気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

はねこと

エルフの渡辺3

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「好きに決まってるじゃんっ!! 好きに! 決まってるじゃん!!」

 

男子バレーボール部、全国大会出場はめでたい。

校内での活動実績が出来たことで、写真部に同じような依頼を持ってくる部活も増えたのはめでたいですね。

ただ……大会予選の撮影に携わっていたけれど、大会の記録に関してはプロに依頼するという判断が下されて、大木くんたちは大会に同行することが出来ない事が確定。

大木くん本人よりも渡辺さんのほうがムキ―ってなってるの、微笑ましかったですね。

 

そんな中、泉美ちゃんが煮え切らない二人の背中を押す……というか蹴り飛ばすようなことをするわけです。

大木くんが告白したけど、エルフ真実が明かされたため保留されている二人の関係。そもそも、渡辺さん自身は彼の事をどう思っているのか。その好意を、彼に直接伝えたことがあるのか。

そういう指摘を受けて自分の想いを口にした所を、他の人に目撃されたことで固まってる渡辺さんと、「日陰に移動して水でもかけとけばいいでしょ」って対応してる泉美ちゃんたちの流れが、流石にちょっと可哀想だったけど可愛かった。

 

そうやって刺激されたことで、渡辺さんからデート(デートとは言葉にできてなかったけど)のお誘いがあったりして。

曖昧になっていた2人の関係について、深掘りしていってハッキリと答えが出る形になったのが良かったですねぇ。幸せになってくれ。

 

一応ちょっとした事件もあったり。大木くんの持っているカメラの謎とか、色々明らかになったりもしましたが……些事だからいっか。当人たちが気にしてないしな!

 


お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件11.5 SS冊子付き特装版

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「好きです」

「知ってる」

「知っちゃってますか」

「知っちゃってます」

 

11巻の気になる引きからお出しされた、書き下ろし短編集。

学年が変わるタイミングでもあるから、区切りとして出しておきたかったとか。

真昼の誕生日以降、小雪さんと連絡を取るようになって。真昼の母代わりとして色々教え込んでくれた恩人に、周が認められているのなんか嬉しいな。「真昼を愛してる」っていうのが顔にも言動にも表れているという評価なの、良い。もっとイチャイチャして。

そして小雪さんに、普段の姿を送るために写真を撮ることになる……というのが巻頭に収録された「全ての始まりは一つのお願いから」なんですが。

最後に「そうして届いた幸いのお裾分け」として、受け取った小雪さん視点のエピソードがあったのが良かったですねぇ。良い笑顔だ……。

 

間に収録されているエピソードも甘さマシマシで良かったですね。

「お互いだけが知る相手」。真昼目線のエピソードで、分かりにくいと思われるけど、彼女からすれば分かりやすい相手である恋人・周。2人がイチャイチャして、お互いしか知らない顔があるというのが良かった。

「好きなものは分かち合うもの」。無趣味とは言わないけど、のめり込むことはない。心の天秤は、傾きすぎる事がない……と自認してる周くんが、真昼の事に関しては「天秤? そんなの知らんが」と投げ捨ててるような冒頭の下りが、導入の描写なんだけどハチャメチャに好きですね。愛が重い。いいぞ~もっとやれ~。

 

「休日の過ごし方」。恋人で、大きな好意を向け合ってる周と真昼ですが、お互いしか見えてないってわけでもないし、別にいつでも一緒にいるわけでもない。それぞれ過ごすこともあるけれど……真昼が一人で出かけたら、ちゃんと帰りは迎えに行く周くんが好き。帰宅した後のイチャイチャも入れてくれたのでなお良し。

他にもSS何編かあって、どれも面白いですが特に気に入ったのはこのあたりでした。

 

本編は書下ろしですが、特装版で特典SSを収録した小冊子付。

5.5巻以降の購入特典や、これまでに公開されたショートストーリーから57遍も収録。さらにSS小冊子のイラストが「天使風」なんですが、それを題材にした書下ろしまで収録した250P超の「小冊子……?」ってなる特典ですが。

