気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

感想(漫画)

ご主人様とゆく異世界サバイバル! The COMIC3

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「やるなら俺は手伝うぞ 今更シルフィと離れる気にはなれないしな」

 

1318話を収録。

康介のブロック設置スキル、設置されたら動かないから突撃してくるギズマの前に置いて壁にしたり。あとは接続を立ってもそのまま残るから、空中足場を作れたりとか、まじで異世界ファンタジーの世界で一人だけサバイバルゲームやってるんだよなぁ……。

 

「変なものが見える」と言ってるシルフィエルの眼が点、というか棒になってるの笑えて好き。

ギズマの襲撃で樹木がなぎ倒されるだろうから、資材にしてしまおうという康介の考えは合理的ですが。切り開かれた森を見てから「ああ 森が……」って震えていたり、シルフィエルの可愛い姿結構見られるので楽しいですね。

 

治療用のアイテム使うと勝手に動いたりするし、アイラ曰く「不条理」な効果を発揮するし。設置した松明は永遠に燃え続けるしで、本当にトンデモないですよねぇ康介。

アイラが宇宙猫(猫ではない)になってしまうのも無理はない。

ギズマ退治をしつつ、味方に武器供給したりと底上げを図っていますし。味方に居ると頼もしすぎる。

日常やめたらしたいこと

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「笑顔にした人が一人だけになったら アイドルやっちゃだめでしょ」

「育て方 間違ったかな」

 

雪子先生による百合短編集。

Cry for the Moon』、『Pink for Tear』。

人気アイドルのリーダー月と、そんな彼女に憧れてグループ入りした少女・涙花。

中学生でアイドルになり、憧れている月のことを姉と呼んで慕っていた涙花は……4年後、グループで上位の人気を得ていたタイミングで、突然のアイドル引退。

月もなにも効いておらず……直後の人気投票では、優勝候補だった涙花がいなくなったことで月が1位に。

 

自分に何も言わずに引退したことには月も思う所はあれど、なんだかんだ交流が続いているのは良いですね。それどころか、涙花もアイドルは引退したけど月と一緒にモデルやったりだとかはしてるみたいですし。オマケ的に書かれていた、同居してるっぽいのを隠さず配信に乗せたりしてるの、涙花の引退したことをきっかけに月の方も大分自由になったのでは……? という距離感の交流が結構好きです。

 

『あの子と仲良くなる方法』。

モデルをやっている女子大生さよりん。しかし一緒に仕事をしているギャルなゆまちの方が人気なことが、内心で面白くなく……それでも、ちゃんと猫被れるあたりは大人ですね。

ちょっとトラブったときにゆまちの今まで見たことない顔をみて、少し絆されているあたりはちょろかったですけど。

 

『アイドルやめたらしたいこと』。

アイドルネタですが、月たちとは違うアイドルの話ですね。

現役の美穂乃と、引退したけど交流が続いていて……なんならホテルを共にする仲である蒼、って感じなので関係性は似てましたけど。こっちはこっちで距離がとても近くて可愛かったですね。

アンソロジーに寄稿したもので、不完全燃焼感があったから元のプロットを再構成したのが月たちのエピソードになるようです。どっちも好き。

 

あとは女子高の王子様の話とか、吸血鬼たちの通う学校に事情を知らずに通うことになってしまった人間の少女とそのことにただ一人気付いた吸血鬼の話とか。

あとは作者さんの完結したシリーズ『ふたりべや』の短編を何本か収録してましたね。社会人2年目くらいの硝子と芹が変わらず、二人らしい距離感で話しているのがなんか好きです。

出遅れテイマーのその日暮らし8

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「も~~~~っ そんなヤバい情報 気軽に話さないで!!」

「リアルなら緊急搬送されてるって~! 心臓に悪いって~!」

 

水霊門を開放し、そこのダンジョンに入ったユート。

そこで狂った水霊と戦い……ユニーク個体のテイムに成功。

テイムしたルフレは醸造・調合・発酵・料理のスキル持ちで、オルトと同じく生産特化型の構成で。どんどん生産方面で出来ること増えてますねぇ。

 

水霊門を開放したことで、他のエリアも開放できるんじゃないかと目星をつけて。

実際それで土霊門の解放に成功してますしね。オルトの同胞が多く住まうエリアに行って、美しい鉱石の見られる街並みに、どや顔してるのが可愛かったです。

あとは畑に植えたオリーブトレント、本体は畑から動けないけど畑エリアだったら分身の木人形を動かせるのも良いですねー。木人形、思った以上に良く動いて可愛い。畑外のエリアには出られないみたいですけど。

