気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

富士見ファンタジア文庫

双子まとめて『カノジョ』にしない?2

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「姉妹揃って、咲人くんにそこまで大事に想われているんだなって思うと、こう……胸の奥が温かくなって、勇気が湧いてきます」

「千影……」

「だから私はなにがあっても大丈夫です。それと咲人くんとひーちゃんになにかあれば、私が守りますので、任せてくださいね」

 

今回は双子と彼氏と、新聞部を巡る騒動について描かれていました。

同じような活動をしている放送部が、新しいチャレンジをして成功していく一方で、新聞はあまり読まれず……どんどん読まれなくなっていったりして。

それをどうにかしようとした結果、スキャンダルを求めて過激化していったとかなんとか。手紙で呼び出したところで、女子部員が服をはだけて近づいたところを映像に収めて弱みを造ろうとしてるとか、それはもう潰れた方が良いよ。悪い取材の仕方ばっかり学びやがって。

 

3人そろって試験で1位を取り、普段も一緒に行動していることが多くて注目されて。

実際に3人で付き合っているという秘密もあるから、取材対象として興味深いというのは確かでしょうけど、やり口が悪すぎる。

光莉が幽霊部員ながら新聞部に所属していたこと。千影が頼まれて部活動の監査を担当することになり、その対象が新聞部であったこと。

咲人は双子がそれぞれ関係していることもあって、新聞部に近づいていく羽目になるわけですが。

 

悪質取材の手口とか。カメラを人質に取られてるのに「引っかかった、スマホでも取ってたよー!」とか勝ち誇ってくる性格なの見せつけられると、別に手助けせずとも良かったんじゃないかなぁ……みたいな気分になって、あまり乗り切れなかった。

まぁ全く凝りてなくて、部じゃなくて同好会になってもスキャンダルを狙ってやるんだ! とか言ってるから、適当に餌を与えて満足させる方が楽だったのかもしれませんけども。

新聞部問題と向き合いつ、双子ともイチャついたりしていたのは良かったかなー。

魔王の元側近は勇者に転生しても忠誠を捧ぐ

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『大丈夫なのです。ルルナ・プラウドは己の“誇り”に懸けて、バルド様に完全勝利を捧げるのです!』

(略)

「分かった。信じるとしよう」

 

とある神によって創り出された世界。

そこでは人族と魔族が長きにわたり戦いを繰り広げていた。しかし、魔族は「強大な力で人類に立ちはだかる舞台装置」としての役割しか望まれておらず。

魔族側が勝利を遂げたとしても、自分たちすら滅ぼして無に帰した世界に神は同じような環境を創り出す。

そんな中で生まれ落ちた歴代最強の魔王バルド。人類を滅ぼし、共に戦った魔族も滅び失せ、最後に創造神を脅しつけて世界の在り方を変えた上で、自分自身も滅ぼした最強最悪の存在。

 

バルドは、自分に付き従った六魔臣たちに、次の世界で新たなる人生を与えるのであれば自ら死んでも良いと言って、それを実行したわけですが。

……予期せず、遠い未来にバルド本人も女神によって蘇生させられることに。

バルドの要求を呑んで神が世界を作り直したとき、これまでの在り方から大きく変わったことで、世界の壁が薄くなったとでもいうか。

隙を突かれて異世界からの侵攻を受けることになり、今を生きる人類は抗って戦い続けているとか。つまりはかつての部下が渦中にいるということで、バルドは今の世界に存在を示すことに。

 

バルドは世界を滅ぼしつくした魔王としての能力は健在なものの、先述の通り異世界から侵略がされているほど、あやふやな状態になっていて。

彼が本気で能力を使うと、女神が悲鳴を上げるくらい危うい状況になっていたりもして。

懸念事項は尽きませんが……かなりテンポよく、かつての仲間である六魔臣の生まれ変わりたちと再会は出来て、人間になったことで以前と変わった部分はありつつ、変わらない部分もありつつで良い交流が出来ていたのは良かった。

ほんわか魔女を目指していたら、史上最強の杖に選ばれました。なんで!?

