気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

しのとうこ

ダブルクロスThe 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.7 ハート・オブ・スティール

ico_grade6_3

世界を揺るがす敵を前に、質の違う力を結集して立ち向かってください。

 

サプリメント『ダマスカスフォージ』後に発売された、SSS7弾。

ということで、当然舞台は基本ステージ(UA)。UGNFHとゼノスが協力する越境組織ダマスカス、そのユニットとしてシャルヴのAdレネゲイドに抗うシナリオを3本掲載。

イマーシブモードで戦う時のためのボスデータに加え、ユニットオーダーの追加データも収録。

 

それぞれ単独で遊べるシナリオにはなっているものの、PCが高校に潜入するシナリオもあるのでキャンペーンで遊ぶ際には事前説明しておくとGMが楽って説明もありました。

Adレネゲイドによって拡大する研究所に乗り込む「シナリオ1:ハームフルプロジェクター」。

毒に侵されたFHチルドレンを狙うAdレネゲイドと戦うことになる「シナリオ2:ヴェノムバインド」

そして、かつて討伐されたはずの存在が潜伏していると噂の学園にダマスカスメンバーが潜入する「シナリオ3:サイレントリベンジ」を収録。

 

たった1年で基本ステージの世界では新たな脅威シャルヴが登場したことで、これまで敵対していたFHやゼノスと協力するチーム・ダマスカスを結成したわけですが。

欲望に忠実なFHでは人命軽視した実験とかする輩もいるわけで……それに対しての感情を切り替えられず、「シャルヴ案件じゃなければ協力するものか!」ってNPCが居るのは納得。

サプリ『ダマスカスフォージ』でも、FHやゼノスは混乱抑止のための情報工作とかあまり重視してなかったっからUGNサイドに負担がかかってるなんて話もありましたしね……。

ダブルクロスThe 3rd Edition データ&ルールブック ダマスカスフォージ

ico_grade6_3

「我々が背負っているのは、比喩なく世界すべてだ。忘れるな」

 

新シンドロームやシャルヴという新たな脅威が生まれた、1年後の世界を描くサプリメント『アンチェインアームズ』を前提とした追加サプリメント。

アナイアレイターの下、「生命体の絶滅」というとんでもない目標を掲げるシャルヴ。

その脅威は見過ごせるものではなく……UGNFH・ゼノスのによる夢の合同チーム「ダマスカス」が結成されて、事態の対処にあたることになったとか。

 

ダマスカスにおいて、組織の垣根を超えて組む少人数のチームを「ユニット」と言い、このシナリオではユニットについてのルールが記載されています。

そしてユニットを組むことで「ユニットオーダー」という、特殊なバフをかけられるって言うのは面白いですね。

追加アイテムや、基本ステージ(UA)環境下で使える追加Dロイス。シャルヴのトップ、アナイアレイターの下には様々な同位体が集っているわけですが。それに対応するように、各ステージに由来するDロイスがあるのは、データ大好きマンとしてすごく嬉しかったですね。

 

後はNPC専用だった「グレイプニル」シンドロームをPCで遊ぶためのデータと、制限についても記載されていました。

あとはEロイスも追加されてましたが、82Pでサプリ『リンケージマインド』か本書か、どちらを参照すれば良いのかって言うリストがあったのはありがたい。

あとはイマーシブモード用に簡略化されたDロイスデータとかも掲載されていましたね。



ダブルクロスThe 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.6 カレイドスコープ

ico_grade6_3

人よ、恋は美しい

だが、愛ゆえに人は滅ぶ――

 

サプリ「アンチェインアームズ」を採用したシナリオが掲載されたSSS6弾。

つまりは、ミストルティンやグレイプニルシンドローム、新組織シャルヴが現れて猛威を振るっている、基本ステージ1年後の世界「基本ステージ(UA)」が舞台なわけですね。

3本のシナリオが収録されているんですが、どれもUAで追加されたイマーシブモードでも遊べるようにイマーシブモード用ボスデータも収録されているのはありがたい。

 

理想の自分を映し出す鏡、という噂によってN市公立高校が脅かされる「シナリオ1:鏡の中の私」。

恋愛成就のアクセサリーが引き起こす騒動を描く「シナリオ2:ラブデスチャーム」。

EXレネゲイドに浸食された犬を巡るUGNとゼノスの共同戦線を描く「シナリオ3:テリブルディストラクション」の3つを収録。

 

やっぱり一番気になったのは、シナリオ2の「ラブデスチャーム」ですかねぇ。

恋愛成就の力があるとされる(実際レネゲイドパワーで非オーヴァードにはてき面に効く)宝石なんて、注目はされるでしょうけど。

LOVEのあとにDEATHの音がついてる宝石を信じるんじゃないよ。もうちょっと正体を隠せ。いや、トレーラー含めてあまりにもドストレートなので、めっちゃ笑いましたけどね?

