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「ええ、私らしく、私らしくやるわ! 合理的に敵をからし、贅沢に生を養い、美しく咲き誇るの!」
キャステリア王国西部の統括官という重責を務めていた、エドワード・ウェールズ辺境伯。
国の地位以外にも、秘密結社“混沌花”の大幹部としての顔も持っており、表でも裏でも通じる力を持った個人であったが……。
彼の死期が近づいたことで、彼に押さえつけられていた諸々の問題が吹き上がり、領地は荒れるものと予想されていた。
しかし、エドワード・ウェールズの娘メアリは、秘密結社の幹部としての彼が生み出した最高傑作であり……死の間際に「お前らしく咲きなさい」と彼女の枷を解き放つ遺言を残した。
メアリからも「恩人寄りの、敵(あるいは、敵寄りの、恩人)」と評される、複雑な親子関係ではあったようですが。
自由を得たメアリは、父の死によって動き出した輩を蹂躙して、自らの存在を周囲に知らしめるべく動き始めるわけです。
秘密結社らしく人体実験もしていたようで、メアリは魔法植物である血薔薇を宿していて、それを駆使して戦い……敵を蹂躙していって。
好き放題暴れまわってかなりの損害を暴れまわった敵には与えていましたが、メアリ自身はまだ十五歳の娘でもあって。
エドワードが偉大だったこともあってか、それまで彼の陰に隠されていたように思えるメアリを侮る人は多く……探りを入れるスパイが潜り込んでいたり、妨害工作なんかも多々行われていましたが。そんな小手先の工作で敗れるような女傑ではない、と呼んでる途中から信頼できるほど強さを見せつけてくれたのは良かったですね。