確か原作だと割とすぐ園遊会入ってましたよね。

ヴェルが優秀だから、と勝手にパーティーを組んだルイーゼ達に噛みついてくる女子が居てちょっと苦手ではあった。最初はどうあれ、ヴェル達も納得してるからパーティーが存続してるんやぞ……。


私の傷は死んでも消さない1

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「私にも 責任とってくれる?」

 

幼少期、宇宙博に遊びに行った時……つい、展示品に悪戯してしまった主人公の山猫くん。

固定が甘かったと博物館側も瑕疵を認めてくれて、罪を公的に追及されることは無かったようですけど。

……両親が仲良しで、姉みたいに思っている女子・野鼠の額に怪我をさせてしまい、彼は後悔したまま高校生になっていた。

 

自主休講するようなダメ大学生になった姉は、彼の家に入り浸って、怪我させた責任はとると言った彼の言葉をことあるごとに持ち出してからかってくるから、苦手意識を抱いてもいるようでしたが。

それでも自分の言葉を撤回しない辺りは誠実ですよね。からかうネタにされてるのは、面白くないと思ってるようですけど。

そういう愚痴を、もう一人の幼馴染の少女・豆柴にこぼしたところ、彼女もまた同じ事件で傷を負っていたということを打ち明けて来て。

 

いやぁ、山猫くんが誠実な分重くて痛いわぁ。野鼠姉さんの愛着も結構アレだし、豆柴ちゃんもハッキリ彼の事好きそうだし。

冗談が通じる悪友も抱えている秘密があったし、いやぁ色々と想いが絡み合ったストーリーになりそうですけど。……そんなに跡が残るような怪我した子がたくさんいたら、山猫君も把握できてそうだけど、当時の落ち込みぶりを見るに追加の情報収集で来てなさそうだし、豆柴がしたような親への口止めが有効だったのかしら。

豆柴ちゃんが好きなので、彼女に頑張ってもらいたいところですけど、どうなるかなぁ。

吸血鬼ちゃんとメイドさん

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「すっごく幸せ…」

「えへへ…私もちょうどお嬢様に甘えたい気分だったので幸せです…」

 

百合漫画―。

Twitterで投稿されているのを見た事があったので応援の意味を兼ねて購入。

表題の「吸血鬼ちゃんとメイドさん」、「猫耳メイドさんとお嬢様」の2シリーズを入れて主従のイチャイチャを楽しむ感じの作品です。

 

最後に、商業デビュー作『Where You Belong』も収録されていて、これも同じようなテーマですけど絵が大分変ってるなぁ、と言う感じ。

猫耳メイドさんとかの作画は好きですけど、最初にデビュー作読んでたらあるいは手を出さなかったかも。
いやでも今の絵柄は好みドンピシャで、主従百合やイチャイチャ百合を楽しみたい人にはオススメ出来ますので読んでほしい。

百合百景2 百合ごよみ 

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「あたし…勘違いなんてしてませんってば!

めっちゃかわいい女の子だなって…ひとめ惚れしたんですから!!」

 

百合ごよみ(暦)ということで、今回は4月~3月までの一年度を通して様々な百合を描いていく感じですねー。

部活勧誘を交際と勘違いしてしまったり、再会して忘れられていた相手にキスで思い出してもらったり。よくもまぁ、色々とシチュエーションを思いつくなーと感心することしきり。

 

「よく男の子勘違いされる女の子の百合」で告白してきた方の女の子とか好みのデザインですねー。

あとは「ドキドキして眠れない女の子の百合」とか、「離れてほしくないから口には出さない女の子の百合」とかに出てる子も好き。

バリエーションが豊富なので、気に入る子・シーンは何個か見つかるんじゃないかなぁとは思います。

百合百景

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(かわいいからサービスしてあげるか…)

 

タイトル通り、百合カップルの情景をいくつも描いた作品です。

全ページがカラーなのもあって、照れて染まった頬とかもわかるのがいいですねー。

漫画になってるのもあるし一枚絵もいくつか。付き合ってるのもあれば、まだ憧れの範囲だったりするのもあって、いろんな距離感の話が楽しめるシリーズですね。

 

13景の先輩とか、第20景の身長差百合の背の高い方とかが好きかなー。

付き合ってる系の作品だと、グイグイ言ってる場面が多くて糖度が高いです。

ストーリーあるのも短くまとまってるので、甘さが欲しい時に流し読みするのには最適。微笑ましくて良い。

 


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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