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「わたしに……友達を救う力を、貸してくださいッ!」

 

400年ほど前、王国と帝国の間に発生した人魔大戦。

人間が9割を占める王国と、魔物の特徴を有する魔人を擁する帝国との戦いは、帝国側に暴虐の魔王イヴリスと呼ばれる強大な存在がいたこともあって、当初は王国側不利で進行。

いしかし、伝説の魔女メアリー・エルゼヴェルが現れて魔王とその配下の四天王を蹴散らしたのちに失踪したことで、両国の争いは停滞することになって。

 

エルゼヴェルの血は現代に残っていたものの、数代前が事件を起こしたことで「呪われた一族」とまで呼ばれるようになったりもして。

メアリーが扱った聖杖に選ばれるハズだったのが、次代のエゼルヴェルを担う令嬢シトリー。しかし、なぜか異国の天然暴走女子レヴィ―が聖杖に選ばれてしまうことになって。

シトリーは自分の立場を奪ったレヴィ―が面白くないし、レヴィ―はそんなこと知らずにグイグイ来るし。

 

舞台は王国の魔女学園。異国から来たレヴィー、いっつもふざけて回っているかと思えば、格の違う魔法を使ってみせたり。

時に鋭い意見を口にしたり。その一方で、自分のことに関しては口を噤む場面もあったりと謎が多い人物ではありましたが。

そんな彼女を周囲が放っておくはずもなく、さまざまなトラブルに遭遇していくわけになるんですけども。シトリーもまた、血によって継いだ問題を抱えていて。

2人が協力して乗り越えていけたのは良かったんじゃないでしょうか。

男爵無双~貴族嫌いの青年が田舎貴族に転生した件~

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「私はたとえ命を失っても自分の国は渡さない。やっと分かったの。順序が逆よ。王になれば覚悟ができるんじゃないわ。誰よりも国の未来に覚悟を背負える人が王になるの。だから、私が王になる」

 

旧華族・銀条家に生まれたものの、落ちこぼれ故に両親からも期待されずにいた主人公の余一。兄が死んでから迫害は増すばかりで。

そんなある日、不可思議な現象によって彼の肉体は地球から消失し……異世界の田舎貴族の息子ルシウスとして生まれ変わることに。

異世界では魔力の源【魔核】を作るため、幼少期に死の危険がある儀式を行う伝統があって。

 

ルシウスは赤ん坊の時期に、苦痛を伴う儀式を受けさせられたことで「今世も毒親か……?」とう恐怖を感じて。

儀式の後に体内に魔力の存在を感じ、それを動かせることを知って。動かす中で、儀式と同じような痛みを感じることに気付いて。また儀式を受けるくらいなら、自分でやった方がマシだと繰り返し挑戦することにして……。

その結果、彼はこの世界では前代未聞の魔核四つ持ちとして存在が知られることに。陛下から吉兆か凶兆かわからんけど、吉兆に賭けたと剣を下賜されることになったりもして、幼いながらに色々背負わされることになってました。

 

彼の住む北方は、様々な事情から立場が弱く……ルシウスの実家もまた男爵なのもあって立場的には微妙なところで。

それでも家族仲は良好であり……ルシウスは、自分の意志で良い男爵になろうと決意をしていくことになるわけです。

同年代のシュトラウス侯爵家の令嬢、オリビアは同年代の有望株であるルシウスや、北方領土の置かれている状況に思う所があって。兄が政治的な立ち位置が弱く、危険な戦地に送られた結果死んだという過去もあって、彼女は現状を変えるべく王になろうと足掻いていたんですよね。

そう、足掻いていた。あのままだったら夢の大きさに潰れそうだった所ですけど、ルシウスとの交流や危機を乗り越える経験を通して、成長する機会と出来たのは良かった。



聖女先生の魔法は進んでる! 1 落ちこぼれの教室

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「おう、自覚しておけ。そして、忘れるな。人は生きてこそ成し遂げられるんだ。それが誰かに認められるようなものでなくても、お前の足跡はこの世界に残される。消えることなんかないんだ。お前を覚えている者がいる限り、お前がいなくなったという傷は癒えることはない。忘却だけが死の傷跡をなくす手段なのに、人は何故、死者を完全に忘れないと思う?」