ダブルクロスThe 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.5 ミッシングリンク

ico_grade6_3

「生きたいですか――」

「なら授けましょう」

 

ダブルクロスのサプリメント、『アンチェインアームズ』(以下『UA』)発売後に刊行されたSSS5弾。

そのため、『UA』で追加された新シンドロームが登場することになった「アドヴェントス事件」を扱っているキャンペーンシナリオ3本が収録されています。

UA』や基本ステージから1年後の世界を描いていて、色々と変更点があったわけですが……このSSSは『UA』以前のタイミングなので、変化があったNPCに関しては登場させないか、変更前のデータを参照することという注意書きがありましたね。

 

PC1がミストルティンシンドロームに覚醒する「シナリオ1:隕石が落ちた夜」、FHに狙われる都築京香を守る「シナリオ2:アーバンストライク」、攫われたゼノスメンバーを救うために敵の誘いに乗る「シナリオ3:チェイン・オブ・オルタレイション」の3本からなるキャンペーンを収録。

 

新たな敵の出現、変わりゆく状況の中でそれでも日常を守るために抗い続けるオーヴァードたちの姿が見られそうな、楽しそうな要素が盛り込まれてましたねぇ。


ダブルクロスThe 3rd Edition データ&ルールブック アンチェインアームズ

ico_grade6_3

日常を守りたい。たとえそれがほとんど壊れかけた幻だとしても。

キミの幻想は、まだ砕けちゃいない。

 

基本ステージから1年後の世界を描く追加データが収録されたサプリメント。

宇宙から飛来した未知の存在……「アドヴェントレネゲイド(略称Adレネゲイド)」。それを確保しに最初に駆けつけているのが都築京香なの、解釈一致すぎるなぁ……という感じですが。Adレネゲイドは宇宙から来ただけあってプランナーの予想を超える力をみせ……それによって多くの組織、オーヴァードたちが振り回されていったようです。

 

NPC専用の新規シンドローム「グレイプニル」が登場し、グレイプニルと対峙した時により力を増す「ミストルティン」というシンドロームも現れることになって。

ミストルティンは、命を燃やして武器や防具を作るって言う能力を持っていますが、1人のオーヴァードが生み出せる武器がただ1種のみであり、それを強化していく形なのが自在に創造するモルフェウスシンドロームとかとの差別化された点のようです。

「ミストルティン」のデータだけじゃなくで、既存のシンドロームにもエフェクト追加されていたのがありがたい。イージーエフェクト増えてるのも良いですね。

 

FHやゼノスとも違う新たな脅威となる組織「シャルヴ」が誕生し、UGNを筆頭にそれぞれの組織は対応を迫られたわけです。

シャルヴはFHよりももっと過激に、人類を根絶させようと作戦を実行してくるみたいですからね……。

新興組織なれどシャルヴの影響力はかなりのものがあり……これまでサプリメント等で記載されていたパーソナリティから行方不明者が出たり、所属組織に変わりがあったりしているの、面白かったですね。

1年で情勢が変わりすぎてて霧谷さんの胃が心配だよ、私は……。

あとはシステム的に、ロールプレイ特化で遊べるように戦闘用データ等を改変・簡略化した「イマーシブモード」が掲載。それに応じてこれまでのルールは「フルモード」を呼称するとか。

サプリも増えているし、多くのデータを組み合わせて最強のキャラを作るというのは一つの楽しみですが、参照する箇所が増えると複雑になるのも間違いじゃないですからね……すこし簡略化して、RP重視とするルールがあるのは良いんじゃないですかね。


ダブルクロスThe 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.4 ラウンドアバウト

ico_grade6_3

「不可解な事件が起こるたび、強く興味を惹かれてしまう。あれはなんだったんだろうって……」

 

