
ふと、俺にもいつか。
戻りたいと、そう思う場所ができるのだろうかと。
そんなことを想った。
短編集。
「こちらとしても彼ら彼女らの行く末に幸多からんことを願わざるを得ない。」
えーっと……誰か平塚先生貰ってやれよ、ホント……
この人結婚願望強すぎて怖いよ……
平塚先生が寝かせてしまっていた、タウン誌の企画に巻き込まれることになった奉仕部。
文化祭の後、八幡にお説教をしていたりと、格好いい先生だとは思いますが、こういう所はダメだよなぁ……
「ぼーなすとらっく 比企谷小町の計略」
イベント限定のスペシャルドラマCDの内容だとか。
3巻本編&ぼーなすとらっく「たとえばこんなバースデーソング」の後の話。
この作品でも、強かさでいえば小町はかなり上位に入ると思うんですが。
兄がぼっちを極めているのを反面教師に、随分と器用に生きている気がします。
「未だ、彼らは帰るべき場所を知らない。」
柔道部から持ち掛けられた依頼の話。
卒業した先輩が頻繁に顔を出して、活動に参加していく。その厳しさに部員が減っているので、どうにかしたい……という依頼なんですが。
現状の解決ではなくて、対症療法を求めているあたり救いがないといいますか。
先輩が来てから部員が離れているなら、その先輩をどうにかするべきじゃないのか。
部員が減っているから、新しい部員を招きたいとか、今更集められる程度の部員にどれだけの価値があると思っているんだろうか……
だって、7月中旬とかもう部活入る意欲のある人材はもうどこかしらに属しているし、属していないのは何かしらの理由があるか、部活に入るほどの意欲がないだけでしょう。
そんな部員を集めたところで、破綻するだけだと思いますがね。
まぁ、八幡がいつも通りのやり口で、その先輩に言いたい事言ってくれたので、そこでスカッとしましたけど。
メールで持ち掛けられる簡単な相談とかも挟まってましたが。
……どこまでも材木座が材木座でしかなかったといいますか。
彼は本当シリアスシーンで出れないからって、ネタの時は出張ってくるなぁ……