 

ティア・パーソン。

聖女として優れた資質を持ちながらも、同時に異端として辺境に排斥された人物。

周囲から異端と言われようと、彼女には揺るがぬ信念と目標があるために、雑音に囚われるようなことはなかった。

……目標に向かって全速前進というほど前のめりになっているわけでもなく、少しずつできる事を増やしていってる着実さはあるんですが。

 

ティアの素のスペックが高いのは間違いなくて、目標に向かう仮定で常識を破壊しまくったりしていくので、教え子からツッコミが止まらないのも無理はない。

本来は戦闘能力がないはずの「聖女の魔法」。それぞれの分野を磨きまくって、戦闘でも活用できるようにまで高めたりしてるし。

実力ある冒険者が複数で挑むモンスターとされる亜竜を単独で倒し、従えてその背中に乗って王都まで乗りつけるみたいな突飛な行動取ったりしますし。

 

辺境に向かう道中で弟子に迎えた少女のトルテ。

王都に居る腐れ縁の知人から紹介された、聖女候補生の問題児2人として名が挙がったアンジェリーナとエミーリエも迎え入れて、ティアは3人を鍛える中で彼女達と向き合って、自分の目標についても打ち明けていくことになるわけですが。

ティアが今のような状況になったのは、全て4年前に起きた事件が原因で。そのことで、王国全体の方針も転換されてしまって、あちこちに歪みが生じつつあるようですが。

 

そもそもその事件の裏側で暗躍していた何者かがいそうな雰囲気です。ティアは彼女なりのやり方で、かつての後悔に向き合おうとしていますが、ティア以外にもあの事件に違和感を持って調査を進めている人々が居そうなのも、王国捨てたもんじゃないな、という希望があって良かった。頑張ってもらいたいものですねぇ。

転生王女と天才令嬢の魔法革命8

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「私がユフィに選ばせちゃったんだね」

「えぇ、貴方が選ばせてくれたんです」

「……呪いみたいだ」

「私には祝福でしたよ」

 

魔学都市アニスフィアの建築は順調で……だからこそ、そろそろ王族であるアニスの格に相応しい建物を建築しようか、という話が出てくる程度には余裕が出てきた。

そんな中、今回トラブルが起きたのは王都……ユフィリア側の方で。

王都のある中央とアルガルドの送られた東方地域の関係は、ひとまず落ち着いている。ということで、独自の連帯感でまとまっていてなかなか手を出せずにいた西部の問題に触れることになったのですが。

 

パレッティア王国が抱えている問題として、貴族と平民の間に溝が生じていること。精霊信仰が過ぎた上、一部では腐敗もしている、と。

ユフィとアニスは改革を進めていますが、片や精霊契約者、片やドラゴンの力を宿した少女、ということで永い時を生きることが約束されている存在なんですよね。だからこそ、ある程度のタイミングで身を引くことを検討していた。

それを踏まえた上で、ある程度ユフィもアニスも譲歩してきたというか……我慢をしてきたわけですが。

 

アニスやユフィの周囲に居る人々が、アニスが鬱憤を貯め込みまくっていることや、それを我慢してくれているのは彼女の温情だと理解しているのはせめてもの救いか。ティルティなんかはもっと直接的に「まだアニスがこの国を見限ってないのが凄い」とか言ってましたしね……。それは正直そう思う部分はある。

腐敗の極みみたいな西部の貴族は、ユフィと対面した時にアニスの事を侮るような事を言って。そのことでユフィは怒りに揺れた。普段は食事や睡眠をとって人間らしい生活を装っていたけれど、それすらできなくなる程度には人から離れてしまった。

