気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

★3.5

悪役令嬢たちは揺るがない

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「わたくしとエーリク殿下は、いずれこの国を支え、守り、向上させていく使命と責務のもと、固い絆で結ばれているのです。愛などという薄っぺらい感情と比べてもらっては不愉快です」

(略)

「それに愛と言うのならば、わたくしはこの国を愛しております。王妃とは、国の母です。それ以上に、何が必要なのですか」

 

王太子エーリクの婚約者、冷静沈着な侯爵令嬢セラフィーナ。

そんな彼女の傍にいるのが、子爵家令嬢のサンドラと、現宰相の娘でもある公爵令嬢ベルナルデッタであったと。

 

彼女達通う学園に、光魔法の才能を見出された少女アイニが高等部から入学してくることになって。

アイニは僻地に領地を持つ男爵とメイドの母の下に生まれた子供であり……使用人の輪にも、男爵家の団らんにも入ることが出来ずいじめられていた。母は「ごめん」と謝るばかりで、アイニの味方はしてくれなかった。

そんな中で光魔法の才能を見出され、聖女候補となったアイニは上位貴族と同等の、下にも置かない扱いを受けることになって。

彼女は生まれや育ち、あとは生来の性格も相まって彼女は『平等』であることにこだわりがあって。学園では「身分に関係なく学びあえる」というのを拡大解釈して好き勝手動くことに。

 

そんな溌剌さにやられる貴族男子が多かったこと。

いわゆる「悪役令嬢もの」的な読み物が作中でも描かれていたことで、学生たちの間にアイニがヒロインであり、セラフィーナ達3人を「悪役令嬢」と評するような動きが出てしまったこと。いろいろとかみ合った結果、「悪役令嬢」3人の婚約者や家族といった周囲が騒がしくなっていくわけですが。

 

タイトルにある通りセラフィーナは覚悟が決まっていて、揺るがなかったのは良かったですね。サンドラとベルナルデッタは、まだハッキリと立ち位置が定まっていなくて迷う場面もチラホラありましたが。

スペックは高いし、自分の在り方を決めてからは真っ直ぐそれに突き進んでいける強さを持った少女達であったのは良かったですね。

セラフィーナの婚約者であるエーリクもまた、彼女の覚悟に向き合える軸の定まった王子だったのは良かった。

 

サンドラの婚約者はアイニに懸想して、サンドラを蔑ろにした結果の報いを受けることになっていましたし。

ベルナルデッタは、家族との折り合いが悪く自分の才覚を隠し続けていたのを、覚悟を決めてから詳らかにして。それを認めてくれる相手と出会えたりもして、強い女性陣には良い縁があって安心しました。


どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。4

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「あんたを自分の思うままに触れることを 死ぬ思いで堪えてる」

 

原作1巻の終了までを描いたコミカライズ第4弾。

魔女の館に押し入った強盗を取り押さえ詰め所に運んだハリージュ。同僚から「今にも殺しそうな顔をしていた」と言われるほど強い苛立ちを感じてくれたのは良かった、というか。

休みなく働いた自分への褒美として彼が夜中に庵を訪れてくれなかったら、ロゼの身が危なかったでしょうから、本当によくやってくれました。

笑ってる場面じゃないんですけど、「こんな夜中に客か?」とハリージュが発言してるコマに「夜中に訪問している人間」って矢印付きで文字書かれていたの笑っちゃった。

 

ロゼへの配慮としてサフィーナを派遣していたハリージュが、別の使用人に眠気覚ましの小瓶を持ってきてもらおうとしたら、うっかり惚れ薬を飲んでしまうトラブルが勃発したりもして。

惚れ薬飲んで甘さマシマシのハリージュ相手でも、いう事は言っていくロゼのスタンス好き。

読者目線だとわかりやすいけどハリージュははっきり想いを自覚していて、だからこそ惚れ薬でタガが外れそうなのを必死に耐えているのに、ロゼからすると「一時的な彼の気持ちとは段違いで好き」と内心で思っているあたりにズレがある。

……正気に戻ってからハッキリと告白出来て良かったね、ハリージュさん。……まぁ子供たちに見られて変な誤解が生じかけてましたが……。

ハリージュが側にいて、ロゼの安全に配慮した形で魔女の庵の経営が続いていく形に落ち着いたのは良かったですねぇ。

ドラッグストア店員さっちゃんの日常

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「さっちゃんは可愛い!! 世界一綺麗で賢くて可愛くて

 めちゃくちゃ可愛い ずっとオレのお姫様だよ!!」

 

