気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

電撃文庫

魔導人形に二度目の眠りを

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「……後悔などあろうはずがない」
(略)
「使命を果たせない俺に、一体なんの価値があるというのか」

 

生物に寄生し異能を発現させる道の生物・操蟲。

人類は既存の武器では対応できないその脅威を迎え撃つために、魔導人形『子供たち』を開発。

毒には毒。制御下に置いた操蟲の力を駆使して、操蟲を撃破するために生み出されたホムンクルスたち。

その活躍によって操蟲は撃滅されたと判断され……『子供たち』は封印されてしまうことに。狡兎死して走狗煮らるの典型だなぁ……と思いますが。

 

主人公となるエルガは、子供たちの一人。他の子供たちは国への忠誠心などの、人間らしさがあったみたいですけど、エルガは「作られた兵器」としての在り方に従順な合理的な判断をするタイプだった。

だから不要な兵器が封印されるのは当然だと処置を受け入れていたし、封印が解かれてしまったときには「魔術師を見つけてもう一度封印してもらわなければ」とか考えるわけです。

 

しかし、外の世界に出てみればエルガの予想よりも長い年月が過ぎており、彼の知る暦とは違う暦が作られていたりするし、魔術は忘れられていた。

さらには殲滅したはずの操蟲を宿した宿主が貴族や騎士となって、横暴に振舞っている世界に変貌してしまっていて……。

最初に訪問した街で出会った少女リーニアから現代の情報を聞きつつ、兵器として宿主殲滅を実行していく話です。

かつて絶滅寸前まで追いやった『子供たち』としてのエルガの戦力は頼りになりますが、色々と不足してる部分もあって不安になりますねぇ。

 

エルガが領主を倒したのち、貴族の横暴に抗っていた解放軍が一帯を実効支配していたわけですが。領主の娘は宿主となっていなかったからか見逃してますし。

解放軍のトップが領主としての才能あるかと言ったら微妙そうだしなぁ……エルガ1人で対処できる範囲には限界があるのに、操蟲は国の中枢に巣食ってそうですし。

 

割と早い段階で対応できる限界を迎えそうな予感すらするけど、むしろその時にどうするかでリーニア達みたいな現代を生きる人々の価値が定まりそう。

特にリーニアがなぁ。かつての王家の血を引いているっぽいですけど、甘やかされた育ったせいか、注意されていたのにミスして仲間捕まるきっかけつくったりしてるし。

警戒心が薄くて好き勝手振舞ってるように見えるのは若干減点かなぁ……。エルガがシステマチックすぎるから、感情的なヒロインを傍に置くという意味ではバランス取れてますし、今後に期待。

ミス・ファーブルの蟲ノ荒園

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「理想を忘れれば、『いずれ』は永遠に『いずれ』のまま、か」

 

18世紀に発生し、瞬く間に世界中に広がった巨大生物ギヴル。

漢字で書くと「蟲」となるように、鉄食性の巨大なフンコロガシとか、堅い装甲を身にまとったアリとか、多種多様な模様。

ギヴルによって甚大な被害はでたようですが、彼らの死骸が便利な化石燃料として用いることができるとかで、私達の知る歴史とは大きく変貌を遂げているようです。

実際に効果を発揮する魔術を使う「魔女」が居たりもしますしね。

 

時は「明治」と呼ばれるはずだった時代の少し前。

日本生まれの少年、秋津慧太郎は異国への向かう船の上で襲撃を受け……辛くも命を繋いで、海岸に流れ着いた。

そしてその場所で、蟲を愛して研究対象としている少女アンリ・ファーブルと出会った事で、この物語は動き始めます。

 

2人が出会った時に蟲絡みのトラブルがあって、そこで縁が出来たわけですが。漂流直後に蟲と対峙した慧太郎は気絶。

アンリが保護してくれて本当に良かった。更に彼女、結構頼りになるんですよね。慧太郎が実直過ぎて疑うのに不慣れというのもありますが。

慧太郎が寝ている間に、船に居合わせた東洋人の男が共犯者だろう、と沈没事件について報道されていて……。

その証言をした人物こそが犯人グループだろう、という推測。さらに踏み込んで、最悪警察がそれらと繋がっている可能性まで示唆してくれるんだから、頼もしい。

慧太郎だけだったら手掛かりもなく流離っているところを確保されていただろうなぁ……。

 

アンリと出会った事で、彼女の伝手を頼れるようになって。

完全男子禁制の聖カトリーヌ学園という隠れ蓑を得られたのは大きいですよ。協力して調査する中で、犯人グループの新たな行動に遭遇したり、2人の主義の違いから喧嘩したりすることになって。

