気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

カクヨム

魔物ってバレたら討伐ですか? 花の魔女はひっそり平穏に暮らしたい

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「魔女さまってすごいなぁ……みんな元気になったよ」

「当たり前だろ、魔女さまなんだから」

 

タイトルの「魔物」は「マンドラゴラ」と読みます。

使節育ちで親の顔を知らず、務めた会社はハラスメント三昧な上、解雇される始末。

どこかで聞いた「山に登れば人生が変わる」という言葉を胸に、心境を変えようと山に登ったら滑落し……散々な人生を閉じた花園美咲。

名前負けした人生だったから、来世ではもっと綺麗な花にでも……と思いながら命を落とした彼女は……異世界でマンドラゴラとして生まれ変わることになるわけです。

 

薬の原料になる植物型の魔物マンドラゴラ。引き抜かれた際に呪いがこもった声を発し、呪いへの抵抗力が低いと聞いただけで死んでしまう危険な存在でもある。

ただ材料としては有用なので養殖までされていたり、叫びを防ぐための専用の耳栓があったりするそうですから、本当に魔物っていうよりは薬の原料としての側面が強く人の世界では見られているようです。

 

主人公は養殖された人の世界ではなく、普通に辺境にある魔物住まう森で生まれて。

一応、とある宮廷魔導士が実験のために竜の死骸があった場所に植えたマンドラゴラではあったみたいですけどね。

なぜか人の意識をもって生まれた彼女は、魔物の身体が望んだ方向へ進化出来る事に気付き、マンドラゴラそのままだったら討伐されてしまうかもしれない。

人に近い姿を獲得すれば、文明の中に混ざって平和に暮らせるのでは……という希望のため彼女は行動し、実際に人に近い姿を装えるようになったわけです。

 

マンドラゴラの呪いの声がとっさに出ないように工夫もして、準備万端になった彼女は人の世界へと歩み出して。

植物を自在に操ったり生み出したり出来る彼女は、その力を使って困った人を助けたりして。

そうやってとある村に拠点を得られるようにはなったんですが……その際に彼女は花の魔女として受け入れられることになって。

この世界では魔族の女性を魔女さま、男性を魔法使いさまと呼んでいたそうです。

500年前にたった1人を残して滅びてしまったという種族だそうですねぇ。マンドラゴラとバレるよりは良いけれど、身分詐称には変わりないのでずっとヒヤヒヤしてるんですよねぇ……。最後、たった1人の生き残りと対峙する場面で終わってるのがスリリング。

現状、相手が上手い感じで受け取ってくれて受け入れてくれているので、上手くかみ合うと良いんですけどね。

月並みな人生を歩んでいたおっさん、異世界へ~二度目の人生も普通でいいのに才能がそれを許さない件~

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「それでは正当な評価が受けられないのではないですか? すべての力は、正しく評価されるべきだと思います」

「それについては賛同してもいいんだけどね……」

問題は、自分の持つ力が『正当』なものではないということだ。正当に評価されるべきは、正当に身につけた力だけだろう。

 

病没し転生することになった主人公のケイイチロウ。

月並みとはいうものの、結婚しで二子に恵まれ長男の就職が決まるまでは見届けているあたり、昨今の情勢的には良い人生送ってそうですけどね……。

いやまぁ闘病生活の末だし、長男の就職ってことはまだ二子の方は学生ですし、どうしたって心残りはある終わりでもあったでしょうけど。

死んだはずのケイイチロウは、彼を「サンプル12号」と呼ぶ機械的な声によって、異世界に送り込まれることになったわけです。

 

異世界に送り込まれた彼は、謎の存在が構築した26歳男性の肉体を得た状態で、森の中に放り込まれることに。

ケイイチロウが「サンプル12号」ってことは、他に最低11人の転生者がいるんですかねぇ。逐一転生先世界に接続してるっぽかったので、全然別の世界に送り込んでる可能性もありますけど。

特殊なスキルも得て、森の中のサバイバルを乗り切れる逞しさがあったので、ケイイチロウは人の住む街に辿り着くことが出来たし、それからも生活の糧を稼ぐことができていましたが……。

