気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

カクヨム

ダンジョン付き古民家シェアハウス

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(私たちの家だ。誰にも渡したくない)

 

新型ウィルスによるパンデミック……が落ち着いた現代。

ワクチンなどで順応していったとは言えど、変化がなかったわけではなく。

内定をもらっていた企業が倒産してしまったり、バイト先・就職先が閉店することが決まってしまったり、先行きが不安になった男女4名。

同じバーを行きつけにしていたことで意気投合して付き合いが続いていたものの、そのバーも閉店することになって。

 

4人のうちの一人、美沙が以前相続した祖父母の家が田舎にあることを思い出して。

仕事を失うと家賃の支払いなども心許なくなるから、という事で彼女はそこへの引っ越しを決意。そして仲良し4人組でのシェアハウスを提案して。

各々の事情もあって、それが受け入れられることになって。

土地がそれなりにあるから家庭菜園もやったり、所有する山でキノコや山菜取ったりして生活の足しにしようとしていたわけですが。

 

そんな古民家の中に、謎の扉を発見。調べてみたところ、それはスライムなどの魔物が出てくるダンジョンに繋がっていた、と。

ダンジョンに入ったことでスキルやら魔法やらを習得したり、そこで獲得できるお肉を美味しく食べたりして、まぁまぁ楽しく「ダンジョン付きのシェアハウス」を楽しんでいる物語でしたね。

ダンジョンは資材の宝庫であり、それを公にすると取り上げられるかもしれないから、報告を選ばず自分たちで探索するにとどめていたわけですけど。

その割に収納スキルを使った引っ越しをしたり、幸運効果のあるアクセサリーが現実でも使えるのか検証をやったり、ポーション使って作った野菜をフリマアプリで出品したり、割と脇が甘いので、近いうちにツッコまれそうだよなーみたいなところは気になった。



異世界のすみっこで快適ものづくり生活~女神さまのくれた工房はちょっとやりすぎ性能だった~

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「どうでしょう。レガリア。覇者として、現人神として――君臨し、暴食されますか?」

浮かんだ返答は、ごくシンプル。

「そんなことしたら、ミスティアが、一緒に驚いたり喜んだりしてくれなくなるだろ」

 

命を落とした一介の社畜ソウジロウ。

生前に女神の像を綺麗にした、という事を評価されて異世界に転生できることに。

成人した肉体はそのまま異世界の森に放り出されたわけですが、女神様からクラフトギアという様々な工作に使える神器を与えられたのもあって、異世界的には未踏の危険な領域とされる森でも、一人で暮らしていける状況ではありました。

 

ただその森の資源の平和利用を訴えるハイエルフの女性、ミスティアと出会ったり。

神器か、はたまたソウジロウの創り出す環境が魅力的だからか、伝承に語られるような精霊獣が多くよってくることになって。

魔法で布を織れるシルキーモス、土壌に影響を与えるリドルズ。はたまた気ままな妖精サイネリア。狼だけどまだまだ子犬チックな可愛さを持つマツカゼなどなど。

少しずつ住んでいる場所がにぎやかになっていくのが楽しくて良いですねー。

ソウジロウの他の転生者である、闇魔法の使い手である少女チグサもやってきたりして、一緒に暮らすことになったりして、話題には事欠かないわけですが。

 

……ハイエルフの伝手で街に資源を売りに行って、必要な調味料なんかを買い出しに言ったりも言ってましたが。

希少性ゆえにソウジロウの持ち込む素材は高値が付き……それなりの商会が手形を発行して、対応に苦慮するほどのありさまでしたが。

ミスティアが「浮世離れがますます加速して織るではないか」と言われているの、ちょっと笑っちゃいました。ソウジロウもこの世界の常識に疎いのに、そのあたりをフォローしてくれるミスティアが浮世離れしてたらそりゃストッパーないよなぁ……みたいな。

物語の黒幕に転生して4~進化する魔剣とゲーム知識ですべてをねじ伏せる~

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「俺を信じて、そこで待っていてくださいますか?」

(略)

「ずっとずっと前から、何もかも信じてるわよ」

 

作中でヒロイン2人が普段と違う衣装を着ているシーンを、しっかり口絵でカラーイラストにしてくれたのは実に良い仕事をされましたね! とても可愛くて良いと思います。

これは鈍感なレン君でも言葉に詰まってしまうのも無理はない。

 

