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「……なんにしても必要なのは強さか。もっと強くならないとな……」

 

修学旅行のバスに乗っていたハズが、そのバスごと異世界に召喚されてしまった主人公のシズマ。

さらに、召喚を察知したダンジョンマスターが干渉して、自分の領域に引き込んできたのが状況をややこしくしているんですが。

意に沿わぬ行動をとったは速攻で殺してるし、まったく慈悲じゃなくて、好奇心故の行動なんですよねぇ。

ダンジョンマスターは「主人公たちの世界で、10文字であらせる願いを叶えてあげる。ただし、誰かと被った願いは受け付けない」と生徒たちに言い放って。1時間考える猶予与えてくれたのだけは優しいと言えなくもない、か……?

 

主人公は、出来るだけ有利になる願いを叶えようと頭を回して、クラスメイトの相談にも乗ったりしていたんですが……班分けの日に休んでいたせいで、馴染みのないグループに混ぜられていた彼は、知識だけ拝借されてダンジョンに置いていかれてしまったわけです。

そうして一人になってしまった彼がひねり出した願いが『ネトゲの自キャラにして』というもので。

いくつもゲームをプレイしていたシズマは、複数のキャラクターに姿を切り替えられるし、そのキャラが持っていた知識や技能、アイテムなんかも引き出せる格別の能力を得ることになったわけです。

 

ダンジョンマスターを自キャラの持ってたアイテムで撃破し、召喚してきた国からも逃れたシズマ。道中で獣人の少女メルトと縁が出来て、隣国でも行動を共にすることになったわけですが。

自キャラの設定に応じた記憶とか感覚もシズマにフィードバックされて、女キャラに変化すると自意識も女性に引っ張られていくのは大変そうではありました。

シズマ自身のレベルを挙げて耐性を得られないだろうか、と考えていたりもするので頑張って欲しい所。

突如、物珍しいエルフだったり、とんでもない実力を持って暴力で事態を解決するのに躊躇いがない傭兵とかが現れた街の人々は大変そうでしたけどね……。