そんなユフィを見てしまったことで、アニスもキレて西部を更地にしそうな勢いがつきかけたりもしましたが。踏みとどまって、理想の為に切り替えられたのは良かったか。

舐めた西部の貴族に相応の対応もできましたし。アニスもユフィも人を超越した故の危うさもありますが、互いに互いを思い合っているからバランス取れてるのが良いですねぇ。

辺境都市の育成者5 神降りし英雄

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「そんなのないわ。貴方の下を去って大乱を外から眺め、そのまま特階位冒険者として生きていったとしても――」

(略)

「それは私が望む未来じゃない!」

 

プロローグが南方大陸での戦争風景。

十傑として名の上がる四剣四槍のルゼ・ルーミリアは奮闘したものの……同格の十傑2人を相手取っての戦は厳しく、敗北を迎えようとしていた。

そこにハルの弟子でもある拳聖ラカンと、戦争屋のスグリが参戦して状況を持ち直すことに成功してたわけですが。

 

北方大陸のハル達は魔人封印方法の目途がたったらしく、それ自体はめでたい事ですよね。タバサの成長を待って女神の涙の研磨を完了しないといけなかったり、することはあるけれど筋道が立ったのはありがたい。

敵の本気度も明らかになり、命を賭す必要があると覚悟を新たにする中で、逃亡した勇者を追跡していたエルミアが帰還。

 

勇者が南方大陸に渡ったのは間違いないこと。さらに、南方大陸での戦について情報を得た事から、ハル達も南方大陸に向かうことになっていましたが。

四剣四槍が侵された病を暴いて、危険な橋を渡りつつも復活への道筋を作ったりしているし。その過程でレベッカを鍛えたりもしているあたり真面目というか……状況がどれだけ動こうと育成者としての立場を貫こうとするハルらしいですね。

無茶したラカンはエルミアの折檻を受けることになってましたが……まぁ自業自得ということで。

ルゼの病状はかなり悪かったり、ハル達が訪問した時期はかなりギリギリのタイミングでしたが。それでも、可能な範囲で救ってみせたのは流石。

……まぁ敵の手は長いというか、色々やっている実験の成果が上がっていて上機嫌なのが気になるところではありますね……。



双子まとめて『カノジョ』にしない?

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「双子まとめてカノジョにしない?」

 

学年成績1位の美少女・宇佐美。

真面目で知られる彼女には、学校の外では制服を着崩してゲーセンに行ったりしている、なんて噂もあって。生活指導の先生のもとにまでそんな噂が流れてきてちょっと目をつけられていたりしたようですが。

……まぁタイトル通り、その実彼女達は双子であり、真面目な同級生の妹・千影と、ゲーセンで遊んだりしている奔放な姉・光莉の目撃情報が混ざったせいで変な噂が生まれていたんですよねぇ。

 

妹・千影と中学時代に接点があった主人公の高屋敷咲人くん。

当人はそのことは覚えてなくて、極力目立たないようにふるまっていたわけですが。

千影は過去の出来事から気に駆けられているし……光莉ともゲーセンで出会ったことで交流が始まって。

双子であることを知らなった高屋敷くんは、たびたび違う顔を見せる彼女に惹かれていくんですが。

 

高屋敷君が千影と一緒に遊びに行った時に、光莉と高屋敷の交流を知っているゲーセンの住人と出会ったことで、千影が先に姉とも接点があることに気付いて。

動揺した千影は高屋敷に好意を伝えた上で逃げ出してしまって……それを追いかけたものの見失った高屋敷君が先に出会ったのが光莉の方で、そっちに告白への返事をしてしまったことで場が大混乱。

最終的に「双子まとめてカノジョにしない?」と光莉から提案されて、結果的にそうなって。デートしたり、困っていることがあったら助けたりと、一般的ではないけれど彼らにとっては良い関係を築けてて良いんじゃないですかね。



双星の天剣使い2

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「でも……十年前、隻影が屋敷に来た時、はっきりと分かったんです。『私はこの子とずっと一緒に生きていくんだ。だからもう――孤独じゃないんだ』って。実際にそうでした。案外と私の勘ってあたるんですよ?」

 