周と真昼が付き合ってからホワイトデーまでの、糖度増えてくる時期のSSたっぷりだったので、実に良かった。

 

5.5巻特装版小冊子でもそうでしたけど、5.5巻~11巻ショートストーリーとしてどの時期かわかりやすく見出しつけてくれてたのがありがたい。

5.5SSの「よき旦那様への道」とか、やっぱりまだ距離が遠くて微笑ましいって感じでしたけど。どんどん糖度増してくのが良い。

描き下ろしの「一人だけに小悪魔な天使様」が、凄い短いのに満足度高くてイチオシです。



エルフの渡辺2

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「私、嬉しかったんだ……だから分かった上で」

(略)

「勘違いしたままにさせてもらえますか?」

 

かつてエルフたちから生まれ、異世界に落ち延びることになった『魔王』。

その討伐が果たせなかったことでエルフたちは、浮遊監獄島から出られず、魔王討伐を果たすための努力を、二百年経った今でも続けている。

と言いつつ、世代が変わるくらいの時間がかかってるので、多少の温度差はあるみたいですけど。

 

そんなある日、渡辺さんが「魔王討伐」に向き合うと言って、勉強に打ち込み始めたり……大木くんの家にお泊りに来たりと、本当に「魔王討伐」に繋がってますかそれ??? みたいな活動をしていくことに。

一応本気じゃない人物を調査する監査員なんかもいるって話もあって、本気は本気なハズなんですけど、事情に詳しくない目線だとどうしてそうなってるの感はある。

 

そんな時、写真部に「魔王討伐」を目指すバレー部の先輩から依頼が持ち込まれて。

その「魔王」はバレー部のライバルというか、敵校のエース的な存在をそう評しているだけの二つ名的なものだったわけですけど。

大木くんの撮影している機材について興味を持っている人が居たりして。

状況が重なって、この人が監査員なのでは疑惑とかを大木君たちは抱くことになったわけです。

 

大木君の家に空き巣が入るっていう実害も発生して。監査の仕業なのでは……という陰謀論じみた考えに陥りそうになっていた時、泉美ちゃんが歯止めかけてくれたのは良かった。

……なんかいい雰囲気作ってた大木くんと渡辺さんを話したかった感はあるけど、言ってることは間違ってないのでヨシ!

ちなみに「魔王討伐」が渡辺さんの勉強に繋がる理由は、未だ所在がつかめない魔王相手に、エルフはお前を今でも探してるぞとニュースとかで報じられる位の功績を上げることで知らしめる、包囲網を作るための一環だそうです。そのために、学生だったら真面目に学業に勤しんでいるという証明……つまりはテストで良い点を取る必要があるとか。

言われれば納得できそうな理屈ですが、パッと理解できるものでもないから大木君が混乱しまくってたのも分かる。

エルフの渡辺

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「撮っても、いい?」

「私はずっと前から大木くんのモデルだよ」

 

写真部部長の男子高校生・大木行人は、園芸部の部長の少女・渡辺風花にコンテスト用の写真のモデルになってもらっていた。

交流を続ける中で彼は彼女の言が好きになっていって……その想いを打ち明けたその時、実は渡辺さんはエルフだった、という衝撃の事実を知ることに。

 

異世界から来たという爆弾情報を受けて、大木くんは大混乱。

「外見を好きになった訳じゃない」と言ったけど「それはそれとしてエルフは想定してないけど!?」ってなってるの、分からないではないけど、自分の言葉には責任もちなー。

ちょっと落ち着くための時間を設けることにしたものの、同じ学校に通う友人である以上、交流は避けられず。

 

それまで渡辺さんの姿が普通の人に見えていたのは、魔法による効果だけど……一度見破った相手には再びかけられない、というか。後に分かったけど、自分たちにも効果を発揮する呪いのようなものだとか。

それでも時に条件を満たすと本当の姿を見られる、大木くんたちみたいな人が現れるって話です。

 

