気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ドラゴンコミックスエイジ

魔のものたちは企てる2

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「ダメじゃない強くしすぎちゃ」

「御言葉ながらそれはただの」

「卿 控えて 御前ぞ」

 

1018話を収録した第2巻。

魔王軍……というか憐憫卿、身内も実験対象にするのが容赦なさすぎるというか。

まぁ誰も彼もが同じように好き勝手やってるからな……。

変化の杖のテスター募集したけど、変化した体と元の身体の差異が大きいと上手く動かせないから、洗脳で誤魔化しているのがもう。

レツェで「●番出口」みたいなテストしたりしてるし。でも、レツェの蔑視の目線で性癖歪められた人物が魔王城に乗り込んできた時には、レツェが怖がっていたから実験じゃなくて封印を選んでいるあたり、まったく情がないわけでもないんですけど。

 

「交合しないと出られない部屋」とか言う文言を添えた、ただの隔離結界に有能な冒険者コンビを隔離して観察したりして。

男魔術師が必死に脱出しようとしてましたが……女剣士の方は、最悪そうなっても良いくらい憎からず思っていたようですけど。あまりに脱出を図る彼の姿に思う所ありまくり。

結局、協力プレーでバフを貰って叩き割って脱出してましたけど。

その復讐心でより強力な冒険者となっていたのには笑ってしまった。敵強くしてどうするの、と魔王からお言葉を貰うことになってましたけど。

……まぁ強力な布装備を配ったあと、布を溶かすスライム罠を設置したりとか、元々似たことはやってましたけど……。アレはバレてないし褒められた案件だからな、表向き。

 

後は捕らえられた師匠が若返り&女体化からの洗脳して弟子と戦闘する羽目になって、弟子が師匠の艶姿に困惑しまくることになったり。

幼なじみと一緒に冒険しているけれど、最近仲間になった少女に自分の居場所をとられるかもと困惑している神官ちゃんとか、SNSで見たことあるエピソードのリメイク版も読めて楽しかったです。

 

あとは憑依係長が完璧な憑依を実現してて、テンション高く指導していたと思ったら、いったん体から抜けた時に混乱しているコマが小さいけど、ギャップで良かったですね。やめろわたしは正常だ。あいつらの仲間じゃない。

という茶番はさておき。今回も変わらず各々が楽しそうで良かったですね。

四姉妹は夜をおまちかね5

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「…ボクも覚悟しなきゃなんだ ボクだって先輩が好きだもん…

 ううん… 誰にも負けないくらいに…

 …先輩が好きです」

 

詠とのデート回からスタート。

楽しませるためにプランを考えつつ、最後にはホテルに連れ込むあたり大胆というか。……いやまぁ、普段から夜明のしてるイタズラがエロ方面だから、あながち間違ってないっちゃ間違ってない感はありますが。

イタズラがそっち方面に引っ張られようと、夜明自身は真面目な性格なんですよねぇ。

「そういう関係」じゃないと最後の一線を超えちゃいけないだろう、というそこは守るんだという所にちょっと感心しちゃった。

 

そんな詠の行動を見て、今宵ちゃんが自分の想いを改めて自覚したり。

彼女も夜明をデートに誘ったりとしていましたが。今宵の方は一線を越えてしまったのでは!? と疑惑も抱いたことでかなり積極的に行動してましたが。

夜明からイタズラをされてばかりだから、と今宵が逆に彼にイタズラをしてみる展開になって。マナの移動が起きたことで夜明の妖精の血が刺激されて、彼のレプラコーンの性質が強く出たりするトラブルが生じたりもして。

 

モテモテ状態になった夜明を見て、星音がかなりドキドキしているというか。心中穏やかじゃない状況になっていましたけど。

文化祭というイベントでいつも以上に近くで接した結果、彼女もまたその気持ちを自覚することになっていって。

逆に月姉の方は、そういう動きを察して「お姉ちゃんだから」と気持ちに蓋しそうな気配ですが……どうなるのかなぁ。もうハーレムで全員幸せにしろと思ってますけど、夜明の変な真面目さを今回見た後だと本命一人に決めそうな気もする。

四姉妹は夜をおまちかね4

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「…今 妖精の力を失うわけにはいかないんです

 四姉妹の覚醒は… もうおれだけの問題じゃないですから」

 

1621話を収録。

生徒手帳を届けに来てくれたクラスメイト、香坂はずむ。

ドタバタの中で夜明が滞在していることに気付かれてしまって……一度は誤魔化されて追い出されたものの、気になるからと忍び込むことに。無茶するなぁ。捕まっても知らんぞ。

