気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

ふじつか雪

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい12

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「えっ旦那さんとの忘年会のためにせっせと仕事してんの!? かわいっっ」

 

結婚した後、旦那さんと2人でやる忘年会楽しみでウキウキしてるすずなが可愛いですね。そりゃ同僚もひぇ~とか言うよ。可愛いもの。

瀬戸君の方もがんばって早めに帰宅して、ギリギリとは言えすずなよりも早く帰宅し「おかえりー」と彼女を出迎えてるの、仲良いなぁ。

仕事で忙しいタイミングらしくて、すぐに新婚旅行とはいかないけれど、近場で遊ぶくらいはしていきたいねと予定立ててますし。関係が変わっても変わらずイチャイチャしてくれるので、見ていて楽しい。

持ち家へのあこがれがあるとすずなは語って、将来の話とかがより明確になった位ですかね、変化。

 

友人であるりっちゃんの分娩予定日でもあって、心配もしていたようですけど。

無事に可愛い女の子が生まれたようで何より。……そこから「自分たちはどうする?」という話になっていたのは、まぁ夫婦ですし。もとより糖度高いカップルだったし、瀬戸君らしいっちゃらしいか。

子供が欲しくないわけじゃないけど、今はまだ2人の時間を楽しみたいというの、可愛かったですね。

 

夢の国でのデートをしたり。瀬戸くん、うっかり元カノと来たことないの誤魔化したりしたのがバレて若干気まずくなったりしてましたが、そのエピソードないで解消したのは良かった。

まだ微妙な時期だった花江さんと前野くんと鉢合わせたりもしてましたが……そのあと2人の関係が進む番外編が収録されてて、そっちもギクシャク引きずらなかったの良かったですね。

となりはなにを食う人ぞ ほろよい11

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「今後とも頼りにしてます」

「ふふふ こちらこそ」

 

ドレス姿だったり、ケーキを食べさせようとしていたりする表紙から分かる通り、ついに結婚式回ですね。

扉絵のあらすじで「やることが……やることが多い!!!」ってなってましたが、そうですよねぇ……。

費用の問題とかもあって、一から十まで理想を詰め込むっていう訳にもいってませんでしたが、出来る範囲で対応してこうとしてるの良かったですよね。

本番で和装にすると費用が増えるから、前撮りの時だけ和装にして当日はドレスにしようとか、恋人の為なら出費を惜しまない瀬戸くんと、代用できるところはしていこうという稲葉さんのスタンスの違いが面白かった。

 

互いに自分の意志を貫いたりするのではなく、折衷案を立てつつ相手を尊重しているの良いですよねぇ。まぁスタート地点が最悪だった2人ですし、そこから近づいてきて今があるわけで、そう言った方面で問題が起きたりはしないと思ってましたが。

準備段階でバチバチするようなことがなく、テンポよく進んでいったの良かった。

はじめてのおでかけで、可愛がられているぬいぐるみのもぐりん目線のがあって、撮影のために連れ出されたの「もしや捨てられる?!」ってなってるの笑えた。

 

二次会の準備は、互いの親友である土屋君と雨宮さんことりっちゃんが担当することになっていましたが。土屋、軽薄なノリながら有能でテキパキまとめてしまっていたことが、りっちゃんからすると不満があって。……まぁ時期的には臨月になる妊婦にどれだけ仕事振れるかって言うと、悩ましいのは分かる。

料理にこだわりがあると言えど、さすがに自分たちの結婚式で腕を振るえるはずもなく。それでも瀬戸君がシェフ帽かぶって取り分ける演出してるのは、彼ららしくて良かったですねー。

結婚して姓が瀬戸に統一されたので、次回からは晴海くんとすずなちゃんに変えるべきだろうか。

 

おまけで二次会のクイズ大会が掲載されていたり、番外編ですずなの同僚花江さんのエピソードがあったり、サイドエピソードも面白かったり、縁が広がっていったりしているのいいなー。もっとイチャついて。

11巻はおまけとして、100ページのおまけ「ペアリングブック」が見られます。作者さんがマンガParkSNSで発信していたりしたイラストとか、数ページの漫画をまとめてくださったものですね。書下ろしないから特装版とかにはせずおまけにしてくださったそうです。