帝国士官学院は、一昨年にはバルドル山脈での事件が起きたり、それ以降は英爵家の子どもたちが入学したりと注目を集めている時期であった。

レンしか知らないけれど、勇者ルインの血を引くゲーム主人公のヴェインもいますしね。

さらに二年に一度の獅子王大祭と呼ばれる祭りも控えていて……。士官学院の生徒も参加する、弁論や剣に魔法といった様々な分野でしのぎを削る大会であって、レオメルが国を挙げて行うイベントだとか。

しかし前回の大祭はバルドル山脈での事件の影響を受けて、そういったイベント部分を排除して学生のみの無観客試合をした関係で、4年ぶりとすら言える大祭は準備段階から盛り上がっていて……。

 

士官学院に入るような生徒たちは、だからこそ実技の大会への参加を希望して……準備を手伝う実行委員への立候補者が0名という事態になってしまったとか。

家の事情やユリシスからの頼まれ事が入りそうだ、ということで競技への不参加を決めていたレンとリシアは、学院長のクロノアに頼まれて実行委員になることを決めて。

レンが声掛けをしたことで、フィオナや第三皇子ラディウスに加えて、ラディウスの伝手で彼の側近みたいな少女ミレイも参加することになって。例年よりも半分くらいの人数ながら優秀なメンバーが揃ったのは良かった。

皇子であるラディウスを呼び捨てにして、気安くふるまっているレンを見て、「皇子相手にそこまで出来るなら、自分たちも呼び捨てにしてくれても良いのに」と思うリシアとフィオナが可愛かったですね。

 

剣技の授業でレンが他の生徒たちに実力を披露することになったり。

任務で長らく国元を離れていた、獅子聖庁の長官エステルが帰還してレン達との接点が増えてきたり。……以前、謎に手助けしてくれた剣王が、推定アシュトン家の調査をしていたり。楽しいイベント盛りだくさんでしたが。

今回は、ローゼス・カイタスにある時の檻と呼ばれる人知を超えた封印を見に行った際に、レン達がなぜか封印の内部に迷い込んでしまい、封じられていた存在と戦う羽目になったりしていたのがやはり山場と言えるでしょう。

レンが自分の秘密を打ち明けたり、一歩踏み込んだ部分が現れたり。さらに気になる要素が増えて行ったりと、実に良い展開だったと思います。

書籍書下ろし要素であるククルが時折登場して、使用人とかにも受け入れられたりしてる感じなの、微笑ましくて良かったですねー。目下、可愛い要素ではありますが、フレーバーテキスト考慮すると後々すごく強くなりそうなんですよねぇ。可愛いままでいてほしさもありますが、どう成長していくんですかねぇ。



職業、仕立屋。淡々と、VRMMO実況。

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「……生粋のエンジョイ勢なんて言って失礼しました。ブティックさんはイカれたエンジョイ勢ですね」

「いやそっちのほうが失礼ですけど」

 

気まま暮らしで気ままにクラフトをコンセプトにしたゲーム「きまくらゆーとぴあ。」をプレイすることにした主人公。

キャラクターネームはビビア。鹿の角を生やした女の子キャラで……当人の性格もあって、VRMMOではあるもののあまり他のプレイヤーとは交流せず、リアルなNPCとの交流だったり、売りの一つでもある生産に打ち込んだりして気ままに楽しんでいたわけですけれども。

 

積極的に情報を得ていなかったこともあって、全プレイヤーに影響のある「革命イベント」を予期せず発生させてしまうことに。

全プレイヤーに公開される動画には、ダミーのアバターで参加する事こそできましたが。

イベント発生時に近くに居た別プレイヤーの手によって特定されてしまって、店舗のコメントに荒らしが湧いたりするトラブルもありましたが。

……そこで負けたりせず、商品に無関係なコメント寄越してきた相手を全ブロックしたり、コメントしたけりゃ高額で出品したゴミアイテムを買ってからにしてくれよな! とやり返したりする強かさを持っていたのは良かったですね。

 

騒動で変な注目を集めることになってしまってましたが、主人公のビビア、ゲームシステムに頼り切らずオリジナルデザインの衣装を作って販売したりする、生産要素を満喫していて。

そのデザインの良さは先達プレイヤーにも認められるほど。さらにシステムに頼り切らない制作スタイルのおかげで、制作した衣装に「スキル習得可能」という特殊な効果をつけることにも成功していて。

更には制作衣装に惹かれて縁のできたプレイヤーから、NPCとのデートイベントで自作衣装を着せる方法を教えてもらったり、これまで好感度があがらないとされていたキャラとのイベントを発生させたりしたことで、今後ますます注目を集めることになりそうですねぇ。