34人のPCで、連続したキャンペーンとして遊ぶことを想定したシナリオ4本を想定。

ただ、順番に関してはシナリオ3をやってからシナリオ1をやっても良いという形式。

時系列の制限もないので、特定のPCに「君は賢者の石を宿していて、それを狙う敵と戦うシナリオだ! だからずっとPC1!」みたいな条件もなし。

 

UGNのイリーガル、チルドレン、支部長、エージェントといった4人がそれぞれPC1を順番に経験するようなシナリオが収録されていますね。

一応5人でも遊べるようにPC5のハンドアウトもあるけれど、他のPCみたいにメインとなるシナリオはない、追加ヒーロー枠。

 

イリーガル枠の想定:高校生が友人が巻き込まれた事件を解決しようとする「シナリオ1:フェイスキラー」。

UGNチルドレンがPC1の、かつて倒されたのに復活を遂げたジャームと向かいあうことになる「シナリオ2:スカージ・アンダーグラウンド」。

UGNエージェントの観察対象としてる少年が、FHの大規模実験に巻き込まれる「シナリオ3:クイーン・オブ・ネスト」。

N市を襲うFHの手による嵐に抗う、支部長掘り下げの「シナリオ4:ワイルドハント」。

以上4本が収録されています。

 

あとがきでも触れられていましたが「壊れそうな日常を守る」というテーマに忠実な、ダブルクロスらしいシナリオが詰まっているSSSでしたね。

薬屋のひとりごと15

ico_grade6_3

「その先のことは心配にならないのか?」

「私の特技は、面倒くさいことはとりあえず忘れるということです」

「なんとなくわかった」

 

「華侘の書」を入手したものの、それは痛んでおり……壬氏の管轄で修復処理が行われることに。

通常業務に戻った猫猫は、とある試験を受けることになって合格。羅門の下で、投薬試験を行うことになって……。

それはかなり大がかりなものであり、大量の薬を作り市井の住人たちに投与するというもので。さらに、薬が効かぬ者には外科治療まで行われるほどだった。

 

猫猫も途中で気付いていましたが、そこまで本気で力を入れているのは貴き方に同様の症状が見受けられ、その治療の準備をするため。

民で治験してるようなものですが、まぁ症状軽い人とかを中心にちゃんと治って成果出てるから良いか。

 

規模の大きい試験を行えるくらい、入念に準備を行わないといけないわけ。

つまりそれだけミスが許されない相手ということでもあり……帝その人が患者となるのは予想できましたが。

最終的に手術が必要そうだ、という話になって。その情報が洩れて帝にちょっかいかけてくる縁戚がいたり。猫猫が玉葉妃に確保され事情を聞かれる一幕なんかもあったり。

 

帝が手術を拒否したかと思えば、壬氏を呼び出したりしたりもしつつ、なんとか手術を行えるようになったのは良かったですけど。

実力はありつつも気分屋な天佑があまりにも勝手でなぁ。猫猫が怒りを見せてくれたのは凄く良かったですね。カッとなった猫猫が求めてた報酬を実行してやっても良かったんじゃないか、とすら思いましたが。その後ちゃんとやり返したというか、可能かつ無理のない範囲で嫌がらせしててスカッとした。



ダブルクロスThe 3rd Edition スーパーシナリオサポートVol.3 フェイス・ザ・フィア―

ico_grade6_3

「じゃあ、決着をつけようか」

 

すべて消費経験点が150点以上のPCを前提とした、高経験値シナリオを掲載したシナリオサポート。

 

オーヴァードの軍事利用を考える大企業を相手に回すシナリオ1『ザ・パーフェクトミッション』。

N市内に現れた謎のヒーローが絡んだ事件に挑むシナリオ2『マイベストヒーロー』。

太平洋上に存在する孤島に眠るとされる遺産を巡り各勢力が動き出すシナリオ3『シークレットアイランド』。

学生としての顔もある有力なUGNチルドレンが狙われることになるシナリオ4『スクールトリップ・スクランブル』の4本を収録。

 

シナリオ34は、基本23人用で組まれているけれど「人数が多い場合」の対応についても描かれていましたね。汎用のハンドアウトで対応しやすく作られてるみたいです。

シナリオ4のチルドレンが修学旅行に行く、という日常を守ろうとするのが良かったですね。有力チルドレンのPC1FHにまだ学生としての顔がバレていなかった……けど、襲撃が予想されるということは、疑念が持たれているということだから、変に参加を中止したら疑いが確信になってしまうっていうテストプレイ時のレポートの説明は分かりやすくて良かった。