下手したら森で野垂れ死んでた可能性もあるんで、他にも複数人転生者はいそうですけどね。

 

ケイイチロウは異世界知識もあって、この世界の常識から外れた魔法の使い方をしたりもして。それに感化されたエルフの少女・ネイミリアを弟子に取ることになったり。

美人受付嬢サーシリアから期待を向けられることになったり、立て続けに実績を挙げたことでトントン拍子で1級ハンターにまで昇格したり。

行く先々で問題に遭遇しつつ解決して、女性を引っ掛けてるんだからケイイチロウは反省して責任とると良いと思うよ。



じゃあ俺だけネトゲのキャラ使うわ~数多のキャラクターを使い分け異世界を自由に生きる~

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「……なんにしても必要なのは強さか。もっと強くならないとな……」

 

修学旅行のバスに乗っていたハズが、そのバスごと異世界に召喚されてしまった主人公のシズマ。

さらに、召喚を察知したダンジョンマスターが干渉して、自分の領域に引き込んできたのが状況をややこしくしているんですが。

意に沿わぬ行動をとったは速攻で殺してるし、まったく慈悲じゃなくて、好奇心故の行動なんですよねぇ。

ダンジョンマスターは「主人公たちの世界で、10文字であらせる願いを叶えてあげる。ただし、誰かと被った願いは受け付けない」と生徒たちに言い放って。1時間考える猶予与えてくれたのだけは優しいと言えなくもない、か……?

 

主人公は、出来るだけ有利になる願いを叶えようと頭を回して、クラスメイトの相談にも乗ったりしていたんですが……班分けの日に休んでいたせいで、馴染みのないグループに混ぜられていた彼は、知識だけ拝借されてダンジョンに置いていかれてしまったわけです。

そうして一人になってしまった彼がひねり出した願いが『ネトゲの自キャラにして』というもので。

いくつもゲームをプレイしていたシズマは、複数のキャラクターに姿を切り替えられるし、そのキャラが持っていた知識や技能、アイテムなんかも引き出せる格別の能力を得ることになったわけです。

 

ダンジョンマスターを自キャラの持ってたアイテムで撃破し、召喚してきた国からも逃れたシズマ。道中で獣人の少女メルトと縁が出来て、隣国でも行動を共にすることになったわけですが。

自キャラの設定に応じた記憶とか感覚もシズマにフィードバックされて、女キャラに変化すると自意識も女性に引っ張られていくのは大変そうではありました。

シズマ自身のレベルを挙げて耐性を得られないだろうか、と考えていたりもするので頑張って欲しい所。

突如、物珍しいエルフだったり、とんでもない実力を持って暴力で事態を解決するのに躊躇いがない傭兵とかが現れた街の人々は大変そうでしたけどね……。



裏庭のドア、異世界に繋がる 異世界で趣味だった料理を仕事にしてみます

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「その方は些か風変りでして、既存の価値観に囚われないというか……自らの利益になるかどうかなどは気に留めません。私はその方に協力すると誓いましたから、そのお約束を守るだけです」

 

祖母が旅行で長期間家を空けることになって、主人公の遠野恵真が留守を任されることになって。

それは彼女が仕事を辞めたばかりで時間的な余裕があったり、クロという飼い猫がいるが彼女以外の親族が猫アレルギーだったりするためだったようです。

居場所のなかを考えながら生きていた恵真にとっては、折角の役に立てる機会だ! というシチュエーションで乗り気だった模様。

とは言え、祖母は出来た人でしっかりと掃除とかも行き届いていて、すぐにやることなくなっちゃったんですが……。

 

気分転換に料理でもしようかと思ったところ、裏庭に通じているドアから少年2人がやってきて……「働かせてください」と言ってくるわけです。

不審に思って仕方ないのに状況なのに、パンケーキ焼いてあげている恵真は人が良い。

最初は近所の子供かと思っていたけれど、忘れ物に気付いて追いかけたことで、裏庭のドアが異世界に通じていることに気が付いたわけです。

繋がった異世界は黒髪の人物を特別視する傾向にある場所だとか。後に判明するんですが、異世界側に通じている扉には、高度な防衛魔法がかかっていて敵意や害意を持つ者はそこを通る事すら出来ないそうで。