大木くんは落ち着かない学園生活を送ってましたが……スマホのカメラを通してみると、「魔法の掛かった姿の渡辺さん」を見る事が出来る事に気付いたり。

行方不明になった写真家の父の遺したカメラで撮影すると、魔法の影響を受けない事があると分かったり。

大木より前に、渡辺さんの魔法を解いて本当の姿を知っている後輩の少女・小滝泉美が、告白後に日和ったように見える大木くんに接触してきたりもして。

 

今までとは少し違った時間を大木君達は過ごしていくことになって。混乱した大木君ですけど、エルフ姿の渡辺さんを見た後「その姿が本当の君なら、また好きになりたい」と言えてるのは、悪くはない。「また」って入ってしまってるのは減点ポイントですが。心揺らいだの隠しきれてないので……。

彼女の事を知ろうとしたら異世界エルフの事情、かつて生まれた魔王という存在とか色々爆弾情報を放り込まれるので、同情の余地はある。それに秘密に付け込もうとかせず真摯に向き合ってるのは良い。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件11

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「お前はいずれ変わるってやつね。あの時から少しずつ変わってたんだよなあ、分かりにくかっただけで」

(略)

「……変われたのは、真昼のお陰だし、樹達のお陰でもある。感謝してる」

 

真昼と出会い変化した周は評価が上向き……告白されることになったりもしましたが。

恋人である真昼の事を大事にする、というスタンスは変わらず。少し不安になった真昼と甘い時間を過ごした周。冒頭からイチャイチャしてていいですねぇ。バレンタインデーらしい甘さだった。

樹や門脇といった男友達と恋愛よりのトークしてるのは、初期の周とは思えない距離感で微笑ましかったですねぇ。……部活に専念するから今は誰とも付き合うつもりは無いと栓を引いている門脇。しかし人気者でもあることは確かで……部活引退したら殺到しそうだな、というシャレにならない予想が経っていたのは……まぁ頑張って乗り切ってもらって。

 

そして迎えるホワイトデー。

周がこれまで先送りにしてきた「バイト先に真昼を呼ぶ」ことを提案し、真昼が飛びついたの可愛かったですね。

ちゃんとホワイトデーメニューが真昼の好きそうなものだった、とか。オーナーに許可貰ってシフト短くしてもらって、バイト先を堪能した後デートに行くプランにはなっていた模様。

 

高校生バイトなうえ、来年には受験生だから調整前提で考えていた、っていうのはありがたい話ですねぇ……。

周側の両親が温かく迎えてくれる周・真昼カップルに対し、樹・千歳カップルは樹の父親とのいざこざがあって……2人とも愚痴を零すことは有れど、くさり過ぎずにできる事をやろうとしてるのは良いですね。

 

そしてホワイトデー当日。

バイトの同僚からも「凄い可愛いし、ものすごい愛されてるな」と初見で見抜かれる真昼の愛よ……可愛いから良いと思います。

大橋さんがグイグイと真昼に絡みに行ったの、アクティブすぎるな……。ちょっとバタバタしたタイミングで冷めていたとは言えコーヒーを真昼のスカートにかけちゃって、大変戸惑っていたり、縮こまっているあたり距離を詰めるのが早いだけで良識はあるんだよな……。

 

当人は大変恐縮しきってましたけど、染み抜きのために一旦着替える必要が生じて、同じ制服を着れて喜んでる真昼が見られたので、読者目線ではグッジョブ。

そして近くに住んでる木戸が代わりの服を持ってきてくれて、普段の真昼とは違うセンスの服も来てましたし。そこもちゃんと挿絵になっていたので、実に良い仕事してますね……。

そうやって実に微笑ましく甘い幸せな時間ばかり摂取できてればよかったんですけども。最後に現れた少年は、いったいどういうことでしょうかね。真昼の両親の関係性を思えば、第二子がいるとも考えられないし。さすがにどれだけ関係冷え込んでようと、真昼が弟知らないってこともないでしょうし。親戚の子かなにか、ではあるんでしょうけども。

なんでわざわざ会いにくるのかなぁ。家族関係は真昼の心をざわつかせるので、お互い不干渉の現状維持でいいじゃないですか。




(ドラマCD付特装版の電子書籍販売、BOOK☆WALKERでは5月31日までの販売)