 

ポッキーゲームでグイグイ行く晴海くん、趣旨が違ってるけどまぁ甘いから良いか。土屋と花ちゃんもやってて、花ちゃん可愛くて好き。土屋が照れてる好きに自分で食べてる当たりもあの2人らしい。

1001って言ってる、秋ルックなのかな? の土屋・花カップルの1枚絵も好き。

メイン2人以外だと花ちゃん好きなんですよねー。人気投票3位なのも頷ける。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい10

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「ずっとやりたいことやってるよ すずなと遊んでる」

 

妊娠したすずなの友人りっちゃん。

安定期に入ったため旅行に行きたいと言い始めて……夫婦相談の結果、逗子の別荘にプチ移住してるとかなんとか。瀬戸くんも言ってたけど、大がかりだな……。

そしてりっちゃんに誘われたのもあって、瀬戸くんたちも海に遊びに行くことに。

なんかやんかいつものメンバーが参加してワイワイ楽しそうにやってたの、良かったですね。

 

瀬戸君、佐久間君達を「なんだあのバカップル…」って遠い目で見てましたけど、しれっと彼も彼女相手に惚気るから君も傍から見るとバカップルでは……?

瀬戸・稲葉の結婚式2次会について打ち合わせしてるところも楽しそうでしたし、良い友人関係築いてるなぁと思います。

暇だったりちゃんに楽しそうにつつかれてたけど、瀬戸君が本当になんでも話してて面白かった。

 

その後も女子部屋・男子部屋で各々盛り上がってたし。

この作品読むと心が温かくなりますね。楽しそうに日々を過ごしてる人々ばっかりだし、ご飯もおいしそうだし。もうみんな幸せになって欲しい(既にだいたい幸せだけど)。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい9

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「あ いや… 1年後の約束をできるって すごく嬉しいもんだなと…」

(略)

「……1年の約束なんて目じゃないでしょ このさき生涯の愛を誓おうってのに」

 

結婚準備を進めている瀬戸君と稲葉さん。

両家の顔合わせをする段階まで進み、瀬戸君の実家の料亭で稲葉夫婦を歓待する事に。

瀬戸家の弟妹も育ってるけど、小波ちゃんが変わらず兄大好きで可愛かった。まぁ、家族愛と恋愛は別で、恋人作ったりしてるそうですけど……中々に初心で微笑ましいなぁ。

岬君の方は、店の手伝いをしつつ苦手な父とのコミュニケーションも頑張っているようですが、まだまだ道半ば。頑張ってほしいものですね。

 

既に結婚してる友人に相談しつつ、式場をどうするかとかの相談をスタート。

実際決めなきゃいけない事たくさんあって大変らしいですね……友人から揉めたわよ~って実感籠った愚痴を聞かされて、ちょっとナーバスになった瞬間もありましたが。

このカップル、始終甘いからなぁ……。

式の見積もりをみて「すん…」って顔してるすずなが面白くて好き。そのエピソードの終わりで、贈った指輪の値段を聞かれて今度は瀬戸君が「すん…」ってしてるのも良いオチになってましたね。

 

同棲始めた土屋くんと花ちゃんのエピソードもあって、同棲スタートして3か月経過して「善し悪しある」と花ちゃんは言ってますが。思ったより1人でいる時間が多い事も「善し悪し」って言ってるの、彼女からの愛を感じで良いなぁ。

その台詞言ってるタイミングの花ちゃんの表情が見えないのも、想像の余地があって好き。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい8

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「好きです 結婚してください…」

「そのつもりですよ」

 

扉絵の「~あらすじ~婚約しました」がついにそこまで行ったんだなぁと感慨深くなった。

あと、他のカップルの情報も載せてくれて新設設計。

瀬戸君とすずなが一緒に料理準備してるのが本当に微笑ましいですよねぇ。出掛ける時に指輪つけるのが、本当にもう……。

あとわざわざ他カップルの載せてたのは、冒頭のエピソードが皆そろってのお花見するからだったみたいですね。

そして、扉絵では長年片思い中と書かれていた弥生さんと佐久間君のところがついに付き合うようになったとかで、話題に事欠かないというか。

土屋君と花ちゃんも同棲始めたし、先に結婚してたりっちゃん達の方でも進展あるようですし、それぞれのペースで進んで行ってる感じが素敵です。

照れまくってる弥生さんが新鮮でしたねー。巻末の番外編で弥生さん視点のエピソードを入れてくれたのも嬉しかった。

 