だから恵真は極力表には出ないで、最初に裏庭のドアから入ってきた2人の少年、アッシャーとテオを雇う形で、食事処のような場所を営むことに。アッシャー達と交流のある大人と接点が出来たのも良かったか。

異世界では常識が違いすぎて、お互いに困惑することも多いようですが……充実した時間を過ごしているのは確かなので、良し。

魔法少年になった仙人じいちゃんの驀進譚~もしくは、仙術オタクが魔法オタクに転身して魔法学園で無双する話~

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「……研鑽を積めば、仙人の域も超越できそうじゃのぅ」

 

現代社会に潜んで暮らしていた、仙人の鋼。

仙人といっても、寿命が150歳くらいに伸びるけど寿命は存在して。

弟子を取ることなく仙術の研究に打ち込んでいたけれど、かつて一度見た真人と呼ばれる仙人よりも上位存在にまで至ることは叶わず……そのまま死んだ。

死後、仙人としての修行をしていたからか魂となっても意識が残っていた鋼でしたが。現世に未練はないわけではなかったけれど、そのまま輪廻の輪に溶けようと思っていた。

 

その途中で死に瀕した魂が傷付いた存在をみつけ……「どうにかその傷を癒してやりたい」と願った瞬間、魂の器を治すことは出来た。

しかし、元の少年の魂はそのまま輪廻の輪に溶けてしまい……異世界の貧乏貴族タルコット男爵家の次男、コーディくんの肉体をもらい受けるような形で、鋼は異世界転生を果たすわけです。

 

コーディの記憶や知識を宿した鋼は、コーディとして異世界で生きていく事を決めるわけです。

魂の器が修復されたことで扱えるようになった魔術研究に打ち込むことに。

落ちこぼれ扱いされていた少年が躍進することで、注目を集めて変なやっかみを買うことにもなったりしてましたが。

供養というわけでもないけど悪い付き合いを断ち、仕返しも実行しつつ、交友関係を広げつつ新しい研究にも着手している行動力は凄まじい。

千早ちゃんの評判に深刻なエラー5

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「守護らねばならぬ……分かるよ」

(略)

「守りたいなら、壊そう……」

 

WEBの掲載範囲を超えて、新規書下ろしエピソードが描かれる第5巻。

日本新界を巡る対外戦争は、ひとまず集結。その騒動に関わりまくったというか、何なら彼女自身が演出して花火を打ち上げたと思われているため、劇物扱いされているボマーこと千早ちゃん。

ちょっと前の日本新界のように、共同新界は工作員によるゲリラ戦も勃発する危険な場所で……。「今の日本新界で暴れられても困るから、世界共同新界に送り込んでおけ」とばかりに、千早ちゃんも送り込まれることになったわけです。

 

千早ちゃんは決して戦争屋としてドンパチしたいわけじゃなくて、現地の可愛い生物を観察したりほのぼのライフを満喫したい子なんですけどねぇ……。

コミュニケーション能力に難がありすぎて、会話がおぼつかないから機械音声で出力したりしているから、底知れなさが増していってるんだろうなぁ。

 

千早ちゃんが今回目をつけたのは、共同新界で既知の生物・ホトルポッソ。

カピバラに似た体格で、特殊な硬化液を分泌して巣をつくる生態をもつ動物で。千早ちゃんはその可愛さを知らしめることで、グッズ展開してもらおうと思ったわけです。

しかし、発展性がない……つまりは金にならない研究のため、あまり注目されていなくて。

それなのに千早ちゃん、生態観察を続けた結果ホトルポッソの生態や生息域から隠された拠点を発見できる方法を見出してしまって。

千早ちゃんはホトルポッソを保護したかったのに、逆にホトルポッソ狩りが起きる事態になってしまい……保護するために、敵を打倒しようと動き出すことになったわけです。

またしてもボマーとしての悪名を高めることに成功してしまったの、相変わらずだなぁ……というか。さすがすぎる。

【やり直し】最強ダンジョン配信者! 突然10年前の世界に戻ったので全てをやり直す!

