気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

をん

最強賢者夫婦の子づくり事情 炎と氷が合わさったら世界を救えますか?

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「あなたはわたしに、たくさんのものをくれています」

 

三百年前に降った星。

それは極彩色の柱状になって地に刺さり、呪晶石と名付けられた。

呪晶石は周囲に毒をバラまき多くの命を奪い、村を、街を、国を滅ぼした。十年の後、毒の放出は止まったが、どんな攻撃・魔術・兵器を駆使しても呪晶石を破壊することはできなかった。

さらに、呪晶石の毒で死なず異形の獣と成り果てた、呪晶獣と呼ばれる存在まで生まれた。

不幸中の幸い呪晶獣は呪晶石と違い不滅ではなく、倒すことは可能であったが……その力は強大で英雄や賢者と呼ばれるものが死力を尽くして勝ちを拾えるかどうかというレベルだった。

 

さらに呪晶石は30年周期で飛来を続け、どんどん人々は生存権を脅かされていた。

そんな情勢もあって、呪晶石災害が発生して以来、呪晶獣を討伐した者は呪晶獣が縄張りにしていた土地の所有権が生じるようになった。

ただそれもあくまで「権利」の話であって、呪晶獣によって生来の土地を追い払われた人々からすれば、よそ者が彼らの土地を奪ったと思われ恨みを買うこともある。

……実際、主人公たち朱雀の民と白虎の民がそれで土地の権利を巡って長く争うことになったわけです。

途中から犠牲を減らすために、それぞれの代表の一騎打ちをして勝者の意向に従うという方針になったみたいですけど。

 

そんなある日、呪晶石の飛来を予測・監視する世界塔と呼ばれる機関の巫女が、朱雀の里の頭領であるシラヌイに会いに来て言うわけです。

「白虎の頭領アウラと結婚して、子どもを作れ」と。

未来を見ることが出来るという巫女に寄れば、2人の子どもが未来に起こる大災厄を打破する希望になるのだとか。

シラヌイはアウラに一目惚れしていたこともあり、それを受諾。

 

ただ「予言だから結婚する」のではなくて、朱雀の頭領として白虎の頭領との一騎打ちに勝利を治め、2つの里の間で合意が取れていた決着をつけてから先に進もうとしているのとか、真面目で好きです。

直ぐに飲み込める素直な輩だけではなくて、白虎の民から襲撃まがいの事を受けたりもしてましたが……魔術は凶器になるからこそ、家族には向けられない、と。朱雀と白虎の民は家族に慣れると信じてそれを受け、あしらったシラヌイはなるほど一つの民をまとめる頭領なんだなぁ……と納得しました。

 

初恋の相手であるアウラの前ではかなり初心で、どうにも先に進めずにいましたけど。

なんならアウラに手を出すよりも先に、より大きな戦果を挙げに行ったりしてて、それを贈り物にしようとするとか微妙にズレてるところもありますけど。

そんなだからいざ一線を越えてからアウラに圧されるんだぞ……。

大災厄に備えるためとは言え呪晶獣討伐を成し遂げて国を作ろうとか大それたこと考えるなぁとも思いましたが。

 

そして、その土地に元々住んでいた国の人に良く思われず襲撃を受ける羽目になったりもして。「呪晶獣を討伐したものに所有権を与える」ってルール、さっぱり守られてないじゃないですか。元の所有者が呪晶獣を打破して平和裏に取り戻したケースとか、ないんだろうか。……物語的に盛り上がりに欠けるから描かれないだけか……。

主人を慕うがゆえに暴走してしまったメイアですけど……キャラデザめっちゃ好きですね。可愛い。彼女の使う術を知ってから見るとちゃんと小物にもネタ詰められてて良い。

毒の王5 最強の力に覚醒した俺は美姫たちを従え、発情ハーレムの主となる

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「俺にできることと言えば敵を叩き潰すことくらいだな。慰めてはやれないが、代わりに」

 

暗殺者ロズベットを味方に引き入れたカイム達。

彼女がミリーシアの暗殺に失敗したことで、高額報酬狙いの暗殺者が群れを成してやってくることに。

千とも二千とも言われるメンバーを抱えた組織力が売りの『カンパニー』。

「暗殺」と聞いてイメージする闇に紛れる静かな振る舞いではなく……無数のスケルトンを使役して群れで潰しに来る『骨喰い将軍』。

 

多様な暗殺者に狙われつつ、それらを撃退していたわけですが……。

彼等もさるもの、というか。人質を取ってミリーシアが手出ししにくい、民をカイム達にぶつけてくるなんて搦め手を使ってきたりもして。

ミリーシアを確実に殺すために、街一つに壊滅的な被害を出す派手な行動をとったりもして……生き残った人に責め立てられる、精神的な方向での攻撃もしてくるんだからたまりませんね。

