気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

えすのサカエ

七つの魔剣が支配する3

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「彼女を蛮勇のままに死なせるわけにはいかない 凡人なりにできることをやる」

「俺が行かなくてはあの勇者は倒れてしまう だから怖がってばかりはいられないだろう?」

 

コロシアムでのバトルに乱入してきたガルダ。

臆したものから襲われる状況で、ナナオが向かっていったのは彼女らしいですが。

知識があるオリバーとしては、無茶だと思いつつも加勢することに。

ガイも応援に行きたいと思いつつも、2年生すら蹴散らされる状況で。シエラも気に駆けつつも助力に行くのが難しく。

 

オリバーも負傷しつつ、それでもなおナナオの無謀に付き合ったのが良いですよね。

対立する立場で、ガルダにも怯えていたアンドリューズが最後には奮起して自分の剣を見せてくれた、という展開が熱くて好きです。

オリバーも一回臓物こぼしかけて治療してましたが、かなりボロボロになろうと治療魔法とかを駆使すれば助かる魔法使い、ヤバいよなぁ。死者ゼロだし、この程度なら問題視しないだろうキンバリーが魔窟すぎるんですが。

 

そのことが通じて、表向きの嫌がらせが沈静化したのは何より。

オリバーの活躍は地味過ぎて、なかなか周囲には受けなかった模様。身内は評価してくれてるし……そんなところで、従姉が接触してきたことでカティが動揺してるのは可愛かった。

いくつか状況が明らかになっていく中、分からない部分もあって……最後のピースがハマってからの展開はスピーディで良かったですね。



七つの魔剣が支配する2

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「俺は君を天使よりもずっと尊いと思う」

 

原作小説だと進級してるので、コミカライズだとまだ新鮮な1年生時代の彼等が見られて楽しかったですね。

キンバリーでの学園生活を送りはじめたオリバー達。

理想の為に無茶をして負傷したカティ。治療後の検査をかねてオリバーと向き合って、彼女の事情の一端とかも出てきたわけですけど。

そんな彼女に「あまり一人で抱え込むな」と言えるオリバーが好きです。

 

この6人組、本当に仲良しで良いですよね。

まだ微妙に距離がある感じもしますけど。一人で本を取りに帰ったピート、夜の学院は危険だと付いていったオリバーとシエラのコンビが目線で通じ合ってるの良きかな。

ヤバい先輩と鉢合わせてましたし、実際に用心は無駄にならなかったわけですけど。

頼れる先輩との縁が出来たりしたのも良かったんですけど、ナナオの危うさなんかも明らかになってきて……他のメンバーとの関係変化のきっかけになったのは良いか。

 

カティがトロール関連で行動を起こしたことで、反対意見側との対立が顕著になって。

コロシアムでの決闘騒ぎに繋がっていくんですが、実にキンバリーらしいんだよな本当に。



七つの魔剣が支配する1

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(…………俺は)

(俺の目的を遂げられるだろうか)

 

キンバリー魔術学校を舞台とする『七つの魔剣が支配する』、そのコミカライズ。

入学式に向かう道中のオリバー達。

喋る植物の生える道、幻想生物のパレード。そこで起きたひと騒動。

その縁もあってつるむことが増えた、6人の物語です。

 

まぁ、メインとなるのが6人というだけで、7年制のこの学校では先輩方も外しては語れない魅力を持っているわけですが。

入学説明で校長が「好きにやって好きに死ね」と言う学校なだけはあるというか。

 

魔法剣の授業では、立ち合いの動きがしっかり描かれていて、漫画ならではの良さがありましたねー。

二個目の授業での、「魔法杖」に対するオリバーの返答とかが好きだったので、その辺が割愛されていたのは少し残念でしたねー。

オリバーとシェラが魔法使いとして覚悟が決まっていて、他の4人に青い部分がある、というのは良いバランス。

今回は後半、カティの優しすぎる故の問題が描かれてました。2巻以降も楽しみです。






◇オマケ
電撃文庫の原作の方が、『このライトノベルがすごい!2020』にて総合&文庫1位に輝きました。おめでとうございます。
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