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「別に恩なんて感じる必要はない。オレがやりたくてやっただけだ」

 

ダンジョンが登場した世界。

主人公の風見ハルカは美人局にひっかかり、不利な契約のもと酷使されている社畜として過ごしていた。

どれほど頑張ろうとその成果が搾取される生活の中で、死のうかとすら思っていた。

やけっぱちでダンジョンに潜り、かなり深い層まで到達した時に謎の遺跡を見つけて、その奥で見つけた光の玉に触れた結果、彼は記憶を保持した状態で10年前に戻っていた。

 

前回と違う楽しい人生を送るために、競合はいるけれどまだ開拓の余地があるダンジョン配信界隈に乗り込んで。

まだ知られていない効率の良いスライム狩りのやり方を見せつけたり、モンスター召喚罠を利用した狩りを見せたりして、着実に視聴者を増やしていった。

基本的には、誰かに利用されずに生きようとしていますけど……だからと言って、敢えて知っている悲劇を見過ごすような振る舞いをするつもりもなく。

 

未来においてはユニークモンスターと遭遇して死んでいたハズの少女を助けたり。

何かがあって歪んでしまった、腕利きの職人と早い段階で知り合ったり。

ハルカなんだかんだ根が善良なので、彼の行動で救われる人が増えているのは良かったですね。

……彼に救われた少女たちが、大変重くなっているようなので、元の未来とは別の苦労を背負い込むことになりそうですけど、頑張ってもろて。

サムライ転移~お侍さんは異世界でもあんまり変わらない~2

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「終着点に死があると知りつつも、己を信じ、己が選んだその道を、ただ一途にまっすぐ走り、寄り道や曲がり道には絶対に進まない。道を遮る障害があれば命懸けで乗り越え、立ち塞がる者は撃滅する。その道を――――我らは“武士道”と呼ぶ。死に向かって迷わずひた走ること、それこそが誇りある生き様だと考えているのだ」

 

帝国の侵攻を受けたことで、代官からの減税の嘆願に応えられなくなったアンギラ辺境伯家。

その意思を代官に伝えるために、三男レナルドが派遣されることになって。しかし、戦端が開かれるなかで戦力に不安があり……。

冒険者としてだけではなく、傭兵としてもギルドに登録している黒須に護衛依頼が持ち込まれることになったわけです。

 

傭兵ギルドに思う所ある黒須が「登録時にも騒動があったのに、説明に来るのではなく呼びつけるとはどういうつもりだ……?」と、ちょっとイラっとしたり。

この世界の貴族と、その護衛である騎士と接することになって、ちょっと期待していたのところに失望を味わうことになって、苛烈さを示す場面もそこそこありました。

傭兵ギルドの長や、パーティーリーダーが、貴族に無礼を働かないだろうかと心配するのも無理はない性格ではあるんですけど。

武人としての矜持を確かにもった人物でもあるのは、確かなんですよね。

 

道中で遭遇した野盗を蹴散らしたり、若い騎士と問題なく交流したり。

逆鱗にさえ触れなければ腕も確かなので、今確保できる中では極上の傭兵って言う評価をされていたのも納得。

しかし、使者として派遣された三男レナルドと、彼に付けられた護衛官のラウルにはそれぞれ問題があって……。

 

ファラス王国には『魔術の才能とは、神からの祝福である』って考えがあるそうですが、それが時を経る中で「魔術の強さは、どれだけ神に愛されているかを示す」という風に曲解されていって。

魔術の才能がなかったレナルドや、魔術の才能を失ったラウルは、下に見られ続けていたそうで。

黒須の苛烈だけど、誇りを胸に自らの在り方を定めているあり方に感化されて、前を向けるようになったのは良かったですね。



サムライ転移~お侍さんは異世界でもあんまり変わらない~

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『命か誇りを選ぶのであれば、命を捨てることに微塵の躊躇いも持ってはならん。そのことさえ忘れなければ、武士はただ情熱を傾けて生きるのみ。何も恐れることはない。周囲に心乱されず、ただ只管に我が道を往け』

 