 

夜明のイタズラによって女王の力に目覚めたことで、夜美さんが彼に執着するようになって。力に目覚めたから、当初の約束とは少し違うが彼のイタズラ衝動を消すことも出来ると提案されることに。

なぜならレプラコーンの悪戯衝動とは、性欲が全て変換されてしまったものだそうで……。1話で夜中にこっそり宿題をしたくらいで、他にはエロ系統に寄っていたのそのせいなのだろうか。

 

つまりは、その衝動を消さないことには最後の一線を越えられないから。そこまでするくらい、夜美さんは夜明に入れ込んで彼を婿として迎え入れようと画策してますが。

四姉妹との関係が始まっている以上、自分だけの問題じゃないから衝動は消さない、と彼は決断した。

 

……という流れを、妖精について何も知らなかった香坂にまるっとみられてしまったわけですが。

全部事情を説明することになって……「女王の力」に夜美が目覚めたことを大々的に周知するべきだよ! という提案とか、有益なモノでしたけどね。今回は夜美さんがやたらグイグイきて、似た味わいの話が多くなってたかなぁ……って感じはしました。

より「女王の力」を使いこなせる夜美さんのヒロインレース加入で、四姉妹の心境に変化が生じてるのは良かったか。頑張れー。

四姉妹は夜をおまちかね3

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「ありがとう ホント月ねえは月ねえで…なんかホッとした」

 

月子推しなので表紙登場は嬉しいですねー。可愛い。

巻頭には相変わらずのカラーイラストで、1枚目の四姉妹水着イラストもいいですねー。……月子、木陰でドリンク飲んでる風で他のキャラの影になっててほぼ見えないけど。

13話の扉絵の月子とか美人で好きです。

 

夜明の存在が噂となり、京都の方にあるダークエルフの集落を訪れることになって。魔力制御を早急に覚える必要のある月子も同行することに。

他の集落の人と会うことで現女王の夜美、立場が弱そうなのが透けて見えたりもしましたが。

 

現地に訪問した直後にギャルっぽい少女から、マナ干渉の能力を求められてイタズラしろ、と言われた夜明。

しかし、夜明にとってレプラコーンの悪戯は「衝動」であって制御できるものではないんですよね。そして唐突にそれを求められても、応えることはできなかった。

一方で、これまでの積み重ねがある月子に関しては、力になりたいという気持ちもあって衝動がゾクゾク刺激されることになるわけですが。

混浴するし、割と遠慮なく触るし。夜明、イタズラのレベルがどんどん上がっていってるというか。

 

後にギャルこと詠ちゃんが「イタズラとはいうけど、あれは実際ただのえっちなコトだよね!?」という主旨の指摘をしたとき、正直肯いちゃったもんな……。正論パンチ。

京都で月子にイタズラした結果、また暴走を始めて。詠ちゃんにもイタズラをすることで阻止したりして。一件落着だけどわりとマッチポンプでは。

彼の声掛けで月子が制御のきっかけを見出したので、最終的にプラスにはしてますけどね。

 

これまで四姉妹と夜明という環境で落ち着いていたところ、外部から詠という人物がやってきて。夜明のイタズラはエッチ、という共通認識が出来た上でなお、四姉妹が夜明に迫ってくるんだからもう……。

ここまでくるといっそ、まだ最後の一線超えてないのを褒めるべきなんじゃなかろうかとか思い始めますが。夜明、ヒロインたち不幸にしたら許さんぞくらいの気持ちにもなる。この後どうなっていくんですかねぇ。

四姉妹は夜をおまちかね2

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「女の子の力になりたいんだよ 男は!」

 

2巻扉絵のカラーイラスト、1枚目の月子の白スカート姿とか、2枚目の四姉妹のチャイナ服姿とか可愛くて良い感じ。

 

夜明と星音が互いの名前を呼ぶようになって。クラスメイト達に追求したりするシーンもありましたが。

5話だと、姉と夜明の距離が近づいているのを遠巻きに眺めてる今宵ちゃんが可愛かったですね。身長低いことを悩んでいる夜明より大きい今宵ちゃん相手だと、うまく衝動が働かなかったりする場面もありましたが。

 