ビビア視点のエピソードと、他キャラのやり取りが描かれるスレッドが1エピソードで半々の構成になっていることが多いですね。ビビア、割とエンジョイ勢で活動範囲が狭いので、ゲーム的な要素の補完は掲示板回で行われるのが作品ならではの味。

凡人転生の努力無双~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~

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「ちょっとだけ、待ってて」

(略)

「僕が祓うから」

 

普通の人生を送っていた青年が、通り魔に刺されて死亡。

……そして気がついたら彼は前世と似ているけれど、魔物とそれに対抗する祓魔師が存在する世界に生まれ変わっていた。

赤ん坊の状態でも意識ははっきりしていて。体が出来ていないから動けないし喋れないけれど、目と耳といった知覚能力だけははっきりしていた。

 

生まれた直後、母に「どうか無事に三歳を迎えられますように」という不穏な言葉を言われ、気にかけていたみたいですけど。

魔力が身体の中にある器のなかから零れると、強烈な痛みをもたらす「魔喰い」という現象に襲われること。そもそも祓魔師という仕事が危険で、死に近い家であったようですねぇ。

 

生まれ直した先でも死にかけないといけないのか、とイツキは祓魔師になりたくないとすら思っていましたが。長男が家を継ぐ伝統があるようで、逃れることも出来なそう。

それならば、出来るだけ強くなって死なないようにしよう、と彼はずっと努力を続けて……彼の想定以上に評価される力を会得するに至ったわけです。

基本的に6段階で評価される祓魔師において、例外として規定されている7番目として認定されるくらいですしねぇ。

同年代の少女達も許嫁になろうとしてますしね。親世代の思惑もあるでしょうけど、優良物件なのは間違いないですからね……。

実際まだまだ若い、どころか幼いと言っていい年齢の内から、歴戦の祓魔師でも叶うか分からない高位の魔物と戦う羽目になって、人的犠牲を出すことはなく勝利しているの凄いですよねぇ。

転生悪魔の最強勇者育成計画1

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「誇れアルス。お前は俺たちに相応しい息子なのだと。そして胸を張れ! いつか語っていたお前の夢を、いまここで言ってみろ!」

「…………そうだ。そうだよねお父さん。僕には夢があるんだ。僕は……。僕は、いつかお父さんみたいになりたくて、追いつきたくて……!! だから、だから……!!」

 

地球世界で一度死んで、下級悪魔として転生した主人公。

日本人としての記憶がある彼は、悪魔として二千年を生きる中で下級悪魔とは思えないほどの力を身に着けていた。

「日本人」としての意識がありつつ、「二千年」修行して、「某マンガの完結を見るまで死ねない」と思っているので、時系列がバグるんだよな……。それだけ時間たってれば完結したかどうかは分かってるんじゃないのか。力をつけて人間界へ遊びに行って完結を見届けたい気持ちから出た言葉なのかなぁ、と思うようにしてますが。

 

悪魔は死んでも力が半分になる程度で蘇ることができる。

そんな生態ながら主人公のカキューは二千年もの間しななかった。それで進化する兆しもなかったから、当人は諦めの境地にあったようですけど。

悪魔王の供述を見るに種族的に進化ってのは有り得るみたいで、あと一万年もあれば自分に届きうると感じていたとか。悪魔王がバカ騒ぎした時に叩きのめしに来る神様からも認識されていたり、カキュー自身の評価よりも強いんでしょうねぇ……。

 

神と悪魔王の戦いに巻き込まれた結果、次元の穴に飲み込まれて異世界に辿り着いたカキュー。

異世界にも神々の世界と悪魔たちが住む世界は隣り合って存在していたけれど、近づかない事を選んで。人間の世界を飛び回って時折交流を持ったりして遊んでいた模様。

そんなある日。特に深く交流をしていた村が、カキューの悪魔の力の残滓を感じ取った教国の聖騎士小隊によって滅ぼされてしまって……。

実行犯はカキュー自身が鉄槌を下して。ただ一人生き残った赤ん坊を、自分の息子として育てていくことを決めたわけです。

 

教国、暴走した聖騎士が居たり人間至上主義な部分があるみたいで、正直印象は良くないんですけども。

神託を受け取っていて、「勇者」誕生のお告げを受けたり、自国で聖女を擁立したりして、魔王という脅威に備えようとしているのだけは間違いないんですよね。

 

……まぁそんな思惑とは関係ないところで、勇者の少年アルス君はすくすく育って行ったわけですけどね。

カキュー、男手一人で子供を育てるのには限界があると、ダークエルフの女性エルザと契約して妻として迎え入れたり。事情があって奴隷になっていた高位の戦士ガイウスの本懐を遂げさせたうえで、使用人として迎えたり。

