気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

感想(TRPG)

ダブルクロス2nd Edition アウトランド

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ダブルクロス The 2nd Editionの追加ステージ集。

東欧の小国クロドヴァを巡る内乱とそこで起こる争いを扱うステージ、「陽炎の戦場」。
第二次世界大戦前夜、オーヴァードの猛威振るうナチスに対抗するステージ「ウィアードエイジ」。
近未来の宇宙コロニー、閉ざされた空間を襲うイーターと対峙するステージ「The Two Faces of Tomorrow」。

この3つのステージは、シナリオが1本とシナリオフックが掲載されています。

FHが家電屋を、UGNがメイド喫茶を経営する混沌とした街を舞台とする「アキハバラ」。
ワーディングが使えず、UGNが覆面ヒーローじみた活動を強いられる 「マスクドヒーローズ」。
UGNが敗北し、FHが支配する世の中になった「エンドライン」。
動物たちの楽園、野性と脅威があふれる混沌の園「カオスガーデン」。

後半の4つはシナリオは無しで、シナリオフックが多めに掲載されています。

いくつかは3rdにコンバートされてますが、されていないものもあるので、設定的には面白かった。
陽炎の戦場とかは章の頭にステージ紹介のコミック掲載されていて、雰囲気掴みやすいですし。
ダブルクロスは基本ステージしかやったことないんで、こういう他のステージも遊んでみたいもんですねぇ。


アリアンロッド・サガ シナリオ集 ベルリールの竜輝石

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タイトル通り、アリアンロッド・サガのシナリオ集。
大国の王の王たる証、王威の竜輝石。
その石の一つを持っていた「ベルリール王国」はしかし、ある日突然崩壊した。
偶然難を逃れた、ベルリール王家の王族アンスラは、祖国復興を誓い、竜輝石を求める。
なぜベルリールは崩壊したのか。歴史の裏側に隠された真実が明らかになる・・・

と、そういうキャンペーンシナリオ。
「生贄の館」、「レムナント」、「竜輝石が眠るダンジョン」、「再興への道」という4つのシナリオが収録されています。

あとは、それぞれの話の間に入るシナリオのネタとして、
「英雄の血統」、「悲劇再び」、「刺客現る」、「門出の洗礼」の4つのシナリオフックが掲載されていますね。

アリアンロッド・サガシリーズは呼んでいたんですよね。
ただ、本編でまったく触れられていないのに突然アンスラとベルリールの竜輝石が出てきたときには驚いた。
思わず「なんか読み落としがあったか」と読み直したり、まだ手を出していたなかったサガ・シリーズを買い求めたりしたものです。

いくらかリプレイを呼んだ今では、読者のために「リプレイでは描かれない歴史」というか、取り扱わない部分が出てくるのは当然なんですよね。商業作品なんですから。
そのことに思い至らなかった自分って・・・。

さておき。
キャンペーンシナリオってのも面白そうなんで、やってみたいですねー。
いや、高校時代の知り合いとやっていないわけじゃないんですが、どうにも予定合わせが難航してるもので。
作品自体はネタを楽しく読みました。
ただ、実際自分で遊んでも見たいなぁ、とか思うわけですよね。


 

アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ10 伸るか反るかの大バクチ!!

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――人々の祈りと願いを胸に――今、最終決戦の時は来た。


第15話「永遠のデスマーチ」を収録した最終巻。
サガ・シリーズ完結に向けての2冊目。残りは無印を残すのみ。
冒頭の言葉は、今回予告の部分で読まれていた文章の一説ですね。
まさしく最終決戦という様相で。
先に完結を迎えた「ゲッタウェイ」の裏側、デスマーチのメンバーは何をしていたのか。

ギィがなぜ片目眼帯をしているのか、なんて秘密が明かされたりしてもいます。
マルセルは最後まで裏目っていて安心というか、無茶ぶり返しがF.E.A.Rの流儀なのかとかいろいろ思います。

まぁ、文句抜きで面白かったです。
流石に、初期に出てきていたNPCとかは記憶薄れている部分もあるんですけどねー。
投稿NPCを活用するために登場したデスマーチだけあって最後も新規NPCがゾクゾク出てきて、これぞデスマーチって感じでしたね。
あとはFS判定のときとか、それまでのNPCが手助けしてくれる描写もなかなか。
長期やっているシリーズはこういう描写ができるからいいですよねぇ。
多くの人に支えられ、ずっとやり続けていたことが間違いではなかったと、自分の道行きに誇りを持てたこと。
それこそが、アキナが今回の敵を打倒できた理由だったりするんじゃないか、とか思ったりして。

さて、無印の最終巻をもって長く続いたサガ・シリーズも終わりを迎えます。
その本当の最終巻において、アキナはゲストPCとして参加するようです。
最後が大団円になることを信じて、楽しみに来月を待ちましょう。
 
 

アリアンロッド×アルシャード コラボ・リプレイ アルディオン・ナイトメア

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「じゃあ、この四人で世界でも救ってみようじゃねぇか」

アリアンロッド×アルシャードコラボ・リプレイ第二弾。
F.E.A.R20周年企画という事で、結構はしゃいでる感じが。
柊とシェルリィは知っていましたが、残りの二人はシステムからして知らないからなぁ。
その辺はちょっと無念というかなんといいますか。
全員知っていたら、それはまた別の楽しみ方ができたんじゃないかと思うんですよ。

まぁ、お祭り企画という事で、主眼は違う世界のキャラクターだして世界の危機を解決させよう、とそういうお話。
ただまぁ、違う世界のキャラを合流させて、誘導して、チームにするっていう準備がいるので、親切設計と言えばいいけど、流れがある程度読めて、山が無いように見えるのは残念。

あとは、アリアンロッド・サガの舞台「アルディオン大陸」が舞台となっています。
そのため、データは元々のものを参考に、「AR2E」のデータで作っているわけなんですが、1レベルなんですよね、それが。
異世界であるため力が弱体化している、という事になっていますが、戦闘の爽快感というか、ハチャメチャ感が足りない。
面白いは面白かったけど、パンチが足りない感じですかね。

 

ダブルクロス2nd Edition ハートレスメモリー

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TRPGダブルクロス2ndのソースブック。追加のシナリオ集みたいなもんですね。
結構こういう設定とか読むのが好きなんで、最新版が「3rd」だっていうのに、ちまちまと「2nd」のサプリも集めたりしてます。おおよそ揃ったんじゃないだろうか。

死者が蘇る「面影島」を舞台とした、キャンペーンシナリオが掲載されています。いや、しかし、このシナリオのために使われている設定が贅沢と言うか。
5本のシナリオから成る、キャンペーンシナリオ「ハートレスメモリー」が乗っているんですが、当然それ用の舞台とそれ用のパーソナリティーを掲載してます。しかし、パーソナリティーで生き残れたの何人いるよ・・・

いやまぁ、「死者が蘇る島」が舞台である以上、確かに誰か死んでないとそれが証明できないわけで。
それがPCたちにとって 、縁がある、つまりロイスを結んでいるような間柄でないと、シナリオが進まないわけで。
当然のように、毎回誰かが死んでいくっていうのは、ちょっと驚きの構成でした。
それ用の舞台とはいえイラスト付きの公式NPCが何人死んだことか。

レネゲイドビーイングの存在とかが明らかになったり、プランナーが暗躍したりと中々面白いシナリオでしたね。
3rdのサプリである「レネゲイズアージ」で軽い流れは知っていましたが、こうして実際に読むとまた違った楽しみが出来ましたねー。満足です。



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ちゃか

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