今宵ちゃんの悩みを聞いて、いざ彼女の部屋に足を運んでみれば意気揚々とイタズラしてるんだから、何だかんだ夜明も男子というか。好きですよね……。

そうやってアピールしたことで、今宵ちゃんがまず本気になっちゃったぽいですね。

他の姉妹の血が活性化しているのを見て暁ちゃんがアピールしてきたりして、別のトラブルが起きたりもしてたのも懸念材料ではあるか。別の妖精たちとの交流が増えそうですけど、どうなるかなぁ……。

四姉妹は夜をおまちかね

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「逆に言えば 呼ばれた以上は――

 どうするかはお前次第なんだぞ!」

 

四姉妹と書いてエルフと読むラブコメ。

主人公はレプラコーンという妖精の血を引く高校生男児、榛夜明。靴屋が寝ている間に靴を修理したりする妖精ではあるものの、イタズラ小人とも呼ばれているとか。

彼は先祖返りなのか「イタズラしたい」という衝動がかなり強いタイプで、夜ごとふらついて「誰か寝ている間に宿題してくれないかな」とか言う願いをかなえて回っていた。

 

衝動が強すぎて夜出歩いているせいで、自分の宿題とかもろくに出来ないとか大分生活に支障が出てるのが大変そう。

それでも「宿題をやる」とかの願い事をかなえるだけに留めて、性的なイタズラには手を出してはいなかったそうです。

けれどある日、イタズラ衝動に駆られて街を歩いていた夜、誰からも呼んでもらえず我慢の限界が迫った時、クラスメイトの少女山指星音がやってきて。その胸に手を伸ばしてしまったわけですが。

 

彼女もまた異種族――エルフの血を引いていたのが良かったですね。そうじゃなかったら捕まってたかもしれない。

妖精の衝動に駆られた夜明に触れられることで、星音の血が活性化してエルフの身体的特徴が一時的にでも現れることとなった。

その能力は星音の姉妹にも同様に効果を発揮したため、今代の女王である彼女達の叔母から継続的に四姉妹にイタズラをすることを依頼されて。

能力に目覚めたエルフの女王が誕生すれば、夜明を悩ませているイタズラ衝動を消すことも出来るだろう、と併せて提案されたこともありそれを受諾。

 

四姉妹との交流が始まることになります。

彼女達にエッチなイタズラをしていく夜明ですけど、四姉妹にもそれぞれの思惑があって。

1巻だと夜明のクラスメイトであり彼を家に連れてきた星音が特に積極的にアピールしてくるので、彼女にイタズラするシーンが多め。

絵柄が可愛くて好みなんですけど、物語の進み方としては遅め。あと、個人的には星音より他の姉妹の方が好きなんですけど、この推し方だと最終的に彼女が選ばれそうな気がするのが惜しい。

今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。2

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「悪いな 僕は冷たい男だからさ」

 

コミカライズ完結巻。完結しちゃうのか……残念。

まぁ、コミック2巻で原作1巻分のエピソードをしっかり描いてくれてたので、区切りが良くはあるんですが。コミックで興味持った人は、原作2巻のプロローグ部分まで続けて読んでほしいなぁ。1巻エピローグの直後の時間軸からはじまる新設設計ですよ。

 

扉絵カラーで灯火、小織、陽星、玲夏のドレス姿が描かれててそれぞれ可愛いんですけど……玲夏は、ヒロイン枠なの??? とか。

コミック範囲だとヒロインとして登場してないから仕方ないけど、まなつちゃんVer.も見たかったな……って気にはなりましたね。

 

露店で小織と会って「都合のいい奇跡なんてない」という話を聞いて。その後実際に、星の涙によって失われたものを直視させて。

伊織は灯火が星の涙を使う事、あるいは使い続けていることを止めようとするわけですが。彼女も中々頑固ですからね……。

立ち去った彼女を一度は取り逃がしても、家が分かってるんだからと踏み込んでく伊織のメンタルの強さは素直に尊敬する。

 

その後状況が悪化したりもしましたが、なんとか乗り切れてよかった……と言う所でおしまい。

後々の事を思うと、この段階で灯火ちゃんが与那城玲夏と伊織を仲直りするように背中を押してくれてたの、大きいんですよねぇ。ファインプレー。

 

細かい所だと第7話の「入れ替わる…?」の後の姉妹のコマ、2人よく似てたんだなぁって改めて思いましたし。突然に家に来たことを咎めたら「お前にだけは言われたくない」って言われて「うぐっ…」ってなってる灯火ちゃんがなんかツボだったり、顔芸も楽しいコミカライズでしたねー。