カキュー自身のスペックがトンデモないのに、アルスの家族に強者ばかりが集っていってるんですよねぇ。そんな彼らの教育を受けたアルスの常識も、少しずつズレたりはしてるんですけど。

 

概ね善良に育ちつつ、武闘大会に参加した折には敗北を悔しがって泣く年頃の姿を見せてくれたりしてるのは、ホッとしましたね。

カキューの悪魔姿に憧れて、羽や角や尻尾を欲しがったりしてるのはやめておきな……? ってちょっと思いましたが。聖女との繋がりが出来たりもしてるので、今後の成長に期待。

毒の王2 最強の力に覚醒した俺は美姫たちを従え、発情ハーレムの主となる

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「君の力を知れば、必ず多くの人間が動き出すだろう。キミを利用するため、邪魔者として消すため、君の子種を手に入れようとする者だっているかもしれないな」

 

美女三人を伴ってガーネット帝国を目指すことになったカイム。

小国家群だった地域が蛮族の襲撃を受けたことで、一丸に纏まることで出来た国だそうですが。実力主義な国風で、カイムには合っているかもしれないけど目を付けられる可能性もある、とファウストは評していました。

 

三人の恋人と存分にお楽しみしつつ、船旅で向かっている途中で滅多にない空を飛ぶ鳥人の空賊の襲撃に鉢合わせることになったりもして。

相変わらず引きが付いているというか。恋人の一人が、皇帝が病に倒れてから継承者争いが過熱している帝国の姫の一人だっていうんだから、まぁ騒動に会うべくして会っているわけですけども。

 

敵対派閥に与する領主に目を付けられたり、乗った馬車に暗殺者が乗り合わせていて憲兵とバチバチやり始めたり、情報を求めて冒険者ギルドに行ったらイキった奴らに絡まれたり、街道が土砂崩れで封鎖されていたり。

中々上手くいかない道中ですが……改めてカイムの力がかなりのものだと示されたのは良かったですかねぇ。

女騎士レンカが、カイムと関係を持ってから難儀な性癖を持つようになってしまったのは……うん、まぁ解消先がハッキリしてるからいいんじゃないですかね。

恋人3人が、カイムのフェロモンの影響もあってかかなりグイグイ来てますけど、半分くらいは各々の資質でしょう。肉食過ぎてカイムがくたびれている場面が多いのは笑ってしまった。

レベルガチャ~ハズレステータス『運』が結局一番重要だった件~

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「アマチさん、1つだけお伝えすることがあります。レアモンスターを連続で狩り、さらにはスキルオーブを入手し続ける能力について、私からは言及しません。ですが、その力は間違いなく注目を集めることでしょう。オークションにスキルを出すと同時に、この報告書を世に出すという事は、その危険性を招きます。覚悟はよろしいですか?」

2人を専属に貰うんですから、それくらい出来ないと。ですよね?」

 

現代にダンジョンが生まれた地球で、主人公の天地翔太はダンジョンに挑む冒険者として活動をしていた。

彼は他の冒険者たちと比べてレベルアップ時のステータス上昇値が低く……スライムくらいしかまともに倒せるモンスターが居なかった。

だから彼はスライムしか出ないナンバー777『アンラッキーホール』に挑むしかなくて。

 

けれど一定数の敵を撃破することで、レアモンスターが登場することに気が付いて、それに挑む事を目標にしていて……次いに彼は虹色のスライムを撃破し「レベルを代償に、有用なスキルなどが得られるガチャ」である「レベルガチャ」スキルをゲットすることに成功して……そこから彼の世界が広がっていくことになるわけです。

 

これまでアンラッキーホールにこもっていたけれど、そこにいる受付嬢アキからの勧めで別のダンジョンに足を運ぶ決断を下して。

アキの妹であるマキが受付嬢を務めるダンジョン協会525支部に足を運んで。

そこでショウタは冒険者としての常識に疎い事とかをマキに指摘されたり……人気受付嬢との距離の近さに、他の冒険者たちから嫉妬を買うことになったりするわけですが。

 

ステータスが低くても冒険者であり続けたり、レアモンスターが出現する条件に付いて分析したり、そのために連続で狩りをすることが苦では無かったり。

マッピングスキルを得ても、「中途半端に埋まってる状況が気持ち悪い」と穴埋め作業したりしてるの、なんだかんだ冒険者向きというか。

疲れはするけど楽しいからで行動できるの、強いですよねぇ。根は善良で、レアモンスターの出現についての核心を得て、運を挙げたことでその条件を満たしやすい彼は、レアなアイテムを入手できる機会も多くて。

