「いい女! ハーレム!! ハーレムってか!? おいお前、その顔にくっついてるのは目玉じゃなくてビー玉かなんかなのか? どこに良い女がいるんだよ! 俺の濁った目ん玉じゃどこにも見当たらねえよ! お前いいビー玉つけてんな、俺の濁った目玉と取り換えてくれよ!」
カズマ、魂の叫び・・・
ちょっと鬱憤がたまってたんだよ・・・
小説家になろう掲載の作品の書籍化第二弾。
イベントの入れ替えとかで、テンポを調整しているようですねー。
今回はイベント的には、「雪精討伐」、「ダストとパーティー交換」、「キールのダンジョン」、「屋敷ゲット」、「機動要塞デストロイヤー」の5つ。
ただ、オチが原作とは結構変わってきていましたね。
後書きに書かれていましたけど、「書籍版が本番」で「3巻からは書きおろしを多めに」していくようです。
うーん、嫌いじゃないんですよ?
ただ、1巻読んでから原作を完結まで読んで来たんですが、今のところWEB版の方が好きなんですよねぇ。
書きおろしが増えるっていう今後に期待、というレベルですな。
とりあえず次も買って判断します。
「WEBの改悪だ」っていう意見が作者以外のところに飛び火したりもしたそうで、作品が下げられるそうですね。
12月10日予定だとか。
WEB版に興味ある方は速めに見ておいた方がいいかと。
普段パーティーを組んでいる3人が残念系女子なため、エリスさんがまっとうすぎて泣けてくる。
うん、常識ってこういう事だよね、と思いました。死んでるけど。死んでるけど。
死なないと常識もった女子に出会えない主人公って・・・
いやまぁ、転生モノで安易に俺TUEEEにならないで、いろいろ工夫しているのは結構楽しいですけど。
ウィズも常識的ではあるけど、貧乏店主で、商売の才はなくて困るタイプの人だし。
今回はあちこちで活躍していましたけどね。
個人的には、ダストとのパーティー交換のイベントが一番好きですね。
カズマはいつもあのドタバタの中でもちゃんと「あの」3人をまとめているんだなぁ、という感じで。
ダストは本当にお疲れ様です。
めぐみんは言動こそ間違いなく中二病ですけど、これは紅魔族の特性だから・・・
3人のメンバーの中では、めぐみんが一番好きですかねー。
爆裂魔法に関わらなければ、常識的な方だし。
逆にアクアはなぁ。無茶な指定で連行されてきたとはいえ、何やってるんですか女神さま、って感じで。
浄化のシーンは女神さまっぽかったけど、オチつけるあたりさすがの芸人様、というか。
WEB版のアクシズ教徒は本当に怖かった。色んな意味で。
「い、いえその……。アクシズ教団の人は頭のおかしい人が多く、関わり合いにならない方がいいというのが世間の常識なので、アクシズ教団の元締めの女神と聞いて……」
というウィズのセリフは改定されていなかったので、あの酷さ(褒め言葉)は健在なんでしょうけど。
さてはて、次回どうなるか、ですね。