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件10 アクリルジオラマ付き特装版

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「じゃあ、周くんの前だけ、ですね」

「そうしてください」

 

誕生日の翌日、幸せオーラを周の前で発しまくってる真昼、可愛いなぁ。

眩しすぎて思わず周が顔を逸らしてしまったら、それに即座に反応してしょげていくのも可愛らしい。これが開幕数ページかつ挿絵つきなので、これは甘さで人を殺しに来てますね。

 

恋人同士で誕生日を祝った後、樹たちや他の友人たちも招いたパーティーを開いてお祝いをできるようになっているの、良いですよねぇ。

去年はまだ付き合っていない状態の周ひとりだったことを想うと、かなり状況が変わっていってますが。間違いなく良い変化でしょうし。

……真昼が欲しいもの「砥石」というの、以前にありましたが。それを受けた樹たちが、実用的なものとして良い出汁セットプレゼントしてたの、ちょっと笑っちゃった。学生の友人間のプレゼントとしては珍しいかもだけど、貰うと嬉しいものではあるから。

その後さらに周は父母から送られてきたものがあったから、という理由もありつつサンタさんの真似事したりしていたのも、微笑ましくて良かった。

 

さて、周と真昼はお互いを本当に尊重し合っていて、相手がそう思ってくれることを実感している、安定した状態ではあるわけですが。

周のスペックが広く知られるようになって、彼に秋波を送る女子なんかも出てくるようになって。……媚びるようなものではなく、真摯だからこそ口にせずにはいられなかった想いでは、あったようですけどね。

それでもしっかりと答えを返して、2人で話し合う時間を取っていた最後の挿絵が味わい深くて良かったです。

 

周と真昼の関係は周側の母から激しくプッシュされてて。受験を控えている身で慌ただしくするのもあれだというのが第一ではあるけれど、親族への紹介まで済まされそうなのもあって、今年は帰省しないことになっていたようですが。

ちょっとした用事で父だけが顔を店に来た時、家でもめたらしい樹と一緒に来る一幕も。言い方は悪いけど名家のスペア扱いな次男坊の樹は、父からも兄からも尊重されない浮いた位置ではあって。そのことでふてくされている状態ではあったようですが。

樹の父が意固地になった一因は自分にもある、と見直すきっかけも得られてより奮起できそうなのは良かったですね。……まぁ、とは言え樹の父兄の方も年長者としての余裕が足りないなぁとも思いますが。周と真昼が安定しいているからこそ、他のエピソード挟む余裕もある状態なんですが、周囲の問題も落ち着いていってくれると良いですねぇ……でも問題全部解決しちゃうと、シリーズ完結しそうなので程よくトラブルにも見舞われて欲しいな? 心がふたつある。

 

今回はアクリルジオラマ付の特装版が発売。本編に合わせて、基本のセットにはサンタ真昼とトナカイ周のものが付いています。専門店では有償の差し替えパーツが付いてくる形になってましたが、メロブの晴れ着セットを購入しました。他のデザインも魅力的だったんですが、ちょっとコンプはできなかった……今年出費が激しくて。

特装版の表紙もサンタ真昼ですしね。かわいい。通常版の、プレゼント貰ってはにかんでるっぽい真昼も良いですが。

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件9

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「……周くんは私を何度泣かせたいのですか」

「それが嬉し涙なら何度でも」

「……もう」

 

周の誕生日を祝い、部屋に泊まった真昼。

早くに起きて周の寝顔を眺めてる真昼も可愛いし、布団の魔力とそんな彼女が側にいる幸福感から二度寝しそうになってる周は本当にもう……。

お互いにお互いへの好意を隠さず、大切にしあっているの良いですよね。

大分関係がこなれてきたというか、学生カップルというよりは若夫婦みたいな距離感なんだよなぁ。でも幸せそうな2人を見ているの本当に楽しいので、もっとやれと焚き付けたい所存。

 

真昼という大切な人が出来たことで、周の軸が定まって。

彼女を大切にしている態度を見てきたクラスメイト達から、「昨日誕生日だった」という話を聞きつけられてお祝いされてるのを見ると、大分変ったなぁという感慨深さがありました。

