気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。

講談社ラノベ文庫

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術5

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「なぜ! 彼女を巻きこんだ!?」

「意味が分からんな。敵として対峙しておいて、攻撃されることに何の不思議がある? そもそも、まず治癒術氏を狙うのは当然の策略だ」

 

ルマキーナが受けてしまった呪いを解くため、ダンジョンに挑むことにしたディアブロ達。

必要なアイテムが眠っていると思われるダンジョンは……ディアブロがゲーム内で作成したことのある居城と思われた。

実際、ギミックなども記憶にある通りである意味順調に進んで行くわけですが。あちこちネタに走りまくった仕様なのはなんなんだ。

狙いまくっててちょっと滑ってる印象を受けましたね、流石に。

 

まぁ途中分断されてしまうトラブルなどもありましたが、目的のアイテムに辿り着いて解呪に成功したのは何より。

ゲーム関係の記憶こそないものの、ディアブロを主と仰ぐ魔導機メイドのロゼという新たな仲間を獲得できたのも結構ありがたいのでは。

ソロプレイを続けていたディアブロの傍に入れるただ一人だったのに……と嫉妬に燃える場面があったり、扱いにこまりそうな部分もありますけども。

あとディアブロ、元々カップル相手に全力を出す性質ではありましたが、今回攻撃を加えてきた相手が複数の妻を抱えた魔族だったせいで、敵がかわいそうでしたね。哀れな。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術4

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「この魔王ディアブロに対して“生かしておくわけにはいかぬ”だと? 己が分をわきまえよ、雑兵めが」

 

復活した魔王クレブスクルムにまつわる騒動を片付けた後、シェラやレムにクルムと言ったディアブロの仲間たちは無事だったので一件落着と言いたいところではありますが。

魔族に協力していたアリシアとエデルガルドは、作戦失敗の責を問われ追われることに。助けられるのがクルムだけだからとは言え、利用した相手の前に顔を出せる神経の太さは中々の者です。

……それだけ追い込まれていた、ともいえますが。

 

ディアブロも魔王ロールプレイを続けているとは言え、平和な世界で生きていた記憶があるわけで、死にかけているなら助けてやるくらいの温情はあって。

アリシア相手のロールプレイの結果として、「ディアブロ様の役に立ってから死ねということですね」みたいに思い詰めた尖兵が新たに誕生した疑惑がありますが、だいたいディアブロのせい。

 

しかしまぁ、リフェリア王は国家騎士以外にも情報収集用のシノビを雇用し、ディアブロ達に差し向けて来たり油断ならない相手ではありそう。

裏切り者アリシア相手の対処が思いのほか早く片付いたと思ったら、今度は聖騎士に襲われている大主教ルマキーナを保護することになったり、ディアブロのイベント遭遇率よ……。

 

ルマキーナの目的に協力するため、遠出をすることになって。そこで別のたくらみに巻き込まれたりもしましたが……この世界、腐った連中が多すぎるような気がしてならないんだよなぁ。だからこそ、ディアブロの力が輝くのですが。

剣帝学院の魔眼賢者

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「やれるだけのことはやってみます――誰よりも大切な、あなたのために」

 
BOOK☆WALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで1月31日まで。

黒き太陽に住む魔神によって多くの存在が滅ぼされ、生き残った人々が文明を再興させている世界。人類が全滅することなく、辛うじてでも生き延びられていたのは、魔神が覚醒する前後に賢者と呼ばれる存在が生まれていたからだった。

2000年前の災害を初代賢者が。1000年前には4代目が。それ以降賢者は生まれず……3度目の災害を5代目賢者であるリンネが打破した。

 

しかし、魔術の才能を持つものは減少し続けており、1000年後も阻止できる賢者が生まれる可能性は低いとリンネは考え……。

自身の弟子であり、6代目賢者に相応しい実力を持つ主人公ラグを遠き未来に送り、救世の可能性を遺そうとした。

ラグは偉業に興味はなく、重荷を背負うのも気乗りはしなかったが……リンネに庇護され、彼女に恩を返したかったために、師匠の願いを無下にも出来なかった。

 