幼なじみで一緒にドラッグストアでバイトをしている遠見つかさ君と近森さやかちゃん。

互いに「つーくん」「さっちゃん」と呼ぶ仲で、ハッキリ相手を好きなんですけども、つかさ君が鈍感ヘタレで、どうにも関係が進展していない模様。

 

自分から「好き」と言えないのに、さっちゃんに「好きな人いるの?」と探りに言って、「いる」と言われてショックを受けてるつかさ君は……もうちょっと頑張れ。

……頑張っていく姿が今まさに描かれているんですけども。

バイトで溜めたお金で一緒に水族館デートしたりしてますし。

学校からの帰りに相合傘したり、バイト先一緒でナンパ男撃退したり重いもの運んだりでつかさ君が男の子らしい姿見せたりしてるのも微笑ましい。

 

つかさ君の友人である中原きよみ君、彼にも幼なじみで気になっている相手が居て……そのゆず香ちゃんも中原君が好きで、もうじれったいカップル(まだカップルではない)ばっかりだな……! 早く付き合え!! と言いたくなること必死のラブコメでした。

早く付き合え。

商人令嬢はお金の力で無双する

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「サラ、お前がグランチェスターを名乗るのであれば覚えておきなさい。領主一族は領民を守るために存在する。飢えや外敵から彼らを守ることは我らの義務なのだ。なればこそ領民が納めた血税を横領した者らの所業を決して許してはならない」

 

商人の母と貴族の父の下に生まれた少女、サラ。

両親は駆け落ちしたためそれぞれの実家との縁は切れていたようですけども。父が事故で亡くなり、その後に母も病に倒れたことで、母の最期の手紙を受け取った父方の実家に引き取られることに。

しかしそこで子どもたちから「平民風情」といじめられ、池に落ちたところ見捨てられ死にそうになり……前世の記憶を取り戻し、魔法の力にも覚醒。

 

母の手紙を受け取った祖父はサラを庇護してくれているが、グランチェスターの家に入れて貴族として遇してくれたわけではない。祖父の死後、自分の立場がどうなるかは明るい展望がない。

ただ前世の記憶を取り戻したうえでみると、貴族令嬢としての生活水準は整っていて……トイレや風呂とかが無いのは、まぁ実際辛いだろうなというところではあります。

作中世界、男尊女卑というか女性にはアカデミーに通うことが認められていなかったり、いくつかの職業に就けなかったり制限が多い状況でもありましたし。

 

彼女はひとまずいずれ裕福な平民になろう、そのために必要な知識を身に着けようと決意することに。

そして祖父に直訴して、まずいじめっ子たちから離れるべく王都の屋敷ではなく、グランチェスターの領地に行くことの許可をもらって。そこで家庭教師をつけてもらって自己研鑽に励もうとしたわけですが。

 

……少し前に起きた横領の影響や、書式が統一されていない問題などもあって、そこでは大量の仕事が積みあがっていた。

それを放置できずにサラは元キャリアウーマンとしてのスペックを存分に発揮して、仕事をさばいていくことに。前世でも今世でも労働を経験した女性であったサラは、メイドたちにサポートを頼める部分は頼みましょう! とバリバリ改革を進めていくことに。

 

そこで自身のスペックを認めさせて、少しずつ自分のできる事を増やしていく話。自身が8歳の少女なので、この世界では認められてこなかった「女性の実力のある職人」を引き込んでいくの良いですね……。

「商人令嬢はお金の力で無双する」というタイトルですけど、1巻時点では状況説明とまだ足場固めみたいな感じで、言うほどお金で無双してないですけど物語が広がっていきそうな面白そうなネタは仕込まれているので、続きは読んでみたいかな。

Fate/strange fake9

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「君にとって、神秘と共に消えゆく魔術師の悪あがき、しかと味わってくれたまえ

 

聖杯戦争が佳境に入った第9巻。

本格的に介入を始めたエルメロイ教室の面々の前に、ティアが姿を現していましたが……。フラットと彼は違うとしつつ、その上で一緒に居たんだから責任はあるだろうという論法だったり。

 