 

ミリーシアはしっかりと皇族としての覚悟があって、自分を狙って敵が動いた結果、街一つが滅びたという事実から目を逸らすわけにはいかないというあたり真面目ですよねぇ。

カイムにも律儀というか難儀とまで言われてましたが。

敵が自分を狙ってくるというのなら、敢えて自分の所在を明らかにすることで、敵をコントロールしようとしたのはお見事。

明らかに罠だけれど、一人だけが得られる報酬のために暗殺者同士でのレースになっていることから誰も引くことはなかった。

仮に報酬がしょっぱくても、ミリーシアがギルドを通して自分の位置を知らしめた以上、彼女が無事で過ごしていることが示されたら「あれだけ挑発されても、殺せなかった臆病者」というレッテル張られて今後の活動に響きそうですけどね。

 

だいたいは蹴散らすことに成功していましたが、暗殺者界隈でも最古参の『不死蝶』と呼ばれる人物・アゲハまで出張ってきて。

彼女の狙いは、人でありながら魔物に育てられた『人魔』と呼ばれる……同胞であるリコスだった。しかし、リコスはリコスで既に自分の主をカイムと定めていたので、アゲハの誘いには肯かなかった。

 

その在り方を認めて引いてくれたのは良かったですね。『人魔』の寿命は定命の人とは違う、という情報も明かされてましたが。……『毒の女王』と同化したカイムはどうなんでしょうね。アゲハが興味示してなかったから『人魔』ではない扱いなんでしょうけど。リコスを一人にしないで上げて欲しいものですが、どーなるかなぁ。

口絵にも描かれてましたが、巻末の番外編「番う狼」で成長したリコスとのシーンが……夢という形ではあれど描かれたのは、リコスだけ仲間外れにならずに良かったというべきか。アゲハと出会ったことで、『人魔』ならではの技術を学んでますしいつか夢じゃ亡くなればリコス的にも本望でしょう。

本編は暗殺者という脅威を退けランスと合流を果たすところまでたどり着いてましたが……決戦まで1週間とかいう最後の一文が不穏ではありますね。戦力、足りるのだろうか。

毒の王4 最強の力に覚醒した俺は美姫たちを従え、発情ハーレムの主となる

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(改めて……俺はどんな星の下に生まれたんだろうな。故郷を飛び出してから一年も経っていないっていうのに、一生分の災難とぶつかった気分だぜ)

 

第一皇子との交渉は、予想できたことではありますが決裂。

暗殺者登場によって混乱した場で。カイムが出した毒ガスを爆発させることで隙を作り脱出には成功……したものの、仲間と分断されてしまうことに。

困ったカイムの元に真っ先に駆けつけたのが、孤児院に預けたはずの少女リコスで。狼に育てられたからかまさかの匂いで追跡してきたようで、彼女の力でミリーシアたちとも合流できたのは何より。

リコス、孤児院に置いていかれた事を怒っていて今度は置いてかれないようにカイムにしがみついているの、絵面は微笑ましいですね。

……リコス、院長の回想からするとなんか厄介な経歴の生まれっぽいですけど。まぁ魔狼に育てられている時点で今更か……。

 

兵士に追われながらも、何とか脱出したカイム達はミリーシアの提案で第二皇子ランスと合流しようと動き始めることに。

ランスの元へ向かう道中でカイムを阻止した、第一皇子の『双璧』についての話を聞いていましたが。帝国最強の騎士だとか、未来予知の力を持っている魔法使いが居るっていう話は共有しておくべきだったのでは……? まぁ教えられたからって、カイムが彼らに勝てるほどスペック向上させられる術があったわけじゃないので、結果は変わらなかったと思いますが。

 

さらに向かう途中でワイバーンに襲われている馬車を発見。

事情を聞くと、近ごろ周辺の村や町がワイバーンに襲われていて大変だという事で……ミリーシアが困る民を放っておけず、協力を申し出ることに。

アーサーとの交渉が決裂した上でも兵士に無駄な損害を出したくないと考えていたあたり、甘いですけど……そんな彼女だからこそ、味方につけられる人もいると示されたのは良かったですね。

 

他の冒険者チームが夜の見張りを引き受けてくれて……声を抑えるように努めたとは言え、その傍のテントでおっぱじめてるの、強すぎるな……。

彼等のイチャイチャっぷりに充てられて停滞していた、その見張りたちの関係も進展したのは良かったですけど、見張りはちゃんとしなー?