敵側にも慧太郎は真摯だが幼稚とか指摘されてましたが……それでも折れずに踏み込んでいく慧太郎の今後を見守りたくなるのが良かった。割と王道なファンタジーで、結構好き。

 

魔女学園最強のボクが、実は男だと思うまい

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「うん。……だってユート君が来るまでは、寂しい気持ちとか、不安な気持ちとか、全部我慢できてたもん」

(略)

「そういうのは、我慢しなくてもいいんじゃないか?」

 

男だけが使える魂を使った身体能力の強化を扱う騎士と、逆に女性だけが使える不思議な現象を起こす魔法を操る魔女が存在する世界。

この2つはどちらも治安維持のための活動をしているわけですが……どうしても活動範囲が被るため手柄の取り合いになることもあるし、現場の騎士と魔女は仲が悪く出くわしたら言い合いからの喧嘩に勃発することも。

……悪人と戦っているという騎士と魔女が街破壊してたら意味ないのでは……?

 

そんな中で主人公のユートは、騎士の序列4位の実力を持つ若手有望株。

騎士と魔女の仲が険悪になる一方なのを憂える騎士団長をしている彼の兄は、打開策として魔女のことを知ろうと考えます。正確には「魔女の弱みを知ろう」なんですけども。

その為に打つ手が、女顔の弟を女装させて魔女学園に送り込むって言うのは、奇策すぎるとは思いますけど。

実際潜入に成功してほとんど疑われずに済んでいるんだから笑うしかない。

 

ユートが選ばれたのはその容姿以外にも、実力があるから敵地に送る形になっても問題がないことや、唯一と言ってよい魔女を悪く思っていない騎士だったということも影響しているようですが。

……騎士団長が唯一と認めたってことは、彼も内心魔女に思う所あるんだなぁというか。

弟を送り込んだ魔女の弱み調査というのは、建前の一つでその裏には別の事情があって。隠されていた秘密のことで思い悩んでいるから、好印象ではないんでしょう。

実際ユートがまだ青い部分がある一方で、団長として場合によっては非常な決断をしなければならないと思ってるっぽいですし。

 

女性に囲まれて、彼女たちをだましながら過ごすことによってユートも戸惑ってはいますが。魂による強化で斬撃を飛ばして、魔法に見せかけます! とかやってる時点でスペックは本当に高いんですよね。団長に言わせれば、まだまだ使いこなせてないみたいですけど。

これまで把握できていなかった魔女の術や考えを知り、クラスメイトとの交友を続けていく中で、少しずつユートも変化していってる感じはしますが。魔女学園の抱えている秘密が結構大きくて、扱いが難しいのが困りものですねぇ。結構面白かったです。


一つの大陸の物語~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ 〈下〉

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「本人も気付いていないのかもしれませんが――、今あの人は、ヴィルヘルム・シュルツとトラヴァス少佐の中間ぐらいにいるんですよ」

 

再読。シリーズ本当の最終巻。

墜落する飛行機から命からがら逃げのびたトラヴァスが、新聞部の新人君こと「あなた」に発見されるの、ツキがすごい。

あなたが見つけてくれたことや、その家にとある冒険家が訪れたタイミングも含めて神がかってて、何か一つズレていたらトラヴァスの命はなかったかもしれない。

 

頼れる知人と合流できたことで、命を狙われているトラヴァスではなくヴィルとして行動できるようになったこと。

足も確保できて、信頼できるイクストーヴァ王家のフィオナとベネディクトと対面が叶ったことなど。

積み重ねによって守られてるなぁと思いました。……まぁ、敵対者は切り捨ててきた「トラヴァス少佐」であるからこそ、恨みを買って狙われた節はあるんですけど。

そしてヴィルの危機にアリソンが黙っているはずもなかったんですよねぇ、という信頼が強い。

 

下巻は大人たちのエピソードとしての面が強く、両親の秘密について知らないリリアは置いてけぼりだし、母が仕事を失うことになったあたりで大分困惑する羽目になったりしたわけですが。

いやまぁ打ち明けられない事情については理解できますけど、母が突然失業して一時収監された末に帰宅してきた時に明るく「我が家はいいわー」とか言われた娘のことを思うと、ねぇ……。この件に関してはリリアの味方したくなりますなー。

その後盛大に結婚式を行うことになっているし。ドタバタ劇場型の決着ではありましたが、あの騒がしさがこのシリーズらしくて好きです。

一つの大陸の物語~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ 〈上〉

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「私の時間が、正しいか、決まっていません。それは、いいのですか?」

(略)

「気にしない! 一緒の時間がいいの!」

 