違う視点で物事を見ている彼に対し、それでもなお全力でぶつかっていくエルメロイ教室の面々のやりとりが良かったですねぇ。

……エルメロイⅡ世の教えで、各々が自分自身と向き合い魔術を研磨した結果、その一端だけでも見られたのは正直おもしろかったです。家では予備に過ぎなかったオルグ・ラムが、「補助輪」なりの立ち位置を確立していたのとか、結構好きな解釈だな。

いや、Ⅱ世さん、イヴェットになに伝授してるんすか。なに暴いてるんすか。

 

セイバーのマスターであるアヤカの秘密も明らかになったり。グガランナと相対したアルケイデス、そんな彼を狙ったヒュッポリテ。

マスター側であるバズディロットやハリル、警察署長オーランド・リーヴ。誰も彼もが我を通そうとしている中で、あのアーチャーが帰還することになるわけですが。随分と様子が変わったな……というか。

この混沌とした状況で出てきたのが、どう影響するのか全く読めませんな……。スノーフィールドにまた異変が起きていましたが、決着の時に立っているのは誰になるのやら。

転生王女と天才令嬢の魔法革命6

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「私が捨てた未来を貴方が拾うなら 貴方の捨てる現在を私は拾いましょう

 呪いなどに変えさせはしない 魔法は明日への祈りと 幸せを願うもので出来ているのです!

 構えなさいアルガルド ――貴方の定義を否定します」

 

3036話を収録した第6巻。

離宮に居たレイニの下に直接現れたアルガルド。イリアも襲撃を察知して即座に逃げを打っていたり、攻撃を躊躇わなったり優秀なポイントはあったんですが。

覚悟を決めた彼の足は止まらなかった。レイニの心臓を暴き、そこに秘められた魔石を取り込み自らをヴァンパイア化させたアルガルド。

 

そんな彼の前に立ちはだかるは、竜の力を自らに取り込んだキテレツ姫アニス。

婚約破棄騒動は魅了に影響されなかったユフィリアを排除するためで……アルガルドは、レイニの魅了の力に気付きつつ、自らの感情に振り回されないようにしていた、と。

……そこで変に覚悟を示さなくてよいんだよ……。

まぁ、魅了周りでは囚われてはいなかったとして……彼は、キテレツながらその才覚は間違いがないアニスという存在を、絶対に認めないこの国に対して思う所はあって。

国の病んだ部分を見て、それを打破する力がある者と彼が認めたユフィリアやアニスは、現状維持を選ぶ。ならば凡人である自分が、その壁を打破するために力を求める。

歪んでいるけど一貫していて、だからこそ姉弟の決別が悲しい。

 


サイレント・ウィッチanother 結界の魔術師の成り上がり・上

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「おい、クソガキ。入学するまでに、友人作っとけよ」

(略)

「でないと、お前は必ず行き詰まるぜ」

 

サイレント・ウィッチシリーズの番外編。

サブタイトルにある「結界の魔術師」ルイスについてのエピソードです。

本編主人公である沈黙の魔女モニカの同期であるルイスですが。実力もあり、妻帯しており、人見知りが過ぎるモニカに比べて交友範囲も広い。まぁ、割と豪快な部分もありつつも、貴族然とした振る舞いも習得している。愉快なキャラだったわけですけども。

 

元は北方にある娼館で、雑用をしていた少年だった、と。

たまたま宿代わりに宿泊した魔術師が落とした魔術書を拾い、それを読んで指導もなしに魔術を習得。

その後、その魔術師……ラザフォードに見つかって指導を受けることになったわけですが、1週間で初級教本の魔術全てを習得したとかで、ルイスもなんだかんだ天才ですよね……。

 

貴族が幅を利かせているミネルヴァに進学して、見下してくる相手に対抗するためにひとまず暴力という力を見せつけて、自分のスタンスをアピール。

それは最初に暴れることで、ちょっかい出そうとしてくる奴を減らそう、という彼なりの理屈があった行動でしたが。入寮初日に2度も指導を受けるのは、ある意味凄い。

天性の才覚はあっても、基礎学習が足りていなかったり、やりすぎたりする部分もあるわけですけど。荒っぽい彼と付き合ってくれる、心の広い人々も居て。

それどころか、無茶している彼のフォローとかもしてくれたりしていた、と。ラザフォードが「周りの人間の厚意に、無頓着すぎる」と問題点に気づいて、荒くれ坊主に合った向き合い方と指導をしてくれたの良かったですね。

