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「レン、いいのか?」
(略)
「言い出したのは私ですよ」
友人が困っているのは見過ごせない、とレンは再会したトリエラや、トリエラを追っかけて来た少女リコに文字を教えたり、装備を与えたりと色々サポートしていたわけですが。
色々と知識が足りていなかったトリエラ達が、文字を覚えて資料室に通うようになって、正しい方法で薬草採取できるようになったりして、多少はマシな生活を送れるようになったのは何より。
ただ冒険者ギルドや資料室と言った施設はレンも当然使う訳で……。
そこでバッタリ、ほかの孤児院仲間と再会することに。レンが嫌っているケインを筆頭にした三馬鹿男子がいなかったのだけは幸いでした。
とはいえ、友人たちとの繋がりも断ちたくはない以上、いずれケインとも会う羽目にはなるんだろうな……とレンも覚悟を決めることになったわけです。
トリエラとか女子たちはレンのケインに対する嫌悪感も理解して、味方になってくれてるのがありがたい。
レン、何処に行っても面倒な男子の相手することになってるの、お疲れ様ですというか。鍛冶場でも、客分ながら腕を認められているレン相手に生意気な態度取ってる馬鹿息子を教育する羽目になってましたしね……。
アレは一回心を叩き折ろうとしただけなのに、向こうが付きまとってくる形になっただけですけど。
反省して態度を改められる子がいる一方、変われず、機会を生かせない奴もいるのがなぁ……。変われないだけならいいですけど、レンに迷惑かからないと良いんですがね。どうなるやら。