実力を認められて、受付嬢の専属制度を2人同時に申請できるくらいになっていったのは、テンポよくて良かったですね。



【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう2

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「あなたがなんであろうとも、目の前の方を見捨てるわけがございませんわ! そしてそれは――この場にいる全員同じですの」

 

カリン、お嬢様RPをしながらもドレス姿かつ紅茶片手に「お優雅攻略」をしたり、深層でイレギュラー発生したボスを撃破できたりするくらいの実力者なわけですが。

その実、「神匠」と呼ばれるユニークスキルまで持っていることが発覚。生産適正が高い人物に発現することが多く……しかし、「下層の素材を容易く扱える代わりに、上層・中層の素材を加工できず、制作者本人しか使えない」という制限があるために、外れユニーク扱いされているものだそうですが。

 

カリンのドレス姿、目立つのにどうしてこれまで注目されていなかったのか、の答えが「偽装効果のある魔法装備を身にまとっているから」はトンデモすぎる。

変装が可能だということは、じつは探索の際にすれ違っていたかもしれない! と視聴者が驚くことに。「サファリパークは好きだけど車から降りたくはないというか……」みたいなコメントが笑えて好き。

 

ダンジョンが発生してから時は流れ……先人が色々悩んだ結果、法律の整備とかも進んでいるようですけども。カリンお嬢様はパワーでぶち抜いていくわけです。

頼もしい親友の入れ知恵があったうえですけども、「未成年はダンジョン素材を持ち出せない」。しかし「ダンジョン内部で加工品にしてしまえば完全合法ですわー!」と諸々作成してため込んでいるの笑っちゃった。

ダンジョン関係の法律を扱ってる弁護士先生も視聴していて、途中で壊れちゃってましたけど……仕方ないね、あんな爆弾見ちゃったらね。

でも実際、加工技術も戦闘技術もずば抜けた未成年が下層に飛び込んで装備を作ります! を想定して法律をつくれという方が無茶ですが……。

 

カリンが『ライブアライブ』推ししまくった結果、配信サイトでの配信が増えたり電子書籍の販売数も増えたりして、原作者に認知された上イラストまで描いてもらっているの、憧れてRPしてきたカリンにとっては凄い報酬でしょうねぇ。

その結果、イラストに描いてもらったアクセサリーを思わず自作したりもしてましたし。



【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう

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「え? いえいえ、うっかりじゃありませんわ。もちろんこのまま紅茶を飲みながらお優雅に進むんですのよ?」

 

ダンジョンが出現し数十年が経過した現代。

主人公の少女、山田カリンはダンジョン探索者を描いた創作『ダンジョンアライブ』に登場するセツナというお嬢様キャラに憧れて、「自分もそうなりたい!」とダンジョン配信者としての活動を開始。

 

アニメキャラのように優雅に攻略を進めたい、と思って活動を続けていたものの鳴かず飛ばす、底辺配信者というべき有様で。

そんなある日、彼女は若手では最強クラスの実力を持ちながら、問題行動ばかり起こしている人物が、ダンジョン内部で危険なアイテムを使おうとしている場面に遭遇。それを容易く撃退させた姿が配信に載ったことで一躍時の人に。

 

そして注目が集まったことで、彼女のダンジョン探索風景がついに大勢にみられることになるわけですが……。

アニメキャラに憧れた結果、自作のドレスを身にまとい、優雅さの象徴として紅茶を片手に探索し、モンスターをワンパンで蹴散らしていくという衝撃映像がお届けされるわけです。

そりゃフェイク認定されて視聴者数も増えないわ……みたいな変な納得がある。

 

この世界、未成年がダンジョンに無謀な突撃をしたりさせたりをさせないように、未成年者はダンジョン素材の持ち帰りが禁止されているそうで。

その割に若者の配信が許可されているのは、完全に若者向けの窓口を閉じてしまうと、新規参入がなくなってしまうからという、バランスに苦慮した結果のようではあります。

ダンジョン内で素手で倒すと特殊行動を起こすボスや、そのボスの素材を配信でお披露目しつつ、制限ありで持ち帰れないことに悲鳴があがったりもしてました。

でも途中から視聴者も慣れてきたというか「まさかカリンお嬢様に常識を諭されるなんて……」「一生の不覚ですの……それはそれとして申し訳ございませんでしたわ」ってノリのコメント流れて行ったの笑ったんだよな。

配信コメントや掲示板回での言い回しで結構ツボな部分があって、笑えるので楽しい。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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