そして術式は見事に働き、1000年後に彼は目覚めることになるわけですが。

未来の世界には魔神黒い太陽が存在せず、彼が封印された師匠の住まいも、人類最後の砦出会った街の面影も消えていた。

さらに魔術についての知識も断絶していたようで……困惑する事しきりですが。幸いにして人が良い少女と出会い、そこからこの時代でも重要度の高い学院に潜り込むことに成功して。

 

情報収集しつつ、知り合った少女の問題を解決したり。未来に残された課題と向き合うことになったりするわけですが。

弟子を送り込んだ後も戦い続けていた師匠の置き土産は、色々と重かったですね……。

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

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「パズズ、お前はずっと大変だったーとか苦労したーとか言ってたけどさ、そういうのもっと楽しんでやった方がいいよ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

魔術師にとって最も大切なのは、代々継いできた血脈こそが第一だという世界。主人公は平民で才能が無いながらも魔術に惚れ込み、楽しく学んでいた。

しかし血脈――つまりは家柄が第一と言う場にあって、身分違いの存在は疎まれており、決闘によってその命を終えることになります。

……自分には使うことの出来ない規模の大きな魔術に見惚れてて、防御も出来ずに死んだって言うのはあまりにも魔術バカ過ぎる。

 

そのまま死ぬハズだった彼は、きがついたらなぜか自分が済んでいた国の第七王子として転生を果たした。

年の離れた兄姉がいることで王位とも遠い立場だった彼は、念願の血統と才能を手に入れて、気ままに魔術を極めようと没頭します。

その結果として常識はずれの魔術師として完成されてしまって、周囲が期待するのも無理はない存在にはなってるんですよね。

 

剣の腕に秀でた相手の動きをトレースする魔術を使って同等に戦ったり、秀でた才能をお存分に注いで付与魔術で兄付きの近衛の装備を強化したり。表には出せないけど、王城内部の禁書庫にて封印が解かれかけていた魔族を従えたり。

ただ、そうした周囲からの評判を本人が全く気にしてない。というか、魔術の事になると視野が極端に狭くなって、自分の世界に閉じこもってしまうので、割と普通に発言してることでも聞き逃したりするしな……。

スペック著しいのは間違いないものの、展開がワンパターンではある。読みやすい作品ではありました。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術3

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「……自分で選んで、わたしたちの人生を狂わせたわけではない……同じなのだと気付きました。あなたは、あわたしと変わらないのですね。普通ではない運命を背負わされているだけの……普通の人です」

 

実は魔族と通じ、魔王復活を目論んでいた国家騎士のアリシア。

彼女は報告のために一時帰還してましたが、両親との不和。王様は愚者ではなさそうですが、周囲の者が抱いている亜人蔑視思想の影響は受けていて。可もなく不可もなく、というか。

その後、魔王崇拝者と見做したら拷問してでも「そういうこと」にして殺す聖騎士が出てきたせいで、人族に希望があまり見いだせなくなったんですが。

 

アリシアの両親が、彼女に「理想の子供の暮らし」をしてほしがって、勝手に部屋に入って本を捨てたりしてるのは正直引いた。いや、思想的にヤバいから手を出さないでほしいというのは分かりますけど、立派に仕事してる娘の留守中に部屋に入って、私物を捨てるな。そういう積み重ねがあって、人類に期待しなくなったのでは? と穿ってみたくなるぞ。

 

一方、ディアブロ達には魔人エデルカルドが接触し、レムの中に居る魔王を復活させる手段について伝えてくるイベントが発生。

レムを殺しても確かに封印は解けるが、完全な魔王の復活を望む彼女からすると、ディアブロに協力してもらった方が良い、という判断のようでしたけど。

いざ封印を解いてみれば、現れたのがビスケットで餌付けできる幼女っていうのがまた。手を出しさえしなければそのまま穏やかであったでしょうに。

 

魔王崇拝者、聖騎士なんかが藪をつつくもんだから蛇が出て来て、まーた地形に被害が出てましたよ……。

暴走しかけた魔王を止めて、シルヴィにも妥協させて。一息つく時間くらいは稼げたと思いますけど。復活を阻止された魔人が黙ってないんだよなぁ、というか。厄介事がまたしても向こうからやってきそうで、慌ただしいですね。


異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術2

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「ククク……“陛下はより強い者の言葉を聞く”と言ったな、ガルフォードよ? であれば、我が言葉を絶対とするであろう」