強い皇帝によってまとまっている敵国・玄に対して、隻影たちの属する栄国は大分危ういというか。

前回の侵攻を退けられたの、かなり運が絡んだというか。英雄の生まれ絵代わりの隻影の奮闘が無ければ危うかったわけですが。

 

そんな状態で裏切った隣国・西冬への逆侵攻を、これまで最前線へ応援も寄越さずに戦闘経験の薄い近衛が主張し、主導した状態で実施する羽目になってしまって。

栄側の皇帝も乗り気という末期感が凄い。玄側のスパイが潜り込んでて、色々と工作も働かれているみたいですし。

それでも現場を経験したことのある将軍とか真面な人材はいましたが……今回の無理で損耗が出ているの、痛すぎるな……。

 

明鈴が伝承にある天剣を見つけるにあたって、仙娘の協力を得たらしいですが。

まさにその少女・瑠璃が、隻影たちの前に現れて。天候を変えるような大規模な業は使えないけど、知識はあって人柄も良いとあって、軍師として勧誘されることになって。

白玲との交流も経て瑠璃が協力してくれることになったのは良かったですし、彼らの奮闘で玄で四狼と称えられる戦力の一角、灰狼を討伐できたのはせめてもの救いというか。最低限得る物があって良かったと思うべきでしょうけど。

天剣を携えた隻影であっても容易く打倒できない勇士ギセンが黒狼という名を与えられて昇格することになっていたので、あまり痛手を与えられてない感もある。

差し引きで言うとやっぱり栄側不利だよなぁ。ここからどうなっていくのか、不安しかない。



双星の天剣使い1

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「私は貴方の背中を守るのでも、貴方の隣を歩くのでもなく――貴方の手を引いて、貴方の前を歩きます。それなら良いでしょう? 私の背中を守ってくれますよね?」

 

かつて戦乱による悲劇を回避するために、周辺の統一を目指した煌帝国。

幼なじみの王英風、先代皇帝と共に夢を共有し、20年戦い抜き大将軍になった皇英峰。しかし、2代目の皇帝との折り合いは悪く……ついには逆賊と認定され追手を出されることに。

最後まで戦い抜こうとした時に、大丞相になっていた友人・英風が駆けつけて。英風もまた英峰に思う所あったみたいですが、それでも友を切りたくはなかった。英峰は、そんな彼に夢を託して、死を選んだ。

 

……そのはずだったが、彼は1000年後の未来に孤児の少年・隻影として生まれ変わった。

かつての武の才能は健在で、当代の最前線の家に拾われて武に近しんで育ってきた。けれど、彼は前世の最期もあって今世では剣ではなく文を持って国に仕えようとしていたわけですが。

彼が世話になっている張家の令嬢、白玲は隻影に執着しているし。実際彼の才能を必要とするような戦乱が待ち受けているんですよねぇ。

 

張家関係者は、最前線で戦い続けていることもあって覚悟が決まっているんですが。

後方にある首都、そこで暮らしている皇帝や丞相、貴族のほとんどは大分性根が腐ってきていて。

張家が奮闘して前線維持してるんだから良いだろう、とか考えているのか七年間も戦いが続いているのに、兵や人材の応援が来ることはなかった。

 

張将軍は有能だけど絶対に負けてはいけない。味方の応援も期待できない。対して敵国は優秀なトップを抱えていて、一回でも勝ちを拾えば逆転の目がある。

実際、結構追い込まれてますよね……。終盤描かれたシーンからすると敵側のトップが本当に才覚明らかっぽいし、目的も確かだし。あの人物が隻影の敵に回っているの重いなぁ。

 

白玲がメインヒロインっぽいですけど。彼に命を救われたことで猛烈にアピールしてくる明鈴ちゃんとかも可愛くて良いですねー。

作品のメインストーリーとしてはどうしても血が流れがちなのもあって、明鈴ちゃんのシーンは明るくて癒しでしたねー。商人として後方支援担当なのもあるし、彼女の登場する場面は隻影へ求婚する軽いノリが多いから良い息抜きになってた。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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