気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

イチャ錬

魔王を倒した俺に待っていたのは世話好きな、ヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。5

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「ねえイザヤさん。他の女の子たちと接して、あらためてわたしをどう思いますか?」

 

ヨメが突然開始した「レンタルイザヤ」というサービス。

おさわり厳禁ながら、他のヒロインズが速攻で申し込みしてるのはちょっと笑いました。

ロゼはおさわりしてもらおうと思ったけどルールに敗北、ノエルは「イザヤ先生を借りられる」という字面の面白さにつられて申し込んだけど、特にしてほしいことはなし。

その一方でマリーはちょっと揺れている中で、イザヤがとても刺さる言葉をくれて……どうしようもない恋心を認めることになったわけです。

 

最初期からライバルだったヨメとマリーがラブ・バトルを勃発させていくことになって。でもマリーはアピールを続けるなかで、イザヤの心を動かせてないことを分かっている、というのが無常です。

その一方で、家族との折り合いが悪いマリーの問題解決を図る際には手を貸すんだからイザヤもお人よしではありますが。

問題を乗り越えた後にヨメがマリーに提案したのは、予想していなかったコトだったので驚きましたが。とりあえずの決着したけど、未来ではどうなっていくんでしょうねぇ。……より規模大きくなってても驚きませんが。



魔王を倒した俺に待っていたのは世話好きな、ヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。4

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「錬金術師の女性と、冒険者の男性で結婚するのって、実は結構多いんですよ。ちょうどお互い無い物を補い合えるし、相性が良いらしくて」

「俺とヨメみたいなものか?」

 

冒頭毎回酔いどれシーン挟んでくるの、伝統芸ではあるけどたまには違う味も欲しい感はある。

2巻で夏のバカンスを堪能したわけですが、今度は北方で雪遊びしにいくわけですよ。

北の島国スノーヴィーク。錬金術の普及を目的として、錬金術アカデミーの公務扱いで足を運ぶことになったとか。

 

そうやって足を運んだ先で、イザヤはまたしても因縁のある相手と出会うんですが。

魔王の仮面をつけて、「復活した魔王」を自称する少女ナナはイザヤとのキスを狙い、ヨメたちに阻まれることになるわけですが。

ナナはそれでも諦めず行動を続けることに。その過程で、彼女が秘めていた想いとかも色々発掘されることになって。

 

スノーヴィークが亡くなっているヨメの父親の出身地であり、銀髪や白い肌という特徴を受け継いでいる、という前振りもしっかり意味があったのは良かったですね。

戦闘になるとイザヤがサクッと解決してくれるのは頼もしいし。まぁ毎度ヒロインと良い展開になってるのはアレですが。もうちょっとヨメ大事にしてあげて



魔王を倒した俺に待っていたのは世話好きな、ヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。3

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「みんなに愛されてるってことですよ、イザヤさんは」

 

イザヤがヨメに養われているヒモ状態だと、親戚にパートナーとして紹介するの面倒ですね、とかヨメが言い始めて。

錬金術アカデミーで教鞭をとって欲しいという依頼が、ヨメとマリーに持ち込まれて、それにイザヤもついていくことに。

ヨメの魔力補給役ってだけではなく、自衛のための武術を教える役割を期待されたそうです。

 

ヨメにマリー、ロゼッタと言うイザヤの周囲にいる女性陣は何だかんだ名の知れた錬金術師なわけで、生徒たちに歓迎されていたのは良かったですね。

……王立アルケミストガールズアカデミーっていう、女子校だったのはアレですが。ヨメ、イザヤのわきの甘さ知っているのに女子の巣窟に連れ込んでどうするの。

最初こそ人相の悪さに引かれていたけど、剣技の実演で普段と違う姿を見せてもらって、すぐに絆されている学生たちはちょろくて心配。

 