 

エルフの国の王女であるシェラ。

彼女は自由を求めて国を出たものの……彼女を嫁に取ろうとしている兄が暴走。彼女を引き渡さなければ、戦争も辞さないとメッセージを送って来て。

冒険者協会会長のシルヴィが「困っている領主とボクからのクエスト」として、ディアブロに戦争を防いでほしいという依頼を持ってきて。

 

シェラを手放す選択はない、とディアブロはそれを受け入れて、色々と準備していましたが……。

前回、魔術協会側の先走った奴に罠を仕掛けられたみたいに、今回も裏側でいろんな思惑が蠢いていて。領主側の考えも分からないではないけど、主人公が(結果的に)利用されてばっかりなのは、面白くはないかなぁ。

 

まぁタダで使われるわけはなく、異世界の魔王ロールプレイを全うして、力でねじ伏せて相手に圧をかけてはいますけど。

エルフの尖兵を魔術で追い払ったのに王子は突っかかってきたし、それだけだと今後どんどん厳しくなっていきそうですね。

 

主人公はあくまで魔王ディアブロっぽく振る舞っているだけの、一般人。キャラを作っているからこそなんとか生きていけてる、逃げ癖のある子っぽいので、万事対策して何事も無く解決するようなキャラではないですから、設定に即してるとは思うんですが……もどかしさを感じます。

 

ポーション作成が出来るのを確かめたり、隷属の首輪の解除方法を学んだりしてましたが。求める素材が全て揃わなかったり、解呪方法は分かっても習熟が必要で即座には解決できなかったり。問題山積ですが、先だって進行してきた魔人と協力関係にありそうなキャラが最後に描写されてて、まーた落ち着かない日々を送ることになりそうですね。



異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

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「うむ、たしかに貴様はレムとセレスを守ったぞ。その戦いは、俺が認めよう……戦士よ、しばし休むがいい。あとのことは、このディアヴロが引き受けた」

 

ファンタジーMMORPGクロスレヴェリの世界で、『魔王』と呼ばれるようなロールプレイをしていた主人公。

装備と実力を伴い、ラスボスらしい演技をしながらも紳士的で相手を楽しませるプレイヤーだったそうですが、ゲーム内カップルを見ると本気で叩き潰す悪癖もあって……。

そんな彼が、クロスレヴェリによく似た世界に、ゲームキャラの姿で召喚されてしまう、という異世界召喚モノですね。

 

彼を召喚したのはエルフと豹人族の少女二人。

即座に召喚獣に隷属の魔法をかけようとしたものの……魔法反射装備を付けていたために、少女たちの方が主人公――ディアブロに隷属させられることに。

ディアブロは良く似ているが違う異世界の情報を求めて、彼女達と行動を共にすることに。

当人に少女達を奴隷のように扱うつもりはなくとも、隷属魔法の結果として二人に首輪が付けられてしまっていること。偏見を持たれやすいディーマンという種族であったこと。

さらに彼は魔術師の中でも、元素舞の使い手ですが……ゲーム内では最強とされていたそれが、この異世界では軽視されやすい存在であること。

 

まぁそんなアレコレが重なって、絡んでくる人も多くいましたが。持ち前のパワーで蹴散らしていくので、分かりやすい。絡んできたガラクとかエルフは頭固かったですけど、女性の味方を公言してるエミールが、やられ役っぽい空気を出していながら、そのポリシーに恥じない意地を見せてくれたのにはちょっと感動した。

 

ゲーム内で召喚術と元素魔術の立場が入れ替わっているのは、ゲームと違い命が一つしかない為、安全に冒険しようという意識が働いているから、ってのも納得できる理由でしたし。サクサク読めましたね。

薄着のキャラが多くて、ディアブロが事故で胸を触ってしまったり、サイズの事を話題に出したりと、お色気要素もありますが……最近だと、1巻で本番しちゃうような作品もあるので、それに比べると思っていたより大人しい作品だったんだな、と思いました。

中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる

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「それでもいい。俺が知ってる水守結衣は、他人を思いやれる優しい女の子だから。……周りが口にする曖昧な言葉より、俺は俺自身の直感を信じたい」

 