遺産を巡るシナリオ3とかも面白そうなので、プレイしてみたいなぁと思いました。最近TRPGしてないなぁ……。

薬屋のひとりごと14

ico_grade6_3h

「困った話だろ。というわけで、儂がおまえさんに何が言いたいかわかるかい?」

(略)

「捕食者を上手い具合に扱って、今の混乱を少しでもおさめてくれ」

 

中央に戻ってきた猫猫。外廷の医務室で医官の仕事をしつつ、後輩との交流をしたりもしていますが……。

彼女が西に行っている間、変人軍師という重石がいなかったこともあってか奇妙な派閥争いが起きていたようで。

特に若い武官が衝突しやすい状況になっており、医官の仕事が増えていることもあって猫猫がどうにかしろと無茶ぶりされているのにはちょっと笑ってしまった。

 

それとは別件で、妙な求婚者に悩まされている姚に貴重な図鑑をエサに担ぎ出されることに。

正確には「名」持ちの会合に参加するために羅半を頼ったら、猫猫を連れてくることを条件に出された、という状況のようですが。

それで的確なエサを用意する辺り、なんだかんだ慣れてきてるなぁ……という感想が零れました。

名持ちの会合では羅半の思惑によって、猫猫が40年前に起きたトラブルから犬猿の仲になっている一族の問題を解決できないか、と酷使されることになったわけですが。

なんだかんだそれっぽい回答を見つけるのが上手いですよねぇ。そうやって結末を導き出したと思ったら変人軍師が最後にひっくり返す……まではいかずとも、変な空気にするんだから流石すぎる。

 

女華の出自問題だったり、天佑の実家の話とか。今回の派閥争いの一件とか。いろんな情報をつなげていくのが上手いなぁと思いました。

最後、裏で動いていた相手に雀が目をつけていましたが……奇妙で厄介な師弟になるのでは、アレ。

百花宮のお掃除係9 転生した新米宮女、後宮のお悩み解決します 短編小説小冊子付き特装版

 ico_grade6_3h
「だから、静静がこの先どこでどんな風に生きて以降とするにしても、勉強したことは必ずその時の静静の役に立つ。だから未来のいつかの静静のために、今の静静が頑張ろう?」

(略)

「……わかった、自分のためっていうなら、やる」

 

東国の手が伸びる苑洲。

大公家の血を引く静が百花宮にたどり着き、雨妹の下につけられて。静に楽しさを見出してほしい、と気を配っている雨妹が良かったですねぇ。

静が知っている「楽しさ」。宇が考案したというゲームが、そのままオセロで……雨妹のような転生者の存在に触れられたわけですが。そんな気にしてないあたり雨妹大物ですよね……。秘された公主でありながら百花宮に戻ってる時点でそうか。

慣れない秘密を抱え込むことになった雨妹の事を、立彬が気にかけていたのもこれまでの付き合いがあればこそ、という感じで良かった。

 

皇帝としては、そうやって情報提供者の保護を行いつつ、苑洲にも手勢を向かわせたわけですが……。

それがかつて雨妹の髪に執着した大偉だったのが予想外でしたねぇ。「軍よりも先に苑洲を落とせば、望みを聞いてくれる」という話に乗っかったから、だそうですけど。

部下1人連れで敵地に踏み込めるの凄いし、そこで宇に通じる人と出会う運もあるしで、思ったより才能はある類ではあるんでしょうね……意外にも。

 

皇帝・志偉は自分ですべて片付けるのではなく、色々と次世代を試そうとしてる感じがしましたね。大偉を現地に派遣してみたり。明賢へ流れる情報を制限することで試練を課してみたり。

志偉の諜報機関である影は、戦乱を駆け抜けた彼が鍛え上げたものであり、明賢は明賢なりの情報網を構築しなくてはならない、と。厳しい教育ですが、実際必要ですからね……。美蘭との関係とかも模索中ではあるようですし、さてどうなるのやら。

短編小説は、雨妹の上司である楊女史が百花宮に来た時を描く過去編でした。今と違う感じで、これはこれで面白かった。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