ルイスも学園で運命の出会いをして、そのために自分を変えようとしてたり、思った以上に熱い男だなーという感じ。

モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件

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「私はマルス王子の味方になる」

 

宰相が実験を握り、自分の娘を王の後妻に押し込んだうえ、生まれた孫に国を継がせたいと考えたために、前妻の息子である王子マルスを排除しようとした。

それを敏感に感じ取ったマルスは、城での食事を拒否。抜け道を使って外に出て、自分で狩りをして飢えをしのぐことに。

しかし抜け道が続いている城の裏手の森は、人の寄り付かぬ魔獣の森でもあった。さらには魔獣の肉には毒性があって、弱い魔物の肉でも食べれば腹を下すし、格上の魔獣の肉であったらより重度の体調不良を引き起こして、最悪は死ぬ可能性もある。

 

ただ暗殺の危険性を感じる城の食事よりはまだマシで……そんな日々を続けていたある日、モンスター喰らいをしているマルスに興味を持った人物が接触してくることに。

『剣聖の赤鬼』なんて呼ばれている、凄腕ながら制御不能と認定されているバーサーカーな女性であるところのカサンドラは、マルスに興味を持って彼を弟子に取ることに。

魔物を喰らえば力が付く。毒や重力など、罪人用だったり暗殺用の魔道具を敢えて自分に使うことで、それらに対して耐性をつける。王子だろうと、修行をサボれば容赦なくボコボコにする。

修行というか拷問手前みたいな感じでしたが。その成果は確かに出て、マルスはかなりの腕前を獲得することになって。

 

後は自分で努力しろと師匠が国を去ったタイミングで、腐った国の中枢から離れて、魔獣を狩って鍛えていたハンドレッドという集団とたまたま遭遇して。

彼らに認められて戦力を得ることに成功したりもして。調査の為に入り込んできた騎士団長まで、自然に(?)取り込んでいるあたり、脳筋が多い国だな……というか。

力をつけて行った結果、宰相に警戒され直接的に排除されそうになったのを受けて、ハンドレッドが燃え上がり、結果としてクーデターを起こす羽目になったりもして。

 

モンスター肉を食らうことで強くなる、という事を実感したことでよりパワーに傾倒してるハンドレッドの面々、勢いそのまま国内の統治に必要だろう貴族すら排除しまくってしまって、どうなるやらと思っていましたが。

マルス本人はそこまで考えていないけれど、結果として良い手を取って、状況を乗り越えていけてるのは凄いですね。勘違いモノっぽい味がするけど、マルスが国内トップの実力者であるのは間違いないでしょうしね……。

婚約者のフラウには……戦闘では勝てるとしても、フラウも強かだからな……。ある意味フラウが最強なのでは。

転生悪魔の最強勇者育成計画1

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「誇れアルス。お前は俺たちに相応しい息子なのだと。そして胸を張れ! いつか語っていたお前の夢を、いまここで言ってみろ!」

「…………そうだ。そうだよねお父さん。僕には夢があるんだ。僕は……。僕は、いつかお父さんみたいになりたくて、追いつきたくて……!! だから、だから……!!」

 

地球世界で一度死んで、下級悪魔として転生した主人公。

日本人としての記憶がある彼は、悪魔として二千年を生きる中で下級悪魔とは思えないほどの力を身に着けていた。

「日本人」としての意識がありつつ、「二千年」修行して、「某マンガの完結を見るまで死ねない」と思っているので、時系列がバグるんだよな……。それだけ時間たってれば完結したかどうかは分かってるんじゃないのか。力をつけて人間界へ遊びに行って完結を見届けたい気持ちから出た言葉なのかなぁ、と思うようにしてますが。

 

悪魔は死んでも力が半分になる程度で蘇ることができる。

そんな生態ながら主人公のカキューは二千年もの間しななかった。それで進化する兆しもなかったから、当人は諦めの境地にあったようですけど。

悪魔王の供述を見るに種族的に進化ってのは有り得るみたいで、あと一万年もあれば自分に届きうると感じていたとか。悪魔王がバカ騒ぎした時に叩きのめしに来る神様からも認識されていたり、カキュー自身の評価よりも強いんでしょうねぇ……。