BOOKWALKERで購入して読了。

ちなみに、今BOOKWALKERは他社の作品の読み放題も少しずつ増えていて、こちらも対象タイトルみたいです。期間限定で1月末まで。

 

誰とでも寝る、なんて不名誉な噂から校内きっての嫌われ者になっている少女、水守結衣。

主人公の十神里久は、過去の経験から恋愛に興味もなく、学校でも基本的にボッチだったためにその辺りの事情を知らず。

落とし物を探している彼女に手助けを申し入れて。

純粋に心配していると分かって、悪評を気にした水守の方が断っていましたが。最終的には十神のフォローで落とし物を発見。

 

そこから、二人の交流がスタートするわけですが。

噂に踊らされる純粋に心配してくれた彼の優しさに、水守は結構惹かれていて。

速攻で告白してきたのにはびっくりしました。十神は、最初こそ面食らったものの、色々と思案した上でそれを受け入れて。

水守ほど行為が固まっているわけではないけれど、優しい彼女をしって一緒にいたいと思った。それをしっかり相手に伝えた上で、交際スタートしているのはいいですね。

……最も、悪評が悪評のため、水守とは大手を振るって外で会えないし。

尾行なんかにも警戒しなきゃいけない。のぞき見されても言い様に、連絡先の登録名称もいじれ、と。

どうしてそこまでしないといけないんだ、という位徹底してましたが。

実際写真ばら撒かれた事例を見るに、警戒してしすぎることはないのか。

1巻では、少し歪なスタートを切った二人がしっかりと想いを確かなものにする話が描かれていました。

 

でも、水守にどうして「誰とでも寝る」なんて噂が立っていて、彼女がそれを積極的に否定せず、はぐらかすような真似ばかりしているのか、とか。

十神が背負った過去のエピソードなんかも、絶対未来で爆発するんだろうなぁとか。

不穏な点は残っていて、次巻への良いスパイスとなっている感じ。イラストが好みなのもあって、割と好印象。

双子喫茶と悪魔の料理書

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「――俺が、お前の前で胸を張っていたいからだよ」

 

積読消化。2年ちょい。necomiさんのイラスト可愛かった。

幼なじみの少女・葉月の、なにげない一言で恋をして……それから二年、進展なし。

片思いの相手の、双子の妹・水希には気持ちもバレて、このまま幼馴染やるんだ、と冷やかされる日々。

そんなある日、水希が持ってきた古本から、おかしな幼女が現れ……主人公の縁を結んだ。

しかしそれは、長年想う葉月とではなく、水希との縁で。

 

さらには妖精の力で、二人の関係は「当然のもの」として周囲に受け入れられる始末。

主人公は、どうにかこの状況を打破しようとしますが、上手くいかず。

妖精キキも意図せぬ状況に苦心していました。

正直、カラクリは薄々分かってましたが、気づいた時点で取った行動には驚きました。


生徒会探偵キリカS1

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「もういい。ひかげに期待したわたしがばかだった」

 

思い出補正で楽しさ増してる感じ。

いや、しかし令和の時代になってキリカの続き読めるとは思ってませんでした。

正直音沙汰ないし、もう刊行されないものかと。4年ぶりの新刊。

間が空きすぎていきなり7巻出してもアレだから、とSをつけて新シリーズを装っているそうです。あとがきに書いてあった。あけすけすぎる。

いや、明け透けと言うなら、作中で同時刊行した『民主主義のぶっ壊し方』の宣伝入れてるところとかの方がひどいですけど。

 

生徒会選挙が終わって、ひかげが副会長になった後の話。

ただ、ひかげは本調子ではないようで。薫に「燃え尽き症候群」と評されてましたけど。

選挙の時とかに頑張りすぎてて、さらには敵対しようとした虎徹の下で副会長に収まってしまった。

だからかツッコミに力がないとか言われてたり、いままで以上に周囲振り回されていた印象。……久しぶりだったから曖昧なだけで、こんなもんだったかな?

とはいえ、生徒会詐欺師の顔は抑えめでしたねー。周囲に彼のはったりで状況を動かしていくのが楽しかったりするのでSシリーズとして続いていくなら、副会長としてスケール大きい事やって欲しいきがします。

あいかわずひかげはモテモテだし、キリカは可愛いしで、楽しかったです。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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