再読。これまでの総集編となる、シリーズ完結巻の上巻。

サブタイトルのキャラ名が愉快なことになってますけど、本当にオールスターモノというか。いろんなキャラが出てくるので、一人一人の話は少ないながら笑えました。

アリソンはトラヴァス少佐とデートして、スー・ベー・イルに帰国する彼を見送りましたが……彼を排除しようとする勢力によって、登場した飛行機で事故が起きて。

それでも生き延びるために足掻けるのが彼らしいと思いましたね。

 

ただ、上巻では表紙にも登場している子供たち世代のエピソードが多かったですね。

半端な時期に突然転校してきた、謎の人物トレイズについてジェニーはとても興味津々で。新聞部として彼に探りを入れることを決めてました。

リリアの友人でもあるメグが、セロンのフォローもあってリリアに情報を流してたのはありがたかったですねー。

あとセロンの母から結納品として贈られたらしい時計を、メグがセロンと一緒の時間に合わせてるシーンとか挿絵付きでニコニコしてるメグがとてもかわいかった。

 

トレイズの秘密について知ってしまったリリアが、これまでのトレイズの振る舞いとかについて「わかりたくないけど、わかってしまった」と若干疲弊してるの面白かったですね。

彼女、最初のシリーズ主人公の子供とわりと重要そうな位置にいるわりに、本当に何も知らない一般人でしたからね……。

 

新聞部がトレイズについて調べようと知人に当たっていったら、学校内で起きている別の問題についての意見の方が多く寄せられて。

そのことについて調査をしていったら、本当に事件が起きていたっていうんだから面倒だというか。メグセロの初期で、ハートネットが学校で起きてることは探りにくいって言ってたのが、こんな形で証明されようとは。

結果的に新聞部が気付いたことで守られたものもあったし、トレイズが転校してきたことで当然ついてきてる護衛官とかもいて、秘密裏に解決できた部分もあったのは良かった。

86―エイティシックス― Alter:1 死神ときどき青春

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「わたしも、……みんながいなくて、とても寂しい」

 

本編16巻の間に発表された、店舗特典SSやフェア限定SS、電撃文庫MAGAZINEなどに掲載された短編をまとめた番外編。

書きたいからという理由で店舗特典分には余裕を持った数を執筆していたらしく、未発表となっていた短編だったり、書下ろしSSも収録されているので特典を追っている人にもオススメできるのでは。

 

共和国の戦場暮らしをしていたエイティシックスたちのにぎやかな日常だったり、遠隔地にいるレーナがシンとクレナの近さに若干嫉妬したりと、最新の時間軸とは違う距離感が懐かしい。

共和国編のSSでは「仔猫」が好きですねぇ。残された猫を回収したレーナが、シンたちが居ないことに寂しさを覚えてるのが良い。

ギアーデ連邦編では再会した後のエピソードも描かれているんですが、シンとレーナがそれぞれにいたずらしてるSSが微笑ましくて好き。

 

後は時期に合わせて、各エイティシックの誕生日エピソードが入っているのも良かったですね。

多くを奪われたエイティシックスたちは誕生日を祝うなんて当たり前の習慣も無くしていたけれど。共和国の心ある人が遺していた資料から、自分たちの誕生日を再確認して贈り物を送っているのがなんか胸が暖かくなった。

孫との距離感を測りかねているノウゼン侯とか、地味に気に入ってます。あとはセオ誕生日の協力プレーも好き。

メグとセロン7 婚約者は突然に

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「たとえ地獄でも、俺は、好きな人と一緒にいたい」

 

再読。メグセロ完結巻。

新人君から届いた手紙に「セロンはメグが好き」と記されており、動揺したメグ。

友人のリリアに相談し、セロンに真意を問いただそうと方針が決まったわけですが……「2人きりの時に」と条件を付け損ねたせいで、タイミングを逃すことになって。

 

メグの恋愛観が、付き合い始めるのであればそれは婚約と同義だから、もう少し後になってからの事だと思っていたことと、好意があるならハッキリ自分から言えないとダメということで、セロンに大ダメージ入ってましたが。

お堅いメグに対して、彼女の弟であるクルト君は、6巻でセロンの妹リイナと電話したときに「女友達みんなにいつも『愛してる』と告げることで、クラスのヒーローになった」とか言う軽さを持っているのが面白い。

この適応力を思うと、そりゃあロクシェに来てからも馴染むの早かっただろうなぁと納得。

メグも弟から教えられる場面がありましたからね……。

 

そうしてギクシャクしている中で、新聞部にある依頼が持ち込まれて。

今回は展開が露骨に予想できたというか。2×2のパターンで3通りしか想定してなかったので、これは話に出てない4つ目だなとは思いました。

……まぁ結末に関しては予想外でしたけども。セロンがかつて言った通り、メグを守るために動いたのは偉い。

サブタイトルの「婚約者は突然に」が回収されるの、本当に突然で吹いたのを思い出しました。

メグとセロン6 第四上級学校な日々

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「だから、部長に言ってもらいたい。何があったのかを。安心しな。あんたには喋る権利がある」

