「良かった。良かったね、馨」
茨木童子の転生者である、茨木真紀の存在は既に結構な界隈に広まってしまって。
陰陽局は津場木茜を真紀たちの学校に派遣したりして、手を打っている様子。
ミクズ達も動いていて、叶先生の方もまだなんか隠してる事ありそうな雰囲気だったりしましたが……
今回の見どころはやはり、天酒馨の母方の実家へ、馨と真紀が連れ立っていくことになった所でしょう。
すれ違い壊れてしまった家族の形。それぞれに後悔があって、それをしっかりと相手に伝える事が出来たのにはほっとした。
良かったねぇ。うん、本当に良かった。
馨の実家、九州でもまたあやかし絡みのトラブルに遭遇していましたが。
これまでの危うい事件を想えば、サクッと解決できた類でした。
その分次回への引きが怖いんですが。ついに凛音の、吸血鬼陣営の話になりそうです。