 

そうやって新情報を携えて、アリッサさんに知らせた結果燃え尽きているの、ユート目線だと天丼芸で反応面白がってるの、笑えるな……。

他には、βテスターで攻略Wikiとかで情報発信とかもしている有名なテイマー、アミミンさんと出会ったりして、独自路線突っ走っててフレンドの数も多くはないけど、その分少数精鋭というか、変わった繋がり多いですよねユート。



出遅れテイマーのその日暮らし7

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「…カイエンおじいさん いろいろとお世話になりました」

「…こちらこそ 村を守ってくれてありがとうな」

 

3337話を収録。

レイドボスとの戦闘で死に戻りが増えてくる中、実は歴戦のNPC住人が応援に駆けつけてくれて。

プレイヤーも含めて全員で協力してイベントをクリアしていたのは、楽しそうで何よりでした。勝利の宴なんかも催されて、完全勝利なのでは。

 

前巻で描かれていた他サーバーだと、村襲撃されて壊滅状態になってるところもあったし。そうなるまでにNPCの好感度最低だろうから、勝利したところでそういう宴はなかったでしょうしね……。

一応戦闘でNPCのフォローがあったように、サーバーにファーマーが居なかった時は神聖樹の復活に村長が協力してくれるとかの補助イベントもあったようですけど、サーバーごとに結構な差が生じてそう。

 

イベント用特殊サーバーから帰還したかと思ったら、意気揚々と畑仕事に出向くオルトは可愛かったです。

テイムモンスター同士の相性などが良いと発生する配魂イベントで、ピクシーのファウが誕生。自分と繋がりがある卵だから、オルトが孵卵器にくっついてたり、そんなオルトをサクラが落ち着かせていたりするのも微笑ましい。

ユートがレベル20になって上位職業への転職できるようになったり、隠しエリアを発見して称号ゲットしたり、相変わらずゲーム楽しんでる風景見るとこっちも楽しいですね。



次元の裂け目に落ちた転移の先で2

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「「お前が一番大馬鹿じゃねーか!」」

 

712話を収録した第2巻。

鬼を倒す、という試験を終えてから1年。タロウは変わらず森奥の家で師匠たちに鍛えられていた。

戦闘技能がおおかったみたいですが……近ごろは料理を作ったり、アロネスから錬金術をイナイから技工を学んだりして、手広く技術を吸収していった模様。

彼がどんどんできるようになっていくのが楽しくて、高い技術が必要だったり危険性のある技術とかも仕込まれているのが発覚する流れはちょっと笑えました。

 

タロウがどんな剣を作ったのか、の説明を詳細にすればするほどイナイが冷や汗かいたり、他の人からジト目向けられたりしてるページが微笑ましくて好き。

……いや、実際そこからタロウに危険性のある技術教え込んでたエピソードに発展して、タロウが出来るようになったから良かったものの、複数名ヤバい教え仕込んでるのは……よく事故らなかったな、というか。

各々が各分野でトップクラスの実力者だから、何かあっても対処できるという自信もあっての行動ではあったでしょうけども。

 

イナイさんが要所で可愛いんですよね……。

アロネスが錬金術教えてると聞いて、自分も技工教えようとし始めたりするし。必要だから、と腕を掴ませたシーンとかちょっと照れてるし。

そしてこれまで聞いてこなかった、なぜタロウの師匠たちが森の奥で暮らしていたかの事情を聞いたりもして。彼らは仕事の兼ね合いでここに生活の拠点を築いており……それが終わる時が近づいてきている。そうすると、彼らも元の生活に戻っていく。

タロウも全部を聞いたわけじゃないですけど、外の人と出会ったことでこの世界のお金の事とか知らんな……と気付いて。しっかり自分から学ぼうとしているの偉い。

師匠たちスパルタなので町の近くに転移で飛ばすから、実地で学んで来いスタイルなのは笑っちゃいましたが。自国への信頼があるからか。

 

巻末に3巻「2023年春頃発売予定」と書かれていたけど、2巻で打ち切られたのかな……。悲しみ。一応、BOOKWALKERとかで単話は買えそうですけどね。オゼアキノ先生の画、好きなので他の作品どこかで発表してないかなぁ……。



バックヤードジャンクユニバース

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「彼女が投獄!? いったいどうして……!?」

「倒錯罪」

 

