気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

よっしゃあっ!

モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います3

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「ま、仕方ないか。ここまで来たらやるしかないんだし――行こうか、みんな」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで331日まで。

ネームドモンスターを倒したり、中々波乱万丈な日々を主人公たちは乗り越えてきた訳ですが。それでも、この世界が変質してしまってからまだ6日しか経っていないというのは驚きです。密度高いわ。

カズトが得た謎のアイテム「羊皮紙」と「黒い宝玉」を鑑定できる人を探すため、人が集まって良そうな市役所に向かう事になって。

 

学校外で指揮をとっていたものの、学校で生徒会長に魅了されてしまった西野君もその支配下から脱したみたいで、彼の視点とかも交えて物語が進んで行きます。

オークやらを打倒してもアリの魔物が現れたり、岩の巨人が現れたりとトラブルがつきませんね……。まぁ、こんな風に変質してしまった世界では平穏ほど高くつくものも無いでしょうけど。

 

それだけに、カズト達が辿り着いた市役所で見た市長のスキルによって安全地帯が確保されている事はとてもありがたい。

……価値が高いからか、はたまた別の原因かレベルアップの条件がハードル高くて笑っちゃいましたけど。ネームド2種の討伐+時間制限とか容赦ないですよねぇ。

更にはカズトも謎の存在から干渉を受け、そのクエストに協力するように強要される羽目に。

 

一方的にクエストを出して、事情説明もなく持ってても必要ないと羊皮紙を回収していくとか、嫌われる行為フルコンボやっていってますが……。

そうやって干渉できる上位者が、クエスト達成したら質問に答えてあげると保証してくれたのは、悪くはない。

……というか、前提条件が劣悪なんだからそれくらいの報酬はないとやってられないですよね……。いやまぁ、クエスト無視すると仲間ともども耐えがたい恐怖を味わう事になるから、やらないって選択肢はないんですが。

 

カズト達以外にも、この変化した世界で生きようと足掻く人々が居てくれたのは良かったですが……。こんな世界でもなお好き勝手振る舞う輩も居て、どうしようもない面もありますが。予定外な事が起きようと超えていったのはお見事でした。

巻末には書き下ろしで「彼女の独白」として、カズトにクエストを出した女性についての情報が登場してますが……。この事態を引き起こした上位者と認識してましたし、実際に世界そのものに効果を齎すプログラムから生じたらしいので、間違いでもないのでしょう。

ただ、彼女という人格があることはバグの一種っぽいというか、微妙に異変をきたしてるみたいなので今後どう影響してくのかは怖いですねぇ。

モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います2

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「だから、これでいいんです。自分たちのペースでゆっくり進みましょう」

「……はい」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで331日まで。

死にかけながらもネームドモンスターの討伐を成功したカズト。モンスターをパーティーに入れる事に成功していたり、上手く世界に適合した感はあります。

ハイオーク討伐は彼のパーティーだけでは成し遂げられず、イチノセさんの助力も大きかったですけどね。それもあって、ついに合流できることになったわけですが。

 

極度の人見知りである彼女には色々とハードルが高かったですね……。少しずつ改善していってほしいところ。……ずっと青い顔されても困りますし。

慌てる事や失敗する事もあるけど、まだ会ったばかりなんだからゆっくりやって行こうとカズトが言葉にしてくれたのは良かったです。

 

自分と同じように犬を連れた少女と遭遇したら、それが幼少期の知人だったとか。後書きによるとWEBと書籍で扱いが大分変ったキャラクターのようですね。

彼女から情報をえられたのは大きいですけど……避難所として機能している学校に、魅了スキル使ってる生徒会長が居たのはヤバかった。

 

いやまぁ1巻でホームセンターを拠点にしてた西野君たちのところに「助け合うのが普通だろうが!」と食って掛かった集団が居たのも見てますし、混乱を最小限に抑える効果は確かにあるんでしょうけど。ヤバいのはヤバいよ。

当人もそれに自覚的で、バレたら逃げるしかないと思ってはいるみたいですけど。その時大切な友人1人だけを連れていければ良いとも考えてるので、歪なんだよなぁ……あの人。

 

危うい所がありながらも、数日を生き延びてきましたが。死後に発動するスキルの存在が明らかになったり、この世界人間に厳しすぎる……。

モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います

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「――――生き延びるぞ、絶対に」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで331日まで。

ブラック企業に勤めていた主人公クドウカズトは、疲れ果てた帰路の運転中に何かを轢いてしまう。犬にしては妙に大きく野性的。

目撃者も居ないし逃げてしまおうか、と魔がさした時「経験値を獲得しました」というアナウンスが聞こえ、犬の死体は忽然と消えた。

 

疲労から幻覚でも見たか、とその場を後にしたカズトでしたが……翌朝になってみると、世界は一変していた。

いや正確にはアナウンスが聞こえた、深夜帯に既に変質していてそれに気付けなかっただけなんですが。

朝になって外を見ると、ゲームで言うオークのような存在が闊歩し、謎の巨木に覆われた街を見る羽目になって。

 

そしてカズトは、変質した世界ではステータス・オープンと唱える事でステータスの閲覧や、職業選択やレベルアップによるスキル獲得が出来ることに気が付いて。

ストレスや恐怖への耐性、危機感知やアイテムボックスなど。異常事態が起き、電気も止まってしまった世界で、安全に生き延びるためのビルドを組み立てます。

 

可愛がっていた野良犬がモンスター討伐で強化されたので同行したりもしますが、基本的にはソロで活動していく形になりますね。

一度ショッピングモールに逃げ込んだ集団と遠目に目撃はしますが、ちょうどオークたちの襲撃を受けており、助けられる状況ではないと逃げることになって。カズトは自身をロクデナシと称してましたけど。

 

あそこで割り込んでも死体が一つ増えただけですし、そこまで卑下する事もないような気はします。実際、極限状態で無償の協力を要請される可能性もあったし、面倒に感じたのも間違ってないしな……。

カズト以外にもこの世界に適応してスキルを取得し、生き延びようとしてる人々が要るのは良かったですけど。その数があまりにも少ないというか、その割に強力な敵が居て人類ヤバそうですよね、本当。どうにか生き延びて欲しいものですが、さて。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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