「愛してるよ、鞠佳。ありがとね」
徹底的に落とされた後を丁寧に描いているなぁと言いますか。
折しもバレンタインデーが近いという事で、女子たちが盛り上がっているのがいい感じ。
新しい恋の相談があり、恋人同士になっても悩みは尽きず。
鞠佳が関係を一歩進めようと積極的になって自爆しているのは、相変わらずと言って良いのかどうか。
鞠佳の交友関係が広くて、あっちこっちで会話が弾んでるのは見ていて楽しい。
こういうキャラ一人いると世界広げやすくていいよなーとか思ってた。
恋の全てが実るわけではないけれど、恋に生きる少女たちの想いは本物だとしっかり見せてくれている。
絢も絢で告白されたり、相談を受けたりはしているようですし、鞠佳を好きで大切にしているのも間違いはないようですけれど。
彼女の流した涙が、きっとこの二人が乗り越えないといけない最大の爆弾なんだろうなぁという感じで、掌の上で転がされてます。お見事でした。