改めてすずなのご両親への挨拶を済ませたり、着実に結婚への道を進んでる瀬戸君たちが本当に幸せそうで何よりです。

……そのタイミングで、塩対応だった頃の瀬戸君の夢を見るすずなには笑いましたけど。

瀬戸君真面目というか、しっかりと挨拶を済ませて。想いを含めて受け止めてくれた感じが良かった。

トナリはなにを食う人ぞほろよい7

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「オレと結婚してくれませんか この先の人生を オレと歩んでくれませんか」

 

瀬戸くんと稲葉さんが同棲を始めて、もうじき一年。

お互いマイペースに過ごしつつ、テレビでおでん特集を見て「じゃあ今日はおでんだー」とかやったり、相変わらず仲良く美味しそうにごはんを食べてますねぇ。

おでんを美味しく食べるために、ちょっと走ってくるとか言うあたり、瀬戸くん日々が楽しそう。

 

同僚に誤解されそうな稲葉さんと、彼女の近くにいる男に凄みのある笑顔を向けて圧をかける瀬戸くんとか、独占欲が強めなところも、過去を知ってると随分変わったなぁというか。微笑ましさが増してとても良い。

 

36杯目。瀬戸の方からデートに誘って。

デートしながらも、心ここにあらずな場面があって心配される時もありましたけど。いつか彼女がかけてくれた言葉を、今度は彼が返して。

いやぁ、ほろよい前の2人の様子とか読み返そうかなぁって思えるくらい、良かったですね。

ついにプロポーズして受け入れてくれて。幸せになってほしいなぁと思える展開でした。

それによって今まで苗字呼びしていた二人が、名前に切り替わるようになったどんどんと変わってくのも良し。

 

巻末に花ちゃんと土屋くんのエピソードである番外編も収録。

このエピソード好きで、単話版を買っていたので収録してくれたのは読み返ししやすくて嬉しい。花ちゃん達サイドのエピソードも増えてくれると、さらに嬉しいですけど。どうなるだろうか。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい6

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「……でもきっかけって そんな分かりやすいものとは限らないんじゃない」

「交わした言葉とか これまで過ごした時間とか」

「その人といる時間が好きだなと ふとした時に気付くとか」

「そうやって積み重ねてきたもので 存在の大きさに気付くこともあるんじゃない」

 

瀬戸君と稲葉さんが相変わらずイチャイチャしてて和みます。

しっかりと仕事をこなしつつ、お互いを尊重しあってるのが良いですよねー。

ほろよいのタイトル通り、料理作って酒を酌み交わすパターンなんですが、それを期待して読んでるので良し。

結婚を意識して、他の人に話を聞いたり。よその恋愛事情が変化しそうな兆しがあったりと、変化も描かれていますしね。

 

酒を飲むとやらかすから、と飲むの好きなのに外での飲酒を自制出来てる稲葉さんが偉い。

流石に久しぶりに友人と会った時には、羽目を外す場面もありましたけど。あれはりっちゃんが強かったという見方が強いので……

酔っていようと、言うべきことを言ってくれてますし、本当いいキャラだよなぁ。

あと、瀬戸君のスーツ姿を好む稲葉さんですが、今回は眼鏡姿も行けることが発覚。性癖に素直なのはいいと思います。

 

番外編では土屋くんと花ちゃんの関係の変化が描かれていて。

半同棲みたいな話が出てたし、真面目な人だからと花ちゃんの両親に顔合わせすることになって。物おじせず突っ込んでいく土屋君強い。

このカップル、電子増刊のイチャLaLaでスピンオフ描かれてるらしくて、それもちょっと楽しみにしてる。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい5

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「……困らない うれしいです」

「瀬戸くんと一緒にいたいのは私も同じなので」

 