「“義務”じゃなくて?」

「“権利”。面白くない過去は、話しちまって初めて過去になるのさー」

 

再読。ゴシップ的ではない、まともな新聞を発行したことや、人数がそろっていることもあって、正式に部活として認められた新聞部。

顧問がまさかのマードック先生になったのには驚きでしたが、色々と知っているからこそ配慮してくれそうというか、突っ込んでこなそうなのはヨシ。

 

そうやって正式に認められたものの、合宿で練習していた演劇部の講演で忙しく来れないメンバーもいて、しばらく活動を控えていた新聞ですが。

学校主催のオリエンテーリングが行われることとなり、そこで1位を取ることで名を知らしめようと画策します。

 

ラリーとセロンにメグの優勝を目指すチームと、ジェニーがナタリアとニックについて深掘り仕様として組んだチームがありましたが。

同じように優勝狙いの部活とデッドヒートをする羽目になった前者に比べると、後者は穏やかでしたねー。

……面白そうな秘密があるんじゃないか、と探りをいれようとしたジェニーが逆に探られることになってましたが。

 

第四話「我々は新聞部だ」は、「あなたは~した」みたいな2人称の文章になってるのが珍しい。ラプトア共和国から交換留学生としてやってくる新キャラ「あなた」が、新聞部のメンバーと交流していく話。

最後、ジェニーに焚きつけられて爆弾放り込むことになってましたが、それくらい刺激ないと動きそうにないのも確かではあるのか……?

メグとセロン5 ラリー・ヘップバーンの罠

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「ステラは、オレのことが好きじゃない」

 

再読。親友であるセロンとラリー。

セロンはモテモテで定期的に告白されてるくらいだったようですが……今回はなんと、ラリーがラブレターをもらうことになって。

サブタイトルに「罠」ってある通り、その告白してきた少女ステラには別の思惑があったわけですが。

 

まぁステラ自身が、ラリーと付き合い始めた直後からそのことを女友達に流布しまくって、どんどん話が広まっていって。

それを彼女の家族にまでやったことで、ラリーの家に親族が乗り込んできたりもするんですから、ラリーじゃなくても違和感はあったでしょうけど。

ラリーがかなり早い段階でそれに気付いていた、というのがすごい。

 

突如訪れた春に思考を鈍らせず、彼女の真意について探ろうとしていたのはお見事。

普段は鈍いラリーですけど、ステラの気持ちに察しをつけられた理由が彼らしくて好きです。……その上で、彼が納得してるからいいですけど、ちょっと苦いか。

あとは再読してるから思う、リリアとセロンが対面して会話かわしたシーンが趣深いというか。ちょっとズレてるところとか、色々と彼らしいなぁ。



メグとセロン4 エアコ村連続殺人事件

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「セロン君は、もし好きな人ができたら――、死んだあとでも、たとえそこが地獄でも、ずっとその人と一緒にいたいですか?」

(略)

「ああ」

 

再読。新聞部の夏合宿と称して、ジェニーに誘われてエアコ村の別荘に集まった6人。

いやちゃんと新聞部らしい活動を教えるつもりはあるらしくて、全員分のカメラを用意してその教習をやっているあたりジェニーも真面目ではありますが。

……それでやってるのが基本的にパパラッチだからなぁ。結成初期のメンバーが次々抜けて、しばらく彼女1人でゲリラ的に活動している時期があったというのも納得できる。

 

セロン、部活動関連でメグに連絡する格好の機会を得たのにヘタレてラリー経由でナタリアに頼む羽目になっているのは、あまりにもヘタレすぎる……。

これで外見は良いからモテてるらしいですけどね。いい子なのは確かなんですけどね。

まぁ、一途なのは悪いことではないですから、はい。

早起きは三文の徳とばかりに、髪を下したメグを見て感極まっていたりして、そこまで好きなんだったら動け、と背中を押したくなってくる。

 

……と、そんな感じでウキウキ夏合宿! と楽しめればよかったんですが。

サブタイトルが「エアコ村連続殺人事件」な時点で、叶わぬ望みでありました……。

ジェニーの実家所有の別荘だったものの、彼女も久しぶりに来たらしくて。来ていなかった間に、村に住んでいる若者たちが複数の不良グループを作ってつるみだして、多少荒みつつあったようですが。

 

各グループから死人が出る事件が起きて、死ぬ寸前の少年を目撃してしまったこともあって、少し介入することにして。

ガセネタ疑惑の強いタレコミの調査にやってきたハートネットと遭遇したりしつつ、真相究明できたのは良かったですけど。どうにも寂しさを感じる結末ではありました。



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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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