そしてイザヤはまた学園で、才能のある女の子と交流をもつことになるわけですが。

今回メインになるのは、隣国ノエリージュの王女であるノエル。

十三歳という若さありながら、ヨメやマリーが十五歳の時にまとめたようなレポートを、去年書き上げていた才女。

まぁ才能とか立ち位置があって孤立していたんですが……一人になった時にウキウキ歌ってる愉快な面もあるのが面白いな。

重い物背負い込んでる部分もあって、間違えた道に進みそうだったわけですが、イザヤが引き留めたのはお見事。魔神相手に一騎打ちでサクッと勝てちゃうイザヤ凄すぎ。

魔王を倒した俺に待っていたのは世話好きな、ヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。2

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「俺は知らなかっただけだ」

(略)

「人の出会いは人を変える。それこそ、錬金術のようにな」

 

ヨメとイザヤのパートナー生活は相変わらず進行中。

イチャイチャはしてるけど、進展はしてないっていう意味ではあるんですが……。

言い訳しつつマリーが遊びに来たりしている中、ヨメの誘いで夏のバカンスに行くことになって。

 

ヒロインズの水着姿が見られるのは、まぁ可愛くて良かった。

イザヤが改名する前、ソロの冒険者として活動し魔王討伐する前の姿を知っている、ロゼッタという少女が彼を追いかけてやってきて。

拠点を持たない流浪の錬金術師でありつつ、イザヤと冒険していたこともある、ソロ適正の高い人物。一人であろうとした彼女が唯一執着したのがイザヤだった、と。

 

「かつてのイザヤ」とは違う振る舞いをする彼に対して、思う所があるようでしたけど。

昔の女を名乗って引っ掻き回しにこられたことで、ヨメたちもまたイザヤを問い詰めたりするわけです。

イザヤを連れていきたいロゼッタと、ヨメとの時間を選ぶイザヤ達とではどうしても主張がぶつかるわけで。ロゼッタの攻勢を乗り切った後、やりあっていた相手だったけど彼女の窮地を協力して助けることになる展開は良かった。



魔王を倒した俺に待っていたのは世話好きな、ヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。

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「でも、わたしはイザヤさんとの錬金術を信じたかった。いえ、イザヤさんだけじゃない。……青臭いこと言いますけどね、わたしはたくさんの人たちとのつながりを信じたかったんですよ。キスはその象徴だと思ってください」

 

魔術が盛んなメジャイルに生まれたが、剣のみに専念し、ソロで活動しダンジョンに潜り続ける青春を送った主人公のイザヤ。

彼はその剣技から勇者と称えられるほどだったが……ある日、魔王を打倒したとき、最後に呪われてしまった。正確には、死に際の魔王がイザヤの肉体を乗っ取ろうとしてきて、それに抵抗は出来たが魔王の魔力を押し付けられてしまったそうです。

そしてその結果、「魔王と同質の魔力を持つ、破壊の化身」として国を追われることになってしまった。

 

その後、彼は西の果ての島国アルリオンに流れ着いて……森の中にログハウスを作り、一人で暮らしていた。

部屋は汚いし食事は適当だし、でダンジョンに青春をささげた男の粗い一人暮らし、って感じでしたが。木工という趣味を持っているだけ、まだ人間味はありますけど。下手したら「日々修行しかしてません」みたいな、それこそ剣みたいな男になっていたかもしれない。

……ソロ歴が長すぎて言葉足らずの部分あるので、今でもその傾向があるのは間違いないですけど。

 

ある日森の中で魔物に襲われていた少女、ヨーメリアを救って。彼女は助けてもらったお礼として、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれて。

しばらくはログハウスにヨメが来る形を取ってましたが、よりよい暮らしの為にヨメの工房に招待されることになって。

世話好きのヨメと交流することで、一人のさみしさにイザヤが気付き、距離が縮まっていくのがいい感じですね。

 

知識と技量は確かながら魔力量が足りないヨメを、人に魔力を与えられる能力を持っているイザヤがフォローできる、というのも凸凹噛み合う感じで良かったですしね。

……イザヤと触れ合うことで魔力譲渡が出来るんですが、それを他の女性キャラに実践してるところに居合わせて、可愛い嫉妬してるヨメが可愛かったですね。

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ちゃか

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