時間を費やして2人の関係が深まっているわけですが、学生としてみると受験とか進路とかを本格的に考えないといけない時期でもあって。

樹は相変わらず父と反発しているし、真昼は三者面談があることを両親につたえてすらいなかったし。それを思うと、周の両親は本当に良い人だよなぁ……と思う次第。

 

そんな日々の中で、真昼の誕生日も近づいてきて。

真昼は誕生日を周囲に伝えたがらないことや、そもそも良い思い出がないイベントだったわけですが。

そんな彼女に幸せを与えたい、と「準備して祝わせてくれ」と真正面から伝えるの実に周くん過ぎて笑っちゃうな。

当日は2人だけの時間にしたけれど、準備時代は友人たちやバイト先の人々なんかも協力してくれて。普段の周だったらやらない決断なんかも下して、本当に最高のお祝いにしていたのは良かったですね。

 

ドラマCDとスクールカレンダー付の特装版も同時発売していて、そちらも良かったですねー。スクールカレンダーは眼鏡スタイルを楽しめるという売りのために真昼の顔アップだけでしたが、可愛いですよね本当。



お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8.5 小冊子付き特装版

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「……そうですか。じゃあ、周くんが納得できる成果が出るように見守ってますね」

「頑張るよ。自分のために」

 

周と真昼の2人をメインとして描く、甘くて幸せな短編集。

通常版が横になった真昼の傍に日記がある表紙イラストに「思い出を書き留めておきたいですから」って帯文がつけられているの、良いですよね。

彼女が書き留めた幸せな時間のおすそ分けを貰った気分。そういう意味では通常版の方のイラストの方が好きです。

 

特装版のイラストは特装版で、楽しそうな雰囲気で良かったんですけどね。あとがきでも触れられていましたが、本編では出てこないだろうアリスパロでしたし。

特典のSSもシンデレラパロ、入れ替わり、猫耳真昼とファンタジー風味のものが多くて新鮮でした。どのエピソードでもイチャついてるしな……。

小冊子、最後の束だけ紙変えてはねこと先生のイラストギャラリーを楽しめるようにしてくれてたのも良かったですねー。

チョコ持ってる照れ顔とか、後ろから2番目のちょっとふくれてる感じの可愛い真昼がいっぱいでした。

 

真昼と周、かなりの割合で一緒に居るんですけど、隣にはいるけどそれぞれ別のことしてる、みたいな感じで個人の時間作ってるんですよねぇ。

心を許しているからこそ、隣で真昼は日記をつけるし、気にはなるけどプライベートもプライバシーもあるからと尊重する周とは本当に相性がいいというか。良い関係ですよね。

今回、幼少期真昼のエピソードもあったんですが、ついに噂で聞いていた小雪さんのイラストが掲載されたり、彼女の情報が増えたりしたのも面白かったです。

椎名家の両親がアレなので、小雪さんへの彼氏ともなったご報告は是非やってほしいものですねー。

 

終盤の「よく見ている人」真昼の不調に気付いて、甲斐甲斐しく世話を焼こうとする周に成長を感じましたね。スタート地点の自堕落一人暮らしっぷりからは想像もつかない。

精神的に沈んでいた「望まぬ接触」でも、真昼のフォロー入れてますしね。抱え込んでいるイラスト、実に良かったです。

あとは、一緒に過ごす時間が多いからこそ、おそろいの食器とかを買いそろえることになって……他の同棲カップルと同じようにみられているのか、と今更実感してるの、この2人らしくて笑いました。でも、そこで照れてる2人をいつまでも見ていたい気持ちもあるので、まだ慣れないで欲しい。



お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8

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「周くんが、私のことを最大限尊重してくれているのも、深く愛してくれてえいるのも、分かりました。こんなに大切にしてもらっているなんて、私は……すごく、幸せ者です」

(略)

「そんな周くんを、心の底から愛しています」

 

付き合いだしてからもドンドン糖度増してくのがいいですねぇ。

文化祭後、いつも通り過ごしていたら真昼が泊まりたいと言い始めるし、水着着用の上でとはいえお風呂も一緒に入ろうと言ってきて。

 