今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。14

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「それでも…」
「本当に奇跡にでも縋らないと敵わない望みがあるなら」
「いったいどうすればいいんですか…」


おさいもコミカライズ! 1話~5話を収録。

灯火ちゃんが可愛くて良い感じです。表情がコロコロ変わるんですよ。
巻頭の「どうですかぁ? うれしいですか?」のハート飛ばしまくってるコマとか結構好き。
子犬扱いされてたりもしましたね。わりと分かる。

7年前の7月7日に降り注いだ7つの流れ星。
「星の涙」と言われるそれに願えば、失失った一番大切なものを取り戻せるという。
ただし、二番目に大切なものと引き換えに。
よくありそうな都市伝説ですが、実際のところ本物には効果があって。

主人公の伊織が久しぶりに幼馴染の妹、灯火と再会した翌日から彼女が付きまとってくるように。
彼女は「星の涙」に願おうとしているのかもしれない、と伊織は考えて。
それを阻止するために、意図がつかめない彼女の行動に付き合うことに。

同じ学校だったので、合うのは難しくないものの。
伊織は校内で嫌われているため、進んで灯火が会いに来たときには変な空気になったりして。
3話のデート回とか結構好きです。なんか小説版と違う描写になってるところがあって、原作者Twitterを見るにそれはわざとっぽいので、種明かしされる機会をずっと待ってる。4巻出て……。
個人的には小織推しなので、たまに登場すると嬉しいです。

巻末にはおまけ4コマを収録。
放課後楽しそうにデートしてる風景が描かれてて中々楽しい。
電子版買ったので自信ないですが、多分並び的にカバー裏にも漫画書かれてるタイプなのでそちらもご確認ください。おまけ4コマ3と4がある筈。

 

ログ・ホライズン 西風の旅団4

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「ボクは前衛バカなんでむずかしいことはわかりません」
「わかりませんが……シロ先輩が〝道”を示してしてくれるなら」
「ボクはその〝道”を切り開く〝刃”になります」
(略)
「ボクたちの手で みんなのアキバの街を取り戻しましょうっ!!」


西風の旅団からみた大災害後のアキバ。
やはり空気は悪く、できることもなく、悩みを抱えていた中で行動を起こした「誰か」の存在。
ソウジロウはその影にシロエの存在を見て取って。
前衛バカと言いつつシロエを信頼しているから二つ返事で協力してくれる彼は格好いい。

味のする料理。
それがもたらした衝撃は計り知れず。
アニメではなんかしれっと売り子手伝ってましたけど、それが必要なだけの騒動が起きたりするんだからなぁ。

クレセントムーンで街の空気が少し上向いたとは言っても、まだまだ足りない。
それどころか、味のする料理というものが新しい火種になってしまいそうな状況。
ソウジロウが、そしてなんてマグスが言葉を尽くし、誘導して、なんとか騒ぎを収めることには成功します。
マグスが震えながらも、奮起して焚き付けるあたりとかは格好良かった。

本編からすると、シロエは悩みに悩み抜いて、悩みすぎる青年なんですが。
彼を慕うソウジロウからすれば凄い人材なんだよな、と。


ログ・ホライズン 西風の旅団3

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「逆ですよ」
「みんなが笑ってくれるから ボクも笑っていられるんです」

敵味方の線引きが明確なソウジロウ。
ゲームを模した異世界。
PvPを仕掛けられている状況。
人が人に暴力を振るうこと。
現実とデータ。その境がなくなっていくと、ソウジロウは戻れなくなるところに行ってしまうかもしれない。

そうさせないために、必要なのは〈西風の旅団〉として負けないことだ、と。
それがこのギルドにいる条件。
ナズナもなかなかいいキャラですよねー。

そして西風の旅団の結束が強いというか、騒動が落ち着いてからの会議の風景が笑える。
シロエに対して嫌われていると思っているから、微妙に距離作ってるんですよね。
しかし、いきなりシロエが改革に乗り出そうとしていて笑える。
一応、ちまちまとシロエ側の描写も入っているんですけどねー。
にゃん太班長との会話のシーンがみたいですが、本編コミカライズは止まってるからなぁ。
2巻はまだですか。

さておき、シロエが動き出して、クレセントムーンが始まるところまで描かれました。
次回で、ソウジロウたち西風側からみた円卓会議結成までいきますかねー。
とりあえず、嫌われていると思い込んでいるソウジロウと、誘いを断ってばつが悪い思いをしているシロエとの会話のシーンが早く見たい。

 
プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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