 

神と悪魔王の戦いに巻き込まれた結果、次元の穴に飲み込まれて異世界に辿り着いたカキュー。

異世界にも神々の世界と悪魔たちが住む世界は隣り合って存在していたけれど、近づかない事を選んで。人間の世界を飛び回って時折交流を持ったりして遊んでいた模様。

そんなある日。特に深く交流をしていた村が、カキューの悪魔の力の残滓を感じ取った教国の聖騎士小隊によって滅ぼされてしまって……。

実行犯はカキュー自身が鉄槌を下して。ただ一人生き残った赤ん坊を、自分の息子として育てていくことを決めたわけです。

 

教国、暴走した聖騎士が居たり人間至上主義な部分があるみたいで、正直印象は良くないんですけども。

神託を受け取っていて、「勇者」誕生のお告げを受けたり、自国で聖女を擁立したりして、魔王という脅威に備えようとしているのだけは間違いないんですよね。

 

……まぁそんな思惑とは関係ないところで、勇者の少年アルス君はすくすく育って行ったわけですけどね。

カキュー、男手一人で子供を育てるのには限界があると、ダークエルフの女性エルザと契約して妻として迎え入れたり。事情があって奴隷になっていた高位の戦士ガイウスの本懐を遂げさせたうえで、使用人として迎えたり。

カキュー自身のスペックがトンデモないのに、アルスの家族に強者ばかりが集っていってるんですよねぇ。そんな彼らの教育を受けたアルスの常識も、少しずつズレたりはしてるんですけど。

 

概ね善良に育ちつつ、武闘大会に参加した折には敗北を悔しがって泣く年頃の姿を見せてくれたりしてるのは、ホッとしましたね。

カキューの悪魔姿に憧れて、羽や角や尻尾を欲しがったりしてるのはやめておきな……? ってちょっと思いましたが。聖女との繋がりが出来たりもしてるので、今後の成長に期待。

レベルガチャ~ハズレステータス『運』が結局一番重要だった件~

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「アマチさん、1つだけお伝えすることがあります。レアモンスターを連続で狩り、さらにはスキルオーブを入手し続ける能力について、私からは言及しません。ですが、その力は間違いなく注目を集めることでしょう。オークションにスキルを出すと同時に、この報告書を世に出すという事は、その危険性を招きます。覚悟はよろしいですか?」

2人を専属に貰うんですから、それくらい出来ないと。ですよね?」

 

現代にダンジョンが生まれた地球で、主人公の天地翔太はダンジョンに挑む冒険者として活動をしていた。

彼は他の冒険者たちと比べてレベルアップ時のステータス上昇値が低く……スライムくらいしかまともに倒せるモンスターが居なかった。

だから彼はスライムしか出ないナンバー777『アンラッキーホール』に挑むしかなくて。

 

けれど一定数の敵を撃破することで、レアモンスターが登場することに気が付いて、それに挑む事を目標にしていて……次いに彼は虹色のスライムを撃破し「レベルを代償に、有用なスキルなどが得られるガチャ」である「レベルガチャ」スキルをゲットすることに成功して……そこから彼の世界が広がっていくことになるわけです。

 

これまでアンラッキーホールにこもっていたけれど、そこにいる受付嬢アキからの勧めで別のダンジョンに足を運ぶ決断を下して。

アキの妹であるマキが受付嬢を務めるダンジョン協会525支部に足を運んで。

そこでショウタは冒険者としての常識に疎い事とかをマキに指摘されたり……人気受付嬢との距離の近さに、他の冒険者たちから嫉妬を買うことになったりするわけですが。

 

ステータスが低くても冒険者であり続けたり、レアモンスターが出現する条件に付いて分析したり、そのために連続で狩りをすることが苦では無かったり。

マッピングスキルを得ても、「中途半端に埋まってる状況が気持ち悪い」と穴埋め作業したりしてるの、なんだかんだ冒険者向きというか。

疲れはするけど楽しいからで行動できるの、強いですよねぇ。根は善良で、レアモンスターの出現についての核心を得て、運を挙げたことでその条件を満たしやすい彼は、レアなアイテムを入手できる機会も多くて。

実力を認められて、受付嬢の専属制度を2人同時に申請できるくらいになっていったのは、テンポよくて良かったですね。



プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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