色んな世界線の物語を詰め込んだ短編集。

例えば、長命種の女性に見込まれた短命種の青年の話。長命種の女性的には「悠久の時の暇つぶし」だったけど、男が老いて彼女を置いて逝きかけると泣き喚いて一人にするな、とか言うのコミカルで好き。

かつて自分に価値が無いからと放り投げた「不死を授ける魔導書」とか「若返りの秘薬」とかを探してでも彼と一緒に居ようとする情の深さ好き。

 

同族に「新しいの飼えば」とか言われてケンカしちゃうくらい大事にしてるのも良き。そしてケンカ相手も「あそこまで言うなら」と別の人間拾って保護して大事にしてるの、良いですよね。

喧嘩相手の方は女の子拾ってある程度育てた後に、彼女が見込んだ男の元へと送り出して……保護するために自分の身体の一部与えていたり。彼女の子孫との交流が続いて層だったりするのも良かったです。

 

あとは魔法少女に変身して戦い、平和を守ることになっている少年の話。TS魔法少女モノで、親友がその事情をしって応援してくれてるんですが……魔法少女状態だと親友に惚れてて、女の子としての心に引っ張られまくって「変身したくない」なんて思うようになったけど、結局は変身してまた心揺さぶられることになる……という繰り返し。毎度良い反応するから魔法少女にさせられた感があるな……。

異世界が勇者を招こうとしたら、なんか世界観が違う意思のある巨大ロボットが来てしまった話。某ロボットアニメのパロディらしいですが、ロボアニメは知らんのよなぁ……。でもノリは良くてしっかり勇者してて良き。

 

古代の伝承に曰く、エルフは長く美しい耳をもち悠久の時を生きるという。

……エルフを求めて伝承を辿り古代遺跡に辿り着いた青年は、「エルフ」というのは古代人が作り出したゴーレムであったことを知って。

彼の理想は存在しなかった。ならば自分で作ってやる、と決意してそれを成し遂げたのは凄すぎる。フェチは強し……強すぎて投獄されてたけど、あれは奥さんの方が正しいよ……。

 

その後の「わかってるガールズ」とか「戦闘支援AIGAL』」とか、作者さんがロボット系好きなんだなぁという話が多くて楽しい。

好き放題やってるので言えば「サッカーズデスゲーム」。好きな作家たちのスケジュールを把握し、推し作家全員の手が空く瞬間があったから、最高の1冊を作ってもらうために監禁した、と。そこに注力しすぎてて本のテーマを決めてなかったのは手抜かりが過ぎますが。作家陣、ぶつかりつつ認めるところは認めて仲を深めてるの良いですね。

そして当然ながら主催への当たりが強いのが笑えて好き。完成した作品が良すぎて「語ることは何もない」と言った主催に「礼を言え」「謝れ」「外に出せ」とテンポよくツッコミ作家さん達が良い。

 

「無表情な後輩ちゃん」とか「団長」は外見に反して……というギャップの在るキャラの見せ方が笑えて好き。

出遅れテイマーのその日暮らし6

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「やっぱ白銀さんすげーな」

「マジ白銀現象」

「さすシロ!」

「それ…褒めてるのか…?」

 

イベント中、いつも通りの生産プレイに勤しんでNPCやテイムモンスターとの交流を楽しんでいたユート。

村の少年と一緒に釣りを楽しんでいたところ、他のプレイヤーが黒い靄をまとった熊に襲われて死に戻りした、という話を聞いて。

 

イベントモンスターかと思いきや、実は村の守護者とされているガーディアンベアーで。

黒い靄を纏っているのは守護していた神聖樹に封じられた悪魔による謀略だった、というのが明らかになるわけです。

ユートがNPCの信頼関係を築いていたからこそ、そのあたりの情報が早く入手できたのは良かったですね。

他のサーバーではガーディアン倒しちゃって信用がた落ち、村も壊滅的な被害を受けてしまったりもするみたいですし。

 

もう一人のユニーク称号持ちである「紫髪の冒険者」ジークフリードなんかも居て。

あとはユートのテイムモンスターファンも多かったりしたので、プレイヤー間も良い関係を構築してイベントを楽しめていたのは良かったですね。

レイドボス戦闘、ユートは基本後方支援を担当していましたけど、転移で後方を狙われて戦わざるを得ない状況になって。……巨大悪魔にまるかじり、はなるほど最悪な死に戻り方だろうな……とは思いました。