主人公の黒須元親は、領地を治める武家の三男として生まれ、過酷な修行で何度も死に瀕しながらも、鍛錬を辞めなかった生粋の武人。

大きな戦もなく泰平の世に向かっている時流に反するような、あまりにも苛烈な生き様を貫いてきたわけですが。家族が、その苛烈さが珠に傷と言いつつも受け入れているのは良かったですね。

 

全方位に喧嘩を売るような狂犬ってわけでも……そんなにはなくて。彼には彼の理想とする武士の姿、領地を治める家の者としての覚悟って言うのはあるんですよね。

自身が守る対象である、自家の百姓を殴った武士を諫めに行ったりしますし。諫めに行った(首を獲りに行った)なあたり、過激なのは間違いありませんが。

そんな彼は修行の旅にでることとなり……十年。武者修行をやり遂げたという達成感はないが、全力で戦うことも出来ない退屈さも感じていた。

 

そんな中で、不意に彼は魔法があり、異種族が存在する異世界に迷い込むことになるわけです。

異変を感じつつも考えて答えが出るものではない、と見切りをつけて森の中で過ごしてるのが強い。フラフラと森の中を歩いていたら、巨人に襲われピンチになってる現地人と遭遇し、救助することとなって。

冒険者だという彼等にこの世界の常識を教わる一方、黒須が彼等を鍛えるという形で良い縁が出来たのはありがたい。

黒須が冒険者たちのパーティーに加入して、メンバーやパーティーリーダーを尊重する態度を見せてるのも偉い。……ただまぁ、身内を侮辱されたら噴火するので扱いの難しい人物であるのも間違いはないんですけどね……。

 

黒須が迷い込んだ魔の森に隣接する、ファラス王国最西端にあるアンギラ辺境伯領。

あまり冒険者を重視してこなかった王国貴族が多い中で、当代当主は魔の森に隣接しているという点を活用し、冒険者を優遇するように動いていた。

それは結構うまくいっていたようですが……国の端にあるってことはつまり、他国と接してるんですよね……。

隣国オルクス帝国との関係は良くなく、整備された街道を荒らすと言った嫌がらせじみた工作はあったとか。この度、本格的に攻め入り村を一つ滅ぼすなんて真似をしてきて。

当代の辺境伯は領地改革に励んでいる有能な存在みたいですが、次代候補である息子たちには不安が残るんだよなぁ……。

おっさん異世界で最強になる~物理特化の覚醒者~3

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Cランク冒険者のソウシと申します。この度の一件に関しましては、冒険者としての義務を果たしたにすぎません。しかし結果としてこの町が難を逃れたというのであれば私としても嬉しく思います」

 

異世界に迷い込み冒険者となったソウシ。

当人がハーレム作ろう!って意気込んてるわけではないですけど、めぐりあわせもあってパーティーメンバーも専属職員も綺麗な女性で揃っていて。

多少の嫉妬されるのは……まぁ、止む無しって感じではありますが。今回『黄昏の眷属』を撃破したことで街の英雄となったことで、ある程度は抑えられるんじゃないですかねぇ。

 

評価が上がる事はともかく、偉業を成したことで否応なく有力者とのやり取りが発生する事を、ソウシは煩わしく思っていて。ダンジョンに行ける時間が減る事を憂いてるんだから、彼らしいというかなんというか。

最初のパーティーメンバーであるフレイニルが元公爵令嬢である、っていうことであまり近づきたくないっていう理由も有りますけど。

町の領主である伯爵から指名依頼を受けたと思ったら、新しいダンジョンを発見するし。そこの奥で喋るモンスターと遭遇。

 

「最古の摂理」に従っているという吸血鬼ライラノーラ。

人間にとっては協力的な立場である、という彼女ですが……ダンジョンのルールに則した存在でもあって、ダンジョンボスと同じように戦うことで報酬が得られるが、負ければ命を失う。協力的とは……? まぁダンジョンと同じと言えば同じか。

「彷徨する迷宮」という伝承にもある存在だそうで、サクッと踏破したソウシ達はお見事。不滅の存在らしく、また会うだろうみたいなこと言ってましたけど。実際ソウシの悪運を思うと絶対にまた会うだろうみたいな信頼もある。

王家から召喚状を渡されて王都に向かったら向かったで色々とイベント発生してましたからねぇ……。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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