恋人としての信頼があるから一線を越えるようなことがあっても大丈夫だ、と真昼は覚悟した上でやっていましたが。

周くんとしては、万一が起きたときに真昼に与える影響が大きすぎるので、今はその時ではないと踏みとどまって。まぁ一線超えない分、触れることは躊躇わなかったし、将来の約束もしてるしで、覚悟決まってるのはお互いなんですよねぇ。

 

真昼が両親との折り合いが良くないのもあって、周側の両親が2人へ愛情を注いでくれるのも良い感じですよね。一途な二人を本気で支えてくれる構えですし。

その気持ちはありがたいと思いつつ、肝心な贈り物は自分で用意したいと思うあたり周も男の子ですよねぇというか。

 

受験とかも視野に入ってくるタイミングではあるけれど、バイトを始めることに。帰宅が遅くなるから……と言った周に、それくらいなら待てると言って一緒に食べようとする真昼が可愛い。しれっと「一人で食べると味気ない」って下りは、彼女の過去を思い出して痛かったですが。

バイト始めた後、周をかいがいしく出迎える真昼が可愛かったからええか……。

相手のことを思っているから秘密にして動くことがあって、それが分かってるから見守れる信頼関係があるのがいいですよねぇ。

まぁ理由はわかるけれど感情面ではやっぱり過ごす時間が減って寂しいと思うみたいですけど。信じて待つときは待つし、不安は伝えるしで良いカップルですよね。新婚夫婦みたいですらありますが。

 

特装版のドラマCDも、真昼が可愛くて良かったですよねー。

2話とか、周・樹・千歳の3人の関係に混ぜてもらってるっていうスタンスを真昼が取っていたので、仲良くなった後~付き合う前くらいの時期で、本編とのギャップがありましたが、これはこれで良し。
BOOK☆WALKERでもドラマCD付のバージョンを購入できますが、こちらは2023年3月31日までの期間限定販売なのでご注意ください。




お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2

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「真昼」
「名前くらい誰だって呼んでくれるだろ」

「……それもそうですね」
「……周くん」


BOOKWALKERで電子版を購入してるんですが、カバー裏に書かれているイラストが収録されてるのは嬉しいですね。

真昼が可愛い……。あと、電子版でカバー裏の収録あるタイトルはちらほらあるんですけど、袖――カバー折り返しの著者コメントとかまで収録してるのは珍しい気がします。

構成担当の優木すずさんのコメントがとても笑えました。

 

これまでの交流から周がある程度信用を勝ち取れたのか、食費折半でなら出来立ての手料理を食べさせてくれることになって。

ありがたい提案にまず「それでいいのか?」的に真昼の意見を聞いてくれるのは偉い。

周の部屋でエプロンつけて料理してる真昼の様子がとてもかわいくて良かった。

ゴム加えて髪整えてる絵は小説1巻の挿絵にもありましたけど、漫画だとより鮮明に描かれるわけで。調理器具泣いてるコマとか、潔い周に嘆息するところとか、周が奥さんもった気分って照れてるところとか。

全体的に微笑ましい空気を感じ取れて可愛い。無言ジト目で「変なこと考えてません」ってなってるところとかもよかった。

 

おいしそうにご飯を食べてる周が良いし、彼の言葉を聞いて笑う真昼が可愛い。

巻末の書下ろしSSが「二人の関係性」で真昼から見た周の印象についての補完ができるので、それも併せてみるとニコニコできますね。

「頑張らないといけませんので」の時とか、時折真昼が影を見せる時もあるのですけど。

周がそれに気付きつつ無理に踏み込まないのも良い。

 

そうやって気遣いができるからこそ、周の近くにいるときに真昼は自然な笑みを零してくれるんだろうなぁって思えるのが良い。

ひょんなことから預かることになった合鍵を、初回とか特に大事そうに抱えたり。返す時ちゃんとハンカチで包んでいたり。いざ使用するときに躊躇いを経てから「えいっ」ってやる真昼が可愛くて、良いコミカライズを堪能させてもらいました。


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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