ワイバーン単体だったらカイムにとっては容易い敵みたいですけど。飛んでいること、かなりの数が居て広範囲に被害が出ていることから、カイム一人が戦ってどうにかなる状況でもなくて。

 

対処方法として、ワイバーンに特化した毒を生み出して、兵士でも対処できるようにするって言うのは効果的で良かったと思います。カイムが苦手な魔力操作を工夫する良い理由にもなりましたしね。

……そうやって生み出したカイム謹製の毒にも、ミリーシア達みたいな一部の女性陣に刺さる「媚薬」としての性質が残っていて。

ミリーシアを殺しに来た「首狩り」と呼ばれる暗殺者ロズベットに効果抜群。拷問には耐性があっただろう彼女を、カイムが快楽によって陥落させて味方に引き込むことに成功したのは……戦力向上って意味ではありがたいか。

 

暗殺者の世界でもある程度のルールはあって、仲介人が依頼を持ってきて誰かが狙っている獲物には手を出さない。……けれど、最初に挑んだ相手が失敗したのなら、その後は早い者勝ちになっているとかで。

ロズベットを屈服させたことで、他の暗殺者たちが動き出すだろうって情報も得られたのはありがたかったか。……暗殺者に狙われまくるの厄介ですねぇ。そうでなくても、第一皇子とそれに与する勢力を敵に回してる中で、敵対者増やしたくないっていうのに。

……そもそも、アーサー、ランス、ミリーシア3人のうち2人を殺せとか言う依頼出してるの誰なんだって話ですし、暗殺者を撃退したとて尾を引きそうな気配がある。

毒の王3 最強の力に覚醒した俺は美姫たちを従え、発情ハーレムの主となる

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「一度は他国に逃げた私ですが……今度こそ、帝国を救うために命を賭けたいと思います。大丈夫です、私には支えてくれる仲間がいますから」

 

カイム、やる事やった後のピロートークで「旅の途中、特に活躍してなかったけど何ができるんだ」とか直球で聞いちゃうのは流石にどうなの。

ちなみにそこで明かされた情報だとミリーシア、実は神聖術の才能があるらしいですね。

怪我の治療とか道具を揃えれば結界を張れるし、アンデッドとかに聞く浄化も使えるそうですが……そりゃこれまでの道中では使いどころないですね。

そして役立たずですみませんと自虐して、カイムに慰めてもらおうとしてるので……まぁそれ以外にも女の武器も磨けてるんじゃないですかね、知らんけど。

 

兄弟の争いを止めようと帝都を目指すミリーシアに同行するカイム達。

しかし街道の封鎖によって足止めされてしまって。ミリーシアの神聖術を使ってアンデッド討伐をしたりしてましたが、状況は改善せず……危険地帯である迷いの森を突破するルートを選択することに。

魔境に詳しいサポーターを紹介してもらって、カイム達なら対処できる程度の障害を蹴散らしつつ進んで行ったところ……奥地で本来会うはずじゃない魔王級に次ぐ公爵級の魔物、狼の魔物リュカオンの群れの長にケンカを吹っ掛けられることに。

 

流石に「公爵級」となると厳しい戦いでしたが、辛くも勝利。相手にも思惑があっての戦いで手加減されていなければ危なかった、とカイムは感じていましたが。

力を示したことで長からカイムは、狼たちに育てられていた人間の少女を託されることになるわけです。

リコス、デザイン可愛くて良いですよね。魔境の奥地で魔物に育てられた、というだけあってただの少女ではなさそうな気配プンプンしますけど。

 

少女託された後、無事に帝都に到着できたのはなにより。ただミリーシアが信用している人物が管理しているとはいえ、施設にそのまま預けようとしていたのは、警戒心が薄いというか。

ミリーシア後継者争いで内紛間近なのを止めようとしているわけで、彼女の立場って結構皇女でありつつ危ういんですよね。

帝都についてすぐ預ければ良いか、と考えてましたが……それは相手を侮りすぎでは……? 感もある。とはいえ、じゃあ素直に連れて行って良いかと言われると悩ましい話なんですけども。

 

第一皇子との対面は無事に叶ったものの、内紛を止める事は叶わず。

側近によって排除されそうになったカイムたち。『毒の女王』を取り込んだカイムでも、一国のトップクラス相手となるとさすがに厳しく……ピンチになったところで、暗殺者とか言う予想外の乱入者によって、逃げ延びることが出来たわけですが。カイムのレベリングは急務ですねぇ。

 

あとこれらのイベントの合間に相変わらずなアレコレもやってるんですが。

レンカが首輪持参で「お散歩」プレイに興じてたり、巻末の番外編「囚われのレンカ」では黒歴史を綴っていたり、もうダメだよこの女騎士。性癖に正直すぎる……。

ギルドマスターのシャロンとワンナイト堪能してましたが、三人の恋人ほどの高ぶりは感じなかったとかで、旅の仲間が特別であることを実感したりもしてましたが。

魔境のテントの中とか、兄と対話するために来た城では「妹でも予定の横入は許さん」と後回しにされて……その結果、城のミリーシアの私室で盛ったりしてるので、カイム色事方面では無敵か……? 女性陣の方がカイムを誘惑しまくっての結果ですが、それを受け入れてるわけだからな……。

