気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

アリアドネ

アリアドネVol.2 Unnamed Memory―AFTER THE END―

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「心配しているならあまり放任もやめて。今回のことで充分気が済んだし」

「やってみたがっていることを『失敗するだろうからやめろ』というのは違うだろ」

 

2025冬コミ(C107)に刊行された同人誌。

『アリアドネ』シリーズの第2巻。イベント当日はいけなかったので、メロンブックスの通販で注文したんですが、イベント後に通販パンクして手元に来たのは1月下旬でしたねぇ。その後感想書くのにまた時間空いてしまってこんなタイミングになってしまった。

目次の「2.生まれる前の物語に寄せて」が46Pになってるんですが、実際は62Pスタートでしたね(小声)。仮置きした後に加筆したんですよ、きっと。

 

エギューラ症候群を患い病弱だったが、なんとか快復し働けるようになった少女シーライア・イーア。

もうすぐ十九歳になる時期らしいですが、職場で「恋人を選ぶ決め手は?」という雑誌コラムを見ているところを同僚にみつかり……婚活パーティーに連れ立っていくことに。

そもそもオスカーの事が恋人と思われているの、解釈一致すぎるなぁ。

まだはっきりと関係が定まっておらず、オスカーの事を選択肢の一つとして真剣に考えると言ったシーライアですが、選ぶためには他の可能性も探るのが彼女らしいというかなんというか。

 

あくまで可能性を模索するためだから、そこまで本腰入れているわけじゃないのに変なの引っ掛けるあたりもまた彼女らしい。

一応、研究方面で話が合うしシーライアに執着せず別の気になる相手を見つけてくる……簡単にまとめると、シーライアと友人になれそうな相手とも出会っているので、パーティーの質が悪かったわけではないんですけどねぇ。

シーライアのやりたい事を見守りつつ、危ない場面では助けに入るオスカーが、実に良かった。

あと良かったので言えば、シーライアの弟君も中々良いキャラしてましたよね。83Pのやりとり、ちゃんと姉弟しててなんというか、凄い好き。

いやぁ2巻も実に平和でしたね。あとがきで先生が不安を感じてましたけど、ちゃんと面白かったですよ!! というのは声を大にして主張したい。

 

アリアドネVol.1 Unnamed Memory―AFTER THE END―

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「もともと急がせるつもりはなかったんだが……分かった。ゆっくり決めればいい」

 

2025夏コミ新刊。……夏コミ直後に買ってはいたんですよ……。「買ったけど感想書いてない本の山」がちょっと積み上がりすぎり、タスクが重なって感想書くのが遅れに遅れただけで……。

 

閑話休題。

Unnamed Memory After the end』シリーズの、逸脱者たちの話ですね。

時系列的にはate5ate6の間のエピソードになります。「アリアドネ」本編のネタバレは抑えめにするつもりですが、どうしても逸脱者周りのネタバレには触れることになるのでご注意ください。

 

 

舞台は『Fal-reisia』とかと同じ大陸ですね。

ate6P64あたりでサラッと触れられていた、約4800年ぶりのエギューラ症候群の発症者として生まれた少女シーライア=イーアの元に、記憶を取り戻した状態のオスカーが現れる……という形で今回の逸脱者たちは出会います。

 

オスカー、入院中のシーライアと出会ったときに初手で「結婚しよう」とか言っちゃったせいで、シーライアが退院して技術者として働き始めてからも交流があるみたいですけど、どうしても恋人関係とかまでは進展していない模様。

オスカーの方から連絡を入れたり、関係を断たないようにはしてるみたいですけど。

「貴方からの連絡は通知を切っている」と言いつつ、なんだかんだ食事には付き合ってくれたりするシーライアとのやり取り、好きだなぁ。

 

というか逸脱者の片方だけが記憶を取り戻しているときのやり取りが、初々しさがありつつもそれまでの積み重ねてきた時間がにじみ出る場面もあって、無限に味がするから好き。

……初期逸脱者はまだ「再会の喜び」とかがありましたけど、『アリアドネ』のate5ate6あたりの時期だと、危うさとかも垣間見えてハラハラもするんですけど。

エギューラ症候群は今のレイジルヴァ大陸では稀有な事例で……シーライアの家族をはじめとする多くの人の尽力で、過去の記録から「エギューラ症候群患者の対処法」を見つけて、多少の苦労はありつつも生活がおくれてるの凄いですよね。

オスカーが無理に手をかさず見守る構えを取っていたのもなんかわかる。

初手の接触でミスしてましたけど、このまま穏やかに距離を詰めていければいいなぁ……と思いつつ、そんな平和なエピソードは本にならないんだってしってる。

 

ただまぁ、Vol.1でシーライアもまだ記憶を取り戻していませんし、シーライアの家族がトラブルに巻き込まれてオスカーが助けに向かう、という割と平和な決着迎えたのは何よりでした。

ぽつぽつシリーズ刊行される予定らしいので、続きを楽しみに待ちたいですね。

 

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ちゃか

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