出遅れテイマーのその日暮らし5

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「こういう出会いと別れも吸収してAIを成長させているのか…

 これは愛着沸きますわ…」

 

2226話を収録。

珍しく戦闘エリアに出たユートでしたが、ピンチに陥ってしまって……そこで助けに入ってくれたのが、初日にユニーク称号を貰った「紅玉の探索者」アカリで。

装備更新用素材としてレアアイテムを求めていた彼女と、護衛が欲しいユートとで需要と供給が釣り合って一緒に行動してたのは、ゲームらしい関係の広がりだったかと。

 

アカリも素材最近高騰してるんですよねー、という話をして。それが最初に約束した金額よりも高い相場で。ユートが冗談で「そう聞くと心揺らぐなー、なんちゃって」とジョークを飛ばしてましたが。

ユートのテイムモンスターたちが「前言翻しちゃダメ」と言わんばかりにユートに詰めてポカポカ叩いたりしているの微笑ましくて良かったですね。

……途中からなんかユートにくっつくの楽しくなってそうなのも可愛いですよね。

 

あとはいくつかのサーバーに振り分けられて、近隣の村の働き手不足を解消するという公式のイベント。

イベント期間中の活動に応じてポイントが入り、個人・サーバーごとのランキングもある。

小さな村で宿は一つ、NPCと交流して上手くすれば家に泊めてもらったりもできるけど……というあたり、初回にやるにしては要素多いイベントでもありましたが。

NPCとの交流とかもやりかた次第、つまりはこのゲームの遊び方はもっと幅広いものですよ、というのを提示したいってのが運営側の思惑にはありそうだなぁ、とは思いました。自由度高いですからねぇ。



出遅れテイマーのその日暮らし4

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「よほどおかしなプレイしてない限りは見たことあるはずよ!」

「おかしな…」

 

ユートの発見した「自分の畑で雑草を栽培し、収穫する」以外にも「雑木を自力で伐採する」という方法でも「植物知識」スキルを取得できることを、アシハナ達は発見して。

1時間木こり続けたソーヤ君はお疲れ様です。

採取可能範囲が広がるので、生産職的にはありがたいんだろうなぁ。

 

楽しくなって色々やっていた結果、ボス発生のフラグを踏んで戦闘に発展していたのは流石の白銀クオリティ。

生産に従事してようやく戦闘も出来るようになったユートが、ボス戦未経験でフィールドボス戦闘用に隔離される際に見られるボス壁を見たことないのにアシハナ達が驚いているのが地味に笑える。

 

情報屋「早耳猫」の関係者と、大樹の祭壇イベントの検証に乗り込んだりもしていましたが。一人が連れていける人数には制限がって、検証プレイしているわけでもないユートの枠を潰してしまったことをアリッサ達が申し訳なく思って、ちゃんとその分の報酬も上乗せしていたりするの、真面目にプレイしているなぁと彼女たちの善性を感じられて好きです。

出遅れテイマーのその日暮らし3

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「ム~!」

(何だここは楽園か? 社畜を卒業して一生この国で暮らしていいですか?)

 

1216話を収録。

新たなテイムモンスター・水臨大樹の精であるサクラを迎えたユート。

サクラが前衛も担えるタイプのステータスだったので、オルトとサクラを前に置き、後ろから魔術を当てて戦うスタイルで、ようやく戦闘方面でも活動できるようになって。

その過程で、灰色リスのユニークモンスター・リックをテイムしたりして、できる事の幅が広がっているのは良いですね。

 

まぁかなり作り込まれたゲームで、ユートなんかユニークモンスターたちが生産向きのスキル持ってるのもあって、最初の街で色々と新スキル発見したり、新イベントと遭遇した莉しているので、活動エリアを広げることが絶対の正解ってわけでもないですけど。

卵からかえったモンスター、ハニーベアのクママ、デフォルメされたクマでフカフカのフォルムはなるほど可愛い。

 

クママのスキルを活かすための養蜂箱が欲しくなったことで、他のプレイヤーとの交流も発生していって。

……クママにほれ込んだトップ木工プレイヤーのアシハナ、「クママの養蜂箱は自分がつくる」、「素材や出来で妥協するのは許せない」、「ユートの予算では厳しいと言われても引かない」とワガママ言ってたのはアレでしたけど。ソーヤが素材持ち込みしてもらえば? と妥協案出してくれたのは良かった。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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