毒の王2 最強の力に覚醒した俺は美姫たちを従え、発情ハーレムの主となる

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「君の力を知れば、必ず多くの人間が動き出すだろう。キミを利用するため、邪魔者として消すため、君の子種を手に入れようとする者だっているかもしれないな」

 

美女三人を伴ってガーネット帝国を目指すことになったカイム。

小国家群だった地域が蛮族の襲撃を受けたことで、一丸に纏まることで出来た国だそうですが。実力主義な国風で、カイムには合っているかもしれないけど目を付けられる可能性もある、とファウストは評していました。

 

三人の恋人と存分にお楽しみしつつ、船旅で向かっている途中で滅多にない空を飛ぶ鳥人の空賊の襲撃に鉢合わせることになったりもして。

相変わらず引きが付いているというか。恋人の一人が、皇帝が病に倒れてから継承者争いが過熱している帝国の姫の一人だっていうんだから、まぁ騒動に会うべくして会っているわけですけども。

 

敵対派閥に与する領主に目を付けられたり、乗った馬車に暗殺者が乗り合わせていて憲兵とバチバチやり始めたり、情報を求めて冒険者ギルドに行ったらイキった奴らに絡まれたり、街道が土砂崩れで封鎖されていたり。

中々上手くいかない道中ですが……改めてカイムの力がかなりのものだと示されたのは良かったですかねぇ。

女騎士レンカが、カイムと関係を持ってから難儀な性癖を持つようになってしまったのは……うん、まぁ解消先がハッキリしてるからいいんじゃないですかね。

恋人3人が、カイムのフェロモンの影響もあってかかなりグイグイ来てますけど、半分くらいは各々の資質でしょう。肉食過ぎてカイムがくたびれている場面が多いのは笑ってしまった。

毒の王1 最強の力に覚醒した俺は美姫たちを従え、発情ハーレムの主となる

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『幸せになりなさい。いつか貴方の家族を見つけて、共に生きなさい』

 

主人公のカイムは生まれながらにして毒に蝕まれた『呪い子』として、父や双子の妹、使用人や領民からも忌み嫌われている存在だった。

家族で唯一、母だけは彼に愛ししてくれていたものの、毒の影響もあって早くに亡くなり……彼女に恩のあるメイド、ティーだけがカイムの味方だった。

生まれながらにして、そんな厳しい環境に置かれていたカイムですが……。

 

その状況になったのは、両親の決断のせいなんですよね。

魔王級と呼ばれる災害『毒の王』を、犠牲を払いつつ倒した両親。父はその功績を持って貴族に任じられ領地を得たみたいですが……母はその争いで毒の呪いを受けてしまった。

このままでは死んでしまうという時に、父の知人であるドクトル・ファウストが登場。マッドサイエンティストの側面があり人体実験を行って数百と殺している一方、難病の治療薬などを作っている功績もあげている人物。

ファウストは、母が受けた呪いをその時に妊娠していた双子の片割れに呪いを移すことで、母体と子ども1人だけを助けるという提案をされて……それに頷いた。

 

だからこそ母は生まれてきてくれた子に業を背負わせてしまったと、せめてもの愛を与えようとして……。

父はカイムが呪いに耐えられずに死んでさえいれば尊い犠牲と思えたのに、生まれてきたことで妻を蝕み、非情な決断をしたことを突きつけられると、息子を遠ざける決断をした。

……その上で、どちらも息子に与えてしまった因果について説明しなかったっていうんだから、父が最底辺のクズではあるという前提で、母もちょっとダメな部分あるよなって感じ。父は自分の罪と向き合えずに歳を重ねているので、あまりにも醜いんだよなぁ……。

 

十三歳の孤立したカイムの前に、呪いを移した張本人ファウストが現れたことで、ようやく彼は事情を知ることができたわけですし。

彼女の介入によって自身の呪いと向き合ったカイムは、新たな『毒の王』として覚醒。力を得たためか18歳ほどの肉体に成長し、『毒の女王』と同じ毒を操る力を有しつつも、人の意識を残した彼は母の残した言葉に従い、自分を受け入れて裏切ることのない家族を探しに行くことにして……。

 

行きがけの駄賃で父を蹴散らして傷を残しているのは、罪を突きつける感じで痛快ではありましたが……命までは奪わなかったので、このクソ親父の再登場も約束されたようなもので、そこは億劫だなぁ。

気ままな一人旅になるかと思いきや、賊に襲われた帝国の令嬢を助けることになったり、メイドのティーが追いかけてきたり、女性の仲間には事欠かない状況に。

サブタイトルの「発情ハーレム」とある通り、そういうシーンの描写が織り込まれていて、中盤以降お色気シーンが増えていく作品ですな。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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