クリスマスイブからの年末年始。

相変わらずイチャイチャしてますねー、という感じ。

同棲こそしているものの、その先が決まっているわけでも無いので帰省は別々に行っていましたが……

久しぶりとの父親の顔合わせに、稲葉さんは結構緊張してましたねー。

 

まずは稲葉さん自身からお付き合いしていることを伝えて。その後、瀬戸君が改めてご挨拶に伺いたい、と筋を通したのは偉い。

……自分の両親にも同棲の報告が後回しで「やー ついうっかり」とか言ってたのにな……

 

何はともあれ。ちゃんと「将来について考えてる」と聞いて赤面グルグル目になってる彼女が可愛いかったです。

自分でゆでだこ呼ばわりしてましたけど、しばらく真っ赤でもう……

その後の瀬戸家の大晦日な4コマもほのぼので良い。長男めっちゃ大変そうでしたけど。

花ちゃんと土屋君のカップルも好きなので、メインのエピソードが収録されていたのは嬉しかったです。

トナリはなにを食う人ぞ ほろよい4

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いつも通りの日常も また特別なんだと

そばにいるとそう感じられる

自分のとなりにいるのはそんな特別な人だ

 

出張に行っていた瀬戸が帰還。

お土産が食べ物ばかりなのが、この二人らしい。

稲葉さん、割とざっくりしていて、付き合い始めた記念日を覚えていなかった事が発覚。

付き合って二年になるのにね。まぁ、気にする人と気にしない人といるからなぁ、この辺りは。

 

気が付いたからには、ちょっとお祝いしたいなぁと準備をして……その結果、去年の真実が明らかになるわけですが。うん、笑った。

気負いすぎても良くないし、ちょっと良いもの食べる日にしようという提案は、上手い妥協点だと思います。

 

作中は12月。寒い時期は鍋が美味しいですよねぇ。

結構レシピ参考にしてますけど今回は、私作れないので残念。いや、単純に柚子が苦手で。

稲葉さんが宅建に合格したし、温泉旅行の計画を練ることに。

当たり前に次の話を、未来の話をしている二人が良いなぁ。暖かい感じがする。

混浴したいがために、割と純粋な稲葉さんを丸め込もうとしてる瀬戸君に笑った。

そして、猪鼻さんが女子会の面々に相談してたけど、どっちもなんだかんだで甘いので参考資料になりますか? って感じ……ではありますが、糖度上がったのでグッジョブ。

食い倒れの旅行も楽しそうだったし。
花ちゃんの通っているジムに行ったりもしていましたけど。土屋君まで釣れてたのには笑った。
稲葉さん達は、体験してみたものの、入会はしない事に。それぞれの主観で相手が良く見えて、ナンパを心配している辺り、もうこの二人は……
一方で、友人につられて行った土屋君は、本格的に通うみたいですけど。花ちゃんもなんだかんだで土屋君好きですよねー。



トナリはなにを食う人ぞ ほろよい3

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「悪い所は…」

(中略)

「誘惑が多いところだな」

 

買い出しに出かけて、土屋君の彼女、花ちゃんと遭遇。

土屋君、あの性格なので度々花ちゃんと揉めてる模様……憎めない良い奴ではあるけど、瀬戸君が絡まれてるみたいに、鬱陶しい部分もまぁあるからな……

そんなこんなで翌日、二人の部屋に招待して一緒に呑むことに。お酒飲むの好きね、みんな。友人と飲むと楽しいですが。

 

最初は教わっていた稲葉さんが、色々と新しいレシピにチャレンジもしてるのが凄い。自炊してても、中々拘れないからなー、素直に尊敬。

花ちゃんもなんだかんだで楽しそうでいい感じですねー。

その後土屋君との出会いのエピソードも挿入されてましたが……土屋君、本当に行動力凄いな。びっくり。

 

今回掲載のレシピだとオクフェスごっこの、ジャーマンポテトが結構好き。

呑み比べの為にしっかり準備してるんだもんなー。一家に一人瀬戸君が欲しい。……体育会系でビシビシ言う部分はちょい苦手なので、土屋君みたいにたまにご相伴にあずかるくらいの立ち位置が良いな……

あけすけな女子会も楽しかったです。